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Team SPIRITS Web Master 「Bloody]の趣味の世界へようこそ

2021/05/30 16:25更新 

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〜「ブラッディー」の スーパーGT2022Rd6菅生観戦記!〜

2022年8月末、「ブラッディー」の友人「レッド」さんから連絡が・・・
「9月18日のスーパーGT第6戦菅生を見にいかない?翌日も休みだから日帰り弾丸ツアーでも負担少ないし!」
なんと2019年のF1以来のレース観戦!しかも菅生には行ったことないし!二人で行くなら仙台なんかすぐそこ!ということで速攻で「行く行く!」と返答。
新幹線で行くか?車で行くか?と思案・・・せずに速攻で車での移動を決定!幸い8月に早朝川越を出て仙台まで行くという経験をしている「ブラッディー」なので、埼玉出発は3:30に決定。約3時間で到着出来るので、7時のゲートオープンには十分間に合うと計算。
但し、当日は超大型で猛烈な台風14号の影響で西日本は荒れ模様。関東も影響が出て大雨になると予想されていた。でも我々は仙台に北上するので全然大丈夫!しかし菅生には魔物が住むと言う。果たしてどうなったのか?
早速レポートしてみる。


9月18日(日)自宅3:00出発〜「レッド」さん宅3:30出発〜東北道〜 村田インター〜スポーツランド菅生でレース観戦〜16:30菅生出発〜埼玉到着21:30

「ブラッディー」は8月の東北旅行時と同じ午前3時に自宅を出発! 「レッド」さんのお宅のあるさいたま市へ向かう。「レッド」さん宅で車を乗り換えて「レッド」さん所有のメルセデスA180で出発!
岩槻インターから東北道に乗り、ガラガラの高速を一路北上!A180には自動全車追走やら後側方監視アラームなどなどのハイテクてんこ盛りなので、それを使いこなして「レッド」さんは快適なドライブを続ける。

さいたま出発時には雨が降った痕跡があり、途中栃木県では雨がぱらついたのだが、先代が近くなるに連れてこの天気!朝焼けがめちゃめちゃ綺麗だった。
途中の安達太良S.A.に到着したのは5:30。予定通り!ということで小休止してドライバーは「ブラッディー」に交代。慣れないハイテクに弄ばれながら村田インターを降りたのが6:00。
さすがにスポーツランドSUGO近くになると駐車場入場渋滞に巻き込まれたものの、無事に6:30には駐車場に入る。
残念だったのは第1駐車場のP5というかなり遠い駐車場に入れさせられてしまったこと。誘導係のおじさんの挙動がよくわからず、どういうルールで駐車場を振り分けているのか?よくわからなかった。ま、ゲートオープン前に到着出来て良かった。

車を降りてからはなんだか長蛇の列が出来ていたのでそこに並ぶことに。多分ゲートオープン待ちの列だろうと並んだのだが、ま、よくわかってない。とりあえず並んでおく日本人の習性(爆)
ちなみに曇りと行っていた天気予報を覆し、ご覧のような青空!日差しが暑い!「レッド」さん曰く、「晴れ男はいいけど相変わらず調整が効かんなあ〜」
結局これがゲートオープン待ちの行列には間違いなかったようで良かった。しかもP5に近いところの列ではなく、道を渡ったP1の列に並んだのだが、これが大正解。列も短いしゲートにも近道できるところだった。
強烈だったのはゲートまでの山登りとさらにゲートを入ってからの山登り!なんせ菅生のコースは山を切り開いて高低差を利用したコースなので、高低差が75mもある。25階建てのビルを登るようなもの。
へとへとになりながらようやくグランドスタンドにたどり着いたのが8時。

これが菅生のグランドスタンド。おおきく回り込みながら急激な上りになっている最終コーナーからダンロップブリッジを抜け、ストレートの最後にバンクのある1コーナーがある独特のコースレイアウト。TVでは何度も見たけど、実際にその場所に来てみるとストレートは下りではなくて平坦で、さらに最後は登っているというのがよくわかる。
スタンド裏ではピットビューイング券を2500円で売っていたので迷わず購入!ゲートオープンと同時に入ったのが良かった!ビットビューイング券を「ブラッディー」が購入している間に、「レッド」さんは第1コーナースタンドに急ぎ、なんとこんな席を確保!
TVカメラの画像を見ているみたい!
そう、菅生と言えばこのアングル!最終コーナー立ち上がりも、ピットの状況も、第1コーナーのオーバーテイクも全部見られるてんこ盛り席!
オーロラビジョンが内のが残念だが、そこは実況アプリがあるのでそれを活用できる。

さて、落ち着いたところで朝飯!「レッド」さんは牛タン串と焼きそば、「ブラッディー」は豚串とたこ焼き!ここでがっつり食っておけば昼飯時に並ぶ必要はない!

9:00からはサポートレースF4のレースが行われる。ここで二人とも2年間のブランクを埋めるべくマシン撮影練習(笑)

スタート後の1コーナーの攻防やら、1周目に発生したアクシデントでセイフティーカーが入る

なかなか良いんでないかい?但しF4なので、10月のF1の時にどうなるか・・・・笑
今年のF4はHONDAアカデミー育成ドライバーが圧倒的に強く、今まで2人のドライバーだけが勝っていたのだが、このレースはトムス育成ドライバーが優勝したらしい(よくわかってない・・・笑)

さて、F4レースが終わると次は10時半からのピットビューイング。例によって行列に並んでいる人たちを尻目に、ゲートが開いてから余裕でコースに入る二人!我先にと行っても広いコースに入ってしまえば意味はないからねえ(笑)
この頃になると日差しがめちゃめちゃ強くなってきたので、「レッド」さんはすかさずオートバックスブリッジの下の陰に入る(笑)
最前列で待っている人と、オートバックスブリッジの下にいる人の間にはかなりの空間があったのだが、ちょっと見たところ「ああ、順番で入るんだな〜」などと錯覚する人多数(「ブラッディー」も錯覚してた。ただ日陰を求めている人がいただけだった(爆)

ということで10時半にピットビューイングスタート!コース場にいるお姉ちゃんを先に見るか?ピットにいるマシンを先に見るか?もちろんピットだよね〜!と思いきや、なんとピット入り口が途中で閉鎖されてしまった!
そこで二人は足早にコース場を最終コーナー方向へ向かう。もちろんお姉ちゃんには見向きもしない
訳ではなくちょっと見向きした(笑)
そしていよいよピットロードへ。マシンとドライバーが観客に向かってファンサービス。但しコロナの影響で配布物とか握手とかは一切ないのが寂しいところ。
ほぼ全車の画像を撮影したのだが、それをアップすると紙面がとんでもないことになるので、ドライバーが映っている画像のみ紹介。

auスープラ。ジュリアーノ・アレジってお父さんそっくり!折戸学さんって相変わらずかっちょいい

GT300ポールのスバルBR-Z            GT300ランキングトップのリアライズGT-R
ということでマシンを見終わった後に、ちょっとお姉ちゃんも見て(爆)、そそくさと1コーナーへ

縁石の高さをチェックしたり、コーナーのバンクを確認したり、他の人が見ないところを見る二人(笑)

コース上でしか撮影できないこういう景色を撮って11時15分にはコース外へ出る!11時半まで残っていたら、絶対に渋滞に巻き込まれるからね〜。時間ギリギリまで居残るのは無駄というのがレース観戦の極意(笑)7
さて、12時40分からはいよいよGTのウォーミングアップ走行開始!マシンの撮影はここですませ、レース中はレースに専念!これもレース観戦の極意(笑)
ではちょっとだけマシン紹介

GT500ランキングトップのカルソニックZとGT300ランキングトップのリアライズGT-R。どちらもウェイトハンデMAX状態でかなり苦しいが、レース巧者なので侮れない。

GT500ポールのウェッズスポーツスープラとGT300ポールのBR-Z

今回のレースを盛り上げることになる23号車モチュールと3号車クラフトスポーツのフェアレディZ

レース序盤を盛り上げた38号車ZENTスープラと、今回ぱっとしなかったNSX勢の17号車アステモ
GT500は直4ターボオンリーなので、音的な楽しみとしてはGT300のほうがいいなあ。

さて、13時からはスタート進行が始まり、その間にマシンはグリッドへ
そしてポールの2台は最後にグリッドへ
GT300はBR-Z、GT500はウェッズスポーツスープラ。但し、「レッド」さんから教わったのだが、このGT500のウェッズスポーツ、今年は4回もポールポジションを取っているのに一度も優勝していないらしい。よってウェイトハンデがないのでいつもポール取っちゃう(爆)
グリッド上のカオス状態を見つつ、君が代演奏が終わるといよいよフォーメーションラップ

宮城県警の先導によるパレードラップを1周、そしてセイフティーカー先導によるフォーメーションラップ1周後、
そしてGT500がスタート
そしてGT300もスタート
ここからは画像なし!大興奮となったこのレースを思い出しながら解説!
GT500はポールのウェッズスポーツスープラがタイヤに熱が入らずに1周で38号車ZENTスープラと100号車スタンレーNSXにかわされて3位後退!やはり「レッド」さんの言う通りになった(笑)
トップに立った38号車は絶好調!2位の100号車に1周1秒速いペースで逃げる。
GT300はポールのBR-Zが絶好調!2位のランボよりも1周1秒早い!なんと7周で8秒のリードを築いてしまった。
フェラーリがコースアウトしてセイフティーカーが入ったが、まだ序盤なので大勢に影響なし。
レースがおおきく動いたのは13周囲から。ポツポツと降り出した雨が15周目には一気に土砂降りに!スタンドにいた我々も一気にびしょ濡れ!二人とも簡易レインパーカーを持っていたので何とかなったが、大混乱はコース上のマシンたち。
いち早くタイヤをレインに替えたマシンが一気にアドバンテージを得たが、トップを走るマシンはステイアウトを選択。ここで一気に台頭してきたのがミシュラン勢のニスモ陣営。ドライタイヤでのウェット性能、ウェットタイヤでのウェット性能共に他を圧倒し、なんと1周で6秒早いタイムで23号車モチュールZは一気にトップに踊りでる。
ミシュラン勢以外では雨に強いNSXが台頭!逆にスープラ勢が一気に劣勢に追い込まれる。その中でも38号車ZENTは善戦。
雨は結局40周くらいまで強くなったり弱くなったり。この間GT300では最初にステイアウトを選んだBR-Zが8番手まで後退する。
雨が止んだのは50周目くらい。この間にドライバーチェンジを行ったか行わなかったか?がレースの勝敗を左右する。
23号車は雨の中でドライバーチェンジを実施。よって2人目のドライバーがレインで出ていたので、ドライへ交換するためにもう一度ピットへ入ることとなる。対する3号車はドライバー交代を引っぱってドライコンディションになってからピットイン。これにより他車よりも1回少ないピットストップとなり、余裕のトップでコースに復帰!
結局3号車は他車の追い上げをものともせずにこのレースを制した。2位にも23号車が入ってニスモはワンツー!ちなみにポイントリーダーのカルソニックZはレース巧者ぶりを発揮して14番手スタートから5位入賞となった。やはり頭のいいチームは強い。
GT300は大混戦となっていて、見ていてもよくわからなかったのだが、結果的に中盤のレインペースが良く、トップに立っていたmutaGR86が優勝!こちらもランキングトップのリアライズGT-Rは4位に入ってこちらもレース巧者ぶりを発揮した。

ところで・・・「レッド」さんと「ブラッディー」はレースを最後まで見ていない(笑)
というのも、レース終了まで見てしまうと、大混雑に巻き込まれるわ、駐車場から出られないわとなること間違いなし。
そこでレースの大勢が決まった60周目くらいで場所を移動
場内シャトルバスでパドック裏まで楽ちん移動!

やってきたのはSPスタンド!そう、どこに行けばどんなシーンが見られるのか下見したわけ!
ここはバックストレートエンドから最終コーナーまでの攻防が見られる場所で、しかもマシンとの距離が近い!
さらにオーロラビジョンも設置されている。ここが追加料金なしで入れるのは素晴らしい!次回はここにするかな〜

ということでレースも大詰めになっていた76周目ぐらいに、二人はさっさとサーキットを後にする。なんせ駐車場から出るのに1時間とかいやだもんね〜
と言いながらも既に出口渋滞は始まっていた
でも、ちゃんと誘導員がいるので3分待ちほどで通りに出られ、さらに村田インターまでの道も所々に係員がいて、ほぼ渋滞なしで東北自動車道へ
そして17時を回るとお約束の雨!笑
どうやらこの日、関東〜福島あたりまでは線状降水帯が次々やってきて大雨だったらしい。我々もレース中に降られたけど20分くらいのもの(笑)
交通情報を見ても岩槻まで特に渋滞もないということで、もしかして20時の「鎌倉殿の13人」に間に合ってしまう?とか話していたら・・・
福島JCTで全く動かなくなる渋滞に30分以上嵌まる。
交通情報では「落下物注意」しか書いていなかったのだが、どう考えてもこれは事故渋滞並み。そのうち交通情報では「通行止め」と出る!
落下物って何かなあ?豚とか鳥とか?鳥だったら散乱(産卵)しているかもね!などと馬鹿な話をしながら、この日のレースの録画を見たりしながら待っていたが、30分後にようやく動き出した。そしてその現場を通過したら
なんとトラック1台分くらいのリンゴが散乱!
「レッド」さん曰く、やはり「産卵だった」!とオヤジギャグ一発!何はともあれこれで「鎌倉殿の13人」は諦め(笑)
時刻は18時半。さすがに腹も減ってきたので安達太良S.A.へ立ち寄って食事することとする。
二人とも安達太良カレーなるものを注文
これ、安達太良牛のミルフィーユ風かつを載せたカレーで、お値段1380円。なかなか旨かった!
ここから羽生までは「ブラッディー」が運転担当。途中大雨が降ってきたり、サンデードライバーに行く手を阻止されたりしながらも、全く渋滞知らずで羽生には21時頃到着
ここで「レッド」さんに運転を交代し、岩槻インターを降りてから給油。なんとメルセデスA180は650kmを無給油で走りきってしまった。
と言うことで「レッド」さん宅には21時半、「ブラッディー」宅には21:50に到着!
ここに菅生日帰り弾丸レース観戦が終了した!

さて、今回の旅のお会計を集計してみるとする。
高速代:約\10000
ガソリン代:約7000
駐車場代:\1000
→以上を二人で割って約9000
チケット代:\5800
ピットビューイング券:\2500
現地での屋台めし:\1000
飲み物:約\1000
夕食:\1380

合計一人あたり20680円!新幹線で行ったら仙台往復すら出来ない金額!
これならばコースとスタンドが遠いもてぎや大混雑する富士よりはいいかもしれない!

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