Bloody's Tea Room
Team SPIRITS Web Master 「Bloody]の趣味の世界へようこそ

2023/05/24 19:44更新 

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Bloody Train Museum
Special Floor "Making of 44series Hatsukari"

前から作ってみたいと思っていたスハ44系時代の特急「はつかり」。 マイクロエースから完成品も発売され ていますが、ここはやはりKATO製のスハ44系ベースで作ってみたい!タネ車となるスハ44系「つばめ」青大将のフル編成をなんと14000円という格安で購入。展望車のマイテ39は「はと」編成の差し替え用に使えるし、残った車両を「はつかり」用に改造できると言うことで一石二鳥!
2024年最初の工作として長年の夢だったスハ44系「はつかり」の製作を開始することとしました。

最大の難関は最後尾のスハフ43。スハ44と手持ちだったスハフ42茶色をタネ車にニコイチします。スハフ42はブルーの方が近代化改装車になっているので、客用ドアが木製時代を再現しているので茶色を使う必要があります。

タネ車は全バラしてまずはボディのみにし、スハフ42の車掌室部分とスハ44の客室部分を接合することになります。但し・・・単純に接合するだけでは実車通りになりません。
かつて一度スハフ43をKATO旧製品ベースで製作した際には見逃してしまった改造箇所があるのです。

左の画像が製品のまま。右が改造後。スハフ43は左側にも窓があるのでそれを開口し、スハ43系の客室扉窓がぴったり合うように調整しておきます。幌はどうやらブルーに塗られていたようなので装着した状態でKATOクイックヘッドマークのいらないものを装着。真ん中に穴を開けて裏から証明できるようにしておきます。

行灯式テールマークを照明できるように元々のテールライトユニット基板を改造して、テールライト用LEDと直列にチップLEDを回路上へ挿入します。廃線自由度を確保したかったので配線にはニクロム線を使用。

客室扉の上には特急用スハ44系特有の等級表示板があるので、t=1.2プラ板を加工して取り付けておきます。
車掌室部分の改造が修了したら客室側と接合。ウィンドシルとウィンドヘッダーがあるのでパテ埋めなどをしなくて良いように、接合部は慎重に仕上げて接着します。

屋根はベンチレーターの多いスハ44のものを使用。但し、車掌室側のベンチレーターは位置が違うので一度取り去って、新たにスハフ42のベンチレーターを1個だけ移設しました。スハ44は屋根一体成形、スハフ42はベンチレーター別体なのでディテールが違うんですがまあ仕方ない。

残る7両は塗装変更のみなので全バラしてスタンバイ。車体はジェイズのクリーム1号を吹いてから帯をマスキングしてジェイズの青15号を吹き付け。屋根は日本海軍軍艦色で塗装しました。
帯の幅は昔の写真を見ているとウィンドシル下部分の方が細く、車体裾の方が太そうだったので、シル下は0.7mm幅、裾は0.8mm幅にしてみました。

今回は室内も塗り分けてみました。飼料が少なくてよくわからないのですが、普通車は緑色モケットらしかったのでコクピット色、ナロ10は赤、オシ17は黄色に塗りました。スハフ43は特急用の座席に換装することも考えましたが、テールライトユニットが微妙に組み込まれているので下回りの信頼性重視でスハフ42のものをそのまま利用しました。

例によって自作LED室内灯を製作して装備、ヘッドマークとテールマークはネットで拾ってきたものを縮小印刷して自作しました。

ということでスハ44系はつかり8両編成の完成です。
行灯式テールマークの点灯するスハフ43が最高です!
インレタを手に入れてもう少し精密にしたいところです。
 


Train Museum ENTRANCE

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