Bloody's Tea Room
Team SPIRITS Web Master 「Bloody]の趣味の世界へようこそ

2018/02/18 15:32更新 

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読者の皆さんも喫茶店感覚でお楽しみください

 

〜「ブラッディー」の北陸・新潟旅行記2017GW!〜

2017年のGWは久々にクルマで1人旅に出ようと思った「ブラッディー」。目的地は北陸に決定した。その理由は3つある。
第1に「位置取りゲーム」である「ケータイ国取り」と「コロプラ」の未制覇地域であること。
第2に朝ドラ「まれ」の舞台が能登半島だったこと。
第3に北陸には多数の鉄道関係の展示物があり、それを見たことがなかったこと。
なんせ6日間も自由な時間を持つことが出来たので、好き勝手に動けるのも良し!ということで宿泊地は高岡、福井、新潟に決定!
埼玉、東京、山梨、長野、新潟、富山、石川、福井、群馬の9県を走破し、 総行程1700qオーバーとなる自由気ままな旅を行ったのであった


5月3日(水)0時自宅出発
〜 渋滞回避〜鹿アタック事件〜南アルプス市〜戸隠村
この年のGWは前半と後半に完全に分かれているので、後半初日のこの日は高速道路の大渋滞が予想されていた。よって朝ではなく日付が変わった0時に出発してしまおうと考えた「ブラッディー」。しかし甘かった・・・
0時時点で既に圏央道、関越道、中央道は渋滞が始まっていて、特に八王子JCTでは昼間のような大渋滞になっていることが判明。そこで「ブラッディー」は奥多摩から柳沢峠を越えて甲府に出る一般道ワインディングルートを選択。
なぜ北陸に行くのに甲府経由なのか?それは「ケータイ国取り」の未踏地域が南アルプス市と戸隠村に残っているから。つまり「行くだけ」のためにこのルートを選んだのだ。
ところが・・・青梅市内でどこかの学校のチャーターバス6台編隊に遭遇する。高速の渋滞を回避してこっちを選んだらしいのだが、正直この時間でワインディングを観光バスに走ってほしくない・・・。違うルートを選んだり、バイパスを使わなかったりと知恵を駆使したのだが、6台編隊すべてを追い越すには至らず、結局奥多摩湖の道の駅までずっとこのバスの編隊に封じ込められる。
奥多摩湖を抜けて山梨県に入るとようやく道が開けて一気にスパート!まるで頭文字Dのようにロスした時間を取り戻しにかかる。この時間は車も全くいないので快適快適!先行車も良くわかっているようで、ヘッドライトが近づくと道を譲ってくれる。ありがたい!
が・・・しかし伏兵は別にいた・・・・
峠の半ばに差し掛かったころ、目の前を鹿が横切った!「ブラッディー」には15年前の「すえぞう」さんの悪夢「鹿アタック事件」がよぎったことは言うまでもない!しかし、こればかりはどう対処しようもないので周囲に目を光らせながら行くしかない。
柳沢峠も半ばに差し掛かったころ事件は起こってしまった!右側にちらっと動くものを発見し、左に回避したのだが右のどてっぱらにそのまま突進してきた鹿が角を接触させてしまった!「ガリッ」っという音はかなりのものだったのだが、その場で止まるわけにはいかないので結局塩山の街までそのままかっ飛ばして山を下りる。
塩山市内のコンビニで停車して恐る恐る右を確認・・・(画像は昼間撮影)
凹んでない!傷がちょっとついただけ!
不幸中の幸いとはこのこと!多分鹿さんも大事には至らなかったと思う。しっかし、接触後も道の真ん中を歩き回る鹿と遭遇したりして、夜の峠道はかなり危険であることを再認識。昔よりも野生動物が出没する機会が増えている気がする。

さて、気を取り直してその後も一般道で南アルプス市へ向かい、ケータイ国取りを無事にすませる。ちなみに時刻は2時。一般道オンリーで2時間と言う所要時間なら絶対に渋滞した高速よりも早い。土地勘がなかったのでGoogleMAPのナビ機能を使ってみたのだが、これがかなり優れもの。もしかしたら車載用の本当のナビよりも優れているかもしれない。但し・・・やたら農道とか裏道を案内するのにはちょっと困った・・・・。やはり一番信頼できるのは道路標識かも・・・笑

さて、南アルプス市からは国道20号を通って松本を目指すことにする。高速を使ってもこの時間ではあまり時間短縮は見込めない。一般道でも制限速度+αで順調に流れているし、何よりもGW特有の下手くそがいないのがありがたい。
諏訪までは順調に走行してきたが、諏訪市内でやたら遅い車に引っかかってしまい、街中なので追い越すこともできずにいらいらした「ブラッディー」は岡谷から安曇野まで高速を使うことに決定!一気にここでタイムを取り戻して安曇野で高速を下りる。
戸隠に行くには長野市内経由と大町経由の2種類が考えられるのだが、別に戸隠で何かをする必要もないので景色の良さそうな大町経由を選択。国道148号線を北上する。

国道148号線からは雄大なアルプスの山並みが綺麗に見えた!やっぱりこっちを使って正解
ちょうど日の出の時刻と重なっていたので、走っている途中で景色の良さそうなところを散策しながら回ることに!

まだ残っている桜とパチリ!           にょろ吉とパチリ!
こんな景色も!
とにかく桜は咲いているし、山は冠雪が残って綺麗だし、朝日に照らされてくっきりだし、最高!眠気も吹っ飛んでしまう!
白馬からは国道406号線を使って戸隠方面へ。でも戸隠まで行く必要はなく、要はケータイ国取りのエリアまで行けばいいので、途中の西京と言うところまで行ってみる。ここで無事にケータイ国取りを行った「ブラッディー」は反転して再び白馬へ。

すると行きには気づかなかったこんな場所を発見!ため息しか出ない・・・満足満足!
再び国道148号線に戻って北上した「ブラッディー」は、JR東日本と西日本のジャンクション南小谷駅に立ち寄りつつ富山を目指す。
しかし・・・・時刻は7時・・・そろそろ眠い・・・ということで道の駅小谷で仮眠することにzzz

5月3日(水)8時小谷発〜 糸魚川〜親不知〜富山市内〜高岡着

目覚めたのは8時!しっかり1時間眠ったらしい。目が覚めた理由は・・・暑い!そう、この日の最高気温はこの地域でも20℃オーバー!陽射しが強すぎる!
再び148号線を北上して日本海側に到達したのは8:30.本来ならここで国道8号線を西へ進むことになるのだが、ちょっとあることを思い出した「ブラッディー」は8号線を東へ向かう。到着したのは糸魚川市内

そう、ここは昨年の大火で多くの家が消失してしまったところ。がれきは完全に撤去されていたが、街の一部がぽっかりとなくなっている姿は何ともやるせない気持ちになる。道にはまだガラスの破片が残っていたり、支柱が曲がったままのものが残っていたりして火事のすさまじさをまだ伝えている。
被災地に合掌してからは国道8号線で富山方面に向かう。最初に目指したのは親不知。Spirtisのツーリングで親不知には来たことがあるのだが、その際には親不知ピアパークで慌ただしく食事して帰っただけだったので、今回は観光をしようと言う目論見。

んで、最初に向かったのは親不知駅。駅に行けば大抵観光案内があるからね〜!ほらあった!
どうもピアパークは道の駅としての機能しかなく、観光するには親不知コミュニティロードと言うところに行くのがいいらしい。んで、最初に向かったのはピアパーク。なぜか?・・・腹減ったから(爆)
しかし、時刻はまだ9時!もちろんレストランなどは開いていない。よっておさかな市場の屋台で売っていた
カニ汁を頂くことに!これ400円
400円でこれだけカニが入っているのなら十分でしょう!朝の味噌汁はいいねえ〜

ちなみにピアパークからは目の前の砂浜に出ることができる。日本海の雄大さを見るにも最高
そして左の画像に見えている岬が親不知の峠!これからあそこに行ってみることにする

これが親不知コミュニティロード入口。ロードと言ってももちろん徒歩で歩く散歩道。んで、眼下を見ると右の画像のように超断崖になっている
案内図を見ると、この真下に北陸本線の旧線(非電化単線時代)のトンネルが残っているとのことでそこまで行ってみることにする。
急な階段をビル3階分くらい下りると

あった!トンネル入り口と廃線になった跡!橋などは残存しておらず、線路もないが間違いなく鉄道の跡だとわかる。
トンネルを抜けると上を通るコミュニティロードに出られるということでトンネルの内部に潜入
トンネル内はめちゃ暗い!
「ブラッディー」は懐中電灯を持っていたので何とかなったが、この道を肉眼だけで歩くのはちょっと厳しいかもしれない
トンネルの長さは約700m。そこを抜けると
こんな景色の場所に出る
さて、ここから上のコミュニティロードに出るのだが、なんとビル5階分くらいの高さの階段を上ってゆかねばならない!蚊はすごいしとにかく心臓破りの上り!普段の運動不足を後悔することになる(笑)

でも、上まで上がってしまえばこの通り!日本海を一望する絶景を見ることができる!コミュニティロードは昔の国道8号線の跡を利用していて、今ではこの区間はトンネルで一気に走る抜けるように改良されている。明治の時代にこの道路を開拓した際には断崖絶壁の難工事だったということで、この工事に尽力した富岳磯平と言う人の「砥如矢如(とのごとくやのごとし)」書が彫られている。
そして展望台には

4代に渡る親不知越えの道が一望できる!ちなみに一番最初の道は海岸沿いの一番低いところにあり、目の前のシェルターが現在の国道8号線、奥に見えるのが4代目の北陸自動車道。北陸道は海の上に作られていることで有名!

さて、ここからは富山市内に向けて国道8号線を西へ進む。時間はたっぷりあるので高速道路などは使わない(笑)
国道8号線はきちんと整備されているので走りやすいし、信号も少ないので高速を使うほどのこともなし。
ただ、ちょっと困ったもんなのが北陸の人たちの車の運転!なんせ見切り発車が多いのと、対向車線に平気ではみ出すのには困りもの。横を通る道路の右折信号が青なのに車が居なければ見切り発車するわ、コーナーで平気で対向車線にはみ出して突っ込んでくるわでまあ運転が荒い!地元の標準なんだろうか?

富山県内に入ると左手には立山連峰がくっきり!日本海側は雲が多い時が多いので、ここまでくっきり見えるのは珍しいかも!
ということで富山市内には11時半ごろ到着!富山駅の近くのコインパーキングにクルマを止めてまずは昼食!
ちょうど昼時だったこともあるし、朝食がカニ汁だけだったので腹ペコ!富山駅の近くならば何でもあるだろうと判断したのだが・・・正解だった!

駅前の撰鮮(せんせん)と言う店にとりあえず入ってみる!この店は中が市場と食事処になっていて、食事は食券購入してから番号で呼ばれて取りに行くカフェテリアスタイル。なので価格も安い!「ブラッディー」が注文したマグロ丼はこのボリュームで1380円!どんなに高くても2000円程度!
1人でも気楽に入れるし、北陸の海の幸はもちろんめちゃ美味い!
ちなみにこの旅、結局海鮮以外の食事をしていなかったことに後で気が付いた「ブラッディー」であった。。。

さて、腹ごしらえが済んだところで富山駅散策。富山駅は北陸新幹線開業によって大きく様変わりしていて、「ブラッディー」が知っている富山駅はもはや存在しない(最後に来たのが10年前くらい)

新幹線のホームがある側は完全に新しくなって、新幹線の真下に路面電車の駅がある。これは便利!
将来的には駅の向こう側を走る富山ライトレールの線路と結ばれて、富山港から市内まで直行できるLRTが運行されるとのこと

並行する在来線はJR西日本からあいの風とやま鉄道へと変わり、現在高架工事中!既に福井方面のホームは高架になり、新潟方面は昔の地平ホームを使っている。地平ホーム時代しか知らない「ブラッディー」だったが、もはや「別の駅」

隣にある富山地方鉄道の電鉄富山駅も入口はビルの中に!しかしホームは昔のまま!

ホームには元西武の16010系と元京阪の10030型が停車中!元西武の16010系は有名な初代レッドアローの車体を使っていて、この電車を見たかったのでラッキー!しかも1編成しかない水戸岡デザインの「アルプス特急」の車両が停車していた!

さて、富山駅で見たいものは全て見たので、ガソリン補給がてら富山港の方に行ってみることにする。ここにも見ておきたい鉄道があるのだ

それは富山ライトレールの終点、岩瀬浜駅。ここはかつてJR富山港線の終点だった。廃線となる予定だった富山港線をLRTとして復活させ、第3セクターとして再出発した路線。15分おきに富山駅直行の電車が走っていて、将来は先述の通り富山市内への乗り入れが予定されている。
まさに地方鉄道復権の切り札のような運営をしているのだ。駅は全てバリアフリーだし、電車も省電力の最新型を導入している。

ということで富山市内の鉄道巡りを終えた「ブラッディー」はこの日の最終目的地であり高岡を目指す。何で高岡か?単純に予約できたホテルが東横イン新高岡だったからと言うだけ(爆)
但し、高岡に宿泊するなら見ておきたいところがあった。それは

高岡駅!実はここ、橋上駅舎化をする際に友人の「ing」さんがデザインを担当したのだ!那覇空港のデザインも担当していることもあって、曲面を使ったテラスや駅構内の配置などもめちゃおしゃれ!一地方都市の駅とは思えない!
せっかくなので駅の構内に入ってみたが・・・・
ホームも車両も古いままだなあ・・・笑

でもこんな車両が止まってた!なんと忍者はっとりくん列車!
この高岡駅は氷見線と城端線の始発駅なのだが、氷見は藤子不二雄先生のゆかりの地と言うこともあって、このラッピング車両が多数走っているのだ。ネットでこの車両が充当されるダイヤを調べることもできるらしい。

ちなみにこの日は駅前の通りを歩行者天国にして獅子舞祭りが開催されていた。高岡の街は獅子舞が有名なんだそうな。初めて知った!展示してあった路面電車は高岡の街を走る路面電車万葉線の車両。これに乗ると海王丸パークまで行くことができる!
そしてこれが万葉線の最新車両アイトラム
なんとドラえもんラッピング車に偶然遭遇!万葉線には古い車両から新しい車両まで様々な車両が走っているので興味は尽きない。

ということで時刻は15時!0時に出発してから450qを走破してきたのでそろそろ限界(笑)ホテルに入って一休みすることにする。

ちなみにこの日の夕飯は富山駅で購入してきた有名な源の「ますのすし」。標準サイズは大きすぎるので小さめのものにしたが、北陸新幹線開通記念の特別版。どこが違うか?と言うと箱に北陸新幹線の絵が描いてあって、鱒も脂の乗った最上級品限定で使っているとのこと。お値段は通常の「小」より400円高い1300円だが、この鱒の柔らかさと美味しさはそれだけの価値あり!
腹いっぱいになって満足し、就寝したのは19時過ぎであった(早い!)
この日の夕焼けは綺麗だった〜

5月4日(木)6時起床〜 能登半島一周〜福井

目覚めたのは6時!目覚まし時計も全く使わずに起床してしまった。そりゃそうだ、なんせ途中で2度ほど目覚めたとはいえ、トータル11時間も寝ていたのだから(笑)
ちなみに前日も酒を一滴も飲まなかったのだが、この旅行中「ブラッディー」は完全に酒断ちを敢行!車運転するし、一人だから酒飲んでもつまらないしね〜

さて、東横イン新高岡の無料朝食は7時からなので、7時きっかりにロビーに下りてみると・・・なんとすでに満員で長蛇の列!これ、家族連れの連中が「我先に」と時間前に並んでしまった結果・・・馬鹿じゃないの?
結局食事を開始するまで並ぶこと15分!もちろんめぼしいおかずなどは家族連れがまさしくイナゴってしまっていたので、おにぎり3つとみそ汁だけで済ませた。

さて、この日はこの旅行のメインイベント、能登半島一周!20年前に能登半島に来たことがあったのだが、天気は悪かったし景色はあまり楽しめなかった。今回は天気もいいし1人旅なのでしっかりと景色を楽しめそう!
高岡市街を迂回して港の方から氷見方面へ進むこととする。すると臨港地区でこんなところを発見!

富山地方鉄道市内線の電車や、国鉄のワム80000型貨車、よくわからない入れ替え機関車などが放置されている!これ、なんかの臨港鉄道の廃線跡らしい・・・地図にもないしなかなか貴重な場所では?
幸先いいなあと思いながら、まず向かったのが有名な雨晴海岸!
ここは国定公園に指定されている景勝地
海の向こうには立山連峰が見えているのだが、画像だとちょっとわかりにくいかな〜

この雨晴海岸の入口には「義経社」と言う社があり、かつて源義経が北陸路を訪れた際に雨宿りをしたという言い伝えがある。

ちなみにすぐ脇にはJR氷見線の線路があって、海岸へは踏切を渡らないと入れない。ちょうど列車が来てくれたので義経社と一緒にパチリ!

さて、氷見地区には他にも海岸線が綺麗なところはたくさんあるので、次に向かったのが松田江の長浜

ここは日本の渚100選に選ばれている砂浜で、さすがに景観は素晴らしい!夏は海水浴客でにぎわうので、今のこの時期が一番いいかも!

次に向かったのはJR氷見線の終点氷見駅

終点めぐりフェチの「ブラッディー」としてはここは行かねばなるまい!でも終端部分に腕木式信号機などが保管されていたが、なんだか味気ないことこの上ない・・・
ちなみに氷見線と城端線には「はっとりくん列車」以外にも7種類のラッピング車両が走っているらしい。

ここからはいよいよ能登半島に侵入!今では能越自動車道と言う高速道路が開通していて、しかも無料なので氷見から和倉温泉まで1時間足らずで行くことができる。しかも現在は無料区間なので、これじゃあ鉄道を伸ばそうなどと言う気にはならないよねえ。
能越自動車道は高台を走っているので七尾湾が見下ろせて景色も絶景!
和倉温泉には10時前に到着!しかし観光客が行くようなところには見向きもせずにそのまま能登島へ。なぜか?

能登島へ渡るにはこの能登島大橋を渡る。この橋が渡ってみたかったのだ!もちろん七尾湾を一望する眺望は最高!しかも

橋の両端には休憩所が設けられていて、橋を一望できるのだ。結局あまりにも気持ちよかったので一往復半も走ってしまった(笑)
さて、能登島には水族館やら何やらいろいろ見どころもあるのだが、そんな家族連れが多そうなところは全てパス(爆)

中能登農道橋、通称ツインブリッジを通って穴水方面へ抜けてしまう。この橋の袂にも展望台があるのでちょっと小休止!
ここからはのと里山街道を通る手もあるのだが、どうせならと言うことで海岸線沿いを北上する

だってこんなにいい景色なんだから!天気もいいので先ほど通ったツインブリッジもくっきり!

さて、穴水に到着したのは10時半過ぎ

まずは穴水駅に到着!駅前駐車場がいっぱいだったのだが、軽自動車用のスペースが空いていたのでここに入れてしまう。っていうか全然は入れちゃうじゃない!笑
なぜこの駅に来たか?と言うと、この駅は第3セクターののと鉄道の終点だから。かつては国鉄七尾線と輪島線の接続駅だったところで、ここが終点ではなかったのだ。

よって駅の北端には蛸島方面と輪島方面への線路の名残がある。現在の主力車両はこの新潟トランシス製のNDC
ところが・・・

偶然にも観光列車「のと里山号」の車両が入線!この列車は車内にサロンや売店もあり、アテンダントも乗車している。これに遭遇できたのはラッキー!ちなみにこの旅行中に列車に関してはかなりの偶然が重なっていろいろな珍しい車両を見ることが出来た!やっぱり日ごろの行いがいいからなあ・・・笑

ちなみに構内にはかつて輪島や蛸島まで走っていたころの車両が保存されている。かなりくたびれているのでいつまで展示されるか不明・・・

穴水駅を出発した「ブラッディー」はさらに北上する。今回はバイパスを使って一気に北まで行くこととする。向かったのは恋路海岸
ちなみに一本道なので遅い車につかえるとかなり時間をロスする。一定速度で走ることが出来ない人が多すぎるので、コーナーではまるで煽っているかのように接近してしまうことも・・・俺は悪くないぞ・・・

恋路海岸に到着したのは11時半。ここが何で恋路海岸と言うかというと、700年ほど前に夢ずばれぬ恋に落ちた男女が身を投げたという悲劇の物語が言い伝えられているから。
ちなみに「ブラッディー」は33年前に高校の同級生たちと来たことがあるが、その時は男ばかり4人での訪問だった(爆)

しっかし・・・こんなに小さい海岸だったかなあ〜(笑)
昼飯時と言うことで海岸の目の前にある

恋路食堂と言うお店でおまかせ定食を食べることに!お値段は1500円で、メインはハタハタの焼き魚、サザエにアオリイカの刺身などもついてボリュームたっぷり!しかも空いていたのでゆっくり食べられた!満足満足!
さて、腹いっぱいになったところでさらに付近を散策!向かったのは

恋路駅!ここは既に廃線になっている線路なのだが、駅のホームもしっかり残っているし線路も現役!

なぜ現役か?と言うとこの「のとろ」と呼ばれる軌道自転車に乗ることができるのだ!

線路の両端がトンネルになっているので、そこまで行くことができる!予約制とのことで乗ることはしなかったが、正直いきなり言っても乗れそうなくらい空いていた!というより・・・待ってる人がいなかった(爆)

さて、33年ぶりの恋路海岸を確認した「ブラッディー」はさらに北へ3qほど行ったところにある見附島を見学。
見ての通り船の穂先のような形をしているので軍艦島とも言われている。ちなみに陸続きなので近くまで行くこともできる。

さて、ここからは一気に能登半島先端の禄剛崎灯台を目指そうと思ったのだが・・・フェイスブックに投降した穴水駅の画像に反応した私の友人が、珠洲にある喫茶店「二三味珈琲」に行ってみるべしとメッセージをくれたので行ってみることに

ここが二三味珈琲!なんかガレージみたいな雰囲気がいい!お勧め珈琲は400円!これがまた絶妙にうまい!ああ、いいひと時だ
さて、この近くにはのと鉄道の珠洲駅跡地を利用した道の駅があるとのことで立ち寄ってみることとした

なんとホームがそのまま残っていた!ここに保存車両を展示すればいいのにねえ〜

さて、時刻は13時半!能登半島を一周するにはかなり急がねばならない!ということでここからは一気に先端部の狼煙を目指すこととする。
狼煙には朝ドラ「まれ」のオープニングで登場した禄剛崎灯台があるのだ。禄剛崎灯台には道の駅のろしにクルマを止めて徒歩で登る必要がある

ちなみに海岸沿いの道はずっとこんな景色!日本海を見ながらの快適ドライブは続く
にょろ吉も嬉しいだろうな〜
さて、道の駅のろしには14時半に到着。いよいよ禄剛崎灯台を目指したのだが・・・なんせ
この高低差なので超へばった!またしても運動不足を痛感!
しかし・・・
この景色が見られれば満足!

ちなみにここは日本の「中心」ではなくて「重心」にあたるらしい!多分、この標識って日本一先を示しているような気がする・・・

並みで削られた地層が露出していたりして崖の下も素晴らしい景観!日本海もはるかかなたまで見渡せる!

さて、念願の能登半島先端を制覇したところで先を急がねばならない。時刻は15時
ここからは朝ドラ「まれ」のふるさと巡り!と思ったらカーステレオからいきなり「まれ」のテーマが流れてきたのはできすぎ?
国道249号線を一度西へ向かう。ここから輪島までの街道沿いには「まれ」のゆかりの地が満載なのだ!
これは多分ロケに使われた街並みだと思う・・・はっきりとわからんが・・・
道を歩く姿が出てくるシーンではこんな感じの塀が写っていたような気がする

こちらは観光名所として有名な曽々木海岸!いろいろな形の岩があって、中でもこれはゴジラ岩!確かにゴジラにそっくり!
他にも窓岩とか有名な岩があるのだが、興味ないのでそのまま素通り(笑)
この付近になると街道沿いにはこんな光景が増えてくる

これは能登の名産である汐を作る「揚げ浜式塩田」!「まれ」のおじいさんもこの塩田で仕事をしていた。
そして到着したのは道の駅すず塩田村。ここにあるのが

ドラマのロケで使われた塩田そのもの!もちろんここでお土産にこの塩田で作られた塩を買って帰ったことは言うまでもない!
さて、先を急ごう!続いて向かったのは白米の千枚田というところ。ここはドラマのオープニング画像で使われた有名な景勝地
しかし・・・道の駅千枚田は大混雑で全然車を駐車できない!みんな路上に停車して見に行くしかない!
そしてその千枚田は
うわ!画面に納まりきらない!
海の青と田んぼの水、そして緑が素晴らしい!
この景色を見ていたババアが、写真を撮っている旦那さんに向かって「もう写真撮ったわよ。大したことないじゃない」などとほざいているのを耳にして、「おめーの方が大したことねえ人間だよ」と思わず言ってしまった・・・。こういう観光客、絶滅して欲しいものだ。

さて、時刻は16時。ここからは一気に輪島まで走り切ってしまうこととする。「まれ」のロケ地を巡る旅の終着は輪島。輪島市内にはロケ地がたくさんあるのでとてもまわりきれないのだが、ぜひ行きたいと思ったのはここ!
いろは橋!
ここはドラマの中で同級生たちがいろいろと物語を繰り広げた舞台!自転車でこの橋を渡る土屋大鳳ちゃんが印象的だったというわけ。
んで、このいろは橋のたもとでこんなところを発見!

ん?輪島ドラマ記念館?!  なんと入口には「まれ」が使った自転車とパティシエ服!

でた!コツコツ計画!              オープニングのケーキ!

中には「まいもん食堂」や「サロンはる」のセットまで!小物も「桶作の塩」とか台本とか、まあいろいろ展示してあってここは必見!
そういえば自分にお土産を買っていなかったので、「まれ」の撮影で使われた漆屋さんで作ったという箸を買って帰ることとした。

さて、「まれ」ロケ地の旅もここで終了!ここからは一気に西に向かってこの日の最終目的地である「千里浜なぎさドライブウェイ」を目指すこととした。一気に「のと里山道路」を使って行こうと思ったら、道路標識に「三井駅」と言うのを見つけて思わず立ち寄った。

到着したのはなんと「能登三井」駅の廃線跡!現在は駅舎がカフェになっている。裏にはちゃんとホームや駅名板も残っていて、輪島線の名残が見られる。いいなあ、こういうの・・・

さて、「のと里山道路」はこの区間も無料になっているのでしっかりと時間短縮のために使わせていただくことにする。しかし、時刻は既に17時!金沢方面に帰る観光客で、「のと里山道路」もあちこちで渋滞が・・・何で渋滞するか?それは上り坂で車速が落ちる下手くそが多いから・・・
どうしても千里浜には日没前に到着したかったのでちょっと焦ったが、千里浜に到着したのは18時過ぎ!
何とか間に合った!
この千里浜なぎさドライブウェイは砂が固いので、普通の車でも平気で海岸線を走ることができるのだ!日本でもこれだけの距離を車で走れる海岸はここだけ!よって

こんな面白い光景を車内外から楽しむことができる!ここも20年ぶりに来たなあ〜
ちなみに日没は18時半なのでそれまで時間をつぶしていよいよ撮影タイム!
いやあ、いい一日だった・・・
最高だよね〜
さて、大満足の能登半島一周を終えた「ブラッディー」は一気にこの日の宿泊地である福井市街まで走ってしまうことにする。もちろん北陸自動車道を使う。既に時刻は18時半なので、ホテル到着は20時半を過ぎてしまう計算。到着後に食事するのも面倒なので、途中の徳光P.A.で食事を済ませてしまうことにする・・・が・・・
徳光に到着したのは19時半。既にレストランが店じまいを始めてしまっていた。そこでまだ営業している

「高尾」と言うお店を発見!そういえばまだ寿司を食べてないなと言うことで、徳光にぎりと言うメニューを発注。なんと1100円!これは安い!
マグロもエビも入っているし、味噌汁はエビ汁だし、これで充分!もちろん北陸の海の幸は美味い!
腹いっぱいになった「ブラッディー」は再び北陸自動車道を激走して、宿泊先である東横イン福井駅前には21時に到着!この日も走行距離は450qを超えた!ちなみに東横インは10回宿泊すると1回無料になるので、この日の宿泊はタダ!出張が多い恩恵だな(笑)
ということで風呂に入ってすぐに撃沈zzz。就寝時間は23時であった


5月5日(金)7時起床〜 一乗谷朝倉氏遺跡〜道の駅山中温泉ゆけむり健康村〜東尋坊〜土居原ボンネット広場〜湯湧谷〜新潟

目覚めたのは7時。前日に家族連れの傍若無人な振る舞いを見ていたので、朝食を早く済ませるよりも朝の散歩を先にやろうという計画!ゆっくりと支度しながら朝ドラを見て、7時45分に一度ホテルを出て散歩に行く。向かったのは福井駅。
なぜ福井駅か?それは

北陸新幹線の福井駅・・・・ではなくて、えちぜん鉄道の福井駅!

実はこの高架、本当に将来の北陸新幹線用の高架なのだ!北陸新幹線が敦賀まで延伸される際にはこの高架の上に駅が作られる。
この隣には現在えちぜん鉄道の福井駅を高架で建設中!この高架の完成までの間は北陸新幹線の高架を間借りして営業しているわけ!
おそらく全国的に見ても、東海道新幹線の線路を開業前に使わせてもらった阪急電鉄の例に続いて2例目のはず!今しか見られないこの景色を見ておきたかったのだ!
新幹線の高架の上を1両とか2両しかない電車が走る姿が何ともアンマッチでいいかも!

福井は恐竜の化石が出土したことでも有名で、駅前にはフクイティタン、フクイサウルス、フクイラプトルの像が展示されている。
さて、朝の散歩が終わったところで朝食!時刻は8時半。この時間になると行列もほとんどなくてうるさい家族連れもほぼいなくなっていた。やっぱり先に散歩して正解!
朝食を食べて、早速この日の旅に出ることとする。この日は最終的に新潟まで行かねばならないのだが、せっかく福井まで来たので福井周辺の観光はしようと言う計画。まあ夜に新潟に着けばいいから余裕かも。

まず向かったのは一乗谷朝倉氏遺跡。ここに来るつもりは元々なかったのだが、前々日にテレビで取り上げられていて、面白そうだということできてみた!ここは元々たんぼだったところを開拓しようとしたら遺跡が出てきたそうで、今でも復元作業が続けられている。入場料はたったの210円!

復元街並みは文字通り復元されていて、町人の街は家の中まで再現されている。
なんと庭付き井戸付一戸建てだよ!
そう、この一乗谷の街は領主である朝倉氏の政策で各家にきちんと井戸とトイレが設けられていたのだとか

そしてひときわ大きなものが武家屋敷!この武家屋敷は復元されているものと土台がそのまま保管されているものがある、

なんと武家屋敷の中では時代劇が演じられていた!これ、地元のボランティアの人たちが演じている朝倉氏の家督に関する物語だそうで、もちろん無料で観覧できるのだ!
もちろん街の中でも当時の服装をした地元の人たちが!
テレビで取り上げられていたのはこの取組!いきなり街の中で寸劇が始まったりするから面白い!

ちなみにこの日は朝倉義景館跡地にて「曲水の宴」と言う茶会が催されることになっていたようで、関係者が当時の服装になって宴の始まりを待っていた!
もちろん宴を見ていては時間が足りないので、1時間ほどの見学で退散することにする。他にも朝倉氏の廟所とかいろいろ見どころがあるのだが、それだけで画像がいっぱいになるのでこの辺で・・・

一乗谷を出発した「ブラッディー」は一路北上する。実は先に東尋坊に行く方法も考えたのだが、経路上に福井市内が入ってしまうよりも先に石川県の山中温泉まで行った方が時間的に効率が良さそうだと判断した。
向かったのは道の駅山中温泉ゆけむり健康村。もちろん道の駅の中に温泉施設があるのだが、目的はそれじゃない(笑)

目的はこれ!(爆)!元北陸鉄道のしらさぎ号こと6000型電車!
北陸鉄道から大井川鐡道に譲渡され、再びこの地に戻ってきて保管されたアルミ製の電車!地方私鉄でこの当時アルミ電車を作るというのは画期的で、今でも車体は全く腐食もせずに保管されている。室内も転換式クロスシートが装備されていて今でも稼働する!

さて、これを見たからもういい!ということで温泉には立ち寄らずに次の目的地東尋坊に向かうこととする。
ちなみにこの山中温泉周辺の道路は道も良くて適度なワインディングを楽しめることもあり、ツーリングに最適かも!
ここからは一度国道8号線に出て、Google様の言うとおり東尋坊を目指す!あと1qと言うところまで到着したのは11時。ところが・・・
さすがに天下の景勝地!大渋滞に嵌まる・・・
ちょっとでも岬の先端に近いところに行こうとしたのは大間違え!手前に止めて歩けばよかったと思ったのは後の祭り
結局この渋滞に30分ほど嵌まって、ようやく到着したのが

「やまに」と言うお店の無料駐車場!まあたいていのお店は500円取るからまあいいか!
ということで12時になる前に食事してしまおうということで、この「やまに」の刺身丼1650円を注文!やっぱり北陸の海鮮は美味い!
腹ごしらえが出来たころ、店には行列ができるほどの満員に!先に飯を食べてよかった〜
ということでいよいよ東尋坊へ!ここも20年ぶりの訪問
これが東尋坊の景観!
向こうに見える島は雄島!

そして東尋坊を有名たらしめているのがこの柱状節理!六角形の形に岩が成長しているように見えるこの形状は世界的に見てもノルウェーとここにしかないのだそうな。
なんで六角形になるかというと、地面の中で噴出してマグマが急冷されて岩になる際にひびが入ってしまうが、最も形状として安定している正三角形の集合体である六角形になって硬化するからだそうな。
東尋坊全体を見て回るには3時間くらいかかるのだが、さすがにそんな時間はない!
ちなみにこの断崖絶壁は先端まで行くことができるので自殺の名所とも言われている。
最近では2時間ドラマのエンディングに使われることも多いが、この日片平なぎさや船越栄一郎はいなかった(爆)

さて、景勝地を見た後は一路北上することとする。次に向かったのは小松駅。高速を使えば早いのだが、たった10分短縮しても仕方ないので一般道で向かうことに。しっかし・・・北陸の人たちの運転には本当に神経を使わされる。この道のりでも前を走るFUGAが予期せぬブレーキングをしたり対向車線にはみ出す運転をしていて肝を冷やされる場面多数・・・勘弁してくれ
この日も白山連峰がくっきり見えた!
さて、小松駅に到着したのは13時半。駅前の駐車場に車を止めて向かったのは

土居原ボンネット広場!ここには北陸本線や信越本線で活躍したクハ489型ボンネット特急電車が保管されている。
この車両、実はオリジナルの形は前面のスカートがクリーム色だったり、碓氷峠での機関車連結用の連結機がついているはずなのだが、北陸新幹線開業記念で、昭和40年の北陸本線電化完成時に新造された481系特急電車の先頭車と同じ姿に今年改造された。
将来的には元に戻すとのことなのでこの姿が見られるのは今のうちだけ!スカートが赤一色の姿と言うのは「ブラッディー」も現役時代を知らない(生まれてない)ので初対面!

車内はシートがかなり残されているが、プラレールが走っていたり、ヘッドマークなどが飾られていてちょっとした博物館になっている。
特急のヘッドマークレプリカも販売されていてなかなか面白い空間!地元の人たちの憩いの場にもなっているようで、常連さんたちが談話していたりした。

さて、この日に見て回らねばならないところはすべて回った・・・のだが、実はもう一か所行かねばならないところがあった。そう、行くだけ・・・笑
実はケータイ国取りで制覇していない地域に湯湧谷地域はまだ踏破していなかったので、温泉にはいかないがその地を踏む必要があったのだ。
色々調べてみると北陸大学まで行けばエリアに入ったことになるということで、北陸大学を目指して北上することにする。
一般道を北上すること1時間、15時半ごろには北陸大学周辺に到着!無事にケータイ国取りを済ませたのだが、その後道に迷い込んでしまう・・・
と、そこで発見したのが
この並木道!
単なる住宅街にある並木道なのだが、この美しさには目を奪われて思わずクルマを止めて撮影してしまった!
気ままな旅と言うのはこういうところに出会えるのがいいね〜

さて、この日のノルマは終わったので、ここからは一気に北陸自動車道で新潟を目指すことにする。この日の宿泊地を新潟にしたのは・・・単純に東横インの空室があったのが新潟だったから・・・笑
金沢から新潟までは距離にして300q程ある。これって名古屋と東京間に近い距離じゃないか!
到着予想時刻が19時ごろになりそうだったので、富山県内でますのすしを買って行こうと決断!小矢部サービスエリアでますのすしを購入してからはノンストップで新潟まで走り切ってしまうことにする。
例によって北陸自動車道では追い越しレーンをずっと走り続けるアホなクルマに阻止されながらも、基本的にはアピールしまくってどいていただく運転を続け、
立山連峰を見ながら(プリウスを追尾・・・笑)
長岡付近で夕焼けを堪能(しながら高速撮影・・・笑)
新潟には予定通り19時に到着!

チェックイン後に早速お土産に買ってきたますのすしを食べる!が・・・パッケージを見て「源」のモノだと思っていたのだが、よく見ると違う!値段も確かに大サイズで1300円と安かった。
なんとこれ、小矢部S.A.オリジナルのモノらしい!確かに源に比べると鱒がちょっと硬かったりしたのだが、でもさすがは富山名産!
今回はこれで良しとしよう!
この日も450qを走破してさすがに疲れた「ブラッディー」は23時に撃沈zzz

5月6日(土)7時起床〜 新津鉄道資料館〜新津の街散策〜帰宅

目覚めたのは7時。例によって前日に家族連れの傍若無人な振る舞いを見たくないのでこの日も朝の散歩でスタート!向かったのは新潟駅。
またもや駅?そう、この新潟には「ブラッディー」が見たことのない電車が走っているのだ!まずはそれを見ようというわけ。

見たかったのはこのE129系電車とE653系1000番台電車!
E129系は新潟地区の115系電車置き換え用に一気に増備され、あっという間にこの地区の主役になってしまった。今となってはこの電車以外が来ることの方が珍しいが、他の地区では見られないという貴重な車両でもある。
E653系1000番台は、元々常磐線のフレッシュひたち号で活躍していた車両を、羽越線の特急「いなほ」号用に改造したもの。
そして今となっては貴重な新潟色115系にも遭遇
前に新潟に来たときにはこの電車しか走っていなかったのに・・・時代は変わるものだ

さて、朝の散歩が終わった後は東横インの無料朝食を食べていよいよ出発!旅の最終目的地である
新津鉄道資料館に到着!
開館時間が9時半なのだが、なんとピッタリに到着してしまった!
この資料館は学校の敷地内にあって何とも面白い構造をしている。つまり学校の校舎の一部が博物館になっている感じ!
入場料はたったの300円!そして内部には

数々の銘板類や                  懐かしい券売機

ヘッドマークに                   グリーン車の座席などなど
大宮の鉄道博物館ほどではないものの、ここにしかない貴重な展示物が多数!そして最大の目玉は

200系新幹線電車(しかも更新後)        C57型蒸気機関車(しかも1次型)

DD14型ロータリー除雪車             485系特急型電車(しかも1500番台)
と言う4両の実車展示!休みの日には運転台に登れるということもあってお子様には大人気!
ちなみに485系の先頭車クハ481型1500番台は現存する唯一の北海道型485系で、非貫通先頭車が保存されていることそのものも珍しい
他にもパンタグラフや台車、信号機などの様々な展示物があるのだが、全部紹介していてはとんでもない量になりそうなので割愛!

さて、大満足の新津鉄道資料館見学を終えた「ブラッディー」だったのだが、館内にあるパンフレットに「新津駅にサテライトがある」という情報が書いてあり、さらに新津の街は鉄道関係の展示物が多いという情報まで入手!ならば!と立ち寄ってみることとした。
新津駅に到着してみると
おひおひ!駅前にDT32型台車が置いてあるってどういうこと!

こちらが博物館のサテライト「ていしゃば」!中にはお姉さんが一人いて丁寧に説明してくれた!展示物も各地の駅弁やヘッドマークなどここにも基調に資料がいっぱい!
駅の周辺にもいろいろなものがあるということで、周辺も散策してみることとする。と・・・その前にせっかくなので駅の中に入ってみることとする。すると・・・
なんと先日復刻されたばかりの旧新潟色115系に遭遇!
たった1編成だけでしかも今しか見られない電車に遭遇するとは・・・やっぱりこの旅はラッキーだった!
E653系特急しらゆきにも遭遇!
満足満足!ということで新津市内に繰り出してみる。まず最初に驚いたのは足元

なんと歩道のタイルやマンホールにも鉄道の絵が!

商店街のシャッターにも鉄道車両が!

ん?踏切!?・・・・これがなんと歯医者さん!支柱には駅名札もあるし看板は駅名板だよ!
バス停までこんな感じ!
新津の街は「鉄道の街」として観光名所にしたいらしく、とにかく街を挙げて頑張っているのだ!これはまたゆっくりと来てみたいものだ!
ということで時刻は11時!この日もUターンラッシュが予想されているし、
なんせこの大雨と霧になってしまったので帰宅の途に就くこととする
北陸自動車道の巻潟東インターから高速に乗り、一気に川越までノンストップで走ってしまおうという計画。距離にして250q程
しかし、例によって追い越しレーンに踏ん張る遅い車や、上り坂で速度が落ちても気づかないアホが多いのでかなりストレスがたまる。
長岡から関越トンネルまではかなり順調に走行し、群馬県に入ってからは雨が止んだのだが、刻一刻と変わる交通情報には翻弄させられた。
なんせ4q渋滞と言われたのに10qだったり、3q渋滞と言われて行ってみると解消していたり・・・
しかし大渋滞にずっと嵌まることはなく、川越には15時に到着!まあ渋滞に巻き込まれた総距離が15q程だった。あと30分遅く出ていたら30km以上巻き込まれていたに違いない。

ということで2017年GWの一人旅もここに終了!総走行距離は1750qであった。ガソリンは150リッターを消費。かなりいい燃費だったかも

今回の旅で使ったお金は、
高速代約10000円、ガソリン代約20000円、宿泊代約10000円、食費約10000円、入場料や駐車代など約5000円。合計55000円程度!
 いつもながら充実した1日であった

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