〜「ブラッディー」の廃線巡り(武蔵岩井・西寒川編)！〜
2020年はとんでもない年となってしまった！
3月から大流行を始めたCOVID19の影響で、外出自粛、テレワークといった生活をがらりと変える出来事により旅そのものができなくなってしまったのだ。
おかげで「ブラッディー」も4月16日から5月いっぱいまで在宅勤務＆外出自粛の引きこもり生活を敢行！なんと1ヶ月半の移動距離が1000kmに満たないという、社会人生活で初めての事態になってしまった。
緊急事態宣言は解除されたものの、6月末からじわじわと第2波を感じさせる流行も始まってしまい、旅どころではなくなったのだ。
でも、流石に3ヶ月にわたり「どこにも行かない」を続けていると精神的に参ってしまう。
そこで考えたのが「人のいないところに車で行ってみよう！」ということ。要は一人で車に乗っていくなら良いでしょう！と言う意味。
でも首都圏を出て遠出するのはまだまだはばかれる。んで行き先として思いついたのは「東京近郊の廃線巡り」
ということで軽く半日で行って帰ってこられる東京西側地域の廃線2カ所に行ってみることとした。
川越9:00出発〜武蔵岩井駅跡11:00着
朝7時に目覚めた「ブラッディー」は朝食を摂ってからのんびり出発！車だから時間を気にする必要はなし。
目指したのは武蔵五日市近くにある五日市線の支線である岩井支線跡地。川越からは一般道でも1時間半くらいで行ける。
途中でこんな土砂降りに遭ったものの現地に到着してみると雨はやんだ（笑）
最初に向かったのがその岩井支線の終点である武蔵岩井駅跡地。
この太平洋セメントの真ん前が駅の跡地だというのだが・・・
どうやらこの駐車場が駅の跡地らしい
以前は右側の屋根の当たりに駅舎が残っていたらしいのだが、今は跡形もない・・・ちょっと前の（と言っても10年くらい前の）ブログを見ると駅舎っぽいものがあったんだけど・・・
まあ、この立地から考えると太平洋セメントの専用線っぽい扱いだったのではないかと思う。
結構がっくりきた「ブラッディー」だったが、ここはめげない！
この場所から5kmほど山の方に行ったところに温泉があるという情報を手に入れたのだ！
せっかくなので「にょろ吉」と記念撮影
さて、山の方へ走ること10分、到着したのは
日の出つるつる温泉！
結構新しい建物かも・・・入館料は860円で3時間制限付き。食堂や休憩所もあるので結構楽しめるみたい。
館内はかなり広いが、午前中と言うこともあってガラガラ！これは「密」にならずにすみそう。
男湯と女湯、逆にした方が良くない？
この温泉、「つるつる温泉」と言うだけあって，お湯に浸かると肌がつるつるしてくる！お湯から上がって体を拭くと今度はさらさらに！確かに効能が高そうな気がする。
ちなみに公共交通機関としては五日市駅からバスが出ている
このバス、汽車の形をしたトレーラーでかなり個性的！2度すれ違ったが、一度見たら忘れられないかも
しかもこのバス、岩井支線の線路跡に並行している道路を走っていると言うのが面白い。
さて、温泉に30分ゆっくり入って次に向かったのは岩井支線唯一の中間駅だった大久野駅跡。
旧廃線跡らしき道路を通って心も高揚！しかし・・・・
旧大久野駅跡は完全に公園になっていて駅の面影なし！道路が線路跡地だろうという今年かわからなかった・・・
気を取り直して五日市方面へ向かう。
途中、街道沿いにこんなところを発見！これは間違いなく廃線跡だろう！
多分この左側の築堤も廃線跡
そして「横川観光」という会社のすぐ脇では
この築堤は廃線跡でしょう！そして右側から今の五日市線がカーブしてきて、旧岩井支線と合流するあたりは雰囲気が残っている。
ただし・・・廃線当時、五日市線は地平を走っていたのだが、今は高架化されてしまって
面影はない・・・
ということで岩井支線巡りはここで終了！まだお昼だと言うことで、足を伸ばして相模線の西寒川支線も行ってみることとする。
ん？五日市から寒川まで30km以上あるぞ？いいのいいの暇なんだから・・・ということで日の出インターから圏央道に乗る
途中、こんな土砂降りに遭遇しながら、寒川に着いたら晴れてきた！これが予定調和ってやつだな
寒川南インターで降りてから5分で旧西寒川駅に到着！
今は八角広場という公園になっている。なんで八角なんだ？
これが西寒川駅跡。かつて相模線の寒川駅から一駅分だけ伸びていた支線。
元々海軍の相模工廠があったので、その資材運び込みのために建設されたらしいが、相模線の電化と共に廃線となった。
今でも10mほど線路が残っていて
廃線跡は線路は外されているが、一之宮緑道という遊歩道になっていて、寒川駅方面まで歩くことができる
ということで目的地を全部回っても13時半！半日もかからなかった！
一ともほとんど出会ってないし、密なんてなし！楽しいwithコロナ生活の一日だった。
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