Bloody's Tea Room
Team SPIRITS Web Master 「Bloody]の趣味の世界へようこそ

2018/02/18 15:32更新 

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読者の皆さんも喫茶店感覚でお楽しみください

 

Bloody Train Museum
Special Floor "Making of Isumi Kiha52&28"

千葉県を走る元国鉄木原線のいすみ鉄道。廃線の危機を救ったのは公募で就任した社長の経営手腕とJR西日本から譲渡を受けた国鉄時代の名車キハ52&キハ28でした。
春爛漫の際には沿線に多数の観光客が詰めかけるのも、菜の花と桜とキハ52&28のおかげ!それがこれ

左がキハ52125、右がキハ282346です。2両で編成を組んで休日は急行列車やレストラン列車として営業しています。
私は前からこの模型が欲しかったのですが、TOMIXから発売されたものはハイグレード仕様と言う豪華版でちと高い!しかも手元にはKATO製のこの2両がありました。

KATO製のキハ52モーター付車とキハ28トレーラー車!この2両を連結させればいすみ鉄道キハ52&28がそのまま再現できます。
でもね・・・

台車マウントのカプラーは首を振る構造ですし、最近増殖してきたTOMIXのハイグレード気動車にはディテールが遠く及びません。
さらにキハ52の実車にはエアコンが搭載されていますし、両者の足元を引き締めるスノープロウも捨てがたいところ。
そこでこの2両を使って「TOMIXの完成品に近づける」という改造をしてみることにしました。
追加購入したパーツはこれ
TOMIX製の別売りパーツ2種
PZ6270はキハ20用のジャンパ栓パーツで4個入り300円、JC6356はキハ58系用のTNカプラーでジャンパ栓付き300円。なんと600円だけの投資!残りは手持ちで賄います。

手持ちパーツにはキハ20用のTNカプラーがあったので、ジャンパ栓と組み合わせるとこの通り!言うことなし!

キハ52の動力ユニットに搭載すればこの通りです!こうでなくちゃねえ〜!
但し、動力ユニットの台車にはカプラーが搭載されているので、追設したジャンパ栓ユニットと干渉しないように右写真のようにカットしておきます。

キハ28の方はJC6356をそのまま接着すればOK!スノープロウは手持ちのTOMIXキハ20用で、キハ20には複線用を取り付けたので余っていたものを使いました。キハ28の方は若干加工が必要でしたが、キハ52はTNカプラーに穴があってそのあっま取りつきます!

こちらはかつて東武400系を制作した際にNDCボディから外したクーラー!形状はちょっと違いますが、実車の雰囲気にはよく似ているのでこれをキハ52の屋根に搭載します。

こちらはTOMIX製キハ20用のシールドビームパーツ。これを接着すればこの通り!あとは細部塗装だけです

ヘッドライト周りにはクロームシルバーを筆塗りし、キハ52のヘッドライト周りは実車に合わせてグレーに塗装しました。
手持ちのKATO製クハ165用急行表示とヘッドマークを取り付ければ・・・おおっ!かっこいいじゃないか!

ナンバーも実車に合わせて変更!元々のナンバーをカッターナイフで削り取ってTOMIXのインレタを転写しておきました。

こちらが大原方先頭車のキハ282346

こちらが上総中野方先頭車キハ52125
ほら、TOMIXのハイグレード品ですと言われても遜色ないくらいになったでしょう?

んで、完成したのはいいのですが、レイアウト場を走らせてみるとキハ52のスノープロウが低すぎてジョイント部分でも鑑賞するという問題が発生!結局ステップ部分がプラ板1枚分低いのが原因でした。
そこで床板両端をステップ部分の5o程カット。再びTNカプラーを介してステップを取り付けるという改造によってスノープロウを1.2o程かさ上げしました。

これだけかさ上げできれば大丈夫。5%勾配でも問題ありませんでした。
ついでなのでキハ28をさらに追加工。こちらもスノープロウが脱落しやすかったので、ゴム系接着剤でTNカプラーに接着してしまい、実車同様に雨トイを赤く塗っておきました。

なかなか良いんじゃないでしょうか!


Train Museum ENTRANCE

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