Bloody's Tea Room
Team SPIRITS Web Master 「Bloody]の趣味の世界へようこそ

2021/05/30 16:25更新 

当ホームページは[Bloody]の完全なる自己満足の世界で成り立っております。
読者の皆さんも喫茶店感覚でお楽しみください

 

〜「ブラッディー」の只見線乗り鉄旅!〜

2011年の台風被害で只見〜会津川口間が災害不通となってしまっていた只見線が、2022年10月から全線で運転再開した。このことは数あるメディアでも取り上げられ、とりわけ鉄道150年を迎えた鉄道の日10月14日近辺では、数々の特集番組の中でもNHK「新日本風土記」では11年分のエピソードが報道された。
そんなこともあって「ブラッディー」の中でもふつふつと只見線に乗りたい病が発症!3日間有効の鉄道150年記念の乗り放題きっぷを使ってもいいのだが、有給休暇を取れる訳でもない。そこで考えたのがJR東日本の「週末パス」の利用。普通列車は乗り放題だし、新幹線も特急券を買えば乗れる!今回の計画ルートを考えると全て普通きっぷで行くよりも3000円は安い計算!ならば使わねば損!
パスは2日間有効8800円、行きの越後湯沢までの新幹線代は2640円
と言うわけで週末が忙しい10月の中でも22日〜23日の土日で決行することとなった。


10月22日(土)川越6:03出発〜川越線〜大宮6:33とき301〜7:23越後湯沢8:14〜上越線〜8:39土合駅9:53〜 上越線〜11:12小出〜富貴亭食堂で昼食〜小出13:12〜只見線全線乗車〜17:24会津若松17:32〜磐越西線〜17:48喜多方〜ガーデンホテル喜多方宿泊〜太咲で夕食

せっかく只見線に乗るならば全線乗車したい!そして小出から会津若松方面に乗るとなると、始発で行っても小出発13:12にしか間に合わない。ならば途中にある秘境駅の土合駅に寄っていきたいと言うことで、「ブラッディー」は川越を6:03に出発!この後の電車でも間に合うのだが、上越新幹線の始発列車である「とき301号」に乗ってみたいなと思っただけ。まあ、後の電車だと乗り継ぎが結構忙しくなる故、少しでもゆとりを持っていこうという話。

大宮駅に到着してびっくり!ホームには長い行列!もちろん東北新幹線の始発と上越新幹線の始発を待つ列。そして「とき301号」の車内も立ち席多数!新幹線がこんなに混んでいるのを見るのは4年ぶりくらいだぞ。
高崎ではある程度の人が降りたので座ったが、この「電車にたって乗る旅行」は本当に久々だった。そして今回の旅ではさらに過酷な立ち席旅行が待っているとは、この時みじんも思わなかった。

越後湯沢には無事に定時到着!久しぶりに越後湯沢の駅の外に出た。駅構内は大改装工事が行われて、在来線コンコースが全く様変わりしていた。前は特急「はくたか」に乗り換える駅で賑わっていたんだけどな〜

時刻は7時過ぎ、朝飯を食いたくても店は全くやっていないので、駅前の足湯に入って一休み!これが気持ちいいんだわ。
昼ご飯は小出駅前で食べる予定だったのだが、そこまで腹は持たない。よって駅ナカのコンビニでサンドイッチとコーヒーを購入し在来線ホームへ行ってみると

なんと30分前なのに乗車する水上行きが到着していた!車内はガラガラだったのでここでサンドイッチとコーヒーで朝食!

土合駅までの途中の車窓からは岩原スキー場や石打スキー場などスキー場銀座になっているので、車窓からの山々が綺麗!でも朝早かったので眠気もzzz

さて、土合駅には8:39到着!この駅で降りるのは谷川岳に登る登山客が多いのだが、鉄道が好きな人たちも多く降りる。降りてみたところは何の変哲もないローカル線の駅という感じ。しかしこのホーム、上り線しか存在しないのだ。その理由は後ほど
ホームの先の方はホーム高さが低くなっており、その昔旧型客車が行き来していた頃の名残がある。

駅舎は現在リニューアル工事中。あまり変えて欲しくないなあ。そして駅舎の隣はグランピング施設になっていて、宿泊やBBQが出来るようになっている。谷川岳の登山口と言うことでそこそこ賑わいのある駅なのだ。

駅舎の中にはカフェがあるのだが、8時半という時間ではまだ営業していない。よって駅構内には見るところはほとんどない。
ちなみにカフェはこの旧券売所のところにある。

時間があるので周辺散策してみると
歩いて3分のところに谷川岳ドライブインがあり、食事やお土産屋さんが併設されている
しかしこのほかの施設は・・・・

超おしゃれなカフェ併設のグランピング施設があったかと思うと、朽ち果てた民宿があったりする。とにかく新旧混在のすごいところだ。
さて、話は下り線ホームの話に戻る。駅の中に入ると

右に行くと先ほどの地上ホーム、左に行くと下り線ホーム。左に進むと、間違いなく下りホームがあるという

そして下りホームは長さ338m462段の階段の下にあるのだ!右は階段の下から撮った絵!ここを登りたくなかったのでわざわざ越後湯沢から引き返してきたのだ(爆)
なぜこんな構造なのか?元々上越線は単線で現在の上り線だけだった。三国峠はこの上り線がくぐってくる清水トンネルしか開通していなかった。複線化する際に上り列車は延々下ってくるだけだから良いが、下り線は清水トンネル内の急勾配を登る必要があったので、緩い勾配だけで構成された新清水トンネルを建設して上下分離することとなったのだ。
しかしそのルートを決めてみるとどうしても土合駅は上り線部分にある既存駅脇に下り線を敷設することが出来ず、新清水トンネル内に設置せざるを得なくなった。ということで上下線がこんなに離れ、幟が地上で下りが地下という珍しい構造が生まれたわけ。

ホームの構造はこんな感じ。現在のホームは旧通過線に新規設置されたもので、昔は左画面の左側の長いホームだった。待避線を潰して新しいホームを通過線側に設置することで、この駅ではトンネル内の分岐を廃止することとなった。
右画像の待合所の中には

無数のメッセージカードとそれを書くための机もある。日本一のモグラ駅として有名なので、日本全国からこの駅にやってくるのだ。

ということで9:53発の長岡行きで小出に向かうこととする。ちなみに列車は2km先くらいにいてもヘッドライトが見えるので、ヘッドライトが見えてから列車が来るまで時間がかかるかかる!
越後湯沢〜小出間は有名な米どころの南魚沼を通過する
一面の田んぼは既に刈り取りが終わっているが、稲穂のシーズンは見事だろうな〜

小出駅には11:12着。只見線の列車は13:12発なので2時間の余裕がある。ここで駅前にある「富貴亭」というお店で昼食を摂ることとする。もっと後の電車でも間に合うのだが、この「富貴亭」で岩魚定食を食べるのが目的でもあったわけ。
ところが・・・店に入ってみるとお店の方から「本日は岩魚の刺身が提供できませんので、刺身抜きの岩魚塩焼き定食を1000円で提供させていただきます。なお、お時間もかかりますがよろしいですか?」とのこと。
時間は2時間もあるし、刺身は捨てがたいが塩焼きだけでも絶対に食べたいので待つこととする。
そして待つこと1時間でやってきた岩魚塩焼き定食!
いやあ、ホント待った!朝、サンドイッチ食っといて良かった〜とか、2時間前に到着しておいて良かった〜とか、とにかく全部早め行動が吉と出た!
岩魚は頭からバリバリ食えるくらい良く焼けているし、味噌汁も素朴な味がいい。何よりも魚沼産コシヒカリの炊きたてが全てにいい!
さて、腹一杯になったところで、ちょっと早いけど駅構内に入ることとする。ゆっくり電車見ながら過ごせばいいやと思ったのだが・・・

うげ!何じゃこの大混雑は!ちなみに只見線の13:12発会津若松行きはキハ120型の2両編成。とてもじゃないけどこの時点で絶対に座れない。それにしてもこの人たち、何時間待ってるの?待っている人たちの中には、土合から乗った長岡行きの中にいた人もいるので、「ブラッディー」が昼食を食べていたころもずっとたって待っていたのだろう。
JR東日本も「只見戦全線開通記念」と「鉄道150年きっぷ」を考えたら、増発とか増結を考えるべきなのに・・・。
実際12:45頃にドアが開いたのだが、その後到着する上越線列車からの乗り換えとか、地元のボーイスカウト団体などがやってきて、乗るのも一苦労という首都圏の通勤電車並みの混雑になっていた。「ブラッディー」ももちろん立って乗ることとなったが、幸いにも車両中央付近まで進んで吊革に掴まれたのでまだいいほう。
観光客が集中して地元の人が乗れなかったり、列車頻度が少なくて地元の人が乗れないんじゃ本末転倒だよね。JR東日本はもっと地元のこと考えるべきだよ。
しっかし老人の団体はただの迷惑だね。今回もエンジン始動して蓄電中だからドア開けるなと言われているのにドア開けたり、荷物で席を占領してから買い出しに出かけたり・・・。早く死ね!
ということでこんな状態で小出を出発!
最も混んでいたのは只見〜会津柳津間で、なんとバスの団体客まで乗ってきた!ホント、もっと考えようよJR東日本さん!
でも、立っていることでいいこともある。例えば

車内に掲示してある只見線の見どころポスターもよく見えるし

沿線の見どころはしっかりと列車の両側を見ることが出来る

途中の大白川駅ではイベント列車「越乃Shu*Kura」と行き違い。でもさ、このイベント列車のダイヤを引くくらいなら、一般の列車は知らせようよ〜JR東日本さん!

でもすごいなと思ったのが沿線の皆さんのこの歓迎っぷり!これは只見駅の光景だが、どの駅でも老若男女問わずに手を振って歓迎している

会津大塩駅には幸せの黄色いハンカチ、只見川の工事現場では「再開」ではなく「再会」の看板!
とにかく地元の皆さんが継続的に乗れるような環境を提供してください>JR東日本さん!


そして沿線の景色も見事!この日は途中で雨が降ったり曇っていたりしていたのだが、それでも只見川に沿って走る景観はどこも素晴らしい!
山も紅葉していて本当に綺麗!但し、キハ120の窓ガラスがブルーガラスなので、本当の色を見るには窓を開けるしかない。それも立っている場合はちょっとだけ窓を開けて撮影できるのもいい!
特に会津川口を出てからは只見第1〜第4橋梁上で徐行運転して景色を見せてくれたり、サービスもしてくれる。その景色はこんな感じ


最後の画像は滝谷側橋梁からのもので、この渓谷を登るとかの有名な西山温泉がある。

只見線沿線には数多くの転車台が残っているのも特徴!しかもC11クラス向けの小さな可愛い転車台も多い。これは模型の世界でも再現したいかも!確認できただけで小出、只見、会津川口、会津柳津には残存していた。会津柳津駅前にはC11の保存車もある。
ということで途中雨も降っていたが、会津若松に近づくと夕焼けも!
会津柳津で観光バスの客が大挙降りたのだが、代わりに部活帰りと思われる高校生で車内はずっと満員!地元の人からすれば観光客は迷惑だろうなあ。小出から会津若松まで通しで乗っていた人はおそらく車内の6割を占めていたはず。
4時間半立ちっぱなしで列車に乗っていたのは、小学校6年の時に新幹線ひかりで東京〜小倉間を立って乗っていた時以来!

ちなみに越後湯沢で買っておいたこの一つのおにぎりが立ちっぱなしの時の腹の足しになった!コシヒカリのおにぎり旨かった

会津若松には定刻の17:24着。ここで17:32発の磐越西線喜多方行きに乗り換える。車両はキハ110系。室内はもちろんガラガラ!
というのも磐越西線の喜多方〜山都間は豪雨災害で鉄橋が崩落して運転できずにいるのだ。そのため会津若松〜喜多方間は途中1駅しか止まらない特別ダイヤで折り返し運転が行われている。
喜多方には17:48着。この時間の東北は既に真っ暗!
早速この日の宿であるガーデンホテル喜多方まで徒歩で移動。駅から5分という便利なところにある。実はこの日、会津若松周辺で宿を探したのだがどこも一杯!喜多方のこのホテルだけかろうじて確保できたのだ。でも翌日喜多方で行きたいところもあるので好都合!
このホテル、なんと各部屋に玄関があって、居室スペースはフローリングになっていた!
到着して荷物を置いたら早速食事処を探す。なんせ12時に小出で食べてからずっとたってたからヘトヘトだ!
ホテルから徒歩5分でこの「太咲(たいしょう)」に到着!
実はこのホテル周辺の居酒屋を前もって探していたのだが、2軒ほどある中で魚中心だったのはこちら。ということでまっしぐらに来たわけ。

まずはお通しとビールからスタート!注文したのは3品で、だし巻き卵はふわふわで出汁とちょっと甘みがきいていて美味しい

アジのなめろうもその場で捌いてくれて出すという本格派でこれまたつまみに最高!そして圧巻は最後に出てきたカレイの天ぷら!
身はふわふわだし、野菜の天ぷら付きで700円。しかも
骨を干物にして揚げたこれがおせんべいのようでめちゃ旨い!
ビール3杯とこれだけ食べて会計は\3850!安いし旨い!若い大将と女将さんでやっているのだが、カウンターで話をしても面白いし、とにかくいい店だった!

その後コンビニで買い出しをしてホテルに帰り、シャワーを浴びてブラタモリを見ながら飲んでいたが、さすがに4時間半のたったままというのが疲れたらしく早々に撃沈zzz。翌日に備えることとした。

10月23日(日):6:50起床〜F1観戦〜ホテル8:00出発〜旧日中線しだれ桜並木〜 桜井食堂で朝食ラーメン〜喜多方9:22発〜9:42会津若松10:20〜磐越西線〜11:16磐梯熱海〜霊泉元湯〜磐梯熱海12:17〜12:36郡山13:06〜東北新幹線やまびこ58号〜13:59大宮14:11〜川越線〜14:31川越着

この日は朝6:50に起床!中途半端な時間なのには理由がある。この日はF1アメリカGP予選が日本時間7:00スタートなのだ!もちろんDAZNで観戦する。いい時代になったものだ!
8:00にF1予選が終了したあとですぐに行動開始!朝方まで雨が降っていた喜多方市内だが、もちろん「ブラッディー」の行動開始と共に雨は止む(笑)
最初に向かったのはホテルから歩いて15分ほどのところにある、旧日中線しだれ桜並木。昭和50年代まで喜多方と熱塩温泉を結んでいた国鉄日中線の廃線跡が桜並木の公演になっているところがあるのだ。

延々1kmほど廃線跡が遊歩道になっていて、その両脇にしだれ桜が植えられている。紅葉シーズンもとてもいいが、これが春の桜シーズンだとすごいことになるんだろうな〜。ぜひ春に来よう!ついでに「太咲」にも来よう!(笑)

この日中線遊歩道の熱塩方にはC11型63号機が保存されていて、一部レールも残っている。このC11は日本に現存する唯一の一次型で貴重品なのだ!
さて、この遊歩道、喜多方駅に向かってずっとつながっているのでそのまま遊歩道沿いに歩いてみることとする

途中大きな通りに寸断されているところもあるが、喜多方駅近くの磐越西線と平行する直前まで並木道が残っている

喜多方駅駐車場からはかつても駅銘板も見られるし、廃線跡は除雪車用の倉庫に使われているようだ!

さて、朝一番から散歩して運動したところで時刻は8:50。腹も減ってきたので

喜多方駅から徒歩2分の元祖蔵ラーメン「桜井食堂」でラーメンを食う!もちろん注文したのは蔵ラーメン醤油味850円
このラーメン、具たくさんだし、薄口醤油に生姜を合わせてあって実に旨い。とにかく朝でもスイスイ食えてしまう。
ちなみに店の中にはJR東日本の制服を着ていた男女が食事していたのだが、この二人、「ブラッディー」がこの後乗ることになる列車の乗務員だった!
腹ごしらえのできたところで駅へ向かう。事前に調べたところでは9:52に会津若松行きが出るはずなのだが・・・
なんか時刻表にない列車が!
どうやら9:22にも会津若松行きがあったらしいのでそれに乗ってしまうこととした。なんせ次の列車だと会津若松での乗り換えが10分しかないからねえ。この30分が「ブラッディー」に幸運をもたらす
米沢に行く時はいつも車で通過していたこの景色
会津若松には定刻の9:42着。乗り換え列車は10:20発の郡山行き。余裕綽々だなと思って列車を降りると
なんと会津鉄道の「お座トロ列車」が停車中!初めて見た!
会津鉄道ではお座敷とトロッコを組み合わせた「お座トロ列車」を前から運転していて、一度見たいと思っていた!30分前行動、ラッキーだった!

時間もあるので駅周辺を散策!駅舎もじっくり見たのは初めてだし、駅前の白虎隊と「ならぬものはならぬ」の会津っ子宣言も初めて見た。
磐越西線の頭端式ホームなどを確認しつつ、10:20発の各駅停車に行ってみると、なんと2両編成!こりゃ先に席を確保しないと・・・
まだ余裕だった!これも30分前行動の成果!
と思ったら、別のホームに何やら特別な車両が入ってくるのが見えた!
これは「只見線満喫号」という期間限定の臨時列車!
いつもは陸羽東線で鳴子方面に走っているキハ110型0番台を期間限定で持ってきているのだ!これも見られたのはラッキー!
ラッキーづくしの会津若松を10:20に郡山行き各駅停車で出発!
最初は雲に隠れていた磐梯山も猪苗代駅付近ではこの通り!
でも途中何度も寝落ちしたからいい景色見落としているかも・・・汗

ということで磐梯熱海には11:16到着。駅前には温泉街らしく足湯がある。ここも後で入ろう・・・

向かったのは駅から徒歩3分ほどの霊泉元湯。ここは磐梯熱海温泉の源泉を2つも持っている老舗の温泉。何でも江戸時代からあるんだとか。
外観がかなり古びているが、脱衣所などはとても綺麗。
そしてこの温泉には熱湯とぬる湯があり、それを交互に入るようにするととても気持ちいい。とくにぬる湯の方は源泉が30度くらいなのでほとんど水。でも入っていると暖まるのが不思議!
但し洗い場的なものは小さいので、あくまでもお湯に浸かるだけのために来るべし。お値段は午前中が600円で15時以降が400円らしい。

暖まった後は元湯の裏にある源泉を見たり、そのさらに外にある庭園を見たり・・・どうやらここ、宿泊も出来るようなので次回は泊まってみたいなあ。

温泉神社にお参りしたり、駅前の足湯に浸かっていると時刻は12:15
ここで腹が減っていたら何か食べて帰ろうと思ったのだが、喜多方の蔵ラーメンが思いのほか腹に残っていてあまり腹減ってない
ということで12:17発の郡山行き快速に乗車
例によってたった2両編成なので車内は満員。しかも空調を切ってあってめちゃ暑い!でもワンマン運転だから車掌さんにも言えない。
今回の旅でJR東日本のダメさ加減は再確認できた気がする。ホント、我々観光客はいいけど、これじゃあ地元民が乗らないのはわかる。
そして郡山には12:36着。ここでまたもやJR東日本のダメさを見る。なんと当駅始発の新幹線は毎時37分に出発するのだ!磐越西線も毎時36着なので、全然乗り継ぎ考慮していないダイヤなのだ。せめて自由の効く磐越西線側を何とかすればいいのに!

郡山でぶらぶらしていこうかなと思ったのだが、前日の疲れもあるので最短で乗り換えできる13:06発のやまびこ58号で帰宅の途につくこととする。もういろいろ回ったし、見たいものも見れたしね。
んで、新幹線ホームに上がって喫煙所で一服後、自由席方面へ歩いて行くと、子供の泣き声がエスカレーター方面から聞こえ、駅弁屋さんのおばちゃんが血相変えて走ってきた。ん?何?と思ったら、エスカレーターの脇で3歳くらいの子供が巻き込まれそうになっていたらしい。
郡山駅の新幹線エレベーターは上りと下りが別のところにあり、その子供はお母さんよりも先に上りエスカレーターで上ってきてしまったようなのだ。そこで下ろうとして巻き込まれそうになったようだ。
でもお母さんは近くにいないので、「ブラッディー」が子供を抱いてホーム上で待ち、おばちゃんがコンコースに降りてお母さんを探し出してきてくれた。無事にお母さんが見つかったからいいが、ホントに事故になりそうな出来事だった。
こんな時にもホームが無人になっているJR東日本、頼りにならん。
ということで無事にやまびこに乗車!
ここから先は楽しみもないのでzzz(笑)。大宮で川越線に乗り換えて川越に到着したのは14:31。ここに只見線の旅を中心とした土日乗り鉄旅が終了した。


さて、今回の旅のお会計を集計してみるとする。
週末パス:\8880
上越新幹線大宮〜越後湯沢:\2640
東北新幹線郡山〜大宮:\2640
ガーデン ホテル喜多方:\6200
越後湯沢コンビニ:\600
富貴亭:\1000
太咲:\3850
喜多方のコンビニ:\1000
桜井食堂:\850

総合計26660円!これだけ乗り鉄と敢行と食を楽しめてこの価格は安い!

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