Bloody's Tea Room
Team SPIRITS Web Master 「Bloody]の趣味の世界へようこそ

2021/05/30 16:25更新 

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読者の皆さんも喫茶店感覚でお楽しみください

 

〜「ブラッディー」の奄美大島一人旅!〜

ケータイ国盗りとコロプラの未踏破地域がいよいよ少なくなり、残るは離島のみとなっている「ブラッディー」。1月に壱岐・対馬踏破を終えたばかりだが、残る奄美大島、薩南諸島、石垣・宮古、小笠原をどう攻略しようと考えていた。
そんな中で見つけたのがLCC航空会社Peachの存在。成田から奄美大島、石垣島には直行便が飛んでいる。そこで調べてみると、2月最終週の価格はお年玉セールとかでめちゃ安いことが判明。時刻を調べると土日の2日間があれば十分に奄美大島を堪能できそうだと思いつき、週末2日間だけを使った1泊2日の旅を計画してみた。なんと往復航空券代はたった13000円!
しかし世の中はコロナ第6波まっ最中!ただ、まん延防止措置が2月20日(日)に終わる予定だったので、2月26日、27日の航空券を押さえてしまった。
結局、3月6日までまん延防止は延長されてしまったが、もはやキャンセルは効かない!ということで今回の計画を強行することとした!
では早速この充実の2日間を振り返ってみる。


2月26日(土)川越6:45出発〜東武東上線〜山手線〜京成スカイライナー〜成田空港10:15PeachMM541〜13:15奄美空港〜 レンタカー〜黒潮の森15:00〜高知山展望台15:30〜油井岳展望台16:00〜奄美西側海岸沿いドライブ〜大浜海浜公園18:00〜奄美ポートタワーホテル宿泊〜 むちゃかなで夕食

今回は初のLCCピーチ航空を利用すると言うことで、成田発の国内線に初搭乗!
さすがに成田までは最短でも2時間以上かかるので6時に起床。6:45川越発の東武東上線に乗って出発!

日暮里からは久しぶりの京成スカイライナーに乗車。なんせ成田から飛行機に乗るのは13年ぶり!

スカイライナーの車内はご覧のようにガラガラ!1両に3人くらいしか乗っていない。でも日暮里から成田空港まで36分というスピードは驚異的!なんせ印旛日本医大〜成田湯川間は在来線最高速の160km/hでかっ飛ばす。運転席からの前面展望映像は高砂付近と160km/h走行中に映し出される。これ、他の鉄道会社も真似したらいいのにね。
これは北総線内走行中の車窓
両側にだだっ広い空き地があるのだが、ここはかつて成田新幹線が通る予定だったところ。今や日本最長のソーラー発電所なんだとか。
ということでスカイライナーは定刻の8:25に成田空港第1ターミナルに到着。

国際線がほとんど飛んでいないので、このように手荷物検査場は閉鎖中!と、言いながらも意外と飛んでいることにびっくり!
さて奄美大島行きMM541は10:15発なので、まだチェックインも出来ない。成田からの国内線が初搭乗だったことと、Peachは時間に遅れると自動的にキャンセルになってしまうので早めに来たのだが早すぎた?
と言うことで腹ごしらえをしようと思ったのだが・・・

空港内の飲食店はほとんどが営業中止。そういうときに頼りになるのがマクドナルド!無事にモーニングにありつく。
なんせ国際線はこの閑散ぶり!店を営業しても意味ないもんね。
さて、腹ごしらえしてチェックインして搭乗口へ

国際線に比べて国内線はこの混雑ぶり!成田空港はもはや国内線の空港だね。でもLCCはかなり迫害されていて(笑)、もちろんバスで飛行機へと案内される。
ちなみにPeachの場合は出発90分前〜30分前に必ずチェックインしなければならないことと、搭乗口に20分前に行っていないといけないという縛りがある。格安なのでかなりドライに割り切った運営。
乗り込むのはエアバスA320
シートはビニールレザー張りでラジオサービスも液晶モニターサービスもドリンクサービスもないが、機内WiFiでスマホを使った各種サービスはあるし全然文句なし。Peachに乗る際はスマホとスマホ用のイヤホンを持参すべし。
昔ながらのキャビンアテンダントによる緊急避難実演が見られるのはむしろ貴重かもしれん。
さて、MM541は定刻に成田空港を出発!この日はご覧のような快晴なので

眼下の景色がくっきり!利根川の向こうに富士山が見えたり、銚子の屏風ヶ浦もくっきりと見えた。
ちなみに成田から奄美大島までは3時間かかる。しかもずっと海の上を飛ぶので景色を見ていても
ずっと海と雲しか見えない(笑)
まあ、これはこれで気持ちいいんだけどさすがに眠くなるzzz。結局3時間中2時間くらいはずっと寝っぱなし。気がついたら着陸体制に入ってた。

と言うことで奄美空港には定刻の15:15到着!到着してみると気温は15℃!コートなんかいらない暖かさ。やっぱり南国だねえ〜

まずは空港真ん前のトヨタレンタカーへ。今回は翌日の同じ時間まで使うと言うことで24時間レンタル。車両はこのところ標準のヤリス。でも対馬で借りたヤリスに比べてタコメーターがついていてちょっと上級モデル?
南国ムード満点の道へ出発!
この日は島の真ん中付近にある名瀬に宿泊予定なのだが、この日のうちに島の南半分を回りきってしまう計画。TOTAL150km以上走るのだ!
と、その前に腹ごしらえ。なんせ成田空港で朝マックを食べただけで時刻は既に14時近く。めちゃ腹減った!
奄美のソウルフード鶏飯(けいはん)を食べようかとも思ったが、鶏飯は翌日の昼に食べる予定なのでパス。結局コンビニに立ち寄ってしまう。

ところが・・・立ち寄ったファミリーマートにあったのがこれ!1個280円のサンドおむすび!島内のコンビニと言えばほとんどがファミリーマートなのだが、本土と違って店の手作りお惣菜が結構あるのだ。「ブラッディー」はチキン南蛮とポーク卵を購入。これがボリュームたっぷりで1個でも十分!癖になるなあ。これ、全国で売ってくれないかな?

さて、腹一杯になったところで南下を開始!国道58号線は鹿児島から航路を経て沖縄まで続くという国道!沿線には海岸線が広がるところもあり、山道もありで楽しい。

名瀬ではこんなループ橋を発見!河津のループ橋よりもすごいかも!海岸線沿いを走る国道は気持ちいい〜
なお、レンタカーにはUSB入力があったのだが、今回はUSB忘れたのでラジオを聞きながらドライブ。FM77.7MHzは地元放送局なのだが、奄美の方言「シマユムタ」で放送していてとてもいい感じ!言ってることさっぱりわからんけど(笑)
だって「こんにちは」が「うがみんしょうらん」だよ!
流れる音楽も島唄中心で、現地に来ないと味わえない雰囲気を十分堪能!

と言うことで最初の目的地「黒潮の森マングローブに到着!なんと桜咲いてた!
ここは道の駅にもなっていて、園内は公園とカヌー乗り場、マングローブ展望台がある。しかし人は全くいなかった。
入園料JAF割引450円を払って園内へ。展望台へ行くにはお金を払わねばならない。でも展望台からの景色は
おおっ!
ここ、川沿い一面がマングローブの森になっている。ここをカヌーで巡るというのが観光の定番。ただし「ブラッディー」はそれはパス!だって一人でカヌー乗ってもねえ〜笑
なんとなく007の映画に出てきそうな景色だと思いつつ、次の目的地に出発!ちなみにこの時間は曇っていたのだが、気温は既に18℃まで上昇!窓を開けて走っていると超気持ちいい。

国道を外れて山道を登っていった先にあるのが2つの展望台。まずは手前にある高知山展望台へ。
駐車場からは階段を500mほど上る必要がある。しかも看板には「ハブ注意!」。そりゃそうだよねえ。他に人はいないので超心細いが、ここは頑張って山登りする。
展望台からはこんな景色が!
手前に見える街が古仁屋で、奥に見える加計呂麻島までの連絡船が発着する港がある。
大島海峡が一望できるのだ!
パノラマ撮影してみた!
この頃になると日も差してきて暖かいと言うより暑い!続いて向かったのはすぐ近くの油井岳展望台

この展望台からは伊須湾側が一望できる!先ほどまでいた高知山も目の前!
ちなみにここまで上ってくるワインディングから見る景色も素晴らしく
こんな感じ!
ヤリスをワインディングでかっ飛ばすのも楽しいし、この景色を見つけて停止してみるというのも楽しい。

さて、ここからは北上して名瀬にある大浜海水浴場を目指すのだが、大浜海水浴場は夕陽で有名な場所なのだ。時刻はまだ16時。この日の日没時間は18時20分。最短経路で行くと17時過ぎには到着してしまう。
往路は国道58号線で島の東側を通ってきたので、帰りは島の西側を走る県道79号線を通って海岸沿いのワインディングを楽しむこととした。
しかもこの県道79号線は

こんな気持ちのいい海岸線の道もあれば、こんな山道のワインディングもあってめちゃめちゃ楽しい!ヤリスのエンジンぶん回して走って思いっきり楽しむ(笑)

こんな景色のところを通ったかと思うと、すぐに山を登ってと通った道を振り返ってみることも出来る!あちこちで素晴らしい景色に出くわすので、走っては停まり走っては停まり!笑

さらに60km/制限道路を40km/hで走る初心者などもいるので、セイフティーカーらんみたいになっちゃう場合は一度停まって景色を見て、再び隊列後方につくというピットイン観光作戦(爆)を敢行!
とにかく70kmほどの道のりで5回は車止めて写真撮った!
ということで目的地の大浜海水浴場には18時に到着!まさに計算通り!
いい海岸だ〜!
でもこの時間は曇ってきてしまい夕焼けはなし!残念だけど日没前に到着できたし良しとしよう!
さて、この日に巡る予定の場所はすべて回ったので、ホテルにチェックインすることとする。時刻は18時半。

宿泊したのは奄美ポートタワーホテル。大浜海水浴場からは車で5分。フェリーの発着する名瀬港から徒歩3分という好立地。
今回はダブルのシングルユースしか空いていなかったのだが、駐車場代込みで6400円。
チェックインした後はまず夕食。徒歩10分ほどのところに名瀬の繁華街「屋仁川」があるのだが、まん延防止期間中なので店が開いているかどうかが不安。そこでホテルのフロントにいた美人のお姉さんに開いている店を聞いてみた。すると丁寧に地図を使って説明してくれた。

お勧めされたのはこの「むちゃかな」。奄美郷土料理のお店だがとってもおしゃれ!一人で行ってもカウンター席があるので大丈夫。
ちなみにこのお店の周囲は飲み屋街で、本来ならばネオンが綺麗なはずなのだが、周囲で開いている店は数えるほど。教えてもらっていなかったらうろうろ路頭に迷うところだった。
もちろん本土ではなかなか飲めないオリオンの生ビールを注文!

左からお通しで出てきた地鶏卵の茶碗蒸し、アバスの唐揚げ、島豆腐チャンプルー。
アバスとはハリセンボンのことで、奄美では一般的に食べるらしい。骨がすごいのだがむしゃぶりついて食べると結構肉があってとても美味しい。鶏の唐揚げのようだ!
島豆腐も食べたかったし、チャンプルーも食べたかったので島豆腐チャンプルーは一石二鳥のメニュー。
ボリュームもすごくてこれだけで腹一杯!オリオンビール3杯飲んでお会計は3450円。美味しかった〜

さて、20時のラストオーダーで潔く店を後にしてホテルへ戻る。ホテルに戻ってお姉さんにお礼を言おうと思ったら、この日は既にいなかった。もちろん翌朝にお礼を言ったのは言うまでもない。
実は奄美ポートタワーホテルには大浴場があるのだ。これもこのホテルをチョイスした理由の一つ。
帰ってから一風呂、その後TV見ながらビール飲んで就寝前に一風呂!23時過ぎには撃沈zzz

2月27日(日):ホテル7:30発〜西郷南州流謫跡8:00〜愛加那の泉8:05〜西郷上陸の地(西郷松)8:20〜倉崎海岸8:40〜 大島紬村9:00〜ハートロック9:30〜土浜海岸展望台10:00〜あやまる岬10:20〜土盛海岸10:30〜 原ハブ屋10:40〜赤木名の「みなとや」で昼食11:15〜12:00レンタカー返却〜奄美空港13:55発MM642〜16:00成田空港16:40スカイライナー17:25日暮里〜山手線〜東武東上線〜18:10川越着

この日は 朝6時半に起床!この日は島の北半分を回る旅。実は見どころは空港のある北半分の方が多いのだ。実は前日深夜から雨が降っていたのだが、もちろん朝になったら止んでた!

目覚めた時にはまだ雲が残っていたが、出発する時にはこの通り!
もちろん起きたらまずは朝風呂!スッキリ目覚めて準備をし、7時半にはチェックアウトして出発!
最初に向かったのは龍郷という街。ここは西郷隆盛が奄美に流刑されていた時に住んでいたところで、西郷ゆかりの地がたくさんあるのだ。

名瀬の街は椰子の木が街路樹になっていて南国ムード満点!国道58号線も夜に雨が降ったこともあって緑がとても綺麗!
しかも龍郷の海岸線の道はこの景観!
車もほとんど走っていないし快適な早朝ドライブを満喫!30kmほどの道のりもあっという間!ということで最初に到着したのは西郷南州流謫跡。ところが・・・

なんと!コロナ対策で閉館中!まあこんなに朝早く来てもやっているとは思わなかったが・・・。実はここは個人宅の敷地にあり、所有者の好意で施設運用されているのだ。だからリスクは犯せないよね。

ということで塀の外から見学!結構大きな家だなあと思った。大河ドラマ西郷どんで出てきた島での妻「愛加那」と住んでいた家のまんまだ。

さて、次に向かったのはその愛加那の名前のついた「愛加那の泉」。要は湧き水。愛加那は西郷が鹿児島に戻った後もここで大島紬を織って暮らしたそうな。

次に向かったのは西郷上陸の地。今はお土産屋さんになっている。ここにはかつて「西郷松」という大松があったそうだが、マツ枯病で立ち枯れしてしまい、惜しまれながら切り倒されたそうな。その松を使って作られた西郷と愛加那の木像が街の学習センターに保管されているとのこと。
さて、龍郷の散策はここまで。

所々にある立ち寄り休憩所で停まりながら綺麗な海を見て癒やされる。とにかく奄美の海は水が綺麗!透明度が半端ない
次に向かったのは倉崎海岸。ナビの言うがままに進んでいくと
おおっ!と思いきや、ここはまだ倉崎海岸ではなかった(笑)
でも、この海岸も十分に綺麗なんだけど・・・・前もって調べていた倉崎海岸はまさに「絶景」らしいのだが・・・
うわ!本当に絶景だった!声も出ない
しかも人が全然いないから波の音しか聞こえない。あ〜〜、ず〜〜っとぼうっとしていたい
予定ではこの後有名なハートロックという海岸にあるハート型の石の場所へ行こうと思っていたのだが、ハートロックは干潮にならないと顔を出さない。干潮時間は10:30。今の時間はまだ8:50。
実は前の日、Facebookで友人が大島紬をお勧めしてくれたので、その工場兼販売所へ行ってみることとする。調べてみると9:00開店らしい。

やってきたのはここ、大島紬村。「うがみんしょうら」はこの地区で「いらっしゃいませ」なのだろう。右の立派な建物が直営店で、この左側に工場がある。工場見学も出来るのだがさすがにパス。
んで、いいものがあったら買おうかな〜とおもっていたのだが、まあお値段が・・・汗。本当は甚兵衛とかあったらなあと思ったが、おそらく絶対に買えない(今回の旅費よりも確実に高い)
そこでこのマスクを購入。シルク製で工場純正で\2420
街中でコレしていたらおしゃれだよね〜。大満足!
さて、時刻は9:30に近くなってきたので、そろそろハートロックに行ってもいいだろう。ハートロック駐車場までは大島紬村から5分で着いてしまう。

駐車場からハートロックのある海岸までは、こんな感じのハブが出そうな小道を歩く。両側にはハートロックならぬハートグラス?
まあ、この場所は今回の旅で訪れた場所の中で最も賑わっていたので、ハブが出ても大丈夫だろう(笑)

うわ!ハートロックがなくてもこの海岸は素晴らしい!しかも珊瑚の死骸?みたいなものがたくさんあって、いかにも奄美!って感じ!
パノラマ画像撮ってみた
そして肝心のハートロックは?
う〜〜ん、あそこらしいのだが、まだ波がかぶる!
周囲にいた人たちもなかなか真ん前まで行けずにいた。「ブラッディー」の隣には先月から仕事で三重から長期出張に来ているという人がいたが、「濡れる覚悟で行ってしまえ!」と果敢にアタック。
ただ、10:30の干潮に向けて確実に潮が下がっているので、徐々に前まで行けるようになる。
「ブラッディー」も何とか撮影!
あと15分もすれば安心して撮影できるのにね(笑)
さて、ハートロックも無事に見られたのでさらに国道58号線を北上する。
んで、前日も気になったこの展望台に立ち寄る
展望台からは土浜海岸が一望できる!
白い砂と遠浅の海!これまた絶景かな。
この後、元々の予定では奄美パークと言うところに行こうと思っていたのだが・・・
げ!またもやコロナ休業!
奄美パークもさることながら、ここにある田中一村記念館は行ってみたかった。
気を取り直して、昼食後に回ってみようと思っていた北の外れを先に回ってしまうこととする。
やってきたのは「あやまる岬」
別に「謝って」いるわけではなく、この地区で正月に行われていた「鞠つき」に使われた鞠の形状とこの岬の形状が似ている(丸い)ことから名付けられたそうな。
ここからの眺望もすごい!海の青のコントラストが最高
岬の先端にはさらに展望塔が・・・行かなかったけど
奥に見えるのがこの後訪れる土盛海岸
ここ、なんと言っても周囲3/4が海に囲まれているので
まさに270℃眺望!トリプルコークトゥーセブンティ!笑
ちなみにこの岬には立派なトイレがあるのだが、そのトイレからの眺望が
これ!まさに展望トイレ!笑
ちなみに男性用はいいけど女性用は?と思って前に回ってみたら・・・・さすがに個室が外に向いているわけではなかった(爆)
続いてあやまる岬から見えた土盛海岸も綺麗そうだったので行ってみることにした。車で行けばたった5分で着く。
いやあ、もうため息しか出ないよ
ちなみにここでは若者が海には行って泳いでいた(マジか!)
パノラマにすると人が写ってる!
さて、これで海岸線巡りは終了!時刻はまだ10時半。ランチを食べようと思っている「みなとや」は11時半開店なのでまだ時間がある。
そこで先ほど立ち寄った土浜海岸展望台の隣にある

「原ハブ屋」というハブの革小物専門店へ行ってみることとした。ハブの皮は御利益があると言うことでこんなもの購入!財布はさすがに高くて買えないが、これを財布に入れておけばいいだろうと言う安易な考え(笑)。お値段280円!
さて、これで「みなとや」のある赤木名へ向かえばちょうどいいだろう。
これが鶏飯(けいはん)の老舗みなとや
到着したのは11:15頃。まだ開店まで15分あるのだが、お店の人が「いいですよ」と店内に入れてくれた。ちなみに店内は撮影禁止なので店内と鶏飯の画像はない。
お店はコロナ対策万全で、まず待合所には2組のみ通される。そこでメニューを見て発注。料理がテーブルに並べられてから席に案内される。しかも10分に1組しか席に案内はしないと言う徹底ぶり。ちなみに「ブラッディー」は一番乗りだったので11:20には着席して念願の鶏飯にありついた。
画像がないので何とかして文面で説明すると、鶏飯とは簡単に言えば「鶏ガラスープのお茶漬けのようなもの」と思えばいい。
おひつに入ったご飯と鶏肉、錦糸卵などの具材と鶏ガラスープが出てきて、茶碗にご飯と具材を盛り付けて鶏ガラスープをたっぷりかけて食べる。イメージは冷やし中華の具材をご飯に載せてスープをかけたお茶漬けと行ったところ。
これがまた旨いのよ!なんせスープとご飯の相性がここまでいいとは!お土産に欲しかったがこのお店では冷凍スープしか取り扱っていないので、奄美空港でフリーズドライのお土産鶏飯を買ったのは言うまでもない。
さて、腹一杯になって外に出てみると
店の前にはこの景色!
この美しい海も見納めだ!
ということでみなとやから空港までは5分もあればついてしまう。まだまだ時間もあるので赤木名周辺を散策してみた。
大島代官所跡を見つけたが、残っているのは石垣だけらしくどう見ても民家だな。
他に見るところもないのでレンタカーを返しに空港へ。ところが・・・
空港へ行く裏道でこんな景色に遭遇!
左右にサトウキビ畑、真正面を下ったところに空港、その向こうに海!まさに奄美って感じ〜。最後の最後まで景色に癒やされた2日間。いよいよ空港へ戻ってレンタカーを返却する。
2日間で走行した距離は255km。ガソリンは14.65lを消費。リッター17.4は前日ワインディングですっ飛ばしていたことを考えると立派な燃費。やるじゃんヤリス!
空港に到着したのは12:15。チェックインは12:25からなので、それまでにお土産を購入。
ちなみに行きも帰りも7A席!最近こういうのが多い(笑)

ということでPeachMM542便は13:55の定刻に奄美を出発!いやあ、いい二日間だった!さようなら!奄美!
ちなみに同じ7A席でも機体は違ったので全く同じ席というわけではなかった。この辺が4日前のサンライズとは違う。
さて、離陸してまもなく「ブラッディー」は撃沈zzz。朝も早かったし、前日から運転しっぱなしだったので睡魔に勝てなかった。
目が覚めたのは紀伊半島の南を飛行している頃。復路は陸が見える側に座っていたのだが、さすがに100kmほど陸地から離れているので肉眼では見えない。
でも水彩画のような青空!

陸地が見えてきたのは伊豆付近から。なんせ三原山の火口が眼下に広がる光景は素晴らしいし、富士山もくっきり!
成田空港へは九十九里側からアプローチ。定刻に16:00に着陸した。
さて、帰りもスカイライナーで日暮里まで戻ることとする。もちろん帰りもガラガラ!
JRの堀之内信号所横を160km/hで通過!
日暮里に到着する頃はすっかりトワイライトタイム。山手線〜東武東上線と乗り換えて川越には18:10到着!19時には自宅に宅急便が届く予定があったのだが、もちろん受け取りにも間に合った。
この週は2月22日〜24日に高知往復、26日〜27日に奄美往復と言うことで週に4500kmも移動したことになる。これは海外出張を除けば移動距離の個人記録だ!


さて、今回の旅のお会計を集計してみるとする。
peach(成田〜奄美往復):\13810
川越〜成田空港間電車(スカイライナー特急券込み):\6292
トヨタレンタカー:\8800
レンタカーガソリン代:\2852
奄美ポートタワーホテル:\6400
黒潮の森入園券:\450
むちゃかな:\3450
みなとや:\1100
ファミマでビールやおにぎりなどなど合計:約2500
お土産代:\4700

総合計50354円!これは格安なんじゃないだろうか?同じ週のサンライズの旅が60540円なので、5日間たっぷり楽しんで11万円!我ながら旅上手じゃないかな?

 

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