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2018/02/18 15:32更新 

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〜「ブラッディー」の青梅鉄道公園見学記!〜

首都圏の鉄道博物館と言えば、万世橋の交通博物館 が移転開業した大宮の鉄道博物館が有名なのだが、実はJR東日本が管轄する鉄道博物館がもう一つある。それは青梅駅のすぐ近くにある青梅鉄道公園。創業はなんと1962年!今年で50周年記念となる。
実は[ブラッディー]はこの青梅鉄道公園に一度も行ったことがなく、一度は訪れてみようと思っていたのだ。珍しく15℃を超えた2012年12月18日、一人 青梅を目指したのであった。


青梅鉄道公園に行くには電車でも車でも行きやすい。電車だと青梅駅から歩いて15分ほどだし、クルマで行っても隣接する永山公園駐車場がそのまま利用できる。もちろん駐車料金は無料。文字通り「鉄道公園」なので博物館ほどの規模はないが、貴重な車両が多数展示されている。
青梅鉄道公園に到着すると
立派な門があって入場料を取られる
但し、ここの入場料は100円!20名以上の団体だと50円!実に鉄道博物館の1/10!これで展示物を維持しているのだから頭が下がる。
入場券はかなり立派!100円では申し訳ないくらい
早速入場するとまず目に飛び込んでくるのは
日本国有鉄道総裁による記念碑
創設当時は国鉄の管轄だったこともあって入場無料だったのだそうな。平成9年に車両の整備なども行おうということになって入場料を徴収するようになった。でも100円(笑)

決して広くない園内ではあるが、蒸気機関車8両、電気機関車1両、電車1両、新幹線1両の現物が、比較的良好な保存状態で保管されている。
では早速展示車両をご紹介

D51型452号機。有名なデゴイチ!雨ざらしのはずなのに結構きれい

クモハ40型052号車。30年前の青梅線ではこの車両が1両で青梅と奥多摩の間を往復していたのだそうな。
展示車そのものはJRで晩年JR国府津区の職員輸送車に使われていた車両らしく「横コツ=横浜支社国府津車両センター」の表記があった。

左は国鉄最後の新製蒸気機関車E10型の2号機。右はC11型蒸気機関車の1号機
C11の1号機ってここに保存されていたのを知らなかった・・・
ちなみに機関車の運転台には基本的に入れます!

ED16型電気機関車の1号機。これも青梅線で採石輸送に活躍した電気機関車
昭和6年製って・・・「ブラッディー」の父親と同じ歳だ!

左は110型蒸気機関車の110号機。つまり初号機。元々は鉄道開業時の3号機関車だったイギリス製蒸気機関車の改番車で鉄道記念物に指定されている。
右は5500型蒸気機関車の5540号。これもイギリス製の輸入機関車。

こちらは国鉄晩年まで使われた2両。左が貨物用の9600型9608号。右は8620型の初号車8620号
8620型は今でも九州で動態保存されているほど使いやすい機関車ですが、なんと製造は大正3年!いかに当時の設計が優れていたかわかります。しかも初号車がここにあったとは知りませんでした。ちなみに愛称は「ハチロク」!(笑)
こちらも輸入機関車2120型2221号
明治時代の最初の蒸気機関車は、鉄道そのものがイギリスから輸入されたこともあって、すべてイギリス製です。
構内には展示車両の他にも細かな鉄道の保存物があります。

こちらは信号機。腕木式信号機は懐かしい〜 この踏切、自分で操作できるんです!遮断機も下がります!
他に子供用の電車などがあって、小さい子供たちには大人気!

一段下がった場所には「新幹線広場」と言うのがあるということで行ってみると
確かに新幹線が1両ある・・・他は・・・子供用の乗り物のみ
しかし、この展示してある新幹線がすごい!0系の初期車昭和44年生の22型75号車!

屋外展示なのにきれい!しかも大窓の0系が屋外でこんなにきれいに展示されているところって他に知らない!
パンタカバーもつけられていない全盛期の姿を再現していて、これは一見の価値あり!
ちなみにこの0系、車内に入れます!座席に座れます!

しかも新製当時の転換式クロスシートのまま! もちろんシートの転換もできます!さらに・・・

座席のテーブルも灰皿も引き出せます!さらにさらに

JNRマークの灰皿健在!             多目的室だって入れちゃう!
いやあ、この0系見るだけでも青梅鉄道公園行くべし!と思ってしまった!
ちなみに乗務員乗降用ステップ見て妙に感心した私・・・
ここで鉄分だけではよろしくないので車ネタも・・・

フェラーリ、ポルシェ、BMWのレースカーの他ロスマンズホンダなども取りそろえております(爆)

さて、屋外の展示物を見たら屋内へ。正直これだけでも100円は安いと思うのだが、公園の真ん中にある展示室は2階構造になっていて、過去の鉄道資料が展示されている。

Oゲージ鉄道模型とか

かなり大きいHOゲージのジオラマとか     そこを走らせるための車両とか

寝台特急のイラストテールマークとか      シミュレーターとかまである!
ちなみにHOゲージのジオラマには、青梅周辺を走る電車中心に西武鉄道などの民鉄まで存在していた。
シミュレータは運転台形状から見ても国鉄113系近郊型電車の本物を使っている感じ!昔国府津電車区とかで運転手の教育に使っていた実物じゃないかなあ。

さて、たった100円でこれだけ楽しめる青梅鉄道公園!全部回っても1時間程度なので気楽に行ってみるのもいいかもしれません。
次回の奥多摩安講の帰りに寄ってみましょうか?

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