Bloody's Tea Room
Team SPIRITS Web Master 「Bloody]の趣味の世界へようこそ

2018/02/18 15:32更新 

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Bloody Train Museum
Special Floor "Making of 185Izukyu"

「ブラッディー」 の手元にあった185系200番台の国鉄仕様先頭車2両。安かったのでジャンク品を購入して手持ちの新特急仕様を国鉄仕様に気軽にチェンジするために購入したのですが、あまりにもボディのヤレがひどく、使わない状態で放置されていました。
さらにKATO製「あさかぜ」仕様24系25型寝台車の編成を揃えた際に、別売りのランプシェード付オリエント調食堂車を購入したため、もともとセットされていたオシ24型食堂車が1両余っていました。
このあまり車両をどう再生しようかと考えていたときに、JR東日本が「あまぎ色」と「湘南色」のカラーバリエーションを追加!さらに伊豆急がリゾート21を伊豆急色に塗り替えて「リゾートドルフィン」として再デビューさせたことにヒントを得て、185系が伊豆急行に売却されたらどうなる?という仮想の列車を仕立ててみることにしました。中間電動車がないのでどう調達しようかと考えていたところ、「これまた格安で1両だけ動力車モハ185がジャンクで見つかりました。これはこの4両を使って気楽にオリジナル車両が作れそうです!
ということで伊豆急行が185系をJR東日本から購入し、さらに自前でかつてのスコールカーの再来である食堂車を連結した4両編成をデビューさせたという想定で作った伊豆急仕様185系、早速お目にかけましょう 。意外といろいろ細かい改造をしています。
これが種車の185系3両とオシ24

例によって車体をバラバラにします         車体と屋根は塗りなおすので例によってIPAじゃぶ漬け

クハ185のうち1両はスカートを一度エポキシ接着剤で固着させるというとんでもない改造をされていたので、ライトユニットやレンズなどを丁寧にはがしてスカートも一度剥がします。

タネ車のスカートは新製当時のスカートなので、現在の強化型スカートに換装します。このスカートはKATOから別売りされているものを手持ちで持っていたのでそれを使いました。編成前後でジャンパ栓の位置が違うので注意が必要です。元々は黒でしたが、私鉄っぽくタミヤのニュートラルグレーで塗装してみました。

さて、185系電動車はモハ184とモハ185の2両1ユニットになっているのですが、手持ちはモハ185しかありません。そこで相棒となるモハ184の代替えとしてクハ185をクモハ化改造することとします。
現代の譲渡車が元々の抵抗制御車のままと言うのもおかしいので、ついでに抵抗制御車からVVVF制御に改造したという想定で床下機器の改造を進めてゆきます
上がモハ185用、下がモハE230用の床下機器カバー
実はこのモハE231用カバーは、手持ちのモハE231が動力不調になったので動力ユニットを換装したことがあり、その時の余りです。これを有効活用してモハ185にVVVF制御ユニットを搭載します。
これは手持ちの京浜急行1500型用床下機器
モハ185をVVVF化しても、先頭車クモハに静止型インバータなどの補機を搭載しなければなりません。その補機をここから拝借します。

クハ185の床下に補機を搭載するとクモハっぽく見えてきました!さらに台車は手持ちのDT32に換装しておきます。
床下機器も私鉄っぽくタミヤのニュートラルグレーで塗装しておきます
食堂車は元々客車なので、およそ電車らしくないTR217型台車を履いています。そこで手持ちの台車を調べたところ、東急8500系用のTS807Aを発見!伊豆急は東急グループですし、リゾート21もTS807系台車を履いていますのでこれはうってつけ
早速小加工して食堂車の台車を換装しました
さて、いよいよボディの改造に入ります
IPAに2日間漬けこんだ後ごしごしこすりました
しかし、新しいロットのモハ185とオシ24は1層目の塗料が全然落ちません。さらにクハ185はちょっとプラにひびが入りそうな音をしています。仕方ないのでここで一度車体を洗浄して、改造に入ります
改造と言ってもサボ受けを削るだけ(笑)
その後下地用のタミヤファインサーフェサーを吹き付けておきます。下地処理が終わったらまずはタミヤのシルバーリーフを塗装します。これは帯の色なのですが、最初に帯の色を吹いておくと後で上下を塗り分けるのが楽です。
こんな感じでシルバーを残したいところをマスキングします。
その後はまず下半分の伊豆急ハワイアンブルーを吹きます。運転席下の段のある部分をハワイアンブルーにしたかったのでこの順番を選びました。乾燥したら下半分をマスキングして伊豆急ペールブルーを吹き、マスキングをはがせばボディは完成です。

続いては屋根の加工と塗装。屋根はボディと同じシルバーリーフでまず全体を塗装します。続いてクーラーや強制換気装置をマスキングしてねずみ色1号を吹きつけます。本来は屋上機器は全て灰色9号であるべきなのですが、伊豆急に譲渡される際にすべてステンレス製の機器に換装されたという想定です。屋根色もダークグレーのほうが185系っぽいのですが、伊豆急の屋根の色は全体に明るい灰色なので、ねずみ色1号を選びました。まあ、ねずみ色1号のスプレーが余っていたというのが本音なんですが・・・汗

シルバーで塗装してマスキング・・・マスキングをはがすとこの通り!

パンタグラフは元々PS16Aが搭載されていたのですが、これも伊豆急譲渡時にシングルアームパンタ化されたという想定で、KATOのE231系用パンタに換装しました。これも手持ちのパーツがあったので再利用です。

続いては内装。元々クハ185は茶色、モハ185は青、オシ24は白だったのですが、モハ185はそのままで写真のように塗装してみました。クハは伊豆急ペールブルー、クモハは伊豆急ハワイアンブルー、食堂車は木目と赤い椅子でアクセントをつけてみました。

先頭車にはKATOお得意の回転式ヘッドマークが装備されています。しかし元々のヘッドマークは185系登場当時のもの。よって
そう、「彩野」改造時と同じように自作しました!

懐かしいヘッドマークですが・・・伊豆急仕様を考えて「伊豆急下田」「熱海」「特急Resort」「特急伊豆」にしました。

さて、改造を終えていざ組み立て!特にクモハは床下がジャンク再生なのでスカートは接着して慎重に組み立てます
185系伊豆急仕様4両編成!
食堂車がアクセントになってます

熱海方先頭車クハ1431(クハ185)          食堂車サシ1421

中間電動車モハ1411(モハ185)          伊豆急下田方先頭車クモハ1401
伊豆急で185系を名乗るのはおかしいので、形式をどうしようか悩んだのですが、手持ちの京浜急行1000型のインレタが余っていたので、1400型としました
 


Train Museum ENTRANCE

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