Bloody's Tea Room
Team SPIRITS Web Master 「Bloody]の趣味の世界へようこそ

2018/02/18 15:32更新 

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読者の皆さんも喫茶店感覚でお楽しみください

 

Bloody Train Museum
Special Floor "Making of Free Style 14Series Grade Up Car"

KATO製の14系「はまなす」セットを購入した「ブラッディー」は、北斗星の編成と見比べながらこんなことを考えました。
「最後の夜行急行はまなすにグレードアップ車両を導入したら面白そう」
そこで思いついたのが手持ちの保留車。
この2両
手前はKATO製モハ181旧製品で、動力とクーラーをGM157系キットに譲った車体のみのジャンク。
奥はTOMIX製トワイライトエクスプレス用スシ24.下回りをランプシェード非点灯のセット品と交換したものです。
この2両を使ってモハ181はシャワールーム付きロビーカーへ、スシ24は14系食堂車へ改造したら面白そうと思い立ちました。
そこに難問が・・・モハ181は下回りがごっそりありませんのでこれを調達する必要があります。さらに「はまなす」はボディマウント型KATOカプラーを装備しているのでこれも何とかしないといけません。これらをすべて解決してくれそうなものを発見!
それがこれ!
KATOからAssyパーツとして発売されていたスハネ25北斗星用Assyパーツ。ロビー表現もありますし、ソロ個室の部分は8室あるという想定のシャワールームっぽく使えます。
さらに両端に「はまなす」と同じボディマウントカプラーを装備していますので、これも流用可能です。価格400円ならOKでしょう。
さらにクーラーは
手持ちの165系屋根からAU13を拝借します。
ということで材料がそろったのでいよいよ工作開始。
いつもの全バラです
スシ24のほうはボディ加工はなし。色の塗り替えだけです。モハ181のほうはそうはいきません。ここから大改造します。

スハネ25の内装のソロ個室部分をシャワールーム想定にするため、そこに当たる部分の窓をふさぎます。
また、ドアがあるのも変なのでドアも合わせてふさいでおきます。

スハネ25の元々のシャワールームはロビー室に改造します。要はシャワールームを半室、ロビーを半室の構造にするわけです。
ロビーに追加した座席は手持ちの鉄道コレクションクモハ52用から拝借。ロングシート部分がソファに、クロスシート部分がハイデッカーロマンスシートに変更し、運転席部がカウンター用スツールになりました。

スハネ25の床板は21m級車体分あります。長すぎるので線のところでカットして、スシ24の長さに合わせておきます。
さらにスハネ25の台車はスナップ式になっているのでこのままでは手持ちのDT32が使えません。そこで鉄コレ用の床板から台車マウント部を切り出して移植。合わせてボギーセンターの位置も修正しておきます。
まあ、いい感じでしょう。
台車枠は手持ちだったDT32を利用。車輪は鉄道コレクションのものを利用して0円で仕上げました。
スシ24にはボディマウントKATOカプラーを装備します
台車の片方は根元からカプラーを撤去し、車体にボディマウントカプラーを接着します。相方の「はまなす」のカプラー高さに合わせる必要があるのでt1.2プラシートをスペーサーに調整してあります。
両車とも片側をボディマウントカプラー、もう片側を台車マウントKATOカプラーにすることで、この2両をセットにして使えば、「はまなす」だけではなく他のKATO製14系客車とも連結可能になりました。
内装は例によってちょっと凝ってみました
食堂車スシ24は椅子をブルーに、テーブルはホワイト、ランプシェードは金色、壁は木目調と言うことでブラウンに塗装。
ロビーカーはソファを赤に、テーブルと壁を木目調と言うことでブラウンにしました。シャワー室の扉も木目調です。
モハ181の屋根は大改造です
パンタ台や避雷器、配管を削除して不足したクーラーは165系のAU13を移植。さらにシャワー室8室ということで不足すると思われる水タンクを増設しました。水タンクはGMの600系キットの余りパーツより拝借しています。

まずはタミヤのファインサーフェサーで下地を整えます。この色はほとんど白なのでそのまま帯の色に使うこととし、0.8mmに切り出した細い帯でマスキング、ジェイズの青20号を吹きつけます。右の画像の様に窓埋めした部分もいい仕上がりかも。
そして組み上げれば完成です!

こちらはモハ181大改造のロビー&シャワーカー。屋上と窓埋め部分、内装がアクセントになります。
ナンバーはスハ14-551にしました。
考えてみれば「スハ14」と言う形式はJRにもない!ということは新形式か!シャワー用の水タンク増設を考えると重量級になりそうなのでスハにしました。

こちらはスシ24改造の食堂車。屋上クーラーをAU13にした方が良かったかもしれませんが、AU12クーラーの銀色もアクセントになってよい感じです。
ナンバーはスシ14-501にしました

この2両を組み込めば、「はまなす」だけではなく手持ちの14系「さくら」編成のグレードアップや、14系座席車に組み込んでの臨時特急、14系座席車と寝台車の混結に組み込んで「きたぐに」「能登」などの想定でも遊べそうです!
ジャンク再生の醍醐味、なかなかのもんでしょ。


Train Museum ENTRANCE

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