Bloody's Tea Room
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2023/05/24 19:44更新 

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Bloody Train Museum
Special Floor "Making of Saro110-901"

マイクロエースから発売されたサロ153-900の2両セット。 「ブラッディー」は2セット手に入れました。1セットはそのまま115計編成へ組み込んで使用しますが、もう1セットはサロ110への改造を前提に購入したもの。
但し113系非冷房編成は所有していないので、湘南色への塗装変更と冷房化改造をすることにしました。
実車のサロ110-901は昭和43年に113系化改造を施行した後、昭和52年に冷房改造、昭和55年に廃車されるまでのたった3年間、京阪神海賊の冷房改造編成に組み込まれていました。
と言うことで早速改造してみます。

奥がKATO製のサロ110冷房改造車、手前が今回のタネ車であるサロ153-901です。マイクロエース製の車両は屋根が一体になっている場合が多いのですが、この車両も一体成形でした。全バラしてベンチレーターも取り去ります。窓ガラスが接着されていたのにはびっくりでした。

屋根上はKATO製サロ110冷房改造車を参考にクーラー位置に穴開けします。KATO製のAU13メッシュタイプクーラーに合わせます。
ベンチレーターを取り去った穴のうち、クーラーで隠れない部分は瞬間接着剤で穴埋め、整形しておきます。
改造はこれだけ。あとは塗装です。IPAで前の塗装を剥離しようかと思いましたが、コルゲート部分に異物が入るのがいやだったので、このまま塗装することとしました。
最初にタミヤのファインサーフェサーで下地を整え、GMの黄かん色を吹き、マスキングしてGMの緑13号、さらにマスキングして屋根に日本海軍軍艦色をスプレーしました。

グリーン帯はインレタを使うとコルゲートにうまく乗らないので、マスキングしてコクピット色を筆塗りしました。
塗装が完了したら組み上げます。
ベンチレーターは元のものが大きすぎるので、KATO製のサロ110用ベンチレーターに換装。足をカットしてクーラーと共にゴム系接着剤で仮止めし、流し込み接着剤で固定しました。
カプラーは手持ちの京阪神快速編成に組み込むためTNカプラーに換装しました。
あとは組み上げてインレタを貼れば完成です。
ところが最後の最後で車番インレタが貼れないことが判明!
実はタネ車のサロ153-900は元々サロ95-900時代として設計されたものなので、車番プレートが2段表記時代なのです。よって車番プレート形状がサロ110実車と異なり、このままではインレタが貼れない。改造するにも困難な場所なので今回は諦めました。
しかし前から欲しかったサロ110-901冷房改造車、京阪神快速用113系に組み込んで楽しみます。

さて、残った非冷房車ステンレス色のサロ153は非冷房車のまま湘南色に変更してサロ110-900非冷房時代にするのは当たり前!
さらに今回の冷房改造工事で思いついたのは伊東線用のMg付きサロ110を作ることも頭に浮かんでしまいました。
幸い横須賀色の非冷房車はマイクロエース製の超古い8両編成を持っていたので、その中からサロ110のみ改造します。

サロ153-900の方は湘南色への塗り替えだけなのですが、サロ110-0は屋根の加工が必要になります。
伊東線用のサロ110は昭和47年に非冷房普通車の中間に組み込むために冷房改造時、自車だけ給電するためのMGを搭載して冷房改造されました。車番はサロ110-43,46,49。なんだかスジ車番だな・・・麻雀がわかる人にだけわかる。
床下のMg搭載は面倒くさいので省略し、屋根上の加工だけ行います。サロ110-901と同じように、ベンチレーターを外して不必要な穴を埋め、クーラー用の穴を開けます。
これが意外と大変!
穴埋めした後はサーフェサーで下地を整えて日本海軍軍艦色で塗装。KATO製のスリット型AU13とベンチレーターを搭載すれば
サロ110-43完成!
グリーンマークはKATOのインレタ、車番は元々サロ110-13だったので、「1」だけ削って「4」をGMのインレタで表現しました。
サロ110-900の方は色を塗り替えるだけ。
これで冷房車と非冷房車が揃いました。但し非冷房車は連結する湘南色普通車がないので当面編成には出来ませんが・・・・。
 


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