～「ブラッディー」の群馬温泉巡り！～
スカパーのテレ朝チャンネルで4月18日～22日に「秘湯ロマン」という番組の一挙放送をやっていた。その最終日22日は群馬特集！実は群馬県、本州では福島県に次ぐ温泉天国なのだ。もちろん有名な草津・万座・伊香保はもちろん、そのほかの場所にも山沿いを中心に四万・赤城・猿ヶ京など様々な温泉が存在する。
んで、5月2日（月）と6日（金）に休暇を入れて10連休にした「ブラッディー」の予定では、5月1日（日）～4日（水）の4日間が丸々空いていた。
ということで、おそらく高速道路下りも空いているであろう5月2日（月）に川越を出発すれば、1泊2日で群馬秘湯巡りが出来るのではないかと考えた！1泊2日の前後も休みという余裕の日程だし、これはゆっくり出来そう。
早速宿を検索してみると、老神温泉にある伊東園グループの山楽荘にまだ空きが！しかも1泊2食飲み放題バイキング付き8895円という格安なプラン！
前日は終日雨だったにもかかわらず、2日（月）からの首都圏は快晴！温泉満喫の2日間を堪能してきたのであった。
5月2日（月）川越9:00出発～
国道254～東松山～関越道～月夜野～国道17号～法師温泉～国道17号～湯宿温泉～国道17号～沼田～国道120号～老神温泉山楽荘
朝はいつものように8時に目覚め、朝ドラを見てから行動するといういつものパターン（完全にコピペで行ける出だし）
まずは最近はまっているバーガーキングで朝食を摂ってから出発！川越市内でガソリンを入れたりしてから国道254号線で北上。東松山から関越自動車道に乗る。最初の目的地は三国峠にある法師温泉長寿館
ちなみにこのGWは休日割引適用外なので、別に平日に出発しても何ら変わらない。つまり休日に混んでいる中を出発するよりも断然お得なわけ。
しかもこの天気！赤城山が遠くからでもくっきり見える
ノンストップで法師温泉まで走りきってしまおうかと思ったのだが、この天気ならば見晴らしも素晴らしいだろうと思って赤城高原S.A.に立ち寄る。この感は正しかった！
谷川連峰や武尊山が一望できる素晴らしさ！しかもボタン桜がまだ咲いてる！いいねいいね～
月夜野インターで関越道を下りてからはひたすら国道17号線を北上する。
とにかく前方にそびえる山が綺麗！青空と新緑のコントラストで気分最高！
猿ヶ京温泉付近に近づくと道の両側に桜と花桃が！さらに法師温泉へ向かう県道へ逸れた後も！このあたりは花桃の里と言われており、ちょうどこのGWが見頃なのだ。ボタン桜も残っているしめちゃめちゃいい時期に来たかも！
ということで法師温泉長寿館には11時半に到着！ところが・・・なんと「次の案内は12時半です」とのこと。要は混雑を避けるために入場制限をしているのだ。なんと1時間待ち！でもせっかくのチャンスなのでここは入っておきたい！
仕方ないのでその間に旅館内部を見学させてもらうことに！ここは川端康成も投宿し、国鉄のフルムーン夫婦グリーンパスキャンペーンで高峰三枝子と上原謙がCM撮影したこともある有名旅館。歴史ある建物と収蔵物があってもはや博物館のよう。
ちなみに最も有名な法師の湯は混浴で、女性専用の玉城の湯もある。女性も法師の湯に入りたいだろうが、タオル禁止の混浴では勇気のある人は少ないらしい。
宿の外側を散策したり、いろいろやっているとあっという間に時間が経過し、12時半に無事に入れてもらえることに。
ここは入浴料1500円とお高めだが、宿の名前入りタオルもついてくるのでこの程度の金額は払ってでも入りたい！
もちろん有名な法師の湯にそそくさと入る。既に15名ほど入っていたので画像を撮るわけにはいかないから
このポスターでイメージしてください（笑）
ちなみに湯船には入れるのは25名くらいが限界か？温度はぬるめで無色透明。長く入っていても全然平気！しかもぬるいながら体の芯は温まる！やっぱり名湯だ！
20分ほど名湯を堪能してから長寿館を後にし、向かったのは沼田までの途中にある湯宿温泉。法師温泉からは30分かからずに到着する。
湯宿温泉には3つの立ち寄り湯があるのだが、そこはコロナの規制により地元の方しか入れないとのこと。そこで「秘湯ロマン」で紹介していた
太陽館へ立ち寄ることとした。ここは宿泊中心の温泉なのだが、内湯であれば700円で日帰り入浴が可能。到着したのが13時過ぎとちょうど清掃時間とぶつかったらしかったが、女将さんが聞いてくれたところもう大丈夫だとのこと！ちなみにロビーには片山右京のサインがあった！
これが太陽館の内湯！
「ブラッディー」一人の貸し切り状態だったので撮影したが、外観からは想像できない清潔な檜造りで素晴らしい内装！
んで、このお湯は熱め！源泉掛け流しの硫酸塩泉で入っているだけで肌がつるつるになる！
女将さんの接客もとても明るくて好感が持てるこの宿、是非とも次回は宿泊して露天風呂に入りたいものだ！
さて、日帰り温泉巡りはここで終了！時刻は14時と言うことで、ここからまっすぐ老神温泉に行けば15時のチェックインにドンピシャリ！
国道17号で沼田まで南下する時には正面に赤城連山が！沼田では沼田城趾脇を通過して一路老神温泉を目指す。この頃はちょっと曇っていたのだが、老神温泉到着の頃には再び晴れに！
そして15時ちょうどに老神温泉山楽荘へ到着！左の画像が道路に面した別館で、右が別館の裏に渓谷沿いに建つ本館。館内に入ってから気づいたのだが、別館と本館は元々別の宿だったのではないかと思われる。そのため源泉も2本引いてあって、本館と別館で泉質も違う。
昼御飯を抜いていたので、夕ご飯は17時20分からの第1回を予約！
「ブラッディー」は別館の206号室に宿泊。6畳のシンプルな和室で1人ならばこれで十分！料金が安いのに温泉で必ずおいてあるお菓子もちゃんと備え付けられている。
17時20分の夕食までは自由時間なので、もちろん早速温泉に入ることに！温泉は本館に男女別の内湯＆露天、別館に大浴場と庭園露天＆内湯の4つがある。本館は無色透明の源泉。別館は濁り湯の源泉になっている。
「ブラッディー」はまず本館の温泉へ
無色透明な単純泉。内湯ではかなり熱めで長湯は無理かも。露天の方はちょうどいい温度になっていて、渓流の音を聞きながらゆっくりと入れるのがいい。
さて、この日3回目の風呂と言うことでもはや肌はつるつる！そして浴衣に着替えてめちゃ楽なので
まずは一本！笑
ということでビール1本飲み切るとめちゃめちゃ眠気が・・・夕食までちょっと昼寝zzz
目覚めたのは17時！やはり腹が減っているとちゃんと目覚めるものだ！一服してから夕食バイキング会場へ向かう。
左が一皿目、右が二皿目！がっつり食いました！笑。さらにビールは50分で5杯飲み切りました。これだけ飲んで食ったら居酒屋でも3000円くらいかかるぞ（笑）
ということで18時半にはバイキング終了！少し食休みをしてから
別館の濁り湯へ！みんなが飯食っている時間なので貸し切り状態！
別館の大浴場は宿泊当日が男性用、翌日が女性用となる。逆に内湯＆庭園露天が当日女性用、翌日男性用となる。つまりこの大浴場にはこの日しか入れないのだ。
んで、湯舟が仕切られているのだが、小さいほうは源泉が注いでいる熱めの湯、大きいほうがちょっとぬるくなっている。熱いほうでもそんなに熱くないので長く入っていられる。そして泉質は鉄分多めなので秩父の鉱泉に似ているかも。そして本館のお湯よりも全然泉質がいい。
ゆっくりと20分ほど入ってから部屋へ戻り、TVを見ながら2次会開始・・・と思いきや眠気に勝てず撃沈ｚｚｚ
結局目覚めたのは21時！今度は眠れなくなるのは当然のこと。そこで再びＴＶを見ながらここで2次会開始！結局3時間飲み続けて0時半に就寝
晩飯でビール5杯飲んだのに、缶ビールこんなに飲んでしまった。この日のビールは4リッター消費！爆
5月3日(火)5：00朝風呂～7：30起床～朝食後出発～道志道～圏央道～川越12:00着
前日にあれだけ飲んだにもかかわらず、5時に起床。歳かねえ～笑（これもコピペで行ける話）
朝ごはんは朝ドラを見てから8：20に予約していたので二度寝してもいいのだが、よく考えたら男女入れ替えになった庭園露天に5時から入れる！
ということで庭園露天へ！ちなみに5時の時点ではめちゃ混んでいたので、これは朝食前の7：30に行ったら偶然貸し切りとなったので撮影！
濁り湯のほうは全体に温度が低めで、特にこの庭園露天は手前側がかなりぬるい。奥の滝の部分が源泉で、ここは温度が高めなのだが、それでもちょっとぬるい。よって20分入っていても全然平気。
ちなみにこちらが併設の内湯で、こちらはかなり温度が高い
泉質は前日入った大浴場と同じ。よくよく構造を見てみると、もともとは庭園露天は混浴だったのではないかと思われる。大浴場側が男性用で内湯が女性用。扉を開けるとどちらも庭園露天につながるようになっていたと見受けられる作りだった。
風呂に入って部屋に戻り、もちろん二度寝敢行！目覚めたのは7：30。そこでもう一度庭園露天に行って↑の画像を撮影し、8：00からは朝ドラタイム！8：20より朝食会場へ向かう。
朝ごはんもがっつり食うよ！
ちなみに温泉卵かけご飯は二杯食った！昼飯がいつ食べられるかわからないからね～
部屋に戻って支度して、宿を出発したのは9時過ぎ。チェックアウトは11時なのでゆっくりしてもよかったのだが、この日からはGW本番なので高速道路の渋滞を考えると12時ごろには高速に乗っておきたい。その前に回りたいところがあったのだ。ちなみにこの日のテーマは「鉄道遺産巡り」
最初に向かったのは老神温泉から30分ほどで行けるところにある林野庁林業機械化センター！
そしてこの日もいい天気！五月晴れとはこのことだな～！老神温泉も花が咲き乱れている最高の季節！
途中の園原ダムで小休止！あまりにも天気がいいので車を止めていい空気をいっぱい吸った！
ちなみに老神から赤城の裏側を回って大間々方面へ抜ける県道はとても良いワインディング。午前中だと大間々方面から来る車は多いものの、老神方面からの車はほとんどいなくて快適快適！
さて、林業センターへ到着したのは10時。なんでそんなところに？というと
なんとこんなに貴重な機関車たちが展示してあるのだ！ボールドウィン製のSL、ホイットカム製のDL、協三工業製DLなんてめちゃめちゃ貴重品！
実はここ、前日のFacebookの友人が教えてくれたのだ。林野庁が林業機械化を進めてゆくための開発センターになっていて、歴史資産がこの展示館に保管されているというわけ。ただし・・・・人っ子一人いなくて勝手に入ってみてしまった。資料館内部にはもちろん入れないが。機関車は屋外にあるので見放題！
さて、続いて向かったのは赤城インター近くの富士見総合グラウンド。片道1時間ほどの道のり。
林業センターからは県道で水沢方面へ。渡良瀬川にぶつかったところで大間々方面へ向かう。途中から右折して「からっ風街道」と呼ばれる県道へ進む。
からっ風街道からの景色はこんな感じ！めちゃめちゃ気持ちいい～
そして富士見総合グラウンドに到着したのは11時。なぜここに？というと
この車両たちが保管されているから！左が元東急5000系のデハ5000型2両、右が元東急デハ3499。
4年前にも来ているのだが、当時はデハ3499しかなかった。両車ともレストア中なのだが、なかなか作業が進まないようだ。限りある資産で何とか維持しようとしておられる保存会の方には頭が下がる。
次に向かったのは赤城インター近くの某所。
それにしてもからっ風街道は本当に走っていて気持ちいい！花もきれいだし山々が青空に映える！
そしてその某所にはこれがある！
元小田急1800系の先頭車！全国でここにしか保存されていない貴重車なのだが、実はここ非公開なのだ。よって某所と書いたわけ。
「ブラッディー」は「赤城にある」という噂とGoogleEarthの航空写真から割り出して場所を特定した（笑）
ちなみにこの撮影場所に立って回れ右すると
こんな雄大な光景を目にすることもできる！
ということでこの日の目的地はすべて制覇したので帰途に就くこととする。わたらせ渓谷鉄道の保存車両や水沢温泉は次の機会にしよう。
群馬の温泉はほかにも赤城温泉とか梨木温泉といった秘湯もあるので、それとセットで次回来よう。今回は温泉入りすぎだ（爆）
赤城インターから関越自動車道に乗ったのが12時。もちろん上り方向に渋滞は全くなし
渋川の街が一望できるのは珍しいかも。榛名山もくっきり！
そして連休後半初日ということで下り線は
これは渋川伊香保で降りる車の渋滞！
この渋滞はかなりひどくて2㎞くらい出口に行く車は路肩に止まっていた。下りるのにどのくらい時間かかるんだろ？
ちなみに下り線の渋滞はお昼時点で碓氷軽井沢を先頭に12㎞、甘楽を先頭に7㎞、本庄児玉を先頭に15㎞！前日を出発日にして正解だった！
そういえば昼ご飯を食べていないということで、「ブラッディー」は東松山で高速を降りてもつ煮の名店「まつい」へ
ところが「まつい」はGW中閉店！なんてこったい！ということで店の横にある自動販売機でお土産を買ってきて食べることにした。
ということで川越市内には13時ごろ到着。群馬温泉巡り1泊2日の旅はここに終了！
総走行距離は320km。ガソリンは20リッター消費。なんと先日の山中湖と走行距離、ガソリン消費量ともに全く同じだった！
さて、今回の旅のお会計を集計してみるとする。
高速代：往復で\4800くらい
ガソリン代：\3200くらい
法師温泉長寿館：\1500
湯宿温泉太陽館：¥700
老神温泉山楽荘：¥8895
おつまみ＆ビール：\2000くらい
合計で21000円くらい。これだけ温泉巡りしていろいろ走り回っての2日間旅行としてはいいコスパでは！
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