Bloody's Tea Room
Team SPIRITS Web Master 「Bloody]の趣味の世界へようこそ

2021/05/30 16:25更新 

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Bloody Train Museum
Special Floor "Making of kokifu10000"

国鉄時代の貨物列車の花形は、なんと言っても10000系高速貨車をEF66が牽引する東海道・山陽特急貨物でしょう。
コキ10000系はTOMIX製の最新製品がありますが、値段は高いし最盛期のC10コンテナが搭載できません。やはりC10コンテナをずらりと並べたフレートライナーを再現したいところ。
40年前から発売されているKATO製は、1両700円という安さとC10コンテナ搭載が魅力です。
そこで「ブラッディー」はKATO製でこの列車を再現することとしました。
ところが・・・
最後尾のコキフ10000型はもちろんテールライトが点灯しません。
リニューアルされたレサ10000系鮮魚特急の緩急車レムフ10000型はテールライトも車掌室内も点灯するので、一緒に走らせる際に見劣りしてしまいます。
そこでこのテールライト点灯化と車掌室内の電飾をしてみることとしました。
テールライトに使うのは1608チップLEDとリン青銅板を切り出したもの
リン青銅板を11mm×2mmに切り出して、チップLEDをはんだつけします。この際極性に注意します。

+側に電流制限用の562Ω抵抗を直列にはんだづけします。リード線にはポリ皮膜のニクロム線を使用します。半田部分を保護するためにt=0.3プラシートで裏面と周囲を補強。ライトユニットにします。
うまく点灯しました!

コキフ10000はこのように全バラします。テールライト部分にはΦ0.8の穴を開けて銀河モデルのテールレンズを入れ込んでおきます。

重要なのは集電機構。KATO製の貨車の車輪は片側絶縁車輪になっていますので、通常の集電方法には出来ません。
そこで片台車でプラス、片台車でマイナス集電するという、方法をとることにしました。TOMIX製の集電シューにニクロム線をはんだ付けし、台車にΦ2mmの穴を開けてニクロム線を通します。
車体側にもΦ2mmの穴を開けて車内にニクロム線を通します。
車掌室内はこんな感じ
電極として1.5mm×15mmのリン青銅板を貼り付け、そこに極性に注意しながらニクロム線をはんだ付けしていきます。リード線類は必ず固定してはんだ部分を保護します。
室内灯は砲弾型LEDを使って櫓のように組んだものを使用しました。両面テープで固定すれば安定します。
ウェイトには絶縁用のビニールテープを巻いておき、この電極の上に乗せて固定します。
このウェイトの逃げがコンテナと車掌室にあるのですが、厚みが増した分0.3mmほど削る必要があります。
組み上げて点灯させるとこの通り!
窓枠とHゴムにも塗装しておきましたのでさらに実感的になりました。
たった750円とは思えない出来映えになりました。これでレサ10000系鮮魚特急との共演が出来ます。


Train Museum ENTRANCE

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