〜Story40〜
Do You Like Yourself?
あなたは自分のことが好きですか？
英語で言うと
Do you like yourself?
Do you love yourself?
となるでしょうかね。
私はね、自分のことがとても好きなんです。世界中の誰よりもね。
こんなこと言うと[エゴイスト]とか[自己中心派]とか言われちゃいますよね？日本では。
でも、自分が自分のことを好きではなかったら、誰も自分のことなんか好きではなくなってしまうこともありえるわけですよ。
よくドラマの世界で[世界で一番君が好き]とか｢僕の命を君に捧げてもいい｣とか言う台詞を聞きますけど、そんなことって絶対言えないと思うんですよ。
今まで私は、何人ものつきあった相手に対して[君が一番好き]なんて言ったことないんです。
なぜって？
だって彼女が自分を好きでいてくれるうちはいい。でも、人間なんていつかは相手の悪いところとか自分と合わないところを見つけてゆくもんなんです。その時に興ざめしたり、急に心が冷えたりするもんなんです。その時に自分が本当に嫌われたとしたら、自分がとてもかわいそうだと思うようになったんです。
だから私は[自分の悪いところも含めて一番自分を好きでいよう｣と思うんですよね。
でも、年齢を経てゆくにつれてその気持ちに微妙な変化が訪れることを感じてきたんです。
それは
I like myself.
ではなくって
I like my life.
なんじゃないかな？って。
私、酒飲みますよ。たくさん。
私、タバコ吸いますよ。かなり。
私、子供みたいにはしゃぎます。歳も考えず。
私、激怒したりします。クールにはなれないから。
私、カッコつけたりします。もてたいから。
でもね、私は私なんです。それが私の生き方、それが私のアイデンティティー
昔、ある友人が言った言葉を今でも覚えています。
[私は反省はするけど後悔はしない｣
私の心に何時までも深く刺さっている言葉です。
友人は、｢失敗したなあと思ったら反省すればいい。そして二度と同じ間違いをしなければ｣と言います。でも｢後悔することは自分の行為を否定することになるからできない｣んだそうです。
私もたとえ間違いであっても後悔はしたくない。なぜならその時の自分は[その選択肢が最良だと思っている]からなんです。
自分のことが好きなんではなくて、[自分の生き方｣が好きなんですよね。これって。
私は自分の生き方が大好きです。だって自分は一所懸命に生きているんですから。
生きていることってものすごく尊いことだと思うのです。
今の今、時間が過ぎてゆく中で漫然と生きている人はそんなこと思わないかもしれないけど、私は今現在すごく一所懸命に生きているんです。
まさに時間に自分を刻むように・・・・。
そんな自分が好きだからこそ、堂々として生きてゆくことができるのだと思います。
さて、自分を見つめなおして[自分の人生を好きだ]と大声で言ってみましょう。
もし言えない人、もう一杯ワインでもいかがですか？1人で自分を振り返るときにワイン1杯が手助けになるかもしれませんよ。
そういうアドバイスができる自分の経験を、私は愛しているんです。
To love me more...
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