Bloody's Tea Room
Team SPIRITS Web Master 「Bloody]の趣味の世界へようこそ

2019/02/10 21:37更新 

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Bloody Train Museum
Special Floor "Making of Suhafu43"

東京と大阪を結んでいた寝台急行銀河。その銀河は昭和51年に20系客車化される前は、10系寝台客車で編成されていました。編成の中に2両だけ入っていた座席指定車は夜行急行の女王にふさわしい元特急型スハ44系が充当されていました。
この一般客車時代の銀河を再現するにはスハフ43型が必要になりますが、グリーンマックスのキット以外発売されていません。
しかもグリーンマックスで発売されているのは車掌室が車端にある0番台。銀河にはスハ44型から改造された10番台が連結されていたのです。
そこで「ブラッディー」はKATO製スハ44からスハフ43を制作することを決定!都合の良いことに中古模型屋さんでこんなものを発見!
青大将色のスハ44型
今やセット販売しかないスハ44型がジャンク品として単品で売られていたのです。これを2両購入して1両はスハフ43型10番台に改造することとしました。
例によって全バラですが、今回下回りは改造しないので気が楽です
スハフ43型と言っても、実際の改造箇所としては車掌室の新設とテールライトの増設のみ。
車掌室はドアから2枚目の窓をふさぐ工作が必要です。
ここにはt=0.3プラ板を切り出して塞ぐことで完成。ぴったり切り出せばその後の加工は不要です。

増設するテールライトは手持ちのこの部品を使いました。銀河モデル製の旧型国電用ライトユニット。テールライトケースとレンズが4個入っており、両端にテールライトを増設する必要のあるスハフ43型にはぴったり!両端とも追加工して4個のテールライトケースを取り付けます。

あとは塗装するだけです。車体の方は一度タミヤのファインサーフェサーを吹いて下地の青大将色を隠し、ジェイズの青15号を吹いておきます。単色塗なので実に簡単!
屋根は日本海軍軍艦色を吹いておきました。
続いて細部塗装に移ります。と〜〜〜っても大変だったのはこれ
全ての窓をアルミサッシ化するということでタミヤのフラットアルミで筆塗り!
これは「銀河」に充当されていたスハ44系はほとんどが近代化改装車だったため。本当はドアも交換する必要があり、トイレ窓も改造する必要があるんですが面倒なので省略(笑)

テールライトにレンズを入れる作業もしびれました。なんとΦ=0.5
トイレ窓は改造しない代わりに白色の窓にしました。裏からタミヤのフラットホワイトで塗装します。

後は組み上げれば完成です!
手持ちのTOMIX製インレタを拾って車番を転写
ということで夜行急行用スハ44系の完成です!
これで夜行急行銀河の他、四国の普通列車などスハ44系を使用していた列車を再現できるようになりました。

そしてさらにこんなものを中古模型屋さんで発見!
KATO旧製品のスハ44とスハフ42
これをニコイチすればたった3両しか存在しなかったスハフ43の0番台が制作できます。スハフ43の0番台は現在も2両が大井川鐡道で生息中!

早速両者全バラします。スハ44のドア側とスハフ42の車掌室側を交換するために赤線位置で切り継ぎます。
ウィンドシルとヘッダーがあるので結構大変・・・
でも丁寧な作業をして継ぎ目を消してゆき、タミヤのファインサーフェサーで表面を整え、ジェイズの青15号スプレーを吹けば

この通りです!客室はスハ44のモノを使い、窓ガラスは両社の必要なところだけ切り出して使います。
スハフ43の0番台はアルミサッシ化改造を受けていなかったので、窓枠塗装が必要ないのは助かりました。
あとは組み上げれば
スハフ43 0番台の完成です!
 


Train Museum ENTRANCE

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