Bloody's Tea Room
Team SPIRITS Web Master 「Bloody]の趣味の世界へようこそ

2019/02/10 21:37更新 

当ホームページは[Bloody]の完全なる自己満足の世界で成り立っております。
読者の皆さんも喫茶店感覚でお楽しみください

 

〜「ブラッディー」の青春18きっぷの旅(神戸・京都・名古屋編)!〜

2019年夏シーズンの青春18きっぷの旅!
2019年の夏はなかなか自分の休暇予定が決まらず、結局確定したのは1週間前の8月3日・・・・
んで、6日間の連休を頂けることとなったのだが、この時点でどこに行くのかも決まっていなかった。
こんな時に頼りになるのは青春18きっぷ!この切符さえ持っていれば、あとは行先の宿が抑えられるところへ行けばよい!
んで、探してみると実は京都が穴場だということが判明。と言うことで10日〜11日に京都の東横インを抑えた。しかし見たいものは「神戸の夜景」・・・辛抱強く東横インのサイトで検索してみると、なんと8月7日に三ノ宮の宿が確保できてしまった!
んで、再度予定を考え直し、8月10日は三ノ宮で夜景、翌日は京都鉄道博物館に行ってから古巣亀岡で飲み、その晩は京都市内に泊まって翌日は名古屋のリニア鉄道館に行き、そのまま名古屋で宿泊して帰ってくることとした。
つまり3泊4日鉄道博物館めぐりの旅・・・ついでに名所と乗り鉄のトッピング(笑)
ま、九州に比べれば近い近い!ということで青春18きっぷ1枚片手に旅立ったのであった。
ちなみにこの時、日本は台風8号、9号、10号と連発でやってくるという最悪の天気予報だったのだが、なんと全行程雨に降られずに済んだという奇跡・・・また台風を止めてしまった・・・・。では早速レポートしてみることとする。

8月10日( 土):川越5:24〜5:44大宮5:54〜8:20熱海8:23〜8:41沼津8:44〜11:26新所原〜新所原駅構内でうな丼12:09〜12:18豊橋12:20〜13:47大垣14:10〜14:45米原14:50〜16:37三ノ宮〜 麻耶山掬星台展望台〜復興酒場

前回は九州を目指したこともあって池袋まで東武東上線の始発を使ったのだが、今回は目的地が神戸なので大した距離じゃない(と言っても600q・・・爆)よって金をけちって川越からJRを利用することとした。
乗り込んだのは始発の1本後の5:24発。これに乗っても大宮で上野東京ラインの熱海行き始発に間に合うのだ。

いつものように青春18きっぷといざと言う時のサバイバル食を準備した出発(笑)
そう、青春18きっぷの旅をするときには乗り換え時間などを考えると手軽に食べられる食事を準備しておくのはセオリーなのだ!
例によって3泊4日の荷物はこのリュックサック1つだけ・・・実に身軽!
んで、大宮まで出て宇都宮線の始発熱海行きに乗り込んでみると。。。
まさかのグリーン車満席!!
そう、この日は大型連休初日!まあある程度は予想していたが・・・・
赤羽で1人下りるのが見えたので、前をふさいでいた人に後ろから「すみません」と声をかけて横を通ろうとしたら、「一言言えよ」と睨まれてしまった。そこでもめていると席が取られるので「一言言っただろ!耳が遠いのはてめえのせいだ」と吐き捨てて席に着く。ああ、やだやだ、老害は・・・
気を取り直して熱海まではここからゆったりとグリーン車で行く。快適快適!
しかし・・・熱海から悲劇が待っていた
熱海で乗り換えの沼津行きは6両編成
熱海までの東海道線は15両編成。どう考えても計算が合わんよねえ・・・
結局通勤電車並みの大混雑で沼津行きは出発。たった3駅の乗り継ぎは最悪だった。さらに悲劇は待っていた
次に乗る豊橋行きは3分乗り換えで、しかもホームが違う
乗客は我先にとダッシュ!もちろん6両編成から6両編成の乗り換えなので車内は超満員!
しかも「この電車はお客様混雑の関係で2分遅れています。お急ぎください」だと!
このJR東海の馬鹿さ加減には毎回あきれる。乗り切れないようなダイヤ設定と編成設定しているから遅れるんだよ。これじゃ福知山線事故のJR西日本と変わらん!
結局富士駅まで立って乗っていた「ブラッディー」だが、運よく富士から座れたのでここで睡眠zzz。静岡あたりでかなり空いたようだ。
目覚めたのは浜松の手前。そこでまたとんでもないアナウンス。
「この列車は6両編成のうち後ろ3両を切り離します」
またまた大混雑!「ブラッディー」はこれを予測して前3両に乗っていたので問題なかったが、後ろ3両に乗っていたお客さんはまた大混乱!
最初から言えよ!JR東海!
結局その後はまたまた超満員!でも時刻は12時近くなって腹も減ってきた。ここで持参したおにぎりを食べるのもありだったのだが、超満員のロングシート車で食べ物を食べるってのも気が引ける。そこで思いついたのは新所原駅のうな丼!
そう、新所原駅の天竜浜名湖鉄道駅舎内にうな丼の駅弁販売店があるのだ。もちろん店内でも食べられる。
ちょうどトイレにも行きたいと思ったので新所原駅で途中下車」。早速トイレに行くと
え?何この便座!
そう、子供用の副便座があるという画期的なもの!これって標準化したほうがいいと思うのだが・・・ちなみに「ブラッディー」は初めて見た!
さて、すっきりしたところで例の鰻屋さんへ

これが駅の鰻屋さん!メニューは3種類で通常のうな丼、うな丼ダブル、うな重とあるのだが、「ブラッディー」には一番安い1600円のうな丼で充分!
山菜の味噌汁もついてめちゃ美味い!ここ、穴場だと思うんだけどなあ〜

さて、腹ごしらえも住んだところで再び西に向かって出発!列車を待つ間に

天竜浜名湖線の列車が到着したり、EF65のJR貨物車両が単機回送されたりしてなかなか良いものを見た!JR貨物色はこれからどんどんなくなるということなので、貴重なシーンなのかもしれない。
但し乗り込んだのは珍しくもなんともない211系5000番台
ロングシートだし、たった3両だから大混雑だし全然つまらない・・・・。まあ豊橋までの2駅だけだからいいか。
豊橋ではアナウンスによると14分後の快速列車に乗るように言われたのだが、なんと2分後に発車する新快速に間に合ってしまった。
と言うことで画像はない。電車は313系5000番台の8両編成。まあ3両から8両への乗り換えだから余裕で座れた。
豊橋からは一気に大垣まで乗ってしまうことになる。

とっゆうで名鉄特急と並走したり、「危険な駅」として有名な名鉄西枇杷島駅を見ながら一気に西進。
この区間、絶対に名鉄に乗ったほうが面白いのだが、青春18きっぷを使う身としてはJRに乗るしかないのがさびしいかも。
大垣では20分ほど時間があったので駅前を散策
養老鉄道の電車を撮影!
こちらももう引退が決まっている元近鉄の車両なので貴重なのかも。
大垣から乗り込んだ米原行きは311系の4両編成
例によってたった4両なのでめちゃ混んでいる。何とか座席を確保したけど、夏休みシーズンくらいは増結しろよ、JR東海!
けっこう立っている人もいたので気の毒だった。
米原ではJR西日本に管轄が変わり、待ち受けていたのは223系2000番台の新快速網干行き。4両編成から12両編成への乗り換えなので余裕のはずなのだが、ホーム対面で乗り換えられるので、311系の到着した当たりでは大混雑。「ブラッディー」はそんなこと先刻承知なので、空いている列車の先頭方向へ。
ほら、この通りガラガラ!
ということで余裕で座れたので睡眠zzz・・・・
三ノ宮に到着したのは16時37分。まだまだ暑い時間・・・と言うことでまずは一度ホテルにチェックインして身軽になることとする。
ちなみに今回の3泊は全て東横インを選択。と言うのも出張で何度も東横インを使っているので、1泊1ポイントで貯まるポイントが30ポイントもあって、これによって3泊全てがタダになるわけ!宿泊代タダ・・・なんていい響きなんでしょ!

さて、今回の三宮宿泊の目的は日本三大夜景の1つ神戸の夜景を見ること。調べてみるとこの日の日没は19時ごろ。ということで17時半ごろ行動開始して有名な摩耶山に向かうこととする。

摩耶山に向かうには三ノ宮駅バスターミナルから市バス18系統に乗って摩耶ケーブルの乗り場まで直行できる。所要時間は20分くらい。
このバスで乗れば大丈夫だ!と思って乗り込んだのだが、途中のバス停に停車しようとした際に脇を走る自転車のそばをかすめたとかで、その自転車に乗るジジイがバスの運転手に「当たった!」と難癖をつけるアクシデント!運転手が会社に連絡する間にそのジジイはどこかに行ってしまう・・・なんだったんだ?確かに前を走る自転車がいて、ふらふらしているから嫌な感じだなとは思っていたのだが・・・。ああ、老害はヤダヤダ。
さて、気を取り直してバスは10分遅れで摩耶ケーブル前に到着。
まずはケーブルカーで「虹の駅」へ向かう
摩耶ビューラインはこのケーブルカーとロープウェイがセットになっていて、虹の駅で乗り換えて摩耶山の山頂にある「掬星台展望台」まで行けるのだ。往復料金は1540円
ケーブルカーの所要時間は経ったの5分!虹の駅での乗り継ぎは5分!実に関西チックに速い!

但し、ケーブルカーの定員が50名なのに対してロープウェイは25人!どう考えても乗り切れない・・・
んで、ロープウェイはフル稼働して乗客を運ぶ。この足し算、考えたやつはかなり頭悪い・・・・

ただ、このロープウェイからの景色はこれまた素晴らしい!元町や六甲の街並みが一望できる!
そしてロープウェイの終点、掬星台に到着。星をすくうことができるような展望台と言うことで掬星台と名付けられたらしい。
到着した時間はまだトワイライトタイム!これから街の明かりが見えてくるという最高の時間だったので、撮影に最適なところを確保して夜景を待つこととする。
では、掬星台からの素晴らしい夜景をお目にかけよう

これがトワイライトタイム!この直前までガスっぽかったのだが、一気に晴れてきて大阪湾を一望できた!

そして空には夕焼けと月が・・・・いいなあ、この時間・・・・

そして徐々に夜景に・・・・このところ函館でも長崎でも雨にたたられたのだが、今回は大丈夫!
周囲に観光客が押し寄せてくる時間になったのでここで早めの退散!
ちなみに遊歩道には蛍光塗料を使った疑似的な星が埋め込まれていて雰囲気抜群!
ということは・・・周囲はカップルばかりなり・・・退散退散・・・笑

ちなみにこれは帰りのロープウェイの車内から!真っ暗になった時の神戸の夜景はいいぞ〜
と言うことで日本三大夜景を制覇した「ブラッディー」は三ノ宮駅まで再び往路と同じルートで帰着。
さて、腹減ったぞ・・・・
見つけたのは「復興酒場」という居酒屋
名前に惹かれたというのもあるのだが、ちょうどお店の外に出て作業していた従業員のお姉ちゃんに引きとめられたから(爆)
んで、店に入って「神戸の名物と言えば?」と聞いたのだが、そのお姉ちゃんは「???」って感じ

仕方ないのでまずは枝豆とビールを注文!そしてメニューにコロッケとメンチがあったのでそれを注文!神戸牛コロッケとメンチは有名だからねえ。ちなみにこのメンチカツは絶品!今まで食べたメンチカツで一番美味かったかもしれない!
んで、店内を見渡してみたら・・・・「神戸名物そばめし」とあるではないか!そこで例のお姉ちゃんを呼んで「そばめしって有名だよね」と聞いたところ・・・「あ、そうでした!」だそうな。なんでも4月から働き始めたばかりでよくわかってなかったらしい(笑)
そしてこれがそばめし!
焼そばを短く切ってチャーハンにしたようなもの。もちろん神戸名物の牛スジのそばめしを発注!これなら家でも作れそうだし手軽でおいしい!
さて、腹いっぱいになったところでホテルに戻って撃沈zzz。朝早かったからなあ〜


8月11日(日) 三宮〜西宮北口〜宝塚〜梅田〜大阪〜京都〜梅小路京都西〜京都鉄道博物館〜ジオラマ京都JAPAN〜ボークスホビースクエア〜亀岡〜「鳥せん」で飲み〜亀岡花火大会

2日目 は朝ドラを見るために7時起床!と思ったらこの日は日曜日だった(笑)ということでホテルの無料朝食を頂いて行動開始!なんといっても東横インは朝食が無料で着いているので、腹ごしらえをしてから出発できるのがありがたい。
この日は青春18を使わず、まずは阪急電車に乗る。神戸から京都まで移動するのに青春18を使ってしまうのはもったいないのだ。
ちなみにJRは「三ノ宮」なのに阪急は「三宮」なのだ。何でだ?

阪急三宮駅に到着してホームに上がるとこの列車が待っていた。ん?ヘッドマーク?この電車、今年で登場30年を迎える8000系電車の第1編成だったのだ!これに出会えたのはラッキー!
ちなみにこの8000系電車にはパワーウィンドウが備えてある。
でも、乗るのはこの反対側に来る新開地発梅田行きの特急!んで、この特急に使用されていたのが

これまたヘッドマーク付きの最新鋭1000系電車!イラストレーターの中村ユウスケ氏とのコラボの「風」号らしい。これまたラッキー
この特急で梅田まで・・・ではなく途中の西宮北口駅まで行く。
西宮北口では今津線と言う線に乗り換えて宝塚へ。実はこの今津線、かつては西宮北口駅で神戸線と複線直角交差して今津と宝塚を結んでいたのだ!珍しい複線直交クロスがあったので有名。今はダイヤ制約の関係で南北に分断され、かつての直交クロス部分は
橋上駅上にこのオブジェで表現されているのみ。
分断されているので、今津線宝塚行きのホームは

もちろん頭端式になっている。そこに宝塚行きの5000系6両編成がやってきた!
実はこの阪急今津線に乗るのもこの旅の目的の一つ。この路線、有村浩さんの小説「阪急電車」の舞台となった路線なのだ。訪問するのは2度目。
ただし、前回見ることが出来なかった景色があったのでそれが心残りだったのだ。
それがこれ!武庫川河原に大きく描かれた「生」の文字
これは阪神大震災からの復興を祈願して作られたモニュメント。宝塚南口駅と宝塚駅の間にある。何度も水害で流されながら再築されてきたのだ。
前回はこれが流された直後だったので見ることが出来なかったが、今回はついに見ることが出来た。
ちなみに小説「阪急電車」の中では、これを「なま」と読むかどうか?で議論になるカップルの話から物語が始まる。
ということで目的を果たしたらすぐに宝塚駅に到着。ここからは阪急宝塚線で梅田に向かう。
もちろん乗ったのは梅田方の先頭車のこの席。
ちなみに阪急の電車は内装が木目調でシートはグリーンのモケットで統一されている。さらにあちこちのビス止め部分が目に見えないところに隠されていたり、とにかく「乗客への配慮」とか「豪華さ」とか「玄人さ」が見える設計なのだ。これは合理性を求める関東の電車と大違い!
何で先頭車に乗るのか?それは十三駅〜梅田駅間のこれにある
私鉄唯一の3複線区間がこんな感じ
これは中津駅なので中央の宝塚線からは右に駅のない京都線が見える。走っているのは梅田行きの特急。この右側に神戸線の中津駅がある。
そして阪急の梅田駅はかの有名なこのシーンを見ることができるのだ
頭端式両面ホーム9線を備えたすごいターミナル
日本広しと言えどもここまでずらりと頭端式ホームが並ぶ駅はない。
ということで今回の阪急電車の旅は終了。ここでJRに乗り換える。と、その前に・・・・
大阪駅の南側に国道1号線から国道2号線に変わるところがあるのでそれを見学!
今まで何度も来ているのに、車で通過しただけだったのでちゃんと自分の足で行ったことはなかったのだ。
さて、JR大阪駅では今まで見たことのなかったこの新型電車を見学

大阪環状線の323系電車。あっという間に増備されて国鉄型を駆逐!ちなみに1編成しかないキティちゃんラッピング電車が来た!
ちなみにJR西日本はキティちゃんとのコラボが進んでいて、500系新幹線にも281系「はるか」にもキティちゃんラッピング車がある。
と言うことで見るものは見たので今日の目的地京都へ向かう。もちろん新快速で一気に!時刻は10時・・・まだ10時(笑)
京都まで新快速で行けば30分!京都ではこれまたちょっと電車見物!

見たかったのはこれ、奈良線!日本で最後となる左の103系電車が走る路線だったのだが、阪和線から転属してきた右の205系電車に置き換わりつつある。ちなみに205系もJR東日本では絶滅危惧種なので、これとて貴重!さらに同じ205系でも右は1000番台で関西オリジナル車なのだ。
さて、今回は京都観光は・・・しない(爆)!行きたかったのは京都鉄道博物館。ここはかつて1度行っているし、前からあった梅小路蒸気機関車館は今回でなんと7度目!でも行くのだ!
3月に開業したばかりの梅小路京都西駅までJR嵯峨野線で行く
ところが・・・この嵯峨野線はこの夏休み観光シーズンなのに4両編成!首都圏の通勤電車並みに混んでいた。まあ1駅だけだからいいけどねえ。なんてこったい!
さて、新規開業の梅小路京都西駅で降りてみると
目の前に旧二条城駅舎!これが京都鉄道博物館の出口。入場料1500円
早速博物館に潜入してみる。前回は団体行動だったので、自分の都合では動けなかった。ということで今回はマニアックさ100%で行く(爆)
つまり・・・一般的に観光客が見たがるところには見向きもしない!

入ってすぐのところにある80系と新幹線0系はまず見ておこう!ちなみにどちらもトップナンバー車!これが残っているというところがすごいのだ
なお、80系と言うと「湘南顔」と言われる2次車以降の方が有名なのだが、なんと歴史的名車である湘南顔の80系は1両も現存していないという字Jつが悲しい

本当に見たいのはこっち!マロネフ59型とスシ28型!どちらも貴重な3軸ボギー台車を履いているのだ
マロネフ59型の車内は豪華そのもの!個室寝台まである

こちらも現存するのはたった1両のDD54型ディーゼル機関車。前回撮影していなかったタブレットキャッチャーもしっかり撮影!
なお、他の展示車両も撮影していなかったわけではないのだが、ここでは省略・・・583系とか489系とか新幹線500系とかは、現役時代にしっかり見て乗ってるしなあ。トワイライトエクスプレスは最も見たい室内を見せてもらえないしね。

でも、現存する唯一のキハ81と、川重神戸意外には現存しないクハ151のカットモデルは見ておかねば・・・

EF52とヨ5000もここにしかいないよなあ〜
なんと前パンに改造された101系の先頭車とかも面白い!

ジオラマも見物したが、架線柱もないしリアリティの追求から言えば私の方がすごいぞ!と自画自賛(笑)
でも新幹線16両編成がゆったりと走れるとか、餘部橋梁を再現しているとか参考になるところは多数!特に車両間に通電線を通して走行安定性を保っているのはかなり参考になった。
さて、やっぱり京都鉄道博物館と言えば、旧梅小路機関区でしょう!そっちの方が面白そう〜
やっぱりここは素晴らしい!

研修庫内ではC571が修繕作業中!下回りと上回りが分解されていた! 今日の試乗はC56160で、こちらも初めて見ることが出来た!

修繕作業が終わったC622はC621と仲良く並んで展示 転車台向こうにはC612
ちなみにいつもは庫内に入ったままのSLたちが、夏休み中は「頭出し」で展示されていたので、太陽に照らされた姿を拝める貴重な状態!これはラッキー!

見て!この壮観な姿!ああ、これだけで来た甲斐があった〜
さて、2時間ほど見て回ったところでもういいや(爆)
早速次の目的地に向かうこととする。

隣の梅小路公園で観光案内所に使われている京都市電2000型を見つつ、再び梅小路京都西駅へ。と、その前に

駅の隣にあるこの歩道橋へ立ち寄る。ここは東海道線と山陰線を結ぶ短絡路線があったところで、高架上をそのまま歩道橋に利用しているのだ。最新の廃線跡ですな。
さて、梅小路京都西から嵯峨野山陰線に乗って向かったのが嵯峨嵐山。朝は4両編成だったのに、さすがに旅客がさばけないと見たか8両編成でやってきた。よって車内は打って変わってガラガラ!
嵯峨嵐山と言えば嵐山観光!と思うところだが、向かったのはここ

トロッコ嵯峨駅!嵯峨嵐山駅に併設されていて、トロッコ列車が停車中!この路線は山陰本線の旧線を利用している観光路線で、保津川沿いに亀岡まで走っている。
が、これも目的ではない!トロッコ嵯峨駅に併設されているのがSLカフェ!ここの保存車両がすごいのだ
屋外にはD5151号機!通称ナメクジ

室内にはC5848号機とC5698号機!何でも個人で保管されていた車両をここに移設展示したのだそうな・・・屋内なので状態も素晴らしい!
しかし・・・このSLカフェも目的ではない!
目的はここ!トロッコの駅舎内にあるジオラマ京都JAPAN!入場料500円
何でも日本最大のジオラマスペースだそうで、あの鉄道博物館や京都鉄道博物館をしのぐと言われている!んで、見に来たのは車両が走っているところではなくてそのストラクチャ類。なんせ京都の観光名所を忠実に再現しているのでとても参考になるわけ

清水寺に

平等院鳳凰堂                     東寺

銀閣寺                         金閣寺

龍安寺                         桂離宮

京都御所                       大文字焼まで再現されている
そういえばせっかく京都にいたのに生で大文字焼見たことないんだよね〜。今回も8月16日は出勤だし・・・・

もちろん中央の駅は京都駅!梅小路蒸気機関車館も再現されている

トトロの森が再現されていたり、交通事故現場があったりして遊び心も満点!
風景の再現方法はとても参考になったなあ。特に古い日本家屋とかはため息の出る造り!
でも、ここまでジオラマがすごいのに走っている車両はしょぼかった。新幹線は8両編成だし、ブルートレインも10両程度に短縮されていたし・・・。
架線柱が再現されていなかったり、線路の周囲のバラスト表現とかは私の方が上か?笑

ちなみにお金を出せばこの本物のEF66の運転台から車両を動かすこともできるし、本物のマスコンを使ってHOゲージを走らせることもできる。やらないけど・・・爆

さて、ジオラマ見物を終えたら時刻は13時半。腹減ってきた・・・ということで、嵯峨嵐山駅前にある「さがのや」と言うお店に入ってランチ
頼んだのはもちろん京都名物にしんそば
通常は暖かい蕎麦を頼むところなのだが、この暑さ(38℃!)なので冷やしにしんそばにした!お値段850円と観光地価格ながら、ここのニシンは美味かった!他の定食類も1000円程度なので、嵐山にしては安い方!ここは空いているしお勧めかもしれない。

腹ごしらえが済んだところで行動開始!この日は夜に亀岡に行って前職時代にお世話になった飲み屋に行くだけの予定だったのでまだ時間が早い!そこで考えたのは
嵐電に乗ろう!
京都に残された唯一の路面電車で西大路三条まで出て、西大路八条までバスで移動すれば、京都で一番大きな鉄道模型店「ボークス」に行ける!

夏休みだというのに車内は意外と空いていた。よって後部運転席かぶりつき!(子供みたい)
日本全国でも珍しくなった釣りかけ式モーターの音と路面電車って最高だねえ。
さすがに西大路三条から西大路八条まで歩くと疲れるのでバス!
ボークスホビースクエアには15時過ぎに到着。何か掘り出し物はないか?と探したのだが、特になし・・・ま、涼めたからいいかな。
模型を見ながら1時間ほど時間をつぶし、亀岡に向かうこととする。ここから亀岡に行くにはバスで西ノ京円町まで行って嵯峨野線に乗るか、歩いて東海道線の西大路まで行くか?になるのだが、運動もしようと言うことで西大路駅まで歩くことに。
そういえば京都で歴史的なものを何も見ていないなあと思いつつ歩いていると
こんなもの発見!
ここは若一神社と言う神社の前。なんと平清盛がその手で植えたという木があるのだ!ようやく京都観光した気分(笑)
さて、西大路駅まで15分ほど歩いて到着してみると、なんだか東海道線は遅れているらしい・・・・。んで、電車を待っていると
なんとハローキティ仕様の「はるか」がやってきた!
なんだかこの旅もレア車両に出会う確率は高いらしい!
遅れている東海道線で京都まで一駅乗って、嵯峨野山陰線に乗り換え。京都駅の山陰線ホームは駅の端っこにあるので、頭端部分の車両に乗客が集中することを知っていた「ブラッディー」は迷うことなくホームの先端へ。
ちなみにこの時、京都駅の山陰線ホームは乗客でごった返していた。それはこの日開催される亀岡花火大会の観光客のため。でもホーム先端部分では余裕で着席できた!
亀岡までは快速で約20分!8両編成が満員になっていた乗客はほとんどがこの亀岡で下りる。ということは

ホームは人でごった返して、改札を出るまでに10分くらいかかった!なお、ホームに設置してあった待合座席も取り外してあるくらい!!
亀岡市内も駐車場を探す車で大渋滞。ほぼ動いていないという状況。それをしり目に
私はここにもぐりこむ(笑)
5時の開店と同時に入店した「ブラッディー」はお店のマスター、ママ、息子さんと3年ぶりの再会!
もちろん街の中は花火大会で客は全然いない。と言うことは貸切状態!積もる話も多かったので良かった!

焼き鳥セットとアジの塩焼きを発注!ビールが進む、話も進む。そろそろ満腹だなあと思ったころに息子さんからチャーハンをもらってしまった(笑)
7時半になると外では花火の音がさく裂し始める。そんな中で結局8時半まで3時間半も飲んでいた「ブラッディー」は、花火大会の客が帰る前に電車に乗るべくお暇することとした。
外に出てみると亀岡駅前は花火見物客がデモの座り込み状態で見物中(笑)
駅からも十分花火が見えるので、ここでちょっと花火見物



これだけ見られれば十分でしょう!
ということで混む前にそそくさと駅へ!駅のホームで電車を待っていると、なにやらフィナーレらしき雰囲気が・・・!なんとフィナーレを駅のホームから見物できてしまった!その直後に亀岡始発の電車が入ってきたので余裕で着席!あと10分遅かったらホームに入ることも困難だったかも!
ということで亀岡〜二条まで嵯峨野線で戻り、二条から地下鉄東西線、烏丸線を乗り継いで東横イン五条烏丸にチェックインしたのは22時ごろ
2日目は盛りだくさんの一日となった。

8月12日(月)7:00起床:京都8:30発〜9:26米原10:00〜10:32大垣10:41〜11:01尾張一宮11:09〜11:14稲沢11:29〜11:40名古屋〜金城ふ頭〜リニア鉄道館見学〜ささじまライブ駅〜平針ラディッシュ〜風来坊

3日目ももちろん朝ドラタイムの7時に目覚めて行動開始!ホテルの朝食を食べてから出発!京都駅に到着したのは8:20.この日は名古屋まで移動するので青春18きっぷを使用。まずは8:30発の新快速で米原へ向かう
電車はおなじみの223系2000番台
ちなみに名古屋方面へ行くにはこの30分後の新快速でも米原乗り換えは同じ電車になる。でも乗り換え時間は5分。そこで1本前に乗ることでゆったりと乗り換えようと考えたわけ。

お蔭で一服しても余裕の乗り換え。30分後に来た新快速の乗客たちが「米原ダッシュ」と言われる乗り換えをしていたのをしり目に余裕で着席!
せめて同じホームで乗り換えできるようにしようよ、JR西日本&JR東海さん!
ちなみにこの日もいい天気!
台風10号は上陸せずに止まっていてくれたので、伊吹山もこの通りくっきり!
さて、大垣で豊橋行き新快速に乗り換えたので、そのまま乗っていれば名古屋まで一気に行けるのだが、「ブラッディー」は尾張一宮で途中下車。ここで各駅停車に乗り換えて隣の稲沢駅に向かう。なぜか?

稲沢駅の隣にはJR貨物の愛知機関区があり、もはや貴重となりつつある国鉄時代の機関車がたくさんいるのだ。しかもこのJR貨物カラーは今後なくなってゆくとのことでこれも貴重
ピッカピカの新鋭DF200型機関車もいた。
さらに遠くを眺めれば・・・・
あれ?もしかしてEF64の77号機!?
そう、ナンバープレートも外された雨ざらし状態ながら、お召機関車に任命された姿で保存されているEF64の77号機に間違いない!
これが見られただけでも立ち寄った甲斐があったというもの!
満足したところで名古屋に向かうこととする。名古屋駅に到着したのは11:40
ちょっと腹が減ってきたのでここで昼食を食べてしまうこととする。リニア鉄道館に行ったら高い飯を大混雑の食堂で食べることになってしまうからねえ。

もちろん食べるのは名古屋名物のきしめん!やっぱりご当地のものを食べないとね〜
腹ごしらえも済んだところでリニア鉄道館へ向かう。名古屋からはあおなみ線と言う電車に乗る

なんとやってきたのは金城ふ頭にできた「レゴランド」のラッピング車!1編成しかないのでこれも貴重!
あおなみ線に揺られること20分ほどで終点の金城埠頭に到着!駅の前にあるのは
このリニア鉄道館!入場料は1000円
ちなみに今回の旅行でたくさんの施設に入ったが、このリニア鉄道館の客は最悪!特に家族連れ!自分の子供の記念撮影をするために通路や階段をふさぐ、展示物の触れてはいけないところに触れる、ジオラマの上に抱っこして乗り出すなどなど・・・名古屋の人間って自己中心的な奴が多いらしい・・・。

このリニアの車両の中の座席には座ってはいけないし、座席上に札も置いてあるのにこの通り!馬鹿親め!
ということで、こういう馬鹿どもと同じ空気をなるべく吸いたくないので、人気の展示物には近寄らない(笑)
リニア鉄道館も訪問3度目なので、めぼしい展示物はすでに見てしまったので興味なし。

旧型電気機関車のED11とED18!こいつはもう一度じっくり見たかったので足回りも含めてじっくり観察

現存する唯一の蒸気動車ホジ6000型!なんと蒸気機関車と同じような機関がこの箱型車体の中にあるのだ!

スニ30型とオヤ31型の平面図が欲しかった(笑)

キハ181型のDML30HSA型エンジン!      クハ381の振り子式台車
ま、他の人はこんなところに注目もしない・・・・

元東濃鉄道のケ90型機関車は超貴重品     マイネ40型が保存されているのはここだけじゃないかなあ
ちなみにジオラマもちょっと見学


ここのジオラマは東海道新幹線沿線の景色を再現しているので、東京〜大阪間の名所がたくさんある。東京タワーやスカイツリー、有楽町マリオンに新橋駅前、名古屋駅はもちろん太陽の塔まである。

ちなみにリニア鉄道館一番の目玉商品である新幹線にはあまり興味がない(笑)。ただ、0系食堂車の懐かしいメニューには感動したが・・・
ということでリニア鉄道館を1時間ほどで見て回ったところで退散。時刻は13時半。
これ、あおなみ線の金城ふ頭駅
この駅、完全ホームドアで安全この上ないのだが・・・暑い!!これだけガラス張りになっているのに空調がないのか?ずっといたら死んじゃうぞ〜
こっからあおなみ線で名古屋に戻るわけだが、名古屋駅のひとつ前に「ささじまライブ」と言う駅がある。ここで「ブラッディー」は途中下車!なぜか?

この駅の隣にはJR東海と近鉄の車両基地があるのだ!JR東海のキヤ95系や今や貴重な旧塗装近鉄スナックカーなどを見ることが出来た!

もちろんJR関西本線と近鉄名古屋本線も通っているので、行き交う電車たちも見えるわけ。快速「みえ」のキハ75系や近鉄21000系アーバンライナーなども通過!
さて、ここから名古屋まで1駅乗車してから次に向かったのは地下鉄鶴舞線平針にある模型屋さん「ラディッシュ」
通常だと地下鉄東山線で栄まで行って鶴舞線に乗り換えるのが常套手段だが、今回は青春18きっぷがあるのでJR中央本線で鶴舞まで行って地下鉄に乗り換えることとする。名古屋駅構内であおなみ線から地下鉄東山線まではかなりの距離を歩くことになるので、構内で乗り換え可能な中央本線の方が効率もいいわけ。

乗り込んだのは313系8000番台。JR東海管内では313系ばかりで面白くないのだが、この8000番台は別!なんせ登場当時は座席指定快速「セントラルライナー」に投入されていた車両だけあって内装も豪華そのもの!これまたラッキー
鶴舞で地下鉄鶴舞線に乗り換え
やってきたのは名鉄から乗り入れの100系電車。この電車は日本初の固定窓付き通勤電車。なんとカーテンも横引きで通勤電車とは思えない。
この鶴舞線で平針まで行き、このラディッシュに到着!
ちなみにこのお店は30年前から知っている中古を扱う模型店。名古屋に来ると必ず立ち寄る。実は事前に在庫確認をしていて、試乗では絶版になった鉄道模型があるのを確認していたのだ。
これがゲットしたもの!定価だと2万円くらいするものが1万2千円で買えた!
満足したところでこの日の宿、東横イン名古屋新幹線口に向かう。帰りも鶴舞駅で乗り換えて中央本線を使った。
鶴舞駅では特急「しなの」用の383系付属編成2両だけで回送されてきた。
これも珍しいシーンなので遭遇できたことが貴重!
さて、ホテルにチェックインしたのは17時。荷物を置いて早速夕食へ。なんせ昼がきしめんだけだったので腹減ってしまった(笑)
名古屋で夕食と言えば手羽先の風来坊!調べてみるとホテルから1分と言う好立地のところに
風来坊発見!もちろん迷うことなく入店!

ビールと手羽先とポテトサラダ!ちなみにビールは4杯、手羽先は3人前を平らげて満足満足!
あ〜〜満足満足!と言うことでこの日は早めに就寝zzz

8月13日(火)7:00起床:8:15名古屋出発〜9:08蒲郡9:13〜10:07浜松10:10〜11:34清水12:24〜13:26熱海13:38〜16:01大宮16:17〜16:39川越着

この日は 平日なので列車も平日ダイヤ。いつものように7:00に起床して「おしん」と「なつぞら」を見てから行動開始!ホテルの朝食を食べて名古屋駅に到着したのが8:10頃。実は8:25の新快速に乗ればそのまま浜松まで行けるのだが、多分新快速は混んでいると読んでその前の区間快速に乗ることとする。

やってきたのはいつもの313系電車。実につまらないが、案の定車内はガラガラ。

しかし蒲郡駅で乗り換えた新快速浜松行きは311系電車!この電車は昔ながらの直流モーターなので音が勇ましくて好き!車内も若干混んでいたが何とか座席確保。
ちなみに8両編成のうち浜松まで行くのは前4両だけ。そのことを知っていたのでもちろん前から2両目に乗車!
このまま浜松まで向かい浜松ではたった3分の乗り換えで東海道線の興津行きに乗る。

乗り込んだのは211系5000番台の5両編成。車内もロングシートだし実につまらん
しかもこの電車の中でとんでもない光景に出くわした。うとうとと眠っていたら、焼津駅から乗り込んできたババアが目の前にいた若い男性に対して「あんた、ちょっと立ちなさい」と命令!わけもわからず立ち上がった男性をしり目に、近くに立っていた子供連れのお母さんに「あなた、せっかく譲ってもらったんだから座りなさい」と命令!お母さんは断ったのだが、結局子供を座らせることに・・・。信じられない強引さ!だから婆や爺の老害連中は大嫌い。その後も大きな声で子供に話しかけるババアを子供が無視していたのがなかなか面白かった。

さて、この電車で興津まで行っても良かったのだが、ちょうど昼時になったので一つ手前の清水で下りることに。
そう、清水駅前には清水魚市場があって海鮮を安く食べられるから

市場の中はこんな感じ!人気店は大行列だが、並びたくないので比較的すいていた「一期」と言う店へ。頼んだのは「一期丼」
このマグロのボリュームと桜エビのてんぷらを見て!これで税抜き1480円なんだから大満足!特に桜エビのてんぷらは絶品に美味かった

腹ごしらえが終わったところで一路関東へ。清水から熱海行きに乗って東へ向かう。
残念ながら由比の海岸から見る海越しの富士山は雲が被ってた
熱海では12分の乗り換え時間の間に
踊り子号の連結解放シーンを2回も見ることが出来て大満足!
と言うことで上野東京ライン古賀行きに乗って大宮まで一気にグリーン車で!
川越到着は16時39分。全行程1200qの各駅停車の旅はここに終了した。


今回の交通費、宿泊費も「無料券」やら「ポイント」やらをかなり有効活用!
青春18きっぷ2370円×3=7110円、グリーン車代780円+980円=1760円、 摩耶山夜景交通費が約2000円、2日目交通費が全部で約5000円、3日目交通費が約1000円。合計16870円!ホテル代方だってのがいいよねえ!
飲み食いの料金を全部合わせると2万円くらい!なんだ?飯代の方が高いじゃないか!

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