Bloody's Tea Room
Team SPIRITS Web Master 「Bloody]の趣味の世界へようこそ

2018/02/18 15:32更新 

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〜「ブラッディー」のジャガーXJ試乗旅行記!〜

2014年7月、「ブラッディー」宅に一通の案内状が届いた。差出人は「カフェ・ジャガー」ことジャガー川越アプルーブドカーセンター。内容を見ると・・・
「用意した試乗車を2日間モニターしてみませんか?ガソリン代はジャガー川越で負担します」
ん?そんなすごい試乗を企画したのか?
これがその案内状
カフェジャガーは現在ジャガー専門店ではないので、チョイスできる車両は3車種。ジャガーXJラグジュアリー2.0、ボルボV60、レンジローバースポーツ3.0.
実は梅雨の合間にでも鎌倉〜伊豆とぶらりとドライブしてこようかと思っていた「ブラッディー」。ならばこのモニターを活用して行ってくるのもいいかな?と早速7/5にカフェジャガーを訪れたのであった。
そこで話を聞くと、一番希望が少ないのがジャガーXJだという!何で最高級のジャガーが人気ないの?と不思議な現象なのだが、「むね吉」さんと相談の上、結局ジャガーを試乗させていただくことに決定!台風8号が沖縄に最接近すると予想された7/8〜9が試乗日に決まった。
もちろんカタログによる事前学習も抜かりない!
ということでひょんなことから2日間たっぷりジャガーをドライブできるということで、どうせなら伊豆でキャノンボールをやったら?という想定で考えてあった宿の下見も兼ねることに!かくして一泊二日試乗の旅が決行されたのであった。


7月8日(火):往路:ジャガー川越〜与野〜首都高〜幸浦〜逗子〜七里ヶ浜〜熱海〜下田海浜ホテル
試乗車の貸し出しは1日目9:30〜2日目19:00と決まっている。最大限利用する&往路には湘南海岸を走りたいということで、「ブラッディー」は自宅を8:30に出発。まずは朝マックで腹ごしらえ。
なんと青空!
沖縄と九州では豪雨&特別警報が出ているというのに・・・・
そしていよいよ開店時間の9:30、カフェジャガーに駆けつける。カフェジャガーでは「漁リゾ」さんがお待ちかね!
開店前のカフェジャガー!最近はボルボが多いのだが・・・
まずは今回の市場についての説明を聞く。任意保険には加入しているが車両保険は免責額が20万円と高いことや、今後の車両発注の参考にしたいので内装や装備品についての意見が欲しいことなど、詳しく説明を受ける。
要はある程度在庫も持って商売しないと、納車までの時間がかかりすぎてしまうなどの弊害があるので、在庫車のグレードや色、装備をお客様がどのように望んでいるのか知りたいというのが今回の試乗会の趣旨。

これがキー、車検証、取扱説明書、アンケート用紙。キーはもちろんスマートキーで、持っているだけでドアロック開閉やエンジンスタートが可能。
アンケートはA4が2枚。意外と質問が少ないのだが、ここはいつもお世話になっているということでプラスαのレポートをしよう!
さて、試乗車の準備が整ったところで動作説明

では今回の試乗車、ジャガーXJラグジュアリー2.0について解説しよう。
新型のXJには大きく分けて5グレードある。2.0直4ターボが1グレード、3.0V6スーパーチャージャーが2グレード、5.0V8スーパーチャージャーが2グレード。そのうちの2.0直4ターボ仕様と言うことで、XJの中では最下級グレードになる。ジャガーXJで2.0直4!?と驚いてしまうが、欧州ではエコカーグレードを設けなければならないという決まりがあるそうで、それも影響しているらしい。
とはいうもののこのエンジンは240HP!一昔前の3.0V6より全然パワフルなのだ。さらにATはトルコンの8速!
さらに今回の試乗車は約900万円!お値段はかなりのモノ。スマートキー、リアプライバシーガラス、クルーズコントロール、電動サンルーフなどを装備している。
キーを持っているだけでドアロックも開放もドアノブを操作するだけでOK。ちなみにドアロックがかかると自動的にミラーが電動格納される。
また、エンジンスタートさせると円形ATセレクターがせり出してくるのは最近のジャガーのトレンド。
インパネは液晶によるアナログ表示メーターで落ち着いた感じだし、時計はアナログ!この辺はさすがジャガーのこだわり!
ということで10:00過ぎにいよいよ出発!
「にょろ吉」はカフェジャガーで2日間お留守番となる。
実は今回の試乗車、7/5にカフェジャガーに到着したばかりの新車!まだ100kmも走っていないのだ。そして最大の問題はETC車載機がまだ搭載されていないこと。そこで「ブラッディー」はこんなルートを考えてみた。
川越から西大宮バイパス、新大宮バイパスで与野へ。与野から首都高速に乗って幸浦へ。一度高速を降りて追浜経由で逗子へ。逗葉新道を通って湘南海岸へ。海岸沿いを西に走って基本的に一般道だけを領して伊豆まで海沿いを向かうというもの。
これならばETCがないことで大変なのは与野入口と西湘バイパスだけで済む。

さて、まずは一般道インプレッション。最初に感じたのは「発進が遅い」。このATは基本的に2速発進がデフォルトになっているので、さすがに2リッターエンジンのトルクでは初動が遅く感じるのだ。20km/hくらいに速度が上がってからは全くストレスなく吹け上がるので、ちょっと残念な感じ。
そこで出発前に「漁リゾ」さんに教えてもらった「ダイナミックモード」と「スポーツモード」を試してみた。
ダイナミックモードはエンジンをパワー側に振るセッティングとなり、スポーツモードはATをパドルによるフルマニュアルにするというモード。
結論から言うと市街地などのストップ&ゴーでは常に発進を1速で行ったほうが気持ちよさそうだということ。パドル操作するだけなので苦にならないし、何よりもストレスを感じない発進ができる。
ステアリングフィールはアルファに比べるとさすがに緩いが、国産のような中立でのゆるゆる感はない。ただ低速で旋回する交差点などでは、出足の悪さと相まってちょっとダルに感じるかもしれない。
よってダイナミックモード&パドルでの1速発進と初動を思いっきり切るというステア操作を行うとかなり面白くなるはず。

さて、与野から首都高に乗ったのが11:00ジャスト。実はそれまで5号線は断続で竹橋ー池袋が渋滞していたのだが、なぜか渋滞はほぼ解消!
平日に渋滞のない首都高って久々に見た!
5号線〜都心環状線内回り〜11号台場線〜湾岸線と言うルートを選択し

久々に晴れのレインボーブリッジを通過!車も少なくて気持ちいい〜
ちなみに首都高のような中高速ワインディングっぽいコースだと、このXJ2.0は最も適しているかもしれない。ATをDモードにしている状態で走っていても必要以上にシフトアップしないので、4速、5速くらいで気持ちよく曲がる。さらにパドルを使ってシフトダウンを積極的に行うとさらにきびきびした運転が可能。FRらしい豪快な旋回をする。
ちょっと残念なのが、パドルを使ってシフトを変えると10秒ほどそのギアを維持してしまうこと。エンジンブレーキで減速してすぐに加速と言うシーンでは、シフトアップも積極的に行ったほうがいいかもしれない。

もちろん湾岸線もガラガラ!鶴見つばさ橋、ベイブリッジを気持ちよく通過するとあっという間に幸浦の出口に到着。もちろんETCがないので横浜横須賀道路にはいかない。
ちなみに幸浦で下りたのは12:10頃。与野から1時間半かからずに到着してしまった。
ちなみにメーターはこんな感じ
針のいる付近だけが文字が強調されて浮き上がっているのがわかるかな?このメーターは視認性がいい!ナイスアイデア。
幸浦から逗子までは国道16号線を走るのだが、
追浜駅周辺の商店街はシャッター街!
日産自動車の工場もあるのに何でこんなに寂れているの?
逗子からは逗葉新道で葉山に出て、いよいよ湘南海岸に到達。既に海開きが行われているので、平日ながら海水浴客が結構いる。

これ、材木座海岸付近の有名な場所!ドラマ「季節外れの海岸物語」でオープニングに使われたところ。
最近「続・最後から2番目の恋」が放送されていたこともあって、鎌倉〜江ノ島はさらに人気上昇中らしい。平日だというのに稲村ケ崎あたりから渋滞が始まる。

窓とサンルーフを開けて走ると潮の香りが・・・!この道沿いに住みたいなあ〜
ちなみに「漁リゾ」さんも同じことを言っていたのだが、なぜかジャガーのエアコンは指示温度に比べて「暑く」感じる。「ブラッディー」は窓もサンルーフも閉めた状態では23℃設定にしていたのだが、妙に暑く感じた。22℃にするとちょっと寒い。
これはブロアモーターの音をなるべく抑えるため(静かにするため)にブロアモーターを低回転で使っているせいではないかと推察。
そう考えるとシートクーラーの装備が日本ではあったほうがいいかもしれない。
ということで七里ヶ浜駐車場に到着
元々第1目的地はこの駐車場だったのだが、予定通り13時に到着!前は無料だったと思ったんだけど・・・そんなわけないよなあ。1時間600円と言う都心並みの料金(笑)

この駐車場は材木座海岸から江ノ島までが一望できる素晴らしいロケーションにあるし
振り向けば江ノ電が走っているのだ!
まあ、600円出してもいいよねえ!などと思っていたら
ファーストキッチン?
おそらく夏の間だけ開店すると思われるファーストキッチンが駐車場内に!しかも500円以上買うと駐車場が1時間無料になるという!
ちょうどおなかも空いてきたところだったので、ここでハンバーガーを購入!潮風に当たりながら軽くランチ!駐車場に止めるだけで600円なら、ランチ食べて500円のほうがいいに決まってる(笑)

さて、腹ごしらえもしたし、潮風も十分に堪能したので13時半に出発!
江ノ島を見ながらのドライブっていいねえ〜

茅ヶ崎には「サザンビーチ」なるところがあったり・・・「あまちゃん」で有名な「袖ケ浜」もある!?
そのまま国道135を走ってゆくと西湘バイパスに入ることとなる。ここは一応NEXCOの管轄なのだが、料金を支払うのが「無人徴収機」なのにはびっくり!さらに消費税アップで250円から260円に値上げしてた(笑)

JAIA一気乗りで有名な大磯プリンスホテル   左は海!気持ちいいことこの上ない!
ちなみにここでクルーズコントロールを試してみる。このクルコンにはリジウム機能があるので、これを生かすと結構楽ちんな運転ができる。
速度をセットしておき、前の車に近づきそうになったらクルコンを一度OFFしてパドルでシフトダウン。車間が保たれたらリジウムスイッチで元の速度に戻すように指示する。そういう走り方をすれば足はペダルに一切乗せずに手元だけで安全にクルージングできてしまう。
しかもアップダウンがあった場合もかなり細かく自動的に変速してくれるので、乗っていてストレスを感じないのも〇!
と言うことであっという間に早川到着
ここから石橋まで西湘バイパスに乗ってしまうともう一度料金所が出てくるので、あえて早川で国道135号線に戻る。ロスタイムは5分程度のものなので、コストセーブ優先!
ここからは海岸線沿いのワインディング。真鶴まで

こんな感じの素晴らしい景色が展開する。
有料道路の真鶴道路を使うのも手なのだが、特に混んでいないので「ブラッディー」はここでも一般道を選択
ちなみにこれは真鶴道路の終点付近
ここは有料道路と一般道路が全く並走しているという珍しい区間。左が有料道路で料金200円。時間短縮は10分程度なのでここでもコスト重視!
さらに熱海までは熱海ビーチラインと言う海沿いの有料道路がある。250円なので利用しても良かったのだが、一般道のほうがつづら折れで面白そうだということで、ここでも一般道を選択。
ここはちょっと空いていたので、峠を攻め込んでみた。やはりDレンジのままだと加速がダルに感じてしまうので、Sモードを使ってマニュアルシフトで走らせてみた。2リッターで1.7トンの重量ボディを転がしているとは思えないキビキビ感がある。
さすがにタイトコーナーでの旋回はおっとりとしてしまうのだが、3速程度の高速コーナーリングだとFR特有の「ケツだし」っぽい走り方になって楽しい!やるじゃん、ジャガー!
ということで熱海には15時ジャストに到着!
ここで一度休もうかと思ったのだが、思ったよりも街の中が混んでいたのでそのまま通過してしまうこととする。ここからは伊豆半島!左手にはずっと海が広がる絶景のドライブコースとなる。
海と空に向かって開いている感じのトンネル!
そのまま伊東まで走ってしまおうかと思ったのだが、ちょうど海沿いに小さなパーキングスぺースがあったので小休止
サイドビューがクーペっぽいのは欧州車の最近のトレンド

このあたりからちょっと曇ってきたのだが、水平線に妙に明るい層が見える。これは何?
本当は道の駅「伊東マリンタウン」の中にある海鮮のお店で、昔食べた穴子天丼を食べようと思っていたのだが、夕食には早いのでトイレ休憩だけで出発!一路南を目指す。

しっかし伊豆には面白いテーマパークが多い!熱川バナナワニ園とかグランパル公園とか・・・

アニマルリサイクルショップ?とか、昔「電車でGo!」で行ったことのある「怪しい少年少女博物館」などを見つつ南下。

走っているだけでも楽しいし

車を止めて潮風を感じるのもいい!

ちょっとジャガーと海の画像を撮影してみたりする。
今回お借りしたジャガーXJは新型と言うこともあってまだ世の中では珍しい部類。いったいどんな感じで見られるのかなあ?などと考えて、渋滞中はなるべく交差点の一番前で止めたり、街中ではわざとゆっくり走ったりしたのだが、やはりドイツ車(メルセデスやBMW5、アウディA6など)のオーナーから見られたり、50代後半以上の男性からはジロジロ見られた気がする。逆に女性からはあまり見られない感じ。前のXJよりもちょっと普通っぽくなっちゃったかな?
稲取の街がくっきり見えるというのは珍しいかも

下田には17時半ごろ到着。まあ予定通りかも。夕食にはまだ早いので、かつて行ったことのある
干物屋さん「万宝」へ行ってみた・・・けどもう閉まってた

仕方なく外浦海岸で時間つぶし!まだ海開きしていないので砂浜もきれい!
18時になったところで

下田魚市場と併設されている道の駅「開国下田みなと」へ。ここはかなり巨大な道の駅なので食べ物も色々あるであろう!

と思いきやなんとほとんどのお店は16時半閉店!しかし1軒だけ回転寿司屋さんが開いていたのでここに入ることとする。
やはり下田は温泉旅館ばかりなので、食事はホテルで摂る人が多いのかもしれない。
しかしこの回転寿司「魚どんや」、侮ることなかれ!

見て!このネタのでかさ!左は金目鯛。やはり伊豆と言えば金目鯛でしょ〜!そして右は穴子一本!

サーモンとネギトロもボリュームたっぷり!
ちなみにこのほかに鉄火巻を頼んだだけなので合計5皿しか食べられなかったのだが、お腹は一杯!
但しお値段はかなり高めで5皿で1660円。そのうち金目鯛と穴子だけで1030円(笑)
お腹もいっぱいになったところでスーパーマーケットでビールとおつまみを購入し、ホテルにチェックインする

下田海浜ホテル下見兼宿泊
これが下田海浜ホテル
伊豆急下田駅から真南に進み、下田東急ホテルの隣にある。
なぜここを選んだのか?それは「安いから」!(爆)
このホテル、伊東園グループの一つなのだが、他の伊東園グループホテルが一泊二食付7800円(税別)なのに対して6800円なのだ。7800円でも安いと思うのだが・・・。さらに伊東園グループの場合は夕食時に1時間半の飲み放題もついてくる!
そこで「もし伊豆でキャノンボールをやろうとなった時にここを使ってはどうか?」と思ったわけ。
但し、今回は1人旅なので食事はいらない。そこで素泊まりコースを予約したのだが、なんと値段が4100円!安い!安すぎる!

ではホテル内をご案内

海側の部屋は10畳の和室でもちろん入り江が見渡せるオーシャンビュー。2Fでもこの眺め!
一部屋6人ぐらいまでは泊まれる感じかなあ。バスとトイレも完備している。
冷蔵庫もあって持ち込みも自由!

お茶とお菓子も普通にサービスでついているし、ホテル内にはアメニティサービスも充実している。

地下にはゲームコーナーとカラオケスタジオがある。カラオケスタジオは無料!但し貸切はできない。貸切用のカラオケルームもあるが、そちらは有料で人数が6人くらいしか入れない。

囲碁、将棋ルームや卓球ルームもあってこれも自由に使ってよい。ここは宴会場としても使えるようになっている。

こちらは2Fにある大浴場。加温だと思う無色透明無臭の単純温泉。意外とぬるめで長湯に最適

こちらは1Fにある大浴場。こちらの露天風呂はちょっと解放感がないが、温度は高め。
1F、2Fで男湯女湯を交互に設定していて、今回は夜は2Fが男湯、翌朝は1Fが女湯だった。
24時間入れるわけではなく、15時〜24時と5時〜9時半に入浴時間が指定されている。
このホテル、基本的にセルフサービス形式なので気軽に利用できるのも良い。チェックアウトが12時と言うのも良いかも。
難点は駐車場の狭さ、場所がわかりにくいこと、なぜか土曜日がいつも予約対象外になっていること。
もしここがダメでもあと1000円出せば道の駅「開国下田みなと」の隣に「下田伊東園ホテル栞岬」もあるからそっちを使うのもいいかもしれない。
ということでこの日の晩に2回、翌朝1回温泉に入って大満足!ぐっすりと休むことにする。

7月9日(水):下田出発〜黒根岩風呂〜道の駅伊東マリンタウン〜小田原〜大井松田〜圏央道新規開通区間〜ジャガー川越 札幌市内観光〜小樽〜石原裕次郎記念館
波の音をBGMに・・・とは言うが、そのせいかぐっすり眠れた「ブラッディー」は6時に目覚めてしまった!

さすがにこの日は曇り!なんせ沖縄では台風8号による大雨特別警報発令中だし、新潟では集中豪雨だし、雨が降っていないのはここ静岡県だけに近い状況なのだから・・・
ゆっくり朝風呂に入ってニュースを見て、「花子とアン」を見てから8:30にチェックアウト。もっとゆっくりしてもいいじゃんと思うところなのだが、実は急に北川温泉にある黒根岩風呂と言う立ち寄り湯に行きたくなったのだ。調べてみると黒根岩風呂の営業時間は5時〜9時半!ギリギリかもしれない!
今日はずっと曇りなのかなあ・・と思っていたら

あれ?9時を過ぎたら日が差してきた〜!ところどころ青空も!これは何が何でも黒根岩風呂に入りたい!
ところが黒根岩風呂に到着したのは9:23!
監視小屋に行って「今からでも入っていいいですか?」と聞くと、「もう5分くらいしか入れないよ!9時半には閉めるから」・・・
「それでもいいです!」と大急ぎで600円を払って入浴!そこまでして入りたい理由はこれ
そう!波打ち際にある公共露天風呂なのだ!

こんなシチュエーションの温泉はそうないぞ〜!湯船につかってみるとこんな景色が広がる!
ここに似た海岸沿いの温泉は、ここから1q程北にある大川温泉もあるが、ここまで開放的ではない。
ちなみに混浴だが女性専用のお風呂と脱衣場もある。
きっちり5分入浴してオジサンにお礼を言うと、人懐っこそうに「次は夕方来た方がいいよ」と教えてくれた。夕方は15時から23時まで(途中女性専用タイムがあるが)なので、確かにゆっくりできそうだ。

さて、すっかり晴れ渡ってしまった東伊豆を一路北へと向かう。この日は朝ご飯を食べていないのでそろそろ腹が減ってきた。
しかし走れども走れども営業開始している店がない。マクドナルドとかコンビニは嫌だしなあ・・・
ちなみに東伊豆を走る国道135号線は、海岸線沿いなので平坦な道だと思う人が多いのだが、実はアップダウンが結構あるワインディング。ここでも前日習得したSレンジ&パドル多用の走法がピタリと決まる。
前走車がいないときはちょっと突込み気味にコーナーを攻めてみたが、重量級ででかいボディなのに意外とロールせずに曲がってゆく。面白いかも、これ!

ということで10時半、結局前日も立ち寄った
道の駅伊東マリンタウンに到着
ここで前日食べられなかった穴子天丼を朝食兼昼食として食べようと思った・・・のだが、なんと穴子天丼は現在販売中止!しかもお店は大半が11時開店!
仕方なく9時に開店しているそば屋さんの前を通りかかると、「桜エビかき揚げ丼700円」の文字が・・・
と言うことであっさりこれに決定!
しかもこれ、天つゆもめちゃ美味くてお買い得感抜群!かき揚げもサクサクだし癖になりそう!

腹ごしらえが終わったところで11時半ごろに伊東を出発。

相変わらず晴天の中を熱海に向かって走る。ちなみにこの頃東京都内と川越では雨が降っていたらしい(笑)
熱海からは例によって有料道路を使わずに小田原まで行くこととする。

考えてみれば前日からずっと海の横を走っている気がする。ジャガーにはこういうゆったりと走るのが一番向いている。

途中、根府川鉄橋袂のパーキングエリアで小休止。ここで一服。
ジャガーはもちろん禁煙車なのだが、3時間くらいぶっ通しで運転していてもタバコ吸いたいと思わないのはなぜなんだろう?
ところで根府川鉄橋とは?JR東海道本線の根府川ー真鶴の間にかかる大鉄橋で、その雄大さから鉄道マニアの撮影地として有名なのだ。

下から見上げるとこんな感じ!雄大だ!    ジャガーと東海道線電車の競演

帰路は海老名まで開通した圏央道を使って帰ろうと思っていたのだが、小田原厚木道路を使うと3か所も料金所で料金を払う羽目になるので、高速には大井松田から乗ることとする。
よって途中小田原の街では市街地走行をテスト。小田原の街は50おき信号があるような入り組んだ場所なので、やはりセカンド発進ではちょっとかったるい。パドルを使ってロー発進を心がけるとストレスなく走れる。
と言うことで大井松田から東名高速へ
今回の試乗で初めての都市間高速なので、クルコンを多用したりSレンジ、ダイナミックモードを存分に試してみる。
途中でポルシェ・パナメーラとランデブーになったのでついて行ってみたのだが、全くストレスなくついてゆける。高速道路で一度速度に乗ってしまえば、どんな速度域からも加速が可能。
8速は100km/h巡航時に回転数が1400回転程度なので、実際に走行している時にもほとんど8速には入らない。7速100km/hではその後加速できないので、パドルを有効に使ったりするといいかもしれない。
常用回転域として2500rpm位を心がければキビキビ走れる。ならば2リッターでいいじゃんと思ったのが本音!

海老名からはいよいよ圏央道の新規開通区間に入るが、ここの分岐はちょっと注意する必要がある。
海老名JCTという名前でありながら、厚木の出口車線と同じように分岐するのだ。一度東名本線から分岐した後で、厚木出口が分岐する感じ。
厚木出口が分岐してから2q位は東名本線と並走するのが特徴。ん?雨が降ってきたぞ〜
新規開通区間にもかかわらず、東名と中央を結ぶ動脈と言うことで交通量は結構多い。相模原インターがまだ開通していないのだが、開通したら津久井湖に行くのも便利だなあ。
ちなみに八王子JCT以北は前とあまり交通量は変わらない。ここでちょっとふわわkm/hくらいにチャレンジしてみたが、全然ストレスなくその速度域まで持ってゆける。240psもあるのだから当然かな?

ということで川島インターを出たのは15時過ぎ。返却の際に満タンでと言う指令を受けていたのでスタンドによって給油。
今回の走行距離は480q。燃費計によると平均燃費は10km/l!あれだけ回転上げたりいろいろ試して走ったのに2桁燃費は立派だと思う!
ジャガーXJがにょろ吉よりも燃費がいいってのはどういうことだ!
ということでカフェジャガーに30時間ぶりに到着!
その後「漁リゾ」さん、「むね吉」さんに試乗インプレッションやデータを報告。
充実の2日間がここに終了した

今回のこの企画、素晴らしいと思います。
なんせ車を試乗させてもらえる上に、かかったガソリン代はお店が持つという話。
ちなみに今回かかった費用は次の通り
高速代、有料道路代:5090円
宿代(税込):4350円
食事代等:4000円
なんと15000円かかっていないのです。
試乗期間が短くもなく、長くもなくという設定もツボを押さえていると思います。「漁リゾ」さんの企画はアイデア賞ものですね。

但し、その分借りる方も真剣に試乗してしっかりとレポートすべきだと思い、かなり細かなことを「漁リゾ」さんにはフィードバックしました。
クルーズコントロールやパドルの有効性、2リッターターボの使い方やセールスポイントなどのフィードバックがお役にたてれば幸いです。
ありがとうございました。

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