Bloody's Tea Room
Team SPIRITS Web Master 「Bloody]の趣味の世界へようこそ

2021/05/30 16:25更新 

当ホームページは[Bloody]の完全なる自己満足の世界で成り立っております。
読者の皆さんも喫茶店感覚でお楽しみください

 

〜「ブラッディー」の青春18きっぷの旅2022冬!〜
(尾道・倉敷・徳島・高松・伊勢編)

2020年から始まった コロナ渦で青春18きっぷの旅も控えていた「ブラッディー」だったが、そろそろコロナも日常化してきたと言うことで2022冬に解禁!
んで、行き先として考えたのが徳島、高松、津。なんで?というと「県庁所在地に泊まったことがなかった都市」だから!
2022年11月に別府宿泊で47都道府県全県宿泊を達成した後にふと考えてみると、県庁所在地で未宿泊の都市が7つあることがわかった。んでそのうちの3つが徳島、高松、津というわけ。
ついでなので観光したことのない尾道や、もう一度行きたいと思っていた倉敷にも立ち寄ると言うことで4泊5日の壮大な各駅停車の旅を企画してみた。
なんせ2020年以来2年ぶりの青春18きっぷの旅、体力は持つのか?
久々の青春18!

12月29日( 木):川越4:52東武東上線〜5:29池袋5:34地下鉄丸ノ内線〜5:50東京6:05東海道線〜7:59熱海8:02東海道線〜9:20静岡9:21東海道線〜10:27天竜川10:40東海道線〜11:19豊橋11:21東海道線新快速〜12:47大垣13:12東海道線〜13:47米原13:50琵琶湖線新快速〜16:18姫路16:35山陽線〜16:54相生16:59山陽線〜19:09福山〜ビジネスホテルかぶたん

初日は広島県の福山までの各駅停車乗り継ぎの旅(これだけ!笑)なんせ列車に揺られること15時間という長丁場!
実は川越から川越線で大宮に出れば、全区間をJRで行くことが出来るのだが、それだと始発に乗っても福山着20:31になってしまう。しかし川越から東武東上線で出発すれば1時間20分早く到着出来る。
もちろん始発の4:52発準急池袋行きに乗る
池袋からは時間短縮のために地下鉄丸ノ内線で東京駅へ。東京駅到着は6時前だが、既に駅構内は人でごった返していた。ほとんどの人が新幹線利用客だが

東海道線熱海行きはガラガラ!もちろんグリーン車でゆったりと2時間の旅を楽しむ。

夜明けの都心を出発!朝焼けを見ながら西へ!そしてここで朝飯を食べる!青春18の旅では食べられる時に食べられるものを準備するのが重要。今回は川越で買い込んでいったものをここで食べる。

富士山や相模湾を見ながら食べる朝飯がまた旨いんだ〜!そしてこの日もいい天気!気持ちよすぎ。
熱海には定刻の7:59到着。ここで例によって「熱海ダッシュ」が必要になる。なんせ乗り換え時間3分で階段通ってホームチェンジが必要なのだ!
ただ、この日は最短時間で熱海に到達したこともあって、意外と乗り換え客が少なかった。これが大宮経由で1時間後の列車だったら、混雑で絶対に間に合わなかったところ。

乗り込んだのは静岡行き211系5000番台。ロングシートでトイレもなし。東海道線で最も不評の車両だが、この車両も近い将来の引退が決まっている。6両編成だったので車内はかなり空いている。
富士付近ではくっきりと富士山も見えた。
静岡には9:20着。そして乗り換え時間1分で対面に止まっている浜松行きへ乗り換え。6両→3両への乗り換えなので
車内はこの混雑!
でもこの車両、なんと313系8500番台という、元中央本線のセントラルライナー用車両で乗り心地は素晴らしい。しかも4人ボックス席を3人で使っている家族連れのところに座らせてもらえた!

これがその313系8500番台。空いてきた際に室内を撮影したが、横引きカーテンだし外装色もスペシャルだし、本当にいい車両だ。
ちなみに乗り換え案内アプリでは浜松まで行かずに掛川始発の後続豊橋行きに乗り換えるよう指示されるのだが、座れたこともあってそのまま浜松手前の天竜川駅まで行ってしまうこととした。

案の定後続の豊橋行きはロングシートの211系5000番台。しかもこの混雑。そして静岡付近の乗客はこの混雑でも座席に荷物を置いたり、大股広げて2人分占領したりする輩が多いのには閉口した。
でも立っているからこそ浜名湖での新幹線並走も撮影できたりするから結果オーライですね!
豊橋では2分の乗り換えで新快速大垣行きへ乗り込む。2分でホームを換える乗り換えってどうなの?JR東海さん!
いつも思うのだが、JR東海の管内での乗り換えはあまりにも乗客に負担を強いる。私はまだいいけど、高齢者などには絶対に無理だと思う。事故が起きてからじゃ遅いですよ、JR東海さん!
車両は313系5000番台。転換クロスシートで乗り心地もいい。
しかも3両→8両の乗り換えなので空いている。でもこの区間はあまり見るべきものもないので睡眠タイムzzz
大垣では25分の乗り換え時間があるので駅の外に出て一服。川越を出てから8時間タバコ吸ってなかった(笑)
米原行きは311系4両編成
この車両も近い将来の置き換えが決まっている。8両編成2本分の乗客を4両編成に乗せるので車内は大混雑。米原までは乗降客の少ないので、結局大垣から米原まで大混雑のままだった。この区間は私の中で「青春18の関ヶ原」と呼んでいる。

その関ヶ原を通ると伊吹山がくっきり!東海道線の旅では富士山、浜名湖、伊吹山を見るのが定番!しっかしいい天気だ。大垣ではちょっと粉雪も舞っていたのだが、無事に晴れた。
ちなみにJR東海の車両って名古屋都市圏を走る車両以外はやたら窓が汚いのが特徴!車窓の画像を撮影するにもこの窓の汚れがネックになってしまう。国鉄時代もその傾向があって、静岡運転所所属の車両に乗る時には、いつも「汚いな」と思っていたが、なんか理由があるんだろうか?

米原には13:47着。3分の対面乗り換えで新快速姫路行きが待っている。新快速は12両編成なので、4両から乗り換えるには楽勝。
ただし、ここで素人は対面に止まっている車両にすぐ乗ろうとしてしまう。プロは姫路方の方へホームの上で移動して乗り込む。実は新快速の車両は姫路方が8両編成、米原方が4両編成になっていて、併結部分の通り抜けが出来ない。しかも4両編成は長浜から直通してくるので元々混んでいる。つまり前方の8両編成に乗るのが通なのだ。
車両は223系2000番台。最高速度130km/hで突っ走る関西のエースだ。ゆったり座ったところで買ってきておいたおにぎりを食って腹を満たす。

新快速がいくら速いと言っても米原から姫路までは2時間半を超えるので、途中うとうとしながら所々の撮影ポイントはしっかりと目を覚ます(笑)
淀川も明石海峡大橋もこの日はくっきり見えた。姫路到着は16:18。もう夕方だ。
姫路に到着した時に反対側のホームになんとDD51型ディーゼル機関車の重連が引く12系客車の姿を発見!どうやら「網干訓練」と呼ばれる鉄道ファンの間では有名な列車らしいのだが、私はそんなこと調べてもいなかったので「おおっ!ラッキー!」と見ているだけで撮影もせず(笑)
姫路での乗り換え時間が15分しかなかったので、駅のホームにある駅そばはお預け!後日に取っておこう

姫路からは播州赤穂行き列車に乗り、途中の相生で乗り換える。やってきたのは最新型の225系。この車両はモニターが通路にあって実に見やすい。

相生では対面乗り換えでこの115系6両編成に乗り込む。この青い車両は「瀬戸内パレット号」という特別塗装車で1編成のみの存在らしい。これも狙ったわけではないのだがラッキー!
ということで相生から福山まではなんと2時間10分かかる。
福山到着は19:09。月が綺麗だった〜
ということで15時間の各駅停車の旅は無事に終了!この日の宿である「ビジネスホテルかぶたん」にチェックイン。
ちなみにこのホテルの名前、かな〜〜りめずらしいが、オーナーのお名前から取ったらしく、中はごくごく普通のビジネスホテル。朝食付きで5000円とかなりお得なお値段だった。

さて、福山の街で飲んで食おうと街をぶらぶら歩いて居酒屋を探したのだが、どのお店も満席で断られる。そりゃそうだよね。

ということで晩飯は尾道ラーメンを食うことにした!この極とんラーメンはチェーン店らしいのだが、限定の尾道ラーメンと餃子で腹を満たし、コンビニで缶ビールを買い込んで部屋で飲むこととした。ちなみに尾道ラーメンと餃子で1030円。ちと高いか?
西村京太郎サスペンスの最終回が見られたから良しとするか!

12月30日( 金):ホテル8:00発〜 福山城見学〜福山8:34発山陽本線〜8:52尾道〜尾道観光〜尾道11:11山陽本線〜11:24三原11:34山陽本線〜12:48倉敷〜倉敷観光〜倉敷16:34山陽本線〜16:51岡山17:12快速マリンライナー〜18:06高松18:13特急うずしお25号〜19:23徳島〜はやし別館宿泊〜十八番で夕食

この日は福山、尾道、倉敷を観光して一気に四国の徳島まで行くという行程!かなりハード
ホテルの洋定食はこんな感じ
腹ごしらえをして8:00過ぎに行動開始。まずは福山城見学。実は当初福山城では9時開館の資料館も見学しようと思っていたのだが、年末年始休館日と言うことで店主と庭園の見学だけすることとした。
福山の街中で見た看板!バギー、ボンタン・・・笑

福山城は福山駅の北口すぐのところにある。駅から徒歩5分のお城ってすごいな。
本丸では光の泉というイベントが行われているらしく、卵形のイルミネーションが配置されていた。天守閣はかなり形が美しいのだが、この天守は前から見るより後ろから見るのが重要
それがこれ!なんと鉄板が貼ってあるのだ!
北側の防御を強化しようという考えらしいのだが、鉄板を貼った天守閣というのは日本でも他に例がない。ちなみにこの鉄板は近年修復工事で再構築されたもの。
ということで朝の散歩を楽しんだ後は

山陽本線下り糸崎行きで尾道へ向かうこととする。車両は115系という国鉄時代からの40年選手。室内は223系並みに改装されており座り心地はいい。ちなみにこの車両も置き換えが決まっていて乗るのも今回が最後かも。国鉄時代のMT54モーター音が楽しめるのも今のうち。
なお、岡山地区の115系はこの黄色が基本色になっており、誰が名付けたか「末期色」(爆)
尾道までは20分ほどの道のり
尾道水道沿いの日立造船が見えてきたら尾道はもうすぐ!
尾道駅を降りたってまずは荷物をコインロッカーへ預ける。今回は4泊5日と言うことでキャリーバックを持参したのだが、このキャリーバックがかなりネックになった。観光する時は邪魔で仕方ないので預けるしかない。毎回500円くらい必要になるのだが、結局尾道、徳島、鳴門、伊勢で荷物を預けて2000円ほどかかった。
ま、気を取り直して尾道の街をブラブラする。最初に向かったのは千光寺ロープウェイの乗り場。駅からは徒歩7分ほどで到着する。

線路沿いを歩いて行くだけなので道は簡単。その途中で踏切やガードなどが多数ある。ほとんどが人しか通れないというもので、渡った先がすぐに上り勾配になっているところが多い。とにかく線路の向こうは一気に標高が高くなっているわけ。そしてその踏切の先には間違いなくお寺がある。尾道には20以上のお寺が現存していて、それでも全部回って半日くらいしかかからないそうな。ま、私は千光寺しか行かないのだが・・・。

ということで千光寺ロープウェイに乗って千光寺公園を目指す。ロープウェイの窓からも尾道水道全景を見ることが出来る。街が山と水道に挟まれた狭い地域に密集しているのがよくわかる。なお、ロープウェイには登りだけ乗って歩いて下ることとした。料金は500円

そしてこれが展望台から見た尾道の街。尾道水道が左右に流れ、その向こうが向島。右の端にはしまなみ海道も見ることが出来る。絶景かな

下り坂は文学のこみちと入れてる散策路で、その道ばたには歌人たちの歌碑が置いてある。これを読みながら下るのも一興

しっかしこの坂道がすごい!階段部分はこの急勾配。急勾配を降りてくると山の中腹に千光寺がある。右の画像は鏡石。

そしてこれが千光寺本殿。本殿からも尾道の街が一望できる。ミニ清水寺舞台という感じ。
ここでおみくじを買ってみたのだが、出たのは末吉。「旅は良い。そのほかは微妙」と出た!なんだか私らしい。

さらに下って行くと「みはらし亭」「三重塔」といった国の重要文化財もある。他にも桜の名所である千光寺公園も併設されていて、歩いて回るには最高のロケーション。

そしてどんな場所からでも街を見下ろす景観が楽しめるし、まるで山の尾根のような散策路があったありしてとにかく面白い。坂のある街は他にも函館や長崎があるが、そのどれとも似ていない尾道独特の雰囲気がいい。

さて、千光寺から降りきって到着したのが尾道水道。尾道水道の向こう側には向島があるのだが、この間は渡し船が行き交っている。前後進が自由自在の小型フェリーで、車や人が乗り込むとすぐに出発!向島まで5分で到着出来る。しかもこの小型フェリー、何カ所にもあって実に便利。乗ってみても良かったなあ。

尾道の街には古き良きアーケード街もあってなかなか面白い。古い喫茶店や昔懐かしいおもちゃ屋さんがあったかと思うと、妙におしゃれなカフェがあったりする。林芙美子や大林宣彦と言った尾道出身著名人ゆかりの場所などもある。
アーケード街の長さは約500mで隅から隅まで見て回ってもあっという間。いい散歩コースだ。
ということで歩き回ってちょっと疲れたので駅前のリトルマーメイドで軽く食う
次の目的地である倉敷には13時過ぎに到着出来れば良いので、ここで一度三原まで言って折り返してくることとした。
乗り込んだのは三原行き末期色115系
そう、この列車が三原まで行って折り返してくれば、倉敷には13時前に到着出来るというわけ!

その目的は・・・そう、しまなみ街道や瀬戸内の島々を車窓から楽しみたかったから。
やっぱり山陽本線に乗るならこの景色は見ておかないとねえ。
ということで倉敷には12:48に到着!ここでは京都在住時代に仕事で知り合った友人Kさんと待ち合わせ。
Kさんは倉敷駅から車で5分のところに住んでいて、今回倉敷によるなら街案内をしましょうと申し出てくれたのだ!ということで車でお出迎え月というのはこの旅で唯一!

まずは腹ごしらえしましょうと言うことで、Kさん行きつけのおそば屋さん「田(でん)」へ行く。かなり有名店らしくちょっと並んだのだが、その間に会えなかった5年間の話で盛り上がる。最後にあった際に生まれたばかりだったお子様が5歳になった(当たり前なんだが・・・)
仕事の方もお互いにかなり変わったので近況報告!話は尽きないねえ〜
ちなみにこのおそば、ざるそばは1000円だが、お代りを頼むと全く同じものが600円で食べられる。二人ともざる1人前+お代りで1600円。
そばの腰が強くてつゆは甘め。めちゃめちゃ旨かった〜
さて、ここからの観光として私は美観地区へ行くことしか考えていなかったのだが、「そう言えば水島臨海鉄道の撮影も出来ればいいなと思ってたんですよ」というと、Kさんが「ならば終点の水島まで行って、三菱自工前の奥にある車庫見に行きます?」と提案してくれた。車がなければ絶対に行けなかった場所!それはありがたい!

そして到着したところにいたのがキハ30とキハ38の復活国鉄色2両編成!これが見たかったんです!とKさんに大感謝!
しかもエンジンかかってるし!程なくしてこの2両が出発!倉敷市方面へと走り去っていった。

残された車庫にはさらに国鉄色のキハ20にキハ30

さらに首都圏色キハ37にDE10、水島臨海オリジナルのDD506まで!なんて聖地なんだ!ありがとうKさん!
と、ここでKさんが「そろそろ三菱自工前に到着する列車があるので見に行きましょう」とのこと。車で戻ってみたところにやってきたのが

なんと水島色キハ37の2両編成!これで見たかった車両は全部見ることが出来てしまった!ありがとうKさん!
鉄道には全く興味のないKさんはきょとんとしながら「そんなにすごいことなの?」・・・正常な反応だ!
思いもかけず水島臨海鉄道巡りを楽しむことになって大満足!
さて、当初の目的地だった倉敷美観地区まで移動することにしたのだが、Kさんは私のために水島臨海鉄道の線路沿いを倉敷の街まで走ってくれた。
途中、水島臨海鉄道本社前も通過!
美観地区近くの駐車場には15時半頃に到着!1時間の散策を開始
ここは何度来てもいいなあ〜心安まる
歩いているだけでいいんだよね〜
さすがに日が傾く時間なので観光客も少なくなり始めていたが、それでもお店には行列が!
私はいつものようにジーンズの「倉敷屋」に立ち寄って小物を購入!ずっと愛用しているバックをもう一つ買おうかと思ったが、どうやら絶版になってしまったらしく発見できず。別のバックを結局購入。でも3000円くらいだからいいか。
ということで再びKさんに倉敷駅まで送ってもらって16時半過ぎにお別れ!本当にありがとうございました〜〜!

駅に到着してみるとどうやら伯備線の特急やくも号が遅れていると言うことで、その影響で山陽本線のダイヤも乱れていた。当初予定の列車の1本前に乗ることが出来たので岡山までの移動も安心。
ちなみに乗ったのは213系電車。この電車にも初めて乗ることが出来てラッキー

岡山から乗り込んだのは快速マリンライナー40号高松行き。JR西日本223系5000番台とJR四国5000系電車併結の5両編成。年末の帰省の影響でかなり混んでいた。でも、なんでみんな転換クロスシートを進行方向に向けずに座るんだろう(笑)
高松には定刻の18:06着。ちなみにマリンライナーの高松側はこの展望グリーン車になっている
さて、高松では30分ほどの乗り継ぎで徳島行きの各駅停車に乗ろうと思っていたのだが、マリンライナーの車内放送で「徳島行き特急に接続しています」とのこと。調べてみると7分の乗り継ぎで特急うずしお25号に乗れることがわかった。青春18では特急に乗れないので、徳島まで特急に乗ろうとすると乗車券込みで2670円かかる。でも到着時間をなんと1時間50分短縮できることがわかった!

時は金で買った!なんせ徳島到着時間が21:12になるか?19:23になるか?は大きな差!しかもこの特急うずしおは振り子式気動車2700系で運転されるので、その乗り味も体験できる!ちなみに四国の特急列車自動放送の声は東京メトロの声と同じ!なんか変な気分。
気動車特急うずしおは爆走して定刻の19:23に徳島到着!この速さを体験して思った。「四国ではなるべく特急に乗るべし」

さて、この日の宿は「はやし別館」というところ。なんと和室!そして大浴場あり!旅館みたいなところに泊まりたかったと言うのもあっていい感じ!
居間の他に三畳間と窓側の縁側のようなものもあってお値段は3900円と格安!
そしてせっかく速く到着したのだから夜の街に繰り出すことに!
しかし前日同様どのお店も満席で断られること10回(笑)。でも徘徊している最中に「十八番」という鳥料理のお店を見つけ、入ってみるとちょうど先客が帰ったところ!ラッキーだ!

注文したのはポテトサラダとお店のおすすめ骨付き鶏の子!徳島名物が鳥料理らしいのだが、この骨付き鶏はめちゃめちゃ旨かった!この大きさで930円!オーブンでじっくり焼くので肉はジューシーで骨をしゃぶりたくなる旨さ!滴ったタレを付けて食うキャベツも旨くて、結局ビール4杯も飲んでしまった!
綺麗に食いました!
お店はオヤジさんとその娘さん、そのお婿さんでやっているのだが3人との会話もめちゃ弾んでとてもいい店!なんと会計は3140円!大満足
宿に帰ってからは大浴場でさっぱり!
やっぱり大きな風呂に入るっていいよね〜。ということで特急に乗って稼いだ2時間を最大限有効活用して充実に二日目が終わった。

12月31日( 土):ホテル8:00発〜 眉山観光〜徳島城見学〜徳島11:50発徳島バス〜12:56鳴門公園着〜渦の道見学〜鳴門公園14:15発徳島バス〜14:35鳴門駅15:03鳴門線〜15:21池谷15:32特急うずしお20号〜16:30高松着〜スーパーホテル高松田町

大晦日は徳島観光〜鳴門観光をして高松まで行くルート。ホテルに朝食はないので、前の晩にサンドイッチを買っておいた。最初に行く予定だった眉山ロープウェイは9時から動くので、もう一度大浴場に入って朝8時半に宿を出る。
この日の快晴!徳島も南国なんだなと実感する光景
これが眉山。徳島観光では絶対に行くべきところ

眉山に登る眉山ロープウェイはこの阿波踊り会館5Fから出発する。隣には眉山神社があり、ちょっと時間があったので参拝しておいた。
阿波踊り会館も年末年始は休館していると言うことで、今回は眉山の展望台からの景観を楽しむだけ。でもいいか。

眉山ロープウェイはこのような2連車体の乗り物で、素人は前のゴンドラに乗りたがる。でも乗るべきは後ろのゴンドラの後ろ側!徳島の街を一望しつつ徐々に紀伊水道が見えてくる景観は素晴らしい!ちなみに往復でJAF割引が利いて830円

そしてこれが眉山山頂からの景観!左の中央には吉野川、その向こうに鳴門海峡、右は徳島の街、その向こうに紀伊水道

この日は本当に天気も良くて、大鳴門橋と淡路島、吉野川の向こうに紀伊半島までしっかり見えた!

展望台には平和祈願のパゴタが建立されていたり、白鳳結婚の時にも立ち寄ったという縁結びの南京錠があったりする。
夜景の名所でもあるので、カップルが南京錠を持ってここに来ることも多いらしい。

さて、眉山観光を終えたところで時刻はまだ9時半。徳島城址公園を散策しようと言うことで徳島駅に向かう。キャリーバックを引っぱって歩きたくないので、駅のコインロッカーに荷物を預ける。
徳島城址公園は駅の裏側にあるのでもちろん徒歩で移動。
公園に行くまでにJR徳島機関区の脇を歩くので鉄道好きにもたまらない。

徳島城には天守閣が残存していないのだが、史料館などもあって公園はとても広大!四国は温暖なので紅葉もまだまだ楽しめる。右の木は竜王さんのクス。
んで、自然や石垣も堪能できるのだが、鉄分が多めの私としては

保存蒸気機関車の68692も見逃せない!保存されている場所には駅のような建築物もあっていいのだが、肝心の機関車には金網が張り巡らされてしまいとても残念な状態。

でも振り返れば転車台も残存する徳島機関区にキハ47!最高のシチュエーションだな。
こんな景色が撮影できる場所はなかなかないよ
ということで歩き回ること1時間。ちょっと小腹も減ってきたので

「ポッポ通り」というアーケード街入口にあるDOLLと言う喫茶店でモーニングを食べる。お値段600円だけど手作り感が良いね。コーヒーも美味しかった。
ちなみにこのDOLLと言うお店、実は自転車屋さん!かなりマニアックなパーツも売っていて、吉田類さんのサインが飾ってあった。
そしてこのポッポ通りを駅方面に歩いて行くと
なんとカセットテープを売っているお店発見!
いやあ、ディープだわ、この商店街!
その後駅ビルに戻ってお土産散策。今回の旅で最も遠くであるこの徳島でお土産買っておこうという話。キャリーバックだから別に荷物増えても収納できるし、散歩する際には荷物預ければいいんだからねえ〜。

ということで11:50発の徳島バスで鳴門公園へ向かう。運賃は720円。駅前の自動券売機で買うことが出来る。乗り場は16番。
何でバスなのか?実は列車で行くとしても鳴門駅まで行ってから結局このバスに乗ることになるわけ。ならば徳島駅からバスで直行した方がいい。
ちなみに終点の鳴門公園には12:56着。なんと1時間かかる路線バスなのだ!

しかもこのバス、鳴門駅から鳴門公園までの間はほとんど観光バスと言ってもいい景勝地を通る。小鳴門橋や大鳴門橋も一望
うずしお観潮船乗り場も経由するので、船で楽しみたい人もこれに乗る。
ということで1時間6分のバス旅で鳴門公園に到着。バス停前のお店(写真撮り忘れ)で荷物を預けたのだが、おばあちゃん一人で切り盛りしている店でなかなかいい雰囲気だった。
そして山道を登ると見えてくるのが

大鳴門橋とその下に観光用展望歩道として整備されている渦の道。お値段510円。当初大鳴門橋下には瀬戸大橋のように鉄道を通す計画があり、その分のスペースが確保されていた。その跡地を歩道として整備したのがこの渦の道なのだ。

そして大鳴門橋の鳴門側橋脚下には鉄道トンネルの跡があるし、橋の下側にはこれだけのスペースが確保されている。
通路にはガラス張りの床もあってここからもうずしおが見られる。
ちなみにこの日の満潮は13時。うずしおが見られるのは満潮時が最も確率が高いと言われている。だからこそこの時間に到着するバスを選んだのだ。

では肝心のうずしおは???渦が巻きそうな気配があちこちで見られるのだが、綺麗なうずしおにはならず・・・大潮ではなかったのでちょっと難しいか?
でも潮流がぶつかり合う様はものすごい!これが見られただけでもいいかな〜

そして渦の道を出て、お茶園展望台へ。ここは藩主である蜂須賀氏が渦潮を観潮したと言われる展望台。真っ青な海と空、最高すぎる。

ということで渦潮観光を終えたら再び徳島バスに乗って今度は鳴門駅へ。鳴門駅には14:35着。ここでさすがに腹が減ってきたのだが、鳴門駅の前にはコンビニが一軒もない。仕方なく近くのドラッグストアで
フジパンのランチパックもどきを購入!ようやく腹が落ち着いた。

さて、ここが鳴門線の終点鳴門駅。ここからは1500型気動車で池谷まで行き、そこから高徳本線に乗り換えてこの日の宿泊地高松を目指す。
鳴門から高松までの乗車券は1470円なので、青春18を使うのはもったいない
と言うことで今回も池谷から高松までは特急に乗ることとした。

池谷駅では対向列車がなんとキハ47国鉄色だったので思わず撮影!こういうラッキーが多いんだよね〜
ちなみにこの池谷駅の構造は面白くて、右側が鳴門線鳴門方面、左側が高徳本線高松方面。要はY字形の駅になっていてその真ん中に駅舎があるのだ。かつてはこの跨線橋がなくて、駅舎からホームへは直接踏切と階段で入れるようになっていたらしい。

ということで15:32発特急うずしお20号で高松へ向かう。やってきたのは2600系気動車。前日乗った2700系に似ているが、実はメカ的にかなり違う。
JR四国では振り子気動車だと高価になってしまうため、空気バネ車体傾斜式のこの2600系を2000系置き換えように4両試作したのだが、土讃線などの急カーブの多い路線では空気バネを駆動する空気を満足に供給しきれないことが判明。結局2700系振り子気動車を導入することとなったので、この2600系は4両の試作だけで終わってしまったのだ。カーブの少ない高徳線に投入することで今に至っている。
んで、前日乗った2700系と2600系の乗り味の差を体験してみたのだが、カーブを拘束で通過する際の傾斜にはさほど差がなく、むしろ機械音が少ない2600系の方が静かなように思えた。まあ、貴重体験だったというわけ。
ということで讃岐富士を見ながら高松へ到着!時刻は16:30
何はともあれ腹が減ったので、駅前にあった

「めりけんや」に飛び込んでうどんを注文!かき揚げ天ぷらが欲しかったのだが、この日は大晦日と言うこともあって天ぷらの在庫がほぼなし!エビ天にしたのだが、コロッケをもう一つ食っても良かった・・・。
高松駅からこの日に宿泊するスーパーホテル高松・田町までは20分ほど歩かねばならない。でもその間も見どころはある

高松のアーケード街は日本一の広さと言われており、スーパーホテルはその中にあるのだ。アーケード街の隅から隅まで歩くような感じでホテルまで行くので、自然とそのアーケード街見学も兼ねるわけ。
しかし・・・大晦日なので食事処はほぼどこもやってない!
もちろん飲み屋も開いているところが一軒も見当たらず。チェーン店の吉野家や松屋でさえ閉店中・・・。
しかもスーパーホテルを選んだ理由が「温泉がある」だったのだが、男性の入浴時間は15時〜19時と22時〜朝7時に限定されているため、飲み歩いたとしても風呂に入るのが22時以降に限定されてしまうわけ。
ということでこの日はコンビニで手巻き寿司やらますの寿司などを購入してきて

ホテルのウェルカムドリンクと缶ビールで「鎌倉殿の13人総集編」を見ながら過ごすこととした!自宅で録画してあった「鎌倉殿の13人」が外で見られるなんていい時代だ!
もちろん19時までに温泉に入ってゆったり!紅白を合間で見ながら自由気ままな大晦日!
と、気がつけば23:45すぎ!ゆく年くる年が始まってた!
年越しを川越以外で過ごすのは実に22年ぶり!いいねえ、こういう年末も!
もちろん寝る前にもう一度温泉に浸かって暖まり、ぐっすりと就寝zzz。ここに2022年が終了した。

1月1日( 日):ホテル8:00発〜 高松9:23快速マリンライナー18号〜10:17岡山10:55赤穂線〜12:08播州赤穂19:09赤穂線〜12:40姫路12:57神戸線新快速〜13:58大阪14:04大阪環状線〜14:20鶴橋14:32近鉄奈良線〜14:38大阪難波15:00特急ひのとり〜16:22津着〜アポアホテル津宿泊


元旦は最終宿泊地の津へ向かう列車旅。でも単純に青春18を使って行くのではなく、近鉄のフラッグシップ「ひのとり」に乗るというのが一番のイベント。

スーパーホテルは朝食付きなのでがっつり食う!かまぼこと卵焼きは元旦に外せない?洋食を全部平らげた後でも別腹で卵かけご飯(笑)
さて、食後の運動よろしくアーケード街を抜けて高松駅まで20分ほど歩き、駅に到着したのは9時

実はこの日、最初の電車となるマリンライナー18号は指定席を抑えてあった。前にグリーン席には乗ったことがあったのだが、乗ったことの階下席の普通指定席には乗ったことがなかったから。

シートは東海道線グリーン車よりもヘッドレストが深くていいし、グリーン席とシートピッチも違わないので快適快適!瀬戸大橋を通過する際にも1階席と2階席で眺望はそう変わらない。
ということで岡山には10:17到着。ここから赤穂線10:55発に乗るまでの時間帯に国鉄色に復活した381系「やくも8号」が到着するのだ!
と思っていたらなんと全国的にここだけとなった湘南色の115系が来た!
これは全く想定していなかったのでびっくり!慌てて撮影する。そうこうしているうちに

3分遅れでやくも8号が入線!前と後ろで顔が違うので両方撮影したかったが・・・後ろに回った時には「回送」に変わってた〜
でも、日本に残った最後の国鉄色国鉄型特急電車を撮影できて良かったかな〜

ということで播州赤穂行き各駅停車に乗って出発!室内はモケットこそ張り替えられているが、国鉄時代のボックスシートのまま!
唸りを上げるMT54モーターとボックスシートの旅が味わえるのもあとわずか。
この車内にベトナム人と思われる3人連れが乗ってきたのだが、車内でYouTubeの動画を音を出してみていたり、3人で8人分のボックスを占領したり、靴のまま前の座席に足を伸ばしたりかなり傍若無人に振る舞っていた。んでその3人がいよいよ降りるという際、ドアボタンを押酢ことがわからず、結局降りれずに乗り過ごした。普通なら手助けするところだが、手助けする気にならなかった。近くにいた人が親切に降り方を教えて上げたのだが、周囲に何もない次の無人駅で降りていったのを見て「ざまを見ろ」とか思ってしまった。結局折り返してくるこの列車に乗ることになるのにね。郷に入り手は郷に従えよ、外国人!

さて、列車が遅れていたので播州赤穂では乗り換えるのに精一杯。乗り込んだ列車は最新型の225系なので快適快適。姫路には12:40着。
ここで急げば12:42発の新快速に間に合うのだが、その後の時間に余裕を持っていたので

ホームにあるまねきやの駅そばを食べることに!天ぷらそば450円。ちなみにこの駅そばはキハ58の形をしていることもさることながら、麺が中華麺という特徴がある。和風出汁のそばつゆで食べる中華麺というのがなかなか旨いのだ!
そして次の14:57発新快速に乗り込む
前4両が223系で後ろ8両が225系という12両編成。もちろん空いている後ろの8両に乗り込む。

今回はあえて山側の席に陣取って、明石城趾や子午線を見ながら一気に大阪へ移動。大阪到着は13:58。ここから近鉄の大阪難波駅までは地下鉄四ッ橋線を使えばすぐにつくのだが、まあ青春18を使っていることもあるしのんびりと大阪環状線で鶴橋まで行くこととする。

大阪環状線の323系に乗るのは初めて。元々4扉の103系や201系が走っていた大阪環状線があえて3扉の323系に置き換えられた理由は、阪和線や大和路線から乗り入れてくる3扉の225系や221系に扉位置を合わせるため。4扉車から3扉車に置き換えられるという事例は大都市圏では珍しい。
鶴橋では近鉄奈良線の電車に乗り換え
実はこの後乗る特急ひのとりは鶴橋にも停車するのでここから乗ればいいのだが、せっかく乗るなら始発駅から乗りたいじゃん!と言うわけ。
んで、大阪難波駅では
チケットを発券してもらう
元々チケットレスで購入していたので、券にする必要はない。でも2023年元旦に特急ひのとりに乗り、しかもプレミアムシートに乗るのだから記念品欲しいよねえ〜!

そしていよいよ近鉄の名阪特急フラッグシップ「ひのとり」に乗車!

そしてプレミアムシートは本革のバックシェル付き電動フルリクライニングシート!そう、新幹線グランクラスとほぼ同じシートなのだ。
そして窓のカーテンも電動だし、コンセントも各座席にある。これでひのとりの普通席との差額はたった400円!

シートの配置は1+2の3列でこれも快適!車端部にはコーヒーやひのとりGoodsの販売機もある。このコーヒーが旨いんだ!値段は200円。ついでにひのとりのエコバッグも買ってしまった!
そして車内には大型荷物用のコインロッカーなども完備していて至れり尽くせり!津までの1時間半があっという間だった。

プレミアムシートは両端の先頭車なので、前面展望を楽しむことも出来るし、車両先端のカメラからの画像が車内にも放映される。

久しぶりに近鉄大阪線に乗ったのだが、奈良県や三重県の山間を走る路線なので、実は景色もとても良かったりする。
15時発のひのとりを選んだのはこの夕陽を見ることも目的だったのだが、これがズバリ的中!最高の夕焼けを火の鳥から見る贅沢・・・

ということで津には16:22到着!最高の旅だった!ちなみに乗り込んだ編成はひのとりの第1編成で、ブルーリボン賞受賞バッジがあった。こういう偶然、結構多いんだよねえ、私。
んで、この日宿泊するのは駅前のアポアホテル。朝食付きで4300円!
元旦なのでやっているお店もないだろうなあと思いつつ、17時過ぎに街に出てみると
なんとホテルのすぐ近く「や台すし」というお店が営業中だった!
時間も早いのでまだ空いていた!もちろん入店。ちょっと早いけど元旦の夕食が寿司なんて贅沢な!

注文したのはサーモンづくし寿司、海鮮ポテサラ、手羽先揚げ!寿司屋なのに名古屋名物手羽先が食べられるとは!
これにビール2杯飲んでお値段なんと2550円と格安!いやあ大満足だわ。
ということで早い時間に食事をしてしまったので
コンビニで元旦を記念して各種高級ビール購入!
夜は相棒スペシャルを見ながら元旦の夜を堪能したのであった。

1月2日( 月):ホテル8:30発〜 津8:41快速みえ51号〜9:30伊勢市〜伊勢神宮外宮参拝〜伊勢市11:16近鉄特急アーバンライナー〜12:41名古屋13:01東海道線快速〜13:57豊橋14:07東海道線〜14:42浜松14:49東海道線〜16:01静岡16:03東海道線〜17:20熱海17:51上野東京ライン〜20:12大宮20:31川越線〜20:54川越

さて最終日は伊勢神宮参拝から!と言っても伊勢神宮は内宮に行ったことがあるので外宮だけ行く。伊勢神宮参りの作法から言えば外宮から内宮を回るべきなのだが、私は信心深くないのでいいのだ(爆)
まずはホテルの軽い朝食で腹ごしらえ。

このホテル、前日は気づかなかったのだが、グランピング施設やら大量の漫画在庫などもあってかなり楽しめそうだ。これで軽食付き1泊4300円は安い!
さて、津から伊勢市までは近鉄を使えばお値段も安く時間も早いのだが

私はあえてJRの快速みえ51号を選択。というのも青春18きっぷがつかえると言うことは実質ただなのだ。伊勢参りのために増発されていたこの快速みえ51号があったので、これを利用しない手はない。
でも2両編成では車内はかなり混雑している。隣の松阪で席が空いたので運良く座れたのはラッキー。

伊勢市駅には9:30着。駅前には大鳥居があって、いやでも外宮に導かれる(笑)。まだ10時前なので参道もかなり人が少ない。
手荷物預かり所に荷物を預けていよいよ参拝へ!

参道には老舗旅館の山田館や有名な赤福がある。赤福にはこんなに早い時間なのに既に行列が出来ていた。行列に並んででも食いたいかなあ赤福・・・。

と言うことでいよいよ外宮へ。

参道もまだまだ人は少なめ。3年前の春日大社に比べれば全然空いてる。右の石は三ツ石といい、お祓いをする際にこの前で行われる。

左は別宮の風宮で右が別宮の多賀宮。別宮も必ず隣に全く同じ広さの敷地がある。これが式年遷宮で使われる土地というわけ。
こちらも別宮の土宮。別宮は全部で3つある
そしてこれが本宮の豊受大神宮
人が多いように見えるが、本来入って行くべき端っこの方は人がいない。私はするするっと端っこから入って参拝を済ませみんなが気づかない左側の出口から出てきたので参拝時間3分!
ということで外宮30分コースと言われる参拝コースを20分で回ってしまった。もっと混雑して時間がかかると思い、ここで1時間半取っていたのだが時間が余ってしまった。

ホテルの軽食ではちょっと腹が満ちていなかったので、ここで伊勢うどんを食うことに!駅の前にあったこの若草堂というお店が妙に気になったので入ってみることに!
お店はおばあちゃんとお孫さんの二人でやっていて、中は昭和の香がプンプン!私が口開けの客だったらしく、店に入ってから電気がついた!
んで肝心の伊勢うどんは王道を行く柔らか太麺と濃い味付けのつけ汁が最高だった。お値段550円。

さて、今回の旅の目的地を全てクリアしたので帰途につくことに。と言ってもここからJRに乗ってしまうのはもったいない。
チケットレスで購入したのに発券してもらったのがアーバンライナーのDXシート席!
以前にもアーバンライナーは名古屋〜大阪間で乗ったことがあるのだが、その時もDXシートを選んだ。

そして乗り込んだのはこのアーバンライナープラス。DXシートもひのとりプレミアムと同じ1+2配列のシートでゆったり。普通車との差額はたったの320円!本革シートではないが、ひのとりにはない足乗せもついていてこれも快適!
11:16に伊勢市を出発!ゆりかごシートと言われる乗り心地を堪能しながら名古屋には14:41到着。近鉄特急の旅はここに終わった。

さて、ここからは過酷な各駅停車乗り継ぎの旅が始まるので、まずは一服する。と言っても喫煙所の場所がわからないので、わざわざ新幹線の入場券を買って新幹線下りホームへ
ここに喫煙所があることを把握していたのだ!1本吸うのに150円は高いか!
さて、在来線ホームに入ってから考えた。ここできしめんを食うべきかどうか?でも伊勢うどんがまだ腹に残っているし・・・ということで今回きしめんはパス!なんせこの旅行で尾道ラーメン、姫路駅そば、伊勢うどんと麺づくしだしなあ。

ということで13:01豊橋行きの快速に乗車。313系電車の車内はかなり空いていてゆったり!天気もいいしぽかぽか。と言うことは寝るzzz
豊橋では10分の乗り換えで浜松行きに乗車。ここでもやってきたのは313系。なんかJR東海エリアは313系ばかりでつまらん。
でも浜名湖の景色はきれいだった。

浜松では6分の乗り換えで静岡行きに乗車。車両はロングシートの211系5000番台。いつものように窓ガラスも汚いし、車窓もつまらない区間。

静岡では2分の乗り換えで熱海行きに乗り換え。そしてこの列車は6両中前3両が元セントラルライナー用の313系8500番台。なんとかこちらに乗って席も確保!
夕焼けが迫る由比海岸や海側に見える富士山を堪能したのだが、車内混雑で画像は撮影できず。
唯一富士川を渡る際の富士山だけは撮影できた。ちょっと雲かかっちゃったけど・・・
と言うことですっかり日も暮れた17:20に熱海到着。
熱海では例によってこの大混雑の乗り換え
すぐに乗り換えれば10分後の上野東京ラインに間に合うのだが、こんな中を乗り換えたくないので、次の17:50発に乗ることとした。
せっかく時間が出来たので駅の外に出て一服!考えてみれば名古屋で一服してから4時間半が経過していた。

熱海発上野東京ラインはE231系1000番台。もちろんグリーン車に乗る。このまま大宮まで2時間20分、大宮で乗り換えて川越着は20:54。
ここに4泊5日、壮大な各駅停車の旅が終了した。
今回は一部特急も活用するし、近鉄も活用するというなかなか臨機応変な行程だったと思う。
しかも都道府県庁所在地宿泊は今回の3カ所でついに43カ所制覇。残る4カ所は今年制覇しようという新たな目標が出来た!


今回の交通費は青春18きっぷ2410円×4=9640円、グリーン車代800円×2=1600円、JR四国特急券&乗車券=5340円、徳島バス代720円+320円=1040円、 マリンライナー指定券520円、近鉄鶴橋〜大阪難波間210円、近鉄ひのとり3660円、近鉄アーバンライナー3130円、名古屋駅入場券150円で合計25290円
千光寺ロープウェイ500円+眉山ロープウェイ830円+渦の道510円=1840円
宿泊費はかぶたん5000円+はやし別館3900円+スーパーホテル高松田町8000円+アポアホテル4300円=21200円
食費は 極とんラーメン1030円、リトルマーメイド475円、田1600円、十八番3140円、DOLL600円、めりけんや450円、姫路えきそば450円、や台すし2550円、若草堂550円の合計が10845円
コンビニなどで缶ビールやらつまみやらを買った分が大体5000円
荷物を預けた料金が合計2000円

合計66175円!4泊5日でこれだけ回って、一部贅沢もしてこのお値段ならいいでしょう!お土産代含めても70000円以内だよ!

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