Bloody's Tea Room
Team SPIRITS Web Master 「Bloody]の趣味の世界へようこそ

2021/05/30 16:25更新 

当ホームページは[Bloody]の完全なる自己満足の世界で成り立っております。
読者の皆さんも喫茶店感覚でお楽しみください

 

〜「ブラッディー」の五島列島・島原一人旅!〜

コロナ 騒動もついに第5波へと突入してしまい、相変わらず緊急宣言が続いていた2021年9月。「ブラッディー」は8月にワクチン接種も受けたと言うことで引きこもり悶々生活に疲れていた。
そしてケータイ国盗りもコロプラも残り数カ所というところまでこぎ着けていながら、2020年9月の九州攻略以来進められずにいた。もちろんその間も移動制限中は車を使って一人で移動するなど、感染対策には万全を喫していた。
しかし・・・もはや忍耐の限界と言うことで、昨年同様9月の3連休を使って九州攻略に出向くこととした。
今回はケータイ国取りとコロプラの未踏地である五島列島と島原に定め、長崎県だけを攻略することに!2泊3日で42000円というツアーを発見し、早速ANAの「旅作」で予約をしたのであった。 もちろん1年ぶりの飛行機搭乗!
しかし・・・9月13日から東シナ海で停滞していた台風14号が、前日の17日に九州上陸。まさか18日(土)の出発日に関東直撃か?という状況に・・・。
ところがここでスーパー晴れ男の本領発揮!羽田から出発するまで台風を関西に足止めし、一気に台風条を通過して長崎到着時は台風一過の快晴という文句なしの晴天に恵まれたのであった!


9月18日(土)川越7:00出発〜東武東上線〜山手線〜京浜急行線〜羽田空港10:55ANA663〜12:50長崎空港13:15リムジンバス〜13:50長崎新地ターミナル〜 風頭観光へ〜16:00新地中華街〜ドーミイン長崎新地中華街〜平和公園〜稲佐山夜景観光

いつものことながら ANA旅作を使う場合、乗る飛行機によって価格がかなり変わる。長崎だけが目的地のため、2泊3日を うまく使うためにコストを抑えていい時間を選んでみた。その結果、10:55羽田発で出発し、帰りは20:55羽田着を選ぶと割増料金が最小限で済む。
そしてこの選択が実は最高の結果を生むことになるとは・・・
「ブラッディー」が目覚めたのは6:00。実は前日まで台風14号が何時くらいに関東へ来るのか予測がどんどん変わっていたのだ。
朝6時の時点ではまだ尾鷲にいる!
このペースで行くとフライト時間の10:55にはまだ関西にとどまっているはずだ!川越はまだ小雨。傘もいらない程度!素晴らしい。
ということで雨が小康状態のうちに川越を出発してしまうこととする。ちょっと早すぎるがまあいいか。
本来ならばリムジンバスに乗りたいのだが、緊急事態宣言中なのでバスは運休中。そこで普通に電車で羽田へ向かうこととする。
ちなみに後で気がついたのだが、これが今回の旅で「多種多様な乗り物を経験」の始まりだったというのは、「ブラッディー」も気づいていなかった。
東武東上線〜山手線〜京浜急行と乗り継いで羽田に到着したのは9:00過ぎ。しかし世間はシルバーウィークと言うことで、手荷物検査場はかなりの混雑。早く出かけて正解だった。

時間はたっぷりあるので、ここで朝食にヒレカツサンド!これが美味しいのよ。雨は降っているものの、飛行機の運航に支障が出るほどではないし、台風はまだ関西なので強風もない!
ということでANA663便は定刻の10:55に羽田を出発!一路西へと向かう。
下界は台風だけど、雲の上に出てしまえば全く問題なし!
そう言えば10年前に沖縄に行った時も同じようなことを経験したっけ。

瀬戸内海上空を通過する頃には下界がくっきり!しまなみ海道や山口宇部空港などがはっきりと肉眼で確認できる!いい天気だねー
しっかし・・・山口宇部空港って空母みたいね(笑)

九州上空では雲もほとんどなし!これ以上望むべくもない天気の中を定刻通り長崎空港へ着陸!
長崎空港を利用するのは初めてなのだが、大村湾に浮かぶ洋上空港のため周囲を遮るものがなくてとても爽快!

さて、長崎空港から脱出するにはバスを使うかタクシーを使う以外に方法がない。タクシーで最寄りの大村駅に行って列車を使うことも考えたが、長崎市内まで1000円で行けるリムジンバスがやはり便利!
ということでやはりバスを選択!
ちなみにANA663便も満席だったのだが、このリムジンバスも満席。補助席まで使って満員状態で長崎市内へ向かう。
なお、リムジンバスの空港〜長崎市内線には経由地によって2系統があり、ほぼ同時に出発する。長崎市の北側から入るか?南側から入るか?の違いだが、どちらも同じ停留所には必ず停車するので、最悪乗り間違えても所要時間に差が出るだけなのだ。
「ブラッディー」はホテルが新地中華街に近いところにあるということで、南回りを選択した。
バスは時刻通り13:50に新地バスターミナルに到着。バスは長崎駅まで行くのだが、「ブラッディー」はここで下車。
ホテルにチェックインするにはまだ早い時間なので、まずは食事しようかな?と思ったのだが、中途半端に遅い時間に朝を食べたのでまだ腹減ってない。
ということで、まずはこの日の最初の観光目的地である風頭公園方面を目指すこととした。
長崎市内ではもちろん市電を利用する。
長崎市は路面電車の総延長が広島市に次いで2番目。5つの系統の路面電車がひっきりなしに走っていて、便利便利!どこまで行っても130円の均一料金なのだ。ちなみに10月1日から140円に値上がりするそうな!

ちなみに・・・5年前に買った長崎スマートカードは2020年に廃止されていた(笑)代わりに登場したのがnagasaki nimoca!もちろん持っているモバイルSuicaも使えるのだが、記念に買ったのは言うまでもない。
ん?昭和41年12月製造?
これ、新地中華街から新大工町まで乗った市電505号車の経歴!なんと「ブラッディー」と同じ誕生月だ!つまり54歳!親近感わくなあ。
昔懐かしい吊りかけ駆動の音を聞きながら、新大工町に到着!
ここからは歩くしかないので、約1km離れた風頭公園を目指す。風頭というと・・・そう、あの亀山社中が存在したところ。もちろん坂本龍馬と海援隊ゆかりの場所がいくつもある。長崎に来たのは3回目ながら、ここに来るのは初めて。快晴の中の散歩を楽しむこととする。
まあ1kmと言えば15分程度のもんだろうと高をくくっていたのだが・・・甘かった!

長崎と言えば「坂の街」!!!ここは亀山社中跡に向かう途中にある龍馬通り。通りと言うよりも・・・龍馬坂だろ?この坂道と階段が延々と続くのだ。さすがに気温30℃の中の坂道散歩はきつい!
でも、道の両側には海援隊の獅子たちの看板や、維新を支えた人たちの墓などもあって興味は尽きない。

ということでヘトヘトになりながら亀山社中跡へ到着。旧亀山社中は記念館になっていて250円で入館できる。中には龍馬ゆかりの品や、かつての土間、裏口などが残されている。
亀山社中の庭からは長崎市内が一望できる
亀山社中を見学したあとは風頭公園へ向かうが・・・
引き続きものすごい急勾配と階段が続く
そしてさらにヘトヘトになりながら到着した風頭公園には

龍馬像のある展望台がある。龍馬像も長崎の街を見下ろすように立っている。ここにいると風が吹いてめちゃめちゃ気持ちいい。ヘトヘトになって上ってきたのでここのベンチで小休止。人っ子一人いないので最高の休日!時間忘れる〜〜〜
さて、頂上まで登ってきたので後は下りるだけ。そこで「眼鏡橋方面近道」という看板を見つけたので、そこを下りてみることとした。しかし・・・

ほとんどけもの道・・・そして道の両側はほぼお墓!人もいないので寂しいこと寂しいこと・・・
下りのみと高をくくっていたが、これまたここまで下りが続くとかなり疲れる。下まで下りた時にはまたもや大汗!

下りてきたところにあるのが眼鏡橋。この眼鏡橋以外にも石積みの橋がずらりと並ぶ姿は風情がある。ここに来るのも5年ぶり。
ぶらり散歩が一通り終わったのは15時半。そろそろホテルにチェックインできる時間なので、市電で新地中華街へ戻ることとする。
市電の中でふと思ったのが・・・「腹減った」。そりゃそうだ!10時にヒレカツサンド食べてから何も食べずに3kmも歩き回っていたんだから(笑)
ということで向かったのはもちろん中華街!
しかし・・・15時半という時間ではランチタイムが終わってほとんどのお店がお休み中。でも腹減った・・・皿うどん食いたい!

ということで見つけたのが龍園というお店。ようやく皿うどんにありついた!お値段950円(だったと思う)
長崎の皿うどんはちょっと薄味なのが特徴。それにウスターソースをかけて各自が味調整して食べるわけ。「ブラッディー」もちょっとだけウスターソースと酢を垂らして食べた。ボリュームたっぷりで満足満足!
腹一杯になったところで、中華街の目の前にあるドーミイン長崎新地中華街へチェックイン
ちなみにこのホテル、サウナ付き大浴場があって、夜食にラーメンの無料サービスがあって、風呂上がりのアイスクリームサービスと乳酸菌ドリンクサービスがあって、1Fがコンビニという素晴らしさ!部屋もダブルサイズベッドだし、中華街まで1分だし、市電停留所とバスターミナルも徒歩2分!最高だ。
大汗をかいたので早速大浴場で汗を流してさっぱり!夜に備えることとする。

さて、行動開始したのは17時。まずは長崎市の北の方にある浦上を目指す。

もちろん移動手段は市電。本当に便利。到着したのは平和公園。ここには小学校5年の時に来ているのだが、もはや記憶が薄れている。この時間だと原爆資料館は閉館しているので、公園だけ見学することとする。

この平和公園、原爆投下当時は浦上刑務所だったのだと初めて知った。今でもその刑務所の土台が残っていて、特徴的な放射状の建物の跡がわかる。
平和公園の中には千羽鶴の供養塔や、各国から寄贈された平和の銅像などがたくさんある。広島ほど大きい敷地ではないが、緑あふれていて市民の憩いの場にもなっているようだ。
この平和公園、実は2カ所に別れていて、平和祈念像があるところは高台になっているのだが、道を挟んで南側にも小さな公園がある。

実はこの平地の公園の方が爆心地で、その祈念碑や被災した浦上天主堂の壁の一部が移築されて保管されている。
こちらは原爆投下当時の地層
護岸工事中に出土したとのことで、被爆後に埋められていたガラスや食器などの当時のものが出土している。
戦争の悲惨さを全く体験したことがないのだが、戦争の被害を祀った場所に行くとなんとも悲しくなってくるものだ。

さて、時刻は18時近くなってきた。この日の長崎の日没時間は18時23分。日没と言えば・・・そう、100万ドルの夜景を見に行かねばなるまい!
ということで市電で稲佐山ロープウェイ発着場近くの宝町まで移動。ここからバスで発着場のある淵神社まで行けるのだが、1kmもないので徒歩で移動。
雲一つない空に月が!
ちなみにこの日は12夜。中秋の月は21日でしかも8年ぶりの満月になるらしい。残念ながら21日は既に関東に帰っているのだが、翌日の13夜はこちらで見られそう。

稲佐山へ向かうロープウェイの山麓駅はなんと神社の境内から発着する。この神社が淵神社。
そしてロープウェイはとてもおしゃれな形をしていて、これがなんとケン・オクヤマデザイン。こんなかっちょいいロープウェイは他にない。
所要時間10分で稲佐山山頂へ到着。この時時刻は18時40頃。と言うことは・・・
西の方角はこの夕焼け!
もうため息が出るほど美しい!
実は5年前にもこの稲佐山に来ているのだが、その時はあいにく雨模様。今回はまさにその時のリベンジなのだ。そしてそのリベンジはめちゃめちゃ最高の状況で果たすこととなった。それがこれ↓
そう、100万ドルの夜景!
ず〜〜〜っとぼうっとしていたい
これで函館、神戸、長崎と日本三大夜景をすべて晴天で見ることが出来た!思い残すことなし。
さて、この日の最終目的が果たせたところでホテルへ帰ることとなる。帰りは市電の電停まで歩くのが面倒なので、ロープウェイ前バス停からバスで帰ることとした。幸いホテルがバスターミナル前なので大抵のバスがホテル前を通るのもgood!
別にダイヤモンドがもらえるわけではないがダイヤモンド行き!笑
考えてみればここまで通勤電車、飛行機、高速バス、市電、ロープウェイ、路線バスと乗ったことになる。翌日はフェリーとレンタカーに乗り、翌々日は島原鉄道の気動車に乗るので、この時点で9種類の乗り物に乗ることが既に確定している。こりゃ、今回の旅は「乗り物種類制覇の旅」とも言えるのではないか?

さて、16時頃に昼食を食べたという変なサイクルになってしまったが、時刻は既に19時過ぎ。そろそろ腹が減ってくる。でも中華は昼間食べたし・・・・
と思ったらホテルの真ん前にこんな海鮮居酒屋「長崎港」が!
こりゃ海鮮食うしかないでしょ!ということでそのまま店内へ。長崎は緊急事態もまん延防止も発令されていないのでもちろん酒も飲める!

注文したのはこれ!生ビール2杯とマグロ赤身刺身、揚げ出し豆腐。刺身は960円とちょっと高かったが、脂が乗っていてとろけるおいしさ。赤身と言うよりも中トロくらいだった。揚げ出し豆腐は驚きの量で580円!これだけで満腹になってしまった。〆て3058円
時刻は20時過ぎ。ここでホテルに帰ってもう一風呂浴び、そのまま撃沈zzz
この日はさすがに夜泣きラーメンのサービスには行かなかった。

9月19日(日):ホテル7:00発〜長崎港8:05発九州商船フェリー「椿」〜11:15福江港〜レンタカ ー〜堂崎教会〜水の浦教会〜白石のともづな石〜高浜海水浴場〜鬼岳〜武家屋敷〜福江城〜福江港16:50発九州商船フェリー「万葉」〜20:00長崎港〜ホテル着

この日はいよいよ五島列島へ向かうと言うことで早起き!6時には目を覚ましてもちろん朝風呂を浴び、コンビニで朝食を買って腹ごしらえしてから出発!ホテルから長崎港までは1kmほどの道のりなので、朝の散歩をしながら行くこととする。

ちょうど道の途中には出島があるので外から見学。家の近くにこんな場所があったら、朝の散歩が日課になりそう!
え?日本のパフェ発祥の地?
歩いて回っているとこういう発見があるから面白い!そう言えば長崎の街って、坂といい、海といい、夜景といい、なんとなく函館に似ている。
洋館のような建築物も多くて異国情緒もたっぷり。いつかは住みたい街だなあ。

さて、長崎港には15分で到着。出航時刻は8:05なので、乗船券を買ってからゆっくりと港巡り。乗船するフェリーは「椿」号。五島列島には椿ガーデンという有名なところもあるそうな。
ちなみに福江島までの片道の乗船料金は2910円。往復を買えば500円安くなったみたい。しまった、リサーチ不足だった。
7:45になると乗船開始
船の二等席はどれもこんな感じ。片道3時間10分なのでごろ寝できる環境がいい。枕と毛布も自由に使える。3連休と言うこともあってどのブースも3組〜4組くらいの乗客が乗っていた。

そして8:05、定刻に椿号は長崎港を出発!海の上から見る稲佐山と日本最古のクレーンや、長崎の街を背に五島列島へ出発!
1年前には軍艦島クルーズでこの港から出港したが、やはり大型フェリーで出航すると両側の景色を見る余裕もある。デッキに出て潮風に当たれるのもいい!

長崎港のシンボル「女神大橋」をくぐると東シナ海。左手には神ノ島教会の女神像!
さて、ここから五島列島福江島まで3時間10分の船旅が始まる。
画像の通りこの日も天気は快晴!海もないでいてほとんど揺れはなく、これ以上ないという観光日和!

行く手には大海原しかない・・・ 通り過ぎたところも大海原しかない・・・
いや〜〜時間止まってる。めちゃめちゃ気持ちよくてのんびりしている。こういう時間って重要!
3時間もあると思っていたのだが、海を眺めたり、コーヒー飲んだり、本読んだり、寝たり、写真撮ったりと過ごしていたら、

なんだかあっという間に五島列島が見えてきた。まずは中通島などの列島北部の島が右手に見えてきて、最南端の福江島が近づくと左手に福江島のシンボル鬼岳の特徴的な姿が見えてくる。
多分、荒天などを考慮したダイヤなのだろうが、五島列島近くになってからかなり速度を緩めて時間調整していたようだ。結局11:15の定刻に福江島に接岸する。
なお、フェリーは福江島に停船した後も五島列島の他の島を巡るので、乗客の中にもそのまま乗船している人もいる。ここでうっかり寝過ごしたりするととんでもないことになる。

さて、福江島は五島列島の中でも最大にして最も栄えている島。女優の川口春奈さんの出身地としても有名らしい(知らんかったけど)
夕方16:50発のフェリーで帰る予定なので、ここでの滞在時間は5時間半。時間を有効に使うためレンタカーを予約しておいた。
レンタカー屋さんは港からちょっと離れているので、港までのお迎えを予約済み。ということでフェリーが着いたらそそくさと出て行かねばならない。
トヨタレンタカーでいつものようにVitzを借りだして、出発したのは11:45頃。事前に回るところは決めてあったので、迷うことなく目的地を設定。
最初に向かったのは島の北端付近にある堂崎教会。

気持ちの良い海岸線を15分も走れば堂崎教会へ到着する。ここはレンガ造りの情緒あふれる建物で、県の文化財に指定されている。拝観料は300円。
教会の中には戦国時代から続くキリシタン文化の展示物があり、踏み絵なども保管されている。全部じっくり見て回ると1時間以上はかかりそう!
五島と言えばキリシタン文化とのつながりが深い。島内の教会数はとんでもない数なのだが、今回はこの堂崎教会と次に向かう水ノ浦教会を見学することとしている。
ちなみに時刻はちょうど12時。ちょっと小腹が減ったなと思っていたら「堂崎マドレーヌ」という看板が見えたのでちょっと寄り道。

これが堂崎マドレーヌ。堂崎教会の並びにある[noko-noki」という菓子工房で売っている。お値段500円。ちょうどいいかもと思って3つ買ってすぐに食べてしまった。
ちなみに右の画像が今回借りたレンタカーのVitz。例によってシンプルなCVT仕様。もう乗り慣れているので性能を100%発揮して島内を走り回れる自信あり(笑)

さて、次に向かったのが水ノ浦教会。堂崎教会から20分ほどで到着する・・・が
途中の道が超狭い!
そう言えばレンタカー屋さんが「福江の道は狭いから気をつけて」と言っていたなあ。でもこの狭い区間で一度も対向車と出会うことなし!さらに先行車とも一台も出会うことなし!やっぱりコロナ禍で行くべきは人のいない離島だよ!
そしてこれが水ノ浦教会
真っ白な建物が青空に映えてすごく綺麗。中に入ることも出来るようだったが、人っ子一人いないし、荘厳な雰囲気に飲まれてドアを開けることが出来ず・・・笑
教会巡りはこの2つで終了。他にもたくさん教会はあるので、教会巡りだけでも一日過ごせそうだ。
さて、ここからは景色を楽しむ旅。向かったのは島の最西端にある高浜海水浴場。30分も走れば到着する距離にある。
ところが・・・途中で「ともづな石」という史跡があるという看板を発見してちょっと寄り道。「ともづな」って船を係留する時に使うやつだよね。

到着してみると石があったので「これか!」と思いきや、「ともづな石」は奥の小屋に中にある右の画像の石。
これ、なんと遣唐使船が使っていたともづな石だそうで、日本遺産に認定されているのだそうな。ここ福江島は遣唐使船の立ち寄り場所として栄えた歴史もあり、道の駅遣唐使ふるさと館には遣唐使船のレプリカも展示してある。

さて、島の最西端までひとっ走りして到着したのが高浜海水浴場。ここは「日本一美しいビーチ」と言われている。え?沖縄県じゃないの?と思いつつ海岸に出てみると
こ・・・これはすごい!
水があまりにも綺麗なのでそこの深さがわかるほどの青のグラデーション!シーズンが終わっているので人も少なくていい感じ。サーファーもいないし。
これはまさしく「日本一美しい」という称号がぴったり!あまりの綺麗さに何もせずにぼうっと20分ほど過ごしてしまった。ここでコーヒー飲みたかったかも。
さて、観光ガイドブックにはこのビーチを高台から撮影した画像が多く使われているので、その撮影場所を特定!ビーチの右側にちょっとした岬があるのでそこに登ってみた。
おおっ!ここからの画像に違いない!
望遠で寄ってみても水の綺麗さがわかる
ため息しか出ない景色を見終わったところで次に向かったのは鬼岳。海を見た後は山に癒やされましょう!
鬼岳は福江港のある島の北東側にある。高浜海水浴場からは1時間かからない。時刻は13時半。まだまだ時間はある。
島の外周を走る国道354号線はこんなにまっすぐ!
こういうところを走っているとまるで北海道?とか思ってしまう。でも雰囲気は南国なのでなんとも不思議
そして鬼岳には14時半頃に到着。
山だから仕方ないけど、またもやここを登るのか!笑
鬼岳は福江空港の近くにあるのだが、元々噴火で出来た山なので一面芝に覆われた美しさが素晴らしいのだ!
そして登り切ったところには
す・・・すごい!ご褒美だな〜
しかも福江島で最も高いので、この山頂に立って360℃見渡すと福江島のほぼ全景を見ることが出来る。


パノラマ撮影してみるとこんな感じ!海も見えるし山も見える。北側に並ぶ五島列島も一望できる。ああ、ここから動きたくない!

さて時刻は15時。港には16時頃に到着できればいいなと思っていたので、ここからは「行ければ行こう」と思っていたところに行くことにする。
と言うことで向かったのは福江市街地。レンタカー屋さんのすぐ近くに、武家屋敷と福江城趾があるので最後に見て回ることとする。
最初に向かったのは武家屋敷通り
文字通り石垣の塀が並んでいて江戸情緒満点。長さにして300mほどの短い通りなのだが、ここにいるだけで歴史を探訪した気になる。
驚いたのはこれ
なんと武家屋敷の門をくぐったところにアパートがある。つまりこのアパートの住民は、武家屋敷の門を通って自分の部屋に行くわけ!
他の民家も同じような作りで、外壁だけは江戸時代で敷地の中には近代的な家が建っていたりする。

最後に向かったのが福江城趾。まさに城主の名前が「五島」さんだったという五島列島を治めた豪族の居城。中は庭園になっているのだが,13時で閉館と言うことで残念ながら外から見ることしか出来なかった。

ということで福江島観光はあっという間に終了。ガソリンを満タンにしたら5リッターしか入らなかった(笑)
レンタカーを返却して福江港まで送ってもらうと時刻は16時前。船の出航までは1時間あるのだが、昼飯にマドレーヌ3個しか食べていなかった「ブラッディー」は空腹の局地にいた。

そこで福江港内にある食堂で遅いランチを食べることとする。チョイスしたのは五島名物五島うどん。暑いのでざるうどんセットにした。
ざるうどんの他にサラダとアジみりん干し、ふのり?のおにぎり2個がついたこのボリュームで950円は安い!
五島うどんは麺の細さが特徴で、そばのようにツルツルと喉に入って行く。つゆが甘いのもなかなか良いかもしれない。くせになりそうだ。
と、言うことで帰りは16:50発の「万葉」号に乗る。
九州汽船のフェリーは2隻あり、往路に乗った椿号とこの万葉号が交互ダイヤで走っている。「ブラッディー」のチョイスしたルートであれば、往路も復路も長崎港と福江港の間をノンストップで結んでいる。
さて、16:50定刻に万葉号は出航!福江島とお別れ
一日中これ以上ない転機に恵まれ、最高の五島列島初訪となった。今度は宿泊で来よう!
ちなみに万葉号は後部デッキに屋根があるので、椿号と比べると後方の水面を撮影するにはちょっと難あり。夜間航行と言うことで前方デッキも開放されていなかった。

出航直後、さすがに疲れが出たのか「ブラッディー」は即座に撃沈zzz。目が覚めたのは約1時間後の17時50分。この時間が重要!なぜか?
そう、長崎県の日没時間は18時20分頃。そしてこの晴天!ということは・・・
見て!この最高の夕陽!
NHK大河ドラマ「黄金の日々」の音楽が頭の中を渦巻いてしまった(笑)

飛行機雲もバッチリ!               最後はちょっと雲に隠れてしまったが、それもまた良し!
んで、日が落ちると言うことは夜になるわけで、洋上で夜になると言うことは
この夜空が見られるわけで!
ちなみにこの日は13夜。中秋の名月は2日後。でもこんな綺麗な月明かりは初めて見たかもしれない。
女神大橋をくぐると長崎港はもうすぐ

100万ドルの夜景を会場から見る贅沢を堪能しながら、万葉号は定刻の20時ちょうどに長崎港に到着!五島列島日帰りの弾丸ツアーはここに終了した。
さて、ホテルへの帰路ももちろんお散歩!

帰りは出島の正門側を通って帰ることに。出島大橋は江戸時代に門番がいたところ。夜の出島もいい雰囲気だ。

ホテルに戻ったのは20時15分頃。早速潮にまみれた体を洗い流すべく風呂へ。さっぱりしたところで

サービスの夜泣きラーメンとアイスクリームを頂くことに!16時にご飯食べたのでちょうどいい。
ラーメンは本格的な鶏ガラスープっぽくて、醤油味も適度な濃さでさっぱりしていた。これをサービスなんてめちゃありがたい!おかげでこの日の夕食代は0円(笑)
ということで五島列島弾丸ツアーのこの日、「ブラッディー」はもう一度風呂に入ってから23時に就寝zzz。いい一日だった。

9月20日(月)7:50ホテル出発〜市電〜長崎駅8:27発特急かもめ8号〜8:46諫早9:20島原鉄道〜10:42島原港11:05島原鉄道〜11:14島原着〜島原市内観光(武家屋敷・島原城)〜島原13:14発〜13:24大三東14:24島原鉄道〜15:19諫早駅16:00長崎県営バス〜17:00長崎空港19:10ANA670〜20:55羽田空港〜22:50川越着

最終日の目的地は島原。実は日本四島のうち唯一訪問していなかった地域が島原半島なのだ。ここを制覇すれば残るは離島のみと言うことになる。
この日は月曜日なので、まずは朝風呂に入ってからBSで朝ドラ「おかえりモネ」を見て行動開始。まずは市電で長崎駅へ向かう。
これが新しくなった長崎駅
真正面が高架になった駅のホーム。既に長崎新幹線のホームも設置されている。手前側のだだっ広いところが昔の長崎駅。かつてはここに地平ホームが並んでいた。5年前に来た時はこの地平ホームを利用したっけ。
駅のコンビニでサンドイッチとコーヒーを買って乗り込んだのは

特急かもめ8号博多行き。885系電車の6両編成で5年前にも乗ったことがある。ただし、5年前はシートが本革仕様だったのに、今回のはモケット仕様。コストダウンしたのか?
この列車で諫早まで行くのだが、長崎から諫早までの間は快速も普通列車もあり、所要時間もほとんど変わらない。しかしこの時間帯は特急しかないので、ゆっくり朝食を食べることも考慮して特急に乗ってしまった。特急料金は310円。
先頭車の最前列に座ってまずは朝飯!
ちなみにこの885系電車は振り子式になっていて、カーブでは車体を傾けて拘束で通過する。そして
先頭車の先頭にいれば運転席越しにその振り子作動が見られるわけ!
ちなみにかもめ8号の自由席には3人しか人が乗っていなかった。
途中、長崎新幹線の建設高架の横を通ったり、長崎本線旧線との路線別複線を走ったりしてなかなか楽しい区間。たった20分の乗車時間なのであっという間に諫早に到着!
諫早も新幹線が停車するので建設工事が佳境
ここでは3分の乗り換え時間で島原鉄道に乗り継げるのだが、元々ゆとりのある時間計画だったので30分後の列車に乗ることとした。
ちなみにその間にこんなもの購入
これは最愛認定書という名前で売られている記念切符。島原鉄道の駅には「愛野」駅と「吾妻」駅があるので、「愛の吾が妻」ということらしい。ちなみに「幸」と言う駅もあるので、昔の国鉄広尾線みたいに「愛野から幸へ」と言うきっぷも出来そうなものなのだが・・・
また、島原鉄道では土日休日に限って1日2000円で乗り放題の「島原半島周遊パス」というお得な切符がある。諫早から終点の島原港までは普通乗車券でも1500円以上かかるので、往復するだけでも元が取れてしまう。「ブラッディー」はもちろん購入!
ということで9:20発の2500型気動車で終点の島原港を目指す
ちなみに島原鉄道の気動車には必ずヘッドマークがついている。この列車は[TAKUSHIMA]号。地元の企業かな?
島原鉄道は沿線に見どころが多数ある。例えば

有名な諫早干拓地のど真ん中を走ったり、有明海がすぐそばに迫るところもあったり、
雲仙普賢岳の全景が見渡せるところもある。
ちなみに景観の良いところが近づいたり、催事で有名な街が近くなると、車内では近隣高校の放送部生徒による観光案内放送が流れる。
列車に乗っているだけで全然眠くならないほど見どころ満載なのだ。

中でも古部駅と大三東駅は海に面したところにあり、ホームからも絶景が楽しめる。特に大三東駅はキリンレモンのCMでも有名。「海に一番近い駅」として観光客が絶えない。ここは帰りに寄ってみることとする。
ちなみにこれは霊丘公園体育館駅近くに保存されていた蒸気機関車
銘板に「C1201」とあったのだが、形は国鉄C11型のよう。もしかして島原鉄道オリジナル機関車だろうか?

列車は定刻通り終点の長崎港駅に到着。実はここに来てみたい理由があった。それは終点よりも先にある。

実は島原鉄道はかつてこの先にも伸びていて終点は南島原市の中心、加津佐駅だった。しかし1997年に雲仙普賢岳の火砕流被害から復旧したものの、2008年に島原港駅〜加津佐駅館が廃止されてしまったのだ。そして廃線跡がまだ残っているのだ。
本当はこの廃線跡を加津佐まで行きたいところだが、レンタカーもないし列車の折り返し時間25分で見て回れるのは駅周辺のみ。
でも、廃線跡を勝手に渡る「勝手踏切」などもあって面白かった。
と言うことで乗ってきた列車の折り返し11:05発で島原まで戻ることとする。

島原駅は島原鉄道最大の規模の駅で、優に6両編成くらいが止まれるホームがある。駅舎は島原城の建築様式をもした作りで立派!
ちなみに国鉄の急行列車に併結して博多まで乗り入れていた歴史もあるし、明治時代に開業した鉄道路線で今でも同じ名前で継続営業しているのは東武鉄道と近江鉄道とこの島原鉄道だけという老舗なのだ。

さて、島原駅からは徒歩で街巡り。元々小さな街なので歩いて回ってもそう時間はかからない。まず向かったのは駅から最も離れている武家屋敷。と言っても歩いて20分ほどしかかからない。
島原駅を背に歩いて行くと正面には島原城が現れる。島原城の周りをぐるりと反時計回りに掘沿いに歩いて行く。
水のない堀と普賢岳の対比が美しい
武家屋敷に向かう途中で何かお店があれば昼ご飯を食べようと思っていたのだが、

こんなお店発見!店の名は「菜かの」。メニューに島原名物具雑煮があったので、ちょっと早い昼食を食べてしまうこととする。
具雑煮を注文したら店の人から「熱いですよ」と言われてしまった。そりゃそうだ。最高気温30℃の中で雑煮食おうってんだから(笑)
この具雑煮、簡単に言えば雑煮の中にさらにいろいろな具材が入ったスタミナ食だと思えば良い。餅と鶏肉の他にエビ、イカ、カニカマ、白菜などなど具だくさん!戦国時代の戦飯だったとのこと。
ちなみに具雑煮が有名な店は島原城正門の真ん前にもあるのだが、この後前を通ったら行列が出来てた!こちらで食べて大正解
さて、おなかいっぱいになったところで武家屋敷へ向かう。

途中こんな町並みがあったのでここかな?と思っていたら・・・全然違ってこっちだった!
約300mほどの長さの道の真ん中に水路が通っていて、両側には当時の建築物の塀が並ぶ。電柱などもないので江戸時代にタイムスリップしたかのよう。

中には当時のままの建築物の中を開放している家もある。右の島田邸などは奥には実際に人が住んでいる家になっている。
武家屋敷通りを端から端まで歩いてから島原城へ向かうこととする。その途中に

なんと吉田松陰が立ち寄ったという看板があった!この井戸の水を飲んだのかな?
武家屋敷の南端から島原城までは200mほどしか離れていないので、大通りに出ると

島原城の正門に出る。ちなみに車道しか見当たらなかったので、駐車場料金所のおじさんに「人はどこから行くんですか?」と聞いたら、「そのまま入っていいよ」と言われてしまった。どうやら島原城は車で来るのがデフォルトらしい(笑)
そして「またもや」坂を登って行くと島原城の天守閣にたどり着く。
天守閣に登るには550円(JAF割引で500円)が必要。でも普賢岳や有明海を上から見てみたいのでもちろん登ることに(また登るんだ)

天守閣内は史料館になっていて、戦国〜江戸時代の武具や什器などが展示されている。もちろん島原の乱における天草四郎一派の史実も記されている。
そして天守閣最上階へ登ると
西側には普賢岳の雄大な姿が目の前に!
ちなみに真ん前に見えるすり鉢状の山が眉山という。これは1792年の噴火(島原大変肥後迷惑)ですり鉢状に崩落して出来たもの。実はこの眉山の後ろで1991年の大噴火が起こり、出来たのが平成新山。しかしこの眉山が盾となって火砕流を遮ったので、島原の街は奇跡的に火砕流被害を免れ、被害は画面の左右に広がったのだ。
そして東側には有明海を一望
海の向こうは熊本で山は阿蘇山。阿蘇山がこれだけ綺麗に見えるのはすごい。そして正面には島原駅の駅舎が見える。
さて、島原の街で見るべきものは見たので、再び島原鉄道に乗るべく島原駅まで向かう。せっかくなので再び反時計回りに堀を一周する。
やはりどこの天守閣もかっちょいいなあ
島原鉄道は1時間おきの運行なので、次の列車は13:14発。列車を待っていると

反対側に1日1本だけのCafeTrainがやってきた!これに会えたのはラッキー!そして「ブラッディー」が乗り込んだのはVファーレン長崎号(Jリーグのチームね)
まだまだ時間はあるので、島原から4駅先にある大三東駅で途中下車する。そう、往路でも通った「海に一番近い駅」ね。
さて、この駅に到着してまずびっくりするのは

この海の近さ!なんせ下りホームの向こう側にはさくもなくてそのまま海岸なんだから!
このロケーションが絵になるので

キリンレモンのCMにも使われている。女優の上白石萌花さんが立ったところで記念撮影するのが大人気。
ちなみに駅前の自動販売機はもちろんキリンだし、キリンレモンが品揃えの半分を占めるというのはここだけだろう。「ブラッディー」もまんまと買った(爆)

この駅のもう一つの看板がこの黄色いハンカチ。「幸せの黄色いハンカチ」として駅構内のガチャガチャで購入できる。ここで買った黄色いハンカチに一言書いて駅の柵に結ぶと願いが叶うと言うこと!上白石萌花さんが書いたものは島原駅に展示してあるらしいが、すっかり見落としていた(笑)なお・・・「ブラッディー」も書こうかなと思ったが、ガチャガチャは空だった(汗)
ということでCMと同じアングル!
さて次の列車まで1時間あるので、駅の隅から隅まで歩き回ったのだが、この間に訪れる観光客の実に多いこと!特に若い女性と家族連れが目立った。そして・・・彼らはみんな車で来る・・・島原鉄道に乗ってこようよ〜
そして1時間後、「ブラッディー」が乗ったのは「キリンレモン号」!
復路も島原鉄道沿線の景観を見ながら諫早までトコトコと気動車で帰る。いいねえ、ディーゼルの音!
これで今回の旅の目的はすべて終了。諫早駅で急げば15:30の空港行きバスに間に合ったのだが、あくせくしたくないし時間はたっぷりあるので16:00発のバスに乗ることとする。

これが諫早バスターミナル。いかにも昭和レトロ!って感じ。そして回れ右するとJR諫早駅が最新建築でそびえ立つ!ここ、長崎新幹線が開業したらバスターミナルは移設されるんだろうか?
バスターミナルの中はこんな感じ
なんと9番線まで発着場所があって、行き先別に乗り場が分かれている。冷房はなく大型扇風機がぶんぶん回ってた(笑)でも、涼しいんだよね〜。これって昭和建築の知恵なんだろうか?
ということで16時発の空港行きバスに乗車
面白いのは長崎〜空港間のバスと違って完全な路線バスだと言うこと。つまり空港に行かない人も利用する。と言うか・・・諫早から空港まで通しで乗車したのは「ブラッディー」だけだった(爆)
ということで長崎空港には17時に到着。搭乗するANA670便は19:10発なので2時間近く時間がある。
11時半に島原で具雑煮を食べてから何も食べずに歩き回っていたので腹が減った。そこで空港内のレストランで
ミニ皿うどんセットを食べる。お値段1220円
でもこれ、ミニなのはチャーハンだけで、皿うどんは思いっきり1人前(笑)例によってちょっとだけウスターソースをかけると旨いんだ。もちろんペロッと平らげて満足満足。元々今回の長崎旅行で皿うどんは2回は食べたいと思っていたので、これで初志貫徹!
フライトまでの時間は夕陽を見て過ごす
この場所、搭乗待合室の窓際のカウンター席なのだが、コンセントもあってスマホの充電も出来る指呼の景色だし最高!ここで文庫本などを読みながら搭乗を待つ。

そして定刻の19:10にANA370便は出発!14夜の月がお見送り!
帰りはジェット気流に乗るので2時間かからずに羽田まで到着してしまう。もちろん東京も台風一過で
夜景がくっきり!
ということで定刻の20:55に羽田到着。帰ってきてしまったなあと言う寂しさしか感じない・・・。

さて、そう言えば乗り物の話が残っていた。今回の旅で、飛行機、フェリー、高速バス、路線バス、レンタカー、市電、通勤電車、ロープウェイ、特急列車、気動車に乗った。〆て10種類!そこで羽田からの帰路に選んだのは
モノレール!
これで11種類の乗り物を制覇。乗っていないのはジェットフォイルとケーブルカーとタクシーくらいのものだ(笑)
そう考えると福江島の往復のどちらかをジェットフォイルにするとか、長崎市内でタクシー乗るとかしていれば・・・とか考えたアホな「ブラッディー」であった。
モノレール〜山手線〜東武東上線と乗り継いで川越には22:50到着!2020年から1年ぶりの九州弾丸ツアーは終了した。


さて、今回の旅のお会計を集計してみるとする。
ANA旅作(羽田〜長崎往復航空券&ドーミインホテル長崎新地2泊):\42000
長崎空港〜長崎市内高速バス:\1000
長崎市内市電とバス:\780
稲佐山ロープウェイ:\1230
九州商船フェリー福江島往復:\2910×2=\5820
島原鉄道1日乗車券:\2000
東京近郊&長崎近郊鉄道路線総額:\3044(特急料金含む)
諫早〜長崎空港路線バス:\640
トヨタレンタリース:\4800
ガソリン代:\902

交通費合計で62216円、食事代3日分で約10000円、施設見学料合計で1050円
総合計73266円!思ったよりも全然安いかも!

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