Bloody's Tea Room
Team SPIRITS Web Master 「Bloody]の趣味の世界へようこそ

2021/05/30 16:25更新 

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Bloody Train Museum
Special Floor "Making of maya20"

20系特急型寝台客車は 「ブラッディー」 の場合、既に15両フル編成が3本組め、持っていない形式がほぼないほど集めたのですが、そんな中で欲しいながらも手に入れることが出来ていない車両がありました。
それは「簡易電源車」と言われたマヤ20形式です。寝台特急「みずほ」の付属編成が大分に延長された際に誕生した旧型客車改造の電源車で、綺麗な20系編成の中にいてひときわ「ゲテモノ」という感のあった特徴ある車両。
実はKATOからかつて「さくら佐世保編成」が発売された際にセットに組み込まれていたのですが、これがなかなか手に入らない!
ということでこの際自分で作ってしまえ!と重い腰を上げました。
んで、せっかくなのでKATOから発売された0番台ではなく、後に追加改造された10番台を作ってみようと言うことになりました。

左がKATO製のマヤ20 0番台、右が10番台の写真です。窓配置や屋上ルーバーの位置、ドアの有無などが違います。
幸いネットで図面も見つけました!
ということで早速改造に取りかかります。

改造の種となるのはこちら。KATO製スハフ32、旧製品のカニ21、ナハネフ23のライトケース。スハフ32の車体は例によって全バラし、カニ21は使用するのが屋根のルーバー部分だけなので他はジャンク箱へ。

まずはスハフ32の車体加工から始めます。側面窓は4カ所ルーバーに置き換わっていますので、それを表現します。ルーバーはt=0.5プラ板にボールペンで何本もスジを付けたものを切り出してはめ込みました。超チープです。(笑)
塞がれた窓の部分はt=0.2透明プラシートを切り出して、車体表にゴム系接着剤で貼り付けて再現。本当は窓を埋めてやるべきでしょうが、ペーパーで平滑に均してもばらつきが出るのは必須!なので上から貼り付けるという手法にしました。
また、タネ車にスハフ32を選んだので若干実車と窓配置が違います。(実車はスハ32改造)テールエンド側の窓の数が実車は小窓5つですが、今回の改造車は大窓1つと小窓3つになっています。まあ、雰囲気は出るのでいいでしょう。

テールマーク部分は一度t=0.5プラシートを貼り、車端部の後退角を修正した上で車体ごと穴を空けました。
このサイズは実車よりちょっと大きいのですが、KATO製ナハネフ23のテールマークの再利用を考えたもの。
ドアはt=1.0プラシートから自作しました。

テールマークはもちろん光らせたいので、中に余りパーツのナハネフ23テールライトケースを入れ込みます。
ただし、20系とスハフ32では車体幅が違うので、ど真ん中で二つに分割して長さを切り詰め、現物合わせでケースを作りました。

テールマークの照明には手持ちのクハ153旧製品用ライトユニットを使用。元のLEDは外して高輝度LEDに換装しました。仮組みして転倒させてみましたがいい感じです。

屋根はスハフ32両端部とカニ21ルーバー部を切り継いで製作。寸法は重視せず、車体とぴったり一致するように現物を合わせました。
なお、ベンチレーターの数が図面では4個、写真では2個、キングスホビーの完成品では5個になっていたのでどうしようかと思いましたが、今回は穴埋め改造せずにそのまま5個搭載しました。まあいずれ資料を見ながら埋めて行けばいいでしょう。

窓はルーバーになった箇所を削り取り、透明プラ板で塞いだところは光漏れ防止のメタリックテープを貼っておきました。

室内にはTOMIX製クハ165用の丸形水タンクを搭載して発電機っぽくしました。床下にもクハ165用の角形水タンクを搭載して燃料タンクを再現しました。
室内をコクピット色、窓から見えるライトケースはつや消し黒に塗装し、自作室内灯を組み込めば床下は完成です。
あとは塗装して組み上げるのみ!
ファインサーフェサー、西武アイボリーを吹いた後に帯をマスキングしてジェイズの青15号で塗装しました。
あとは組み上げれば完成です!
テールマークは「はやぶさ」にしていますがもちろん交換可能です。10番台ははやぶさに使われることが多かったのでとりあえず「はやぶさ」にしました。

電飾したので20系編成と組んで遊べます!
 


Train Museum ENTRANCE

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