Bloody's Tea Room
Team SPIRITS Web Master 「Bloody]の趣味の世界へようこそ

2018/02/18 15:32更新 

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Bloody Train Museum
Special Floor "Making of Daisen"

「ブラッディー」は急行型気動車キハ58系を、当初KATO製で収集していました。しかしTOMIX製のハイグレード品が登場すると、模型化種類もディテールもTOMIX製品のほうが申し分なく、どんどんTOMIX製が増えてゆく結果になりました。
かくしてKATO製は7両編成分のみで打ち切り、しかも持っているのは後年改良されたバージョンではなく最古参のものと言う事態になりました。
もちろんヘッドライトも未装備で床下も黒というバージョンです。さらに一部は中古購入だったのでボディに傷があったりします。

これを再生させて何かできないかといろいろ考えていたところに、ふと思い出したのが「あさかぜ」用の24系25型金帯編成。こちらも模型化されてから相当時間が経っているので、最新製品と比べるとディテールに差が・・・
そしてさらに思い出したのがJR北海道の急行「利尻」などで行われていたDC-PC併結による夜行列車運用。これは模型の種としても実に面白いと思いました。
そしていろいろ考えた挙句、山陰本線で12系+14系15型の編成で運用されていた急行「だいせん」の存在。実車は平成11年からエーデル用の気動車に置き換えられた経歴を持っていますが、この時にJR西日本がJR北海道の真似をして、DC-PC併結編成で「だいせん」をグレードアップしたらどうなるか?と言う妄想を考えてしまいました。

と言うことで長々と説明が続きましたが、DC-PC併結編成となった妄想の急行「だいせん」制作記を早速お目にかけましょう。

こちらがタネ車のKATO製キハ58系。今となってはHゴム表現が銀色だったり、スカート表現も見劣りします。
所有7両のうち最旧のキハ65を2両、キロ28を1両、キハ58を1両使うことにしました。キハ58は動力車なので外せません。キハ65は12系客車と同じシートピッチなので優先して充当したという想定です。キロ28は2両所有しているうちの1両を使用。
こんな感じでボディに傷がある方を使います。
残る3両のキハ58系はキハ52あたりと併結させるので残すことにしました。

こちらは寝台車として使用するオハネ25型2両。こちらは「あさかぜ」の編成から拝借する形で運用するので、改造はしません。よってこの寝台車に合わせた塗装にキハ58系を塗り替えようという魂胆です。
キハ65は折戸なので意外とブルートレインと連結しても違和感なしかも!
と言うことでいつもの全バラです。
KATO製品の塗装は落ちないことがもはやよくわかっているので、今回はそのまま改造に入ります。
キハ65は基本的に無改造で塗装のみ変更します。キロ28は格下げ&ミニロビーを新設してJR北海道の「ドリームカー」のような感じにします。キハ58はカーペットカーのイメージで改造することとします。
要は経年がかなり経っているキロ28とキハ58はJR西日本お得意のN40改造をしたようなイメージにしようということです。
キハ58もキロ28も戸袋窓と洗面所窓は埋めてしまいます。
サボ受けなども全て削っておきます。キロ28については窓を固定窓とするので、シェードも削ってしまいます。

さらにキロ28は窓ガラスも大改造です。2連の加工窓を1枚の大型固定窓に変更。耐水ペーパーで平滑にしてからコンパウンドで磨きます。
全車24系に合わせて電動サボとするので、行先表示器を追加しておきます。
これは手持ちの銀河モデルパーツを使いました。
ボディは改造が終わったら塗装に入ります。今回はタミヤのファインサーフェサーでまず下地を整え、その上から帯となるゴールド、最後にジェイズの青20号と言う順番で吹きつけます。24系25型の金帯3本をそのままキハ58に使うわけです。

金1色の塗装ってなんか変!             帯は0.8o幅と0.5o幅!4両分で24本!マスキングは死にました

ジェイズのスプレーは本当に使いやすいです。とにかくムラになりにくいし、ダマになっても乾かせばそれなりにきれい!
マスキングを剥がすと・・・おおっ!ブルートレインだ!

例によって内装は凝りました。無改造のキハ65は自由席車と言うことで若草色のモケットに貼りかえたと言う想定。
動力車のキハ58はカーペット車と言うことで背ずり部分の上に2階席を設けてみました。
キロ28格下げドリームカーは3列分の座席を取っ払って外向きのソファを設置しています。

床下はスプレーを使うのがもったいないのでニュートラルグレーの筆塗りです。気動車特有の機器類の未グレーを再現します。
キハ65の先頭部はTOMIX製のキハ58と併結することを考えてTNカプラーに換装しました。これはかつて間違えて購入してしまった密着自連型ボディマウントTNカプラーを利用しています。
ちょっと困ったのは台車
動力車のキハ58はそのまま使うしかないのですが、グレードアップ改造したキロ28がコイルばねと言うのは納得いきません。
そこでキハ65の先頭部台車は201系試作車用のDT46Xに換装し、余ったDT39をキロ28に振り替えました。
キハ65は先頭部をTNカプラー化したので、台車のカプラーポケットを切り落とす必要があったのですが、この振替で加工を回避しました。
DT22が一組余る結果にもなって、なかなか良いチョイスです。
ちなみに上からDT22、DT46X、DT39です。

ということで組み上げれば完成です!Hゴムは全て最近の車両らしく黒にしておきました。
まだインレタは貼っていませんが、キハ58系の8000番台とかにしておきましょうかね。オハネ25は気動車併結改造して「キサハネ69」とでもしましょうか!
けっこうかっこいいと思いません?
実車の「だいせん」もこんな感じだったならいいのに

出雲市方先頭車1号車キハ65 8001自由席車   2号車キハ28 8001ドリームカー

3号車キハ58 8001カーペットカー         4号車キサハネ69 8001

5号車キサハネ69 8002               大阪方先頭車6号車キハ65 8002
ちなみに1-3号車のみで走行することも考えているという想定になってます。


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