Bloody's Tea Room
Team SPIRITS Web Master 「Bloody]の趣味の世界へようこそ

2018/02/18 15:32更新 

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〜「ブラッディー」のあまちゃんロケ地を巡る旅!〜

2013年7月2日(火)「ブラッディー」 は岩手県沼宮内にあるとある会社に訪問する予定が出来た。コンサルタントの仕事を始めてから2つ目の大口顧客となりそうなそのクライアントへプロモーション活動として自費で行くことになったのだ。
しかし、どうせ岩手県に行くのならばそのまま往復するだけではもったいない。そこで4月から放送が始まって以来大人気となっているNHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」のロケ地が近いことに目をつけ、帰りに寄り道することとしたのだ。
さすがにロケ地の久慈市にはホテルも少ないし何より観光人気で宿が取れない。そこで2日(火)の宿泊は八戸市内の安いビジネスホテルを予約。3日(水)朝から北三陸のリアス式海岸を巡る旅に出ることとした。


ほぼ完徹で岩手にやってきた「ブラッディー」はが八戸のホテルに到着したのは3日の午後3時。チェックインしてから2時間ほど仕事していたのだが、そのまま撃沈zzz。なんと目覚めたのは翌日朝7時半!久しぶりによく寝た〜。
8時からの「あまちゃん」を見てから行動開始!まずはケータイ国取りのために三沢を目指す。三沢まで往復してくると八戸名物八食センターの営業開始時間にちょうど良い時間になりそうだと判断。無事に三沢で国取りを果たして南下した「ブラッディー」が八食センターに到着してみると・・・
ん?なんかおかしい・・・
実はこの日は水曜日。八食センターの市場はお休みの日なのだ!新鮮な海産物を仕入れるためにクーラーボックスまで持参していた「ブラッディー」は愕然・・・。しかしここまで来て帰るわけにはいかない。そこで八食センター内の食堂で遅い朝食を食べることとする。
食堂で食べても良かったのだが、弁当屋さんで安いお弁当を売っていたのでそちらを買うことに。
これが弁当屋さんのおばちゃんおすすめ握り鮨!
うに、いくら、カニ、エビまで入って800円!安い!おばちゃんに「ロビーで食べて行っていいですか?」と聞いたところ、「店の中で食べてゆけ」と言う。
なんと味噌汁とお茶まで出してくれた。美味い〜〜!
大満足の「ブラッディー」はおばちゃんにお礼を言って一路国道45号線を南下。久慈を目指す。

久慈に到着するまでの間も「あまちゃん」ロケ地であることがよくわかる。例えば
種市先輩の名前は致命から由来していたのね〜とか
他にも漁業組合長の長内さんの名前も久慈近くの街の名前から取ってるとか・・・さすが宮藤官九郎!
そして北三陸のリアス式海岸と言えば

過去の津波浸水区間の表示が生々しい。ちなみに東日本大震災の時には大きな被害はこの地域にはなかったと聞く。
さて、久慈の街が近づくと「土日祝日は小袖海岸マイカー規制」の看板が目立つようになる。「あまちゃん」大人気で小袖海岸には連日人が押し寄せているのだそうな。小さな漁村なのでクルマを止めるスペースがないため、休日には久慈市内でクルマを止めてバスで行くようになっているのだ。
久慈市に到着した「ブラッディー」はまず、市役所の駐車場にクルマを止める。ちなみに久慈市役所のお昼のオルゴールは「潮騒のメモリー」だったりする。
久慈市役所。見えにくいが1Fには「あまちゃん」のポスターが・・・
久慈市で見たかったのは久慈駅!そう、「あまちゃん」の中では「北三陸駅」として登場する駅ですな。

久慈市役所は駅の裏口にあるので地下道で移動。地下道には「琥珀」と「海女」の2枚看板が。ちなみにドラマ内で「北の海女」として描かれている小袖の海女は「北限の海女」が正式名称。文字通り世界最北端の海女漁がおこなわれている場所なのだ。
地下道をもぐって正面に出ると
来た!北三陸駅!じゃなくって三陸鉄道の久慈駅
もちろんドラマにも多数登場するこの角度の画像。駅の構内はドラマの場合はセットなので全然違う。もちろん喫茶リアスも存在しない。
これが駅前デパート
ドラマの中では北三陸観光協会が入っているビルとして使われている。このビルの右端に「北の海女」「北三陸鉄道」「潮騒のメモリーズ」の看板がかかるんですな〜。

本当の久慈駅構内はこんな感じで、地元の名産品に関しての特設コーナーがある。実際の海女さんの服装も展示してある。
ここでこんなもの発見!
買うなら今でしょ!ともちろん購入(爆)

ちなみにこちらはお隣のJR久慈駅。構内には八戸行き気動車が停車中。奥にある跨線橋を渡ると三陸鉄道の久慈駅になる。出発シーンや到着シーンに使われるホームはここからでは見えない。
こちらは三陸鉄道の車庫。ドラマの中では車庫内のロケも行われた。
ちなみによくよく見てみると

ん?幻の北三陸行き?              2両目の青い車両はお座敷気動車じゃないか!
やっぱり「あまちゃん」ロケの足跡があちこちにあるんだなあ〜
さて、久慈を後にした「ブラッディー」は一路小袖海岸へ
先ほど書いたように休日は小袖にマイカーで行けない。よって途中の景色をゆっくり堪能できるのは平日に行ける特権だな〜
これは途中で発見した鯉のぼり もしかしてオープニングに出てくるやつかなあ
小袖に抜ける県道268号線は、とにかくリアス式海岸をじっくり堪能できる素晴らしい道

松島を思わせる素晴らしい景色が展開する

こちらは兜岩                    そしてつりがね洞

こんな感じの道を抜けると             北限の海女の舞台、小袖に到着!番組では「袖が浜」と言う地名になっている
しかし到着時間が既に1時を回っていたので、海女さんの姿はもちろんなし。海産物もほとんど売り切れていた。
一気にメジャーに昇格した北三陸!       

これが有名な灯台ですな。人が多すぎていく気しなかった・・・防波堤の根元には海の安全祈願をする祠がある。
ちなみに大きな鳥居が遠洋漁業に向かう男たちの安全を祈願し、その根元に小さな鳥居があって海女さんの安全を祈願するという2つの神様が祀ってあるらしい。その辺の話は地元のおじちゃんに教えてもらった。ドラマの中でもこの岩は登場するので見るべし。
ということで名物のうに丼を・・・と思ったら売り切れ!じゃあ
まめぶ汁しかねえっぺ!
これ、番組の中でも「微妙な味」と言われているのだが確かに微妙。なんせ中に入っている「まめぶ」と言われる団子の中には粒あんが入っているのだ。甘いのかしょっぱいのか辛いのかよくわかんね〜
でも、この日は雨がちょっと降っていて肌寒かったのだが、こういう日には温まっていいかもしれない。

さて、小袖海岸を堪能した「ブラッディー」は一路県道268号線を南下。野田までの道中では

雨が降っていても最高だ!            な〜んも他にいらない
野田から再び国道45号線に合流し、一気に南下する。その国道45号線も

こんな素晴らしい景色が!            気持ち良すぎ〜 これで天気良ければ最高だな〜
岬に雲がかかっているこんな幻想的な景色はなかなか見られないよ
さて、本当は三陸鉄道の堀内駅(番組では袖ヶ浦駅)と畑野駅(田野畑駅)に寄ろうと思っていたのだが、雨が降っているのと近くに車が止められなさそうなのでそこはパス。小本まで南下して国道455号線に入る。向かったのは岩泉。
実は7月末に「グランブルー」さんと今度は南三陸を巡る旅を企画しているのだが、その2日目の宿が岩泉なのだ。岩泉に到着して最初に向かったのは岩泉駅。ここはJR岩泉線の終点なのだが、岩泉線は2011年に発生した土砂崩れで現在復旧めどが立たず、廃線が決定してしまったのだ。

駅は完全に寂れていて、2Fの観光協会のみ明かりが・・・  2度と列車のこないホーム
願い空しく・・・
続いて向かったのはホテル龍泉洞愛山。
これが次回宿泊するホテル。
ところが・・・ロビーに入って行っても誰も現れる気配がない。ちょっと声をかけてみたのだが誰も来ない。大丈夫か?
しかし、ロビーには岩泉周辺の精密なジオラマが!これは気にいった!
ということでこのホテルではひとりにも出会わずに退散(笑)
ここからは国道455号線を一気に盛岡に向かう。この国道455号線、3ケタ国道と思って侮っていたのだが、これがものすごくいい道!とにかく道幅も広いし適度なワインディングだしクルマも少ない!快適なドライブを2時間半ほど楽しんで盛岡に到着!
そう言えば八食センターで寿司を食べてからまめぶ汁しか食べていなかったので、ここで早めの夕食を食べることとした。向かったのはFB友人から教えてもらった盛岡駅前の「盛楼閣」。ここは韓国料理の専門店で本来は焼き肉屋さん。

焼肉メインの店だが・・・              冷麺を注文!辛さは中辛
盛岡冷麺は初めて食べたのだが、辛さが程よくて癖になりそう。但し・・・私にスイカはいらない(笑)
盛岡を17時半に出発した「ブラッディー」は安全運転で帰路に着く。なんせ深夜割引を活用したいので羽生出口に0時過ぎに到着しなければならない。本来5時間で走り切ってしまうところを7時間かけてのんびりと南下。自宅到着は1時であった。

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