Bloody's Tea Room
Team SPIRITS Web Master 「Bloody]の趣味の世界へようこそ

2021/05/30 16:25更新 

当ホームページは[Bloody]の完全なる自己満足の世界で成り立っております。
読者の皆さんも喫茶店感覚でお楽しみください

 

〜「ブラッディー」の石垣・宮古一人旅!〜

ケータイ国盗りとコロプラの未踏破地域がいよいよ少なくなり、残るは離島のみとなっている「ブラッディー」。1月に壱岐・対馬踏破、2月に奄美大島踏破を終えたばかりだが、残る薩南諸島、石垣・宮古、小笠原をどう攻略しようと考えていた。
そして2022年のGWは2日(月)と6日(金)の平日を休み取れば10連休という状況。これはうまく平日活用することで、旅客集中しない旅が出来るのでないか?と考えた。
そんな中で見つけたのがANA旅作をつかった石垣島・宮古島を2泊3日で巡るというスケジュール。石垣-宮古間はJAL系列のRACを別途手配する必要があるのだが、GWに宿泊込み2泊3日で58700円は安い!
ところがコロナの影響でRACの石垣-宮古便はただでさえ毎日4便あるところが2便に減らされ、さらに5月7日(土)は「ブラッディー」の予約便が欠航になるという事態に・・・。そこで石垣島での宿泊を1泊に減らし、宮古島での宿泊を別途手配するという羽目に。
とはいえ、この変更は宮古島滞在時間を増やすことが出来たことで結果オーライ。前の計画のままだと石垣島で退屈な時間を過ごすことになっていたはず。
しかしこのGWは沖縄地方が梅雨入りし、連日雨が続くという状況に・・・。実際「ブラッディー」の訪問する5月5日〜7日も週間予報では降水確率80%。毎年この時期に竹富島でバカンスを楽しむ友人からは「晴れ男早く来い!」と催促が来るほど。
そして前日まで50%の雨予報の中石垣に飛んだ「ブラッディー」を待っていたのは、奇跡的な3日間の晴れ!だった!早速この充実の3日間を振り返ってみる。


5月5日(木)川越8:59出発〜東武東上線〜山手線〜京浜急行〜羽田空港11:25ANA091〜15:00石垣空港〜レンタカー〜 石垣島鍾乳洞16:00〜やいま村16:30〜川平湾17:00〜御神崎灯台18:00〜19:00〜ルートイングランディア石垣宿泊〜琉球の爺で夕食

羽田から石垣島までは直行便を選んだのだが、ちょうど朝ドラを見てから出発すると良さそうな時間なのでラッキー!8:59川越発の東武東上線快速急行で出発。羽田空港までの道のりはもはや通い慣れた道なのでレポート省略。

石垣島へはB767で行く。ちなみに画像は隣のゲートに駐機していた沖縄行きの「鬼滅ジェット」。
例によって「ブラッディー」の一人旅が弾丸ツアーなので食べられる時に食べておく。今回も出発前にいつものヒレカツサンドで腹を満たす。ここで食べておいたことが後で功を奏する。

出発時の関東は晴れ!アクアラインもくっきりと見える中を定刻から20分遅れで離陸。
今回からANAの機内Wi-Fiを利用してみたのだが、これが便利便利。機内モードにしていてもインターネットを使うことが出来るのだ。飛行位置もしっかり確認できる。
石垣島までは直行便でも3時間かかる。機内では寝るか本を読むかインターネットを見ること以外にやることなし。

石垣空港へは定刻の30分遅れ、15:30に到着。ちなみにこの時点で天候は雨。雲もかなり厚い。やはり雨はひっくり返せないのか?
本当は14:30に到着して空港内で八重山そばを食べようと思って、レンタカーを15:30に予約していたのだが、飛行機の遅れでこの八重山そばを食べる時間がなくなってしまった。こういうことがあるので食べられる時に食べておくべきなのだ。
そしてなんと!空港の外に出てみると雨が止んだ!
トヨタレンタカーの送迎車に乗り込んで早速レンタカーを借りに行く。やはり緊急事態も出ていないGWということでレンタカーの送迎車は2台出ていても満員!ちなみに沖縄県ではこのGWにレンタカー不足が深刻だったようだ。コロナ影響で保有車両数を減らしているところに一気に需要が出てしまったため。「ブラッディー」は3月時点で予約していたので全然平気!

今回借りたのは車種お任せでVitz!長年旅先の足としてVitzを借りてきたが、ヤリスに置き換わりつつあるので今回が最後かも。そして夕食までの腹の足しにコンビニで沖縄ならではのさんぴん茶とラフテーおにぎりを購入。軽く腹ごしらえしておく。
さて、15:30を回っているのでこの日の石垣島観光は主に四万の南半分だけに限定する。最初に向かったのは
石垣島鍾乳洞!入場料1200円
実は到着直後の雨を予想して、雨でも見学できる鍾乳洞を最初に選んだのだが、なんと到着してみたら晴れて太陽が出てきた!
この鍾乳洞は全長3.3kmと言う長さを誇るが、見学できるのは660m。それでもかなりの規模。
水琴窟という水がしたたる音色が琴のようにおとを奏でる鍾乳洞は感動ものだったが、中でも最大のアピールポイントは

このイルミネーションによる演出!これは日本唯一なのだそうな。

「おちてたまるか」と書いてある鍾乳石やトトロに似た形の鍾乳石などもあって本当に楽しめる。ゆっくり見て回っても30分ほどで回れる。
さて、次に向かったのは「やいま村」という施設
ここは空港で食べそびれた八重山そばの本店なのだが、なんと入り口で入場料1000円と書いてあった。そば食べるのに入場料?ということでやめた!
でも店の前の展望台からは西表島が一望できる!
そして雲はどんどんなくなって晴れに!気温も27℃!もはや暑い!
次に向かったのは石垣島の北西部にある有名な川平湾。水の透明度を遊覧船から見ることが出来る観光スポット。

もちろん観光客で一杯!この水の透明度は画像で伝えるのが難しい
陽が差してくると水の色が微妙に変化して綺麗!
遊覧船に・・・乗るわけはない(爆)この景色が見られただけでも十分!なんせ予報は雨だったんだから!
続いて向かったのは石垣島の西端部にある御神崎灯台。

海岸線の道は本当にどこを見ても美しい。石垣島の道には絶景スポットに必ず小さなパーキングエリアがあるので、見つけたら立ち寄るといいかも。

そしてこれが御神崎と御神崎灯台!
岬からは西表島を初めとする八重山諸島全体を見ることが出来る
晴れてきたと言うことで観光客も増えてくる。ちなみにこの場所は夕陽の絶景スポットとしても有名なのだ。「ブラッディー」は事前の計画通り18時にここへ到着したのだが、計画した時の日没時間に比べてこの日の日没時間は1時間後の19:14!それくらい気づけよって話(爆)
でもせっかく陽も差してきたし、ここで1時間待ってみることとした。そして1時間後・・・
おおっ!待った甲斐があった!
ちなみにこの場所に地元の方と思われるおじいさんが一人いて、観光客に「写真撮ってあげるよ」と親切に声がけ。そのおじいさんが撮影する画像がとても芸術的らしく、観光客からは歓声が上がっていた。但し、どうやら声がけする相手は女性限定らしい(爆)
さて、この日の観光はこれで終わり。石垣市内にある今夜の宿泊場所ホテルルートイングランディアへ向かう。

途中にある唐人墓と観音埼灯台にも立ち寄り
日没後のトワイライトタイムも幻想的
ということでルートイングランディアにチェックイン
時刻は19時半。既に腹は極限に空いているので、荷物を置いて早々に食事に出かける。ホテルの人にいいお店を聞いたのだが、紹介してもらった徒歩10分ちょっと掛かる繁華街にある店は全部満席!
ところがホテルから徒歩2分のところにあった「琉球の爺」という店は空いてた!
やっぱり繁華街よりもちょっと外れたところの方が穴場。もちろん地元の人の方が多い店。

もちろんオリオンビールの生を注文!おつまみはラフテーと豆腐チャンプルー!沖縄に来た時には必ず食べるもの!
結局ビールは3杯飲んで1時間ほどで食事を終える。料金は3200円。まあリーズナブルかな。

ホテルに戻ったらまずは風呂。ルートイングランディアには大浴場があるので、ゆっくりと湯に浸かる。飛行機で飛んできてしまうと長旅という感じがしないんだよな〜。だからつかれもない
部屋に戻ったらもちろんオリオンビールで2次会!
TVを見ながらさらに3本飲み干して、0時には就寝したのであったzzz

5月6日(金):ホテル8:30発〜玉取崎展望台9:30〜平久保灯台10:00〜吹通川ヒルギ群落10:30〜ヤマバレー食堂11:00〜 米原ヤエヤマヤシ群落12:00〜バンナ森林公園13:00〜ドルフィンファンタジー石垣〜島をあちこちドライブ〜レンタカー返却16:00〜石垣空港19:00RAC838〜19:30宮古空港〜タクシー〜19:50宮古第一ホテル〜四季菜々で夕食

この日は朝7時半に起床! まずは朝風呂を浴びて朝ドラを見てから出発!チェックインの際に2泊予定が1泊になったと伝えてあったのでここでチェックアウト。チェックアウト後に
ちょっと街を散策
前日到着時には真っ暗だったのだが、いかにも石垣島という感じの町並みが気になったのだ。歩き回ってみると台風に備えたコンクリート造りや石積み作りの堅牢なアパートが多くて、本土では見ることが出来ない町並みが広がっている。
そして市内を脱出する前に手に入れたのが

二千円札!沖縄ではATMで必ず2千円札が優先して出てくるようになっている。もちろん首里城が描かれているから!なんせATMで「2千円優先しない」ボタンを押さないと1万円を下ろそうとしても2千円5枚で出てくるのだからすごい!
ホテルには朝食がついていないので朝飯はSPAMおにぎり!これも最近になって全国展開されるようになったが、沖縄のコンビニでは店内調理で前から出されていたもの。
さて、この日は石垣島の北端まで一気に行ってしまう予定だったので、まずは玉取崎展望台を目指して出発!
ちなみにこの日は文句なしの晴れ!降水確率80%はどこ行った?
でも夜のうちに雨が降ったらしく道は濡れていたりする。どこまで晴れ男なんだ>俺

途中看板に「真栄里ダム」とあったのでちょっと寄ってみた。人っ子一人いなくてちょっと怖いけど景色はすごい!世界に自分一人しかいないような感覚になる。
ちなみに石垣島の道を走っていて気をつけなければならないのは、カンムリワシとの激突!道のあちこちに注意看板があるのだが、どちらかというとカンムリワシではなくカラスに注意すべき。とにかく石垣島にはカラスが多いのだ。気を抜いていると車に轢かれた小動物などを路上で堂々と食っているカラスの群れがあったりするので要注意!

さて、最初の目的地玉取崎展望台には9:30に到着!しないからノンストップであれば1時間かからない。
この場所は補足くびれた形をしている石垣島の「くびれ」の部分にあるので、島の北側を一望できるのと東側を一望できるという270度展望が出来るのだ。
これが北側。先端の平久保側が一望できる
これが太平洋側。石垣空港方面が一望できる
とにかく天気もいいし空気もいいし鳥のさえずりが素晴らしいし時間を忘れる。天然のパイナップルなんかも生っていていいところだ!但し・・・この時点で気温が27℃・・・暑い!
さて、続いては島の北端、平久保灯台を目指す。平久保地区はもちろん農村地帯なので
ん?ヤギの放し飼い?などという光景にも出くわす。
しっかし石垣島の道は走りやすい!そしてまっすぐな道は島の南北を貫いている県道くらいなので、ワインディングも楽しい。
ということで平久保灯台には10時到着。
石垣島最北端だ!
もちろん北側は東シナ海を一望できる

左の画像が西側、右の画像が東側。どちらも真っ青な海とビーチの白さが際立つ。
今回の石垣・宮古旅行ではなんと750枚の画像を撮影したのだが、どんなに上手く撮影しても実際に目で見る青さは絶対に再現できないなあ〜。
さて、続いて向かったのは吹通川。ヒルギ(マングローブ)の群生林があるのだが、底へ向かうまでの道のりにも沢山の絶景スポットがある
立ち寄ったのは石垣島サンセットビーチ。もちろんサンセットビーチと言う文字通り夕焼けの綺麗なビーチらしい。この季節、もちろん海開きしているのでビーチに行くには駐車場代500円を払う必要がある。
そして・・・この朝ドラオープニングのような森林のトンネルを抜けると

小さいながらも白い砂がまぶしいビーチが!既に海水浴客もかなりいたのだが、左の岩陰の向こうにさらに広大なビーチがあってそちらが混んでいた。
そちらに行くには裸足になって水に入っていくしかない。
それにしても・・・波の音を聞いていると時間が止まる。日常忘れるなあ。
石垣島サンセットビーチを出発して10:30には吹通川に到着
これが吹通川
川の左右にマングローブ群生林が続いている。ここをカヌーで巡るという人が多いらしい。
奄美大島のマングローブはすごいが、ここも負けず劣らずすごい。まあ、一人でカヌー乗る気にはならんが・・・

ちなみにここは川の河口なので吹通橋の下流側はこんな感じ。潮の満ち引きで川の水位も変わるため、干潮時にはこの入江もカヌーが通りにくくなるらしい。

さて、SPAMおにぎり1個しか食っていなかったのでこの頃になると腹が減ってくる。そこで海の見える食堂として紹介されていたヤマバレー食堂というお店でランチを食べることとする。吹通川からは20分ほどで到着できる。

ここがヤマバレー食堂。開店時刻の11時を目指したのだが、11時過ぎに到着したが店が開いていない!あれ?と思って店の外で立っていたら、1分後くらいに開店した。
ここでは元々八重山そばかソーキそばを食べようと思っていたのだが、メニューに「石垣牛焼き肉丼温玉のせ」というのがあってこれに目が!お値段950円でこのボリューム、この味は最高。石垣牛柔らかい!

さて、腹ごしらえが終わったところで元来た道をちょっと戻って米原と言うところに向かう。そこにはヤエヤマヤシの群生林があるのだ。
こういう道が南国を感じさせる。
米原には12時到着!もちろん見学無料なので早速ヤエヤマヤシ林に入って行くことに

ジャングルに分け入って行く感じ!もちろん観光客は一人もいない。んで、入口から50mほど行ったのだが、虫がとにかく多いし蜂もいっぱいいるし、こりゃかなわんと言うことでそそくさと退散。ヤシの量のすごさだけはよくわかった(爆)

さて、ここからは石垣島中心部にある県営のバンナ公園と言うところへ向かう。バンナ山と言う山一つがすべて公園&県の施設になっている広大な公園でとにかく石垣島を展望するには最高らしい。
走っているだけでも気持ちいい

これは道沿いにあったちょっとしたパーキングスペース横の名もなき海岸
川平湾から市内に向かう道沿いにあって、前日は夕方だったので立ち寄らなかった場所なのだが、昼間来てみるとこの通り!ビーチではないので人もいないし、最高の景色を誰にも邪魔されず楽しめる。
もちろん遠方に西表島を一望!
さて、バンナ公園には13時到着。まずは公園南口から見て回る。
公園内には戦時中マラリヤでなくなった方の慰霊碑がある
太平洋戦争中、軍部が平地を使用するとのことで一般庶民は山の上に追いやられ、多数の方がマラリヤで亡くなったんだそうな。
とにかく広大な公園なので南側から北側まで公園内を車で走り回ってみることとする。
しかも山そのものなので公園内の道路もアップダウンの激しいかなりのワインディング。これもまた楽しい。
そして山頂にあるのがエメラルドの海が見える展望台
ここは石垣島を360度見渡せる展望台で、もちろん八重山諸島の島々も全部一望できる。
これが石垣港方面
これが竹富島方面
ちなみこの日は竹富島に遊びに来ている友人の誕生日。「晴れにしてくれてありがとう」とメッセージが来た(爆)
これが御神崎方面
これが川平湾方面
これが公園の北側にある電波塔
この時間になると北側から雲が発生してきた。但し雨は全く降っていない。
この後、公園の中にある展望台をすべて回ってみたのだが、このエメラルドの海が見える展望台に勝るものはなかった。
とは言ってもやっぱりどこから見ても綺麗
公園内で白鷺を発見!
ということで広大なバンナ公園も14時半には見終わってしまった。レンタカー返却は17時半だし宮古島行きフライトは19時。まだまだ時間に余裕ある。ということはRACのフライトキャンセルがなかったらもっと時間を持て余していたはず。石垣島を全周見て回るのは1日あれば十分だったと言うことになる。
さて、時間が余っているので港の方へ行ってみることとする。港の近くに行ってみるとサザンゲートブリッジなる大きな橋があったので渡ってみると
おおっ!
この橋を渡った先にあるのがドルフィンファンタジー石垣。ここは広大な公園で

もちろん太平洋を一望!やっぱりリーフがある海岸は海の色を見ているだけで癒やされる。
そして石垣島から飛び立った神風特攻隊の慰霊碑がある
その後、せっかくなので石垣港フェリーターミナルに立ち寄る。こんなに時間が余るなら片道10分で行ける竹富島に行ってみれば良かったなあ。
次回来る時は必ず八重山諸島の船巡りをしよう。

ということで石垣の町並みの中を一度ぐるりと周回して出発!
最後に向かったのは石垣島で唯一の長大トンネルである於茂登トンネル
そう言えば石垣島をずっと走ってみたのだが、確か一度もトンネルをくぐっていなかったような・・・と言うことはここが島唯一のトンネル?
ということで時刻は15時を回り、かなり島を走っているのも飽きたのでレンタカーを返却することとした。返却時刻は16時。走行距離は224km。ガソリンは15リッター消費。暑くて冷房入れた状態でアイドリングすることが多かったので燃費は悪いな(笑)

さて、レンタカーを返却したら石垣空港へ。まずは
食べ損ねていた八重山そばを食う!お値段650円
やっぱり沖縄そばは旨いなあ。麺のもちもち感と絡めるスープのあっさりながらも絡みつくうまみがなんとも言えん。
飛行機の搭乗時刻まで2時間ほどあるので展望デッキへ出てみると

目の前には10分おきくらいに離発着する飛行機、振り返れば太平洋!風も気持ちいい〜
ちなみにこの石垣空港、昔は滑走路が短くてB737が燃料満タンでは離陸できないという逸話があったのだ。東京からの直行便はあるが、帰りは那覇を経由しなければならないという苦心の路線という時代もあった。現在は新石垣空港になって滑走路も延び、B767が発着できるようになったわけ。
ゲートも8カ所ある結構大きな空港で、八重山諸島へのハブ空港にもなっている
さて、「ブラッディー」は19時発のRAC838便で宮古へ向かう。RACが琉球エアコミューターの略称だというのは初めて知った(笑)
これがRAC838便、ボンバルディアDHC8C-q400
今までバスでの連絡という乗り方は多かったが、駐機場へ徒歩で行くというのは初めてだ!
出発が19時、日没が19:14なのでこの日も夕焼けを見ることが出来た!
さて、定刻に石垣を出発したRAC838は離陸後15分で着陸態勢に(笑)。なんせドアクローズからドアオープンまで30分だもんね

あっという間に宮古島上空へ!空から見ていると夕暮れ時なのに「宮古ブルー」と言われる美しい海がよくわかる。それにしてもビーチの白さがすごい
ということで宮古空港へは定刻の19:30着。既に市内へ向かうバスは運行を終えているのでタクシーでこの日の宿である宮古第一ホテルへ向かう。ちなみに宮古島には公共交通機関がタクシーしかないと言っても過言ではない。バスはあるものの本数は極端に少ない。ここでも3月中にレンタカーを抑えていて大正解だった。
市内中心部に近い宮古第一ホテルには19:45頃到着。荷物を置いて早速呑みに出かけることとする。今回もホテルの美人フロントにお店を紹介してもらったのだが、宮古島はここ数年で急速にお店が出来てしまい、ホテルから徒歩2分で行ける繁華街に行けば何でもあるとのこと。但し、そのカナでも紹介してもらったお店は人気店らしく満席。
繁華街の通り沿い1階の店は高くて混んでいるというのが定石らしいので、
四季菜々と言う店に行ってみた
この日もラフテーとチャンプルー・・・と思ったのだがなんとラフテーがないという。でもその代わりにお勧めされたのが
軟骨トロトロ煮!これが超絶絶品!ラフテーより全然いいかも!
橋を入れるとほろほろと崩れるこの煮物、店主曰く「圧力鍋を使わず三日間は煮込む」そうな。

オリオン生ビールもちゃんと昔のサイズの中ジョッキ!島豆腐の冷や奴も最高だわ
ここ、地元の人しか来ないだろうと思われるたたずまいで、実際店内にはお店の人と顔見知りの常連さんっぽい人しかいない。
ただ、一人でやってきたいかにも外様の「ブラッディー」にも、テーブルの前を通る度に声をかけてくれた。
結局ジョッキが大きいおかげで2杯でお腹いっぱい!お値段は2300円と格安だった。最後に女将さんに見送られていい気分でホテルへ戻ることに。
風呂に入ってTVを見ながら2次会!もちろんオリオンビール3本!
ということで石垣島を思いっきり堪能して、宮古のいいお店を見つけた2日目の度はここで終了
 

5月7日(土):ホテル9:30発〜レンタカーで10時島巡り開始〜吉野海岸〜東平安名崎10:30〜竜宮城展望台11:30〜与那覇前浜ビーチ12:00〜 伊良部大橋12:30〜白鳥崎13:00〜通り池13:30〜バイナガマビーチ〜池間大橋14:00〜レンタカー返却15:00〜 宮古空港17:15ANA1190〜18:05那覇空港19:05ANA476〜21:30羽田空港〜東京モノレール〜山手線〜東武東上線〜22:30川越着

この日はのんびりと8時に起床!まずは朝ドラを見て、チコちゃんを見て(ここ大事!)から行動開始。
宮古第一ホテルにはバイキング朝食がついているのでがっつり食う!
朝食がバイキングだと、いつめしが食えるかわからない弾丸ツアーではとても便利!
ホテルに頼んでタクシーを手配してもらっていたので、トヨタレンタカーまではタクシーで向かう。所要時間10分770円。
この日借りたのは車種お任せでヤリス。石垣島より新しいのが来た!
ちなみに10時に借りて16時までに返せば6時間レンタルで良いのだ!つまり安い。宮古島の距離感を見ていると6時間ですべて回れそうとのことでこのタイムスケジュールにした。
まず最初に向かったのは島の東端にある東平安名崎。要は一番遠いところから回る常套手段。東平安名崎まで行く道のりの途中にはビーチが多数あるので、その中の吉野海岸に立ち寄ってみることとした。ところが、海水浴シーズンは駐車場に車を止めて送迎バスでビーチまで行くことになるらしい。しかもその料金が1000円かかる!
料金所のおじさんに「見学したいだけなんですが」と言ったら、「そのままクルマでビーチまで言っていいよ」と言われたのでありがたく行かせてもらうことに!

そしてやってきた吉野海岸はこんな感じ!波打ち際まで行ってみたが水の透明度がすごい!海水浴と言うよりもダイビングを楽しむ人の方が多いみたい。
駐車場のおじさんにお礼を言って、さらに東平安名崎を目指す。細くなった岬の先端に向かうので
両側が海というこんな道を走ることが出来る!

到着した東平安名崎には灯台と展望台がある。右の岩はマムヤの墓。伝説の美女の墓という言い伝えらしい。ちなみにこの岩は溶岩で出来ているっぽい。岬のほとんどが溶岩のような岩で覆われていた。珊瑚の隆起で出来たと言われる宮古島だが、海底火山も近くにあるらしいし溶岩もかなり地表を覆っているのかな?
ちなみに岬の突端まで行くには施設保護のための協力金300円を払う必要がある。
そしてこれが岬の突端!透明度の高い水が打ち付ける姿はすごい
太平洋側は大小の岩場がある絶景が広がる
この水の透明度を見て!石垣よりも宮古の方が海が綺麗というのは本当だ

景色に癒やされたところで次の目的地に出発!向かったのは来間島の竜宮城展望台。宮古島の西の端にある。宮古島の天気は結構目まぐるしく変わったのだが、雨が降ることはなし。ちなみにタクシーの運転手の話では前日6日の午前中までは雨だったそうな。この日の天気予報は曇りだったが、ほとんど晴れ!気持ちいい〜〜〜けど暑い!

とにかく宮古島では海沿いを走るべし!走っているだけで十分観光になる!海は綺麗だし、街路樹はハワイみたいだし!
そして宮古島は小さいので30分あれば島の端から端まで到着できる。東平安名崎から池間島までも30分ほどで到着できるが、途中景色のいいところで車を止めて見て回るのもいい。
そしてこれが来間島への玄関口来間大橋!全長1.6kmある
橋もすごいけど水の色もすごい!
そして来間大橋を渡る!画像では説明できないくらいの爽快さがある
そしてこれが来間島名物の竜宮城展望台
まあ、展望台の形が竜宮城っぽいと言うことなのだが、来間島そのものが小さいので島の全周を360度展望できるのだ!
これが北側
東側には有名な与那覇前浜ビーチ
南側には来間大橋
これが西側
とにかく高台から見ているのに底が見える海がすごい!ちなみにこの竜宮城展望台近くにはカフェなどもあるのだが

看板しか残っていない小学校や誰もいない家畜舎などもある。過疎化が進行しているのかな?

さて、続いて向かったのは宮古島から直接行ける離島で最も大きな伊良部島。伊良部島は兄弟のように下地島とつながっていて、下地島には空港もあるのだ。

来間島から再び来間大橋を渡って宮古島に戻ったところにあるのが、有名な与那覇前浜ビーチ。確かに砂浜が広がっていてとても綺麗!砂もこんな感じでサラサラ!
但し、もちろん海水浴シーズンなので海水浴客やらビーチパラソルやらで人工感満載!そそくさと後にする。
そして伊良部島へ渡るために通るのが

この伊良部大橋!全長はなんと3.5kmで無料で通行できる橋としては日本一。この橋の上で1509人が踊ったというフラメンコの世界記録もあるらしい!
下からのぞいてみるとこの長さがよくわかる
この長さよ!

走ってみると両側が宮古ブルーの海、そして正面に伊良部島!
この道、駐停車禁止なのに車を止めて橋の上から撮影している観光客のなんと多いことか!迷惑撮り鉄と同じだぞ,お前ら!
せっかく伊良部島に上陸したので、島の先端部にある白鳥崎を目指してみることとする。
島の中央部を縦断する道はこ〜〜〜んなにまっすぐ!
そしてこれが伊良部島の先端白鳥崎
実は誰もいないと思って思いっきりあちこち歩き回っていたのだが、ちょうど真ん中の岩陰にビーチパラソルを差して水着で休んでいた夫婦がいてビックラこいた!
さて、時刻は13時。まだまだ時間があるので、下地島にある通り池という国の天然記念物を見学することとした。
空港がある関係でかなり大回りをして行かねばならないのだが、それでも白鳥崎からは20分ほどで到着できる。
びっくりしたのは下地島の西側の海岸は地元の人の格好の海水浴場らしく、路上駐車の多いこと多いこと!みんな車の中で着替えるみたい。

これが通り池。左の池と右の池は別の池。でも地中でつながっているのだ。そして右の池はトンネルで海とつながっている。つまりこの池は海水で出来ている。画像ではわかりにくいのだが、この深みのあるブルーは深度もかなりあって透明度が高いと言う証拠で、宮古島の水の透明度があってこそ出来る色なのだそうな。

さて、伊良部大橋を通って再び宮古島に戻り、向かったのは最後の目的地である池間島。

途中にあるのがパイナガマビーチ。ここは市内からも近くて入江になっているから地元海水浴客で賑わう。このくらいの小さなビーチはあちこちにあるのが宮古島の特長
そしていよいよ最後の目的地池間島へ。
池間島へはこの池間大橋を渡る。全長1.4kmと言う長さ
そして行ってみてびっくりしたのがこの池間大橋前後の景色の素晴らしさ!この旅で最も美しい景色かもしれない
これが宮古島側からの景色
遠くに見えるのが大神島
こちらが池間島側の海岸
もうため息しか出ない
海しかない!それでいい!
ということで14時半に観光終了!最後に「これ以上ない」という景色を見ることが出来て良かった!宮古市内へ戻って返却することとする。走行距離は142km。ガソリンは9.3リッター消費。
レンタカーの送迎車で宮古空港まで送ってもらい、空港に到着したのは15:15。フライトのちょうど2時間前。ここで朝のバイキング以来何も食べていなかったので
沖縄名物A&Wのハンバーガーを食べることとする。
もちろん限定品のA&Wバーガーコンボセットを発注!お値段はちょっと高めの1350円ながら、このボリュームと旨さは他では味わえない。
腹ごしらえが済んだところで搭乗待ち。
宮古からの直行便は16:30発だったのだが、これを選ぶと旅費が高くなるので那覇経由の便をチョイス。ANA1190便はB737-800。17:15の定刻に出発!
さらば宮古島!
宮古〜那覇の間は飛行時間たったの35分!離陸して高度を上げてシートベルトサインが消えて10分するとシートベルトサインがつく(笑)

ということで沖縄本島がすぐに見えてくる。本島も天気は良さそう!那覇到着は定刻の18:05
到着したのが32番ゲート、羽田行きは19:05に35番ゲートから出発!
このゲートの近さ、今まで経験した乗り継ぎの中で最も近いかも!ということで那覇空港で一時間過ごすのだが、移動時間がほとんどいらないのでじっくりお土産などを見て回れる。
ちなみにこの待ち時間の間に航空自衛隊のF15が2機スクランブル発進していった!北朝鮮がミサイル実験しちゃったからなあ。
さて、この日の那覇の日没時間は19:04
実はこの時、「ブラッディー」の脳裏には今朝見た「チコちゃんに叱られる」の話題がよぎっていた。当時中学3年生だった方が「一度沈んだ夕陽をある時間制限内にある高度まで上ればもう一度西から陽が昇るように見える公式を作った」というもの。
ん?羽田行きの出発時間は19:05。ということは地上で一度日没を見てから、再び太陽を見ることが出来るのでは?
ということで羽田行きANA476便はB787。
これで今回の旅で乗った飛行機4便はすべて機種が異なる結果に!ANA476便は定刻にゲートを離れて滑走路へ。果たして西から陽が昇るのか?
おおっ!また陽が昇った!
これ、チコちゃん見ていなかったら注目しなかったし、那覇の出発時刻がこの日没に合っていなかったら見られなかったし、しかも天気が持たなければ見られなかったし、35Aという西側に位置する窓際席でなければ見られなかったし、なんて素晴らしい偶然が重なったのでしょうか!
いやあ、最後の最後でまたいいもの見た!
ということで羽田までの2時間半、寝たり、小説読んだり、インターネット見たりして過ごし
東京湾の漁船の明かりを見ながら定刻の21:30に羽田到着!
ここに2泊3日石垣・宮古弾丸ツアーは終了した。
今回の旅の成果!
ケータイ国盗りは599/600制覇で残るは薩南諸島(種子島・屋久島)だけ
コロニーな生活は746/748制覇で残るは薩南諸島と小笠原だけ
いよいよ日本全国制覇が見えてきた!


さて、今回の旅のお会計を集計してみるとする。
ANA旅作(ANA航空券すべてと石垣宿泊):\58700
RAC(石垣〜宮古):\10000
川越〜羽田空港間電車:約\2300
トヨタレンタカー石垣・宮古合計:\20020
レンタカーガソリン代:\4667
タクシー代合計:\2000
宮古第一ホテル:\5500
石垣島鍾乳洞入園券:\1200
石垣島サンセットビーチ駐車場:\500
東平安名崎:\300
琉球の爺:\3200
ヤマバレー食堂:\950
やいま村八重山そば:\650
四季菜々:\2300
A&W:\1350
ファミマでビールやおにぎりなどなど合計:約4000
お土産代:\2500

総合計120137円!かなり豪勢に交通機関を使い、GW期間中ということを考えると十分にリーズナブルなんじゃないかな?
なんせ「お金で買えない価値」を見た気がする。

 

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