Bloody's Tea Room
Team SPIRITS Web Master 「Bloody]の趣味の世界へようこそ

2021/05/30 16:25更新 

当ホームページは[Bloody]の完全なる自己満足の世界で成り立っております。
読者の皆さんも喫茶店感覚でお楽しみください

 

〜「ブラッディー」の種子島弾丸旅行!〜

ケータイ国盗りの未踏破地域は残すところ薩南諸島のみとなった!
1月に壱岐・対馬踏破、2月に奄美大島踏破、5月に石垣・宮古を踏破したばかりだが、ここは勢いで一気に全国統一をすることとした!
7月に入ると離島への旅行代金は飛躍的に高くなってしまう。そこで選んだのは6月の最終週。運が良ければ梅雨をギリギリ避けられるかもしれない! 旅費は宿泊込み1泊2日で60500円は安い!
ところが目的地の種子島は晴天だったにも関わらず、梅雨末期の雷雨が経由地の鹿児島を襲い、旅程が二転三転するアクシデントにも遭遇!
なんだかんだ言って結果的にほぼ目的を達した上に鹿児島市内観光も行ってしまったという2日間をレポートしてみる。


6月25日(土)川越5:04出発〜東武東上線〜山手線〜京浜急行〜羽田空港8:05JAL643〜 遅延して11:00鹿児島空港〜予期せぬ鹿児島市内観光〜鹿児島空港16:50JAL3777〜17:30種子島空港〜 レンタカー〜熊野(よきの)海水浴場〜19:00ホテルニュー種子島宿泊〜一条で夕食

関東地方はこの日から3日間猛暑日という予報。梅雨はどこ行ったの?ちなみに目的地の種子島も晴れの予報!
液までの道のりではあじさいが満開!
あじさいが咲いている季節なのに猛暑日なんて、もはや異常気象を通り越して異常気候だよ。とは言っても羽田発8:05ということで自宅出発は4時台なので、まだ気温も上がっておらず良かった。
東武東上線の始発一本後で出発し、山手線に乗り換えたが、高田馬場で緊急救護とかで10分停車!なんだか先行き不安かも・・・。
ところが蒲田〜羽田空港間に乗った車両がなんと
絶滅危惧種の京成3400型!これはラッキーかも。災い転じて福となす?
そしてこの後もどんどん災いが降りかかる波瀾万丈の旅になるとは予想もしてなかった。
ちなみに今回はJALなので羽田空港では第1ターミナルを利用。普段はANA派の「ブラッディー」は第1ターミナルをほとんど利用したことがない。いつもとは違う作りのターミナルを楽しみつつ、チェックイン、手荷物検査を経て最初にやったこと
腹ごしらえ(笑)
なんせ4時起きで腹減りまくり!今回はまい泉のとんかつサンドにした。いつもながら旨い・・・が高い(爆)
腹ごしらえが終わったら飛行機ウォッチング!なんせJALばっかりなのでANAでは導入していない機体も見られるのだ。
これはエアバスA350-900
ANAではB777が国内線に大型機体として導入されているが、JALではA350が大型の主力機!いつか乗ってみたいものだ。

でも、鹿児島行きはB767-300。もはやベテランの機体。但し、JALの場合は全座席にUSB電源を装備していてここはJALが上かな。
JAL643便は定刻に羽田を出発!これ以上ないという晴天の中で北側の窓側席を確保しておいたのは大正解だった!
京浜工業地帯から三浦半島、江ノ島までくっきり!
富士山も全く雲がかかっていないこの景色!
さて、鹿児島までの所要時間は離陸後1時間40分。鹿児島直前まではとても順調に飛行し、着陸アプローチに入った時のこと。
え?何この天気!
そう、発達した積乱雲が調度この時間に鹿児島空港に襲来してしまったのだ。着陸アプローチに入っていたのに、再び上昇!

宮崎沖まで一度待避して旋回し、着陸可能になるのを待つこととなる。迷走している航跡がすべてを物語る。
結局着陸待ちすること1時間。鹿児島空港に着陸できたのは11時!乗り継ぎの種子島行きが離陸する時間だ。
そしてこの旅最大の誤算がこの後訪れる。なんと乗り換え予定だった種子島行きJAL3763は欠航!そして次の便は16:50発!
とりあえず搭乗便の変更手続きをして、種子島のレンタカー屋さんに遅れる旨連絡。とりあえず16:50のJAL3777便が飛んでくれればなんとかなる!
但し、この日15時に予約をしていた種子島宇宙センター内ツアーはパー!泣く泣くキャンセルの電話を入れる。しかも・・・この時時刻は11:20。5時間半も何しろっての?
でもここでめげないのが旅慣れた「ブラッディー」の真骨頂。どうせそんなに時間があるなら鹿児島市内観光できるじゃん!
そこで市内に向かうリムジンバスを確認すると、なんと11:30に市内行きが出発するという!慌ててチケットを購入して飛び乗った!
市内までは40分、1300円。往復2時間近く掛かるので市内滞在は3時間MAX
鹿児島空港から鹿児島市内行きのバスは、空港出発後すぐに高速に乗る。次の停車は鹿児島中央駅。その後繁華街の天文館に停車して終点は鹿児島港フェリーターミナルとなる。
鹿児島中央駅で下りても良かったのだが、めちゃめちゃ腹が減ってきていたので繁華街がある天文館で下りることとした。

ここが天文館。縦横にアーケードが張り巡らされている鹿児島市内の中心地。ちなみにかつて第25代島津家当主の重豪が天文研究を進めるために作った明時館天文台がこの地にあったことから名付けられている。商店街の名前が天文館なんて珍しい。
さて、薩摩黒豚とんかつやらカツオ海鮮やらといろいろ考えたが、結局

鹿児島ラーメン豚とろにした。注文したのはスタンダードな豚とろラーメン860円。名前の通りチャーシューが豚トロで口に入れると溶けるほど柔らかい。中麺で出てくるのだが、替え玉を頼むと博多風の極細麺になる。もちろん替え玉も注文して麺の太さを味わう。やっぱり極細麺が好きだな〜。
さて、腹ごしらえが終わったところで散歩タイム。とはいえこの時間帯、鹿児島市内は雨が降り続いているのでアーケード内を極力歩くことにする。そう言えば鹿児島の人たちはあまり傘を持っていないなあと思ったら、アーケードがあるから傘はあまり使わない訳ね。
行き先は・・・やっぱり西郷さんの銅像でしょう!なんせ天文館から徒歩7分という近さなのだから。

ということで西郷さんの銅像!知らなかったのだが、この向かいには小松帯刀の銅像もある。この二人、仲が良かったということで近くに立てられたのかな?

ちなみに西郷さんの銅像は国道3号線と国道10号線の終点交差点にある。日本橋から国道1号〜2号〜3号と名を変えてきた国道の終点に来たと思うと感慨深い。
銅像を見ていると観光案内の方がやってきて「写真撮りましょうか?」と申し出てくれたのだが、さすがに野郎一人で記念撮影というのもどうかと思いお断りした。その観光案内の方が「県立博物館によって行くといい」と教えてくれたので、徒歩2分で行ける県立博物館へ。

博物館内は桜島の生い立ちや岩石の標本、自然の生態系解説から歴史まで、鹿児島全域に関する展示が行われていて、しかも入場無料!雨も降っていたので良い雨宿りと時間つぶしになった。城山公園などにも行きたかったが、雨は強くなったり弱くなったり。とても標高が高いところに行く気がしない。
歴史博物館で30分ほど見学をした後は鹿児島中央駅まで歩くこととする。市電に乗るのもいいなと思ったが、結構混んでいるしSuicaは使えない。

でも、市電はたくさん見られたし、函館にもあった操車塔遺産も見られたから良しとする。
こちらは大久保利通像
西郷さんの銅像とはかなり離れているところに立っている。この近くには西郷・大久保の生家跡地もある。なんとお隣さんだったのだ!でも思想の違いで徐々に離れていった二人は、銅像になっても離れているのね。
ちなみに鹿児島県の人たちは大久保利通が嫌いという人が多い。やっぱり西郷さん人気が絶大だから仕方ないのかも。
そしてこれが鹿児島中央駅。駅の外からは初めて見た。
ここはかつて西鹿児島駅という駅名だったのだが、新幹線開通と共に大改装されて現在の鹿児島中央駅になった。もちろん西鹿児島駅当時の面影は1mmもない!
さて、時刻は14:30。あと30分ほど滞在しても飛行機には間に合う計算だが、雨も酷いし歩き疲れたので空港に戻ることとする。14:45発のリムジンバスに乗って空港へ戻り、到着したのは15:40頃。やはり遅れがちょっとあったので早く出てきて正解だった。
但し、種子島行きJAL3777便は「天候調査中」の表示。少なくとも鹿児島空港は大丈夫そうだが、種子島空港で落雷と霧が出ているらしい。

ちょっと時間があったので空港内にある無料の足湯で疲れた足を癒やす。ここ、温度も適温でずっと足浸けていられる。気持ちいい〜

16:20頃に館内放送が入り、「種子島行きは定刻に出発。但し降りられない場合は鹿児島に引き返す条件付き」とアナウンスされる。と言うことで無事に搭乗!この飛行機は日本エアコミューター所属のATR42-600。多分旅客機としては最小の分類。席に座ってみると真横にプロペラエンジン。でもこのエンジン、今まで乗ったプロペラ機の中で一番静かかも。ボンバルディアなどとは比べものにならない静粛さ。
種子島までは40分で到着してしまうので、飛び立ったらあっという間に着陸。

機上からは種子島の景色がくっきり!なんだよ、全然視界良好じゃん!ということで無事にJAL3777便は種子島に到着!

こんな感じのタラップから降りるのも新鮮!コスモポート種子島となっているが、ここから宇宙船が出て行くわけではない・・・。
そういえば地元の人たちと思われる方も結構乗っていたのだが、皆さん乗り慣れているのでさっさと乗ってさっさと降りる感じ。まるでバスに乗っているかのようだった。
そして・・・これでケータイ国盗りは日本全国600国を踏破完了!
2009年9月にゲームを始めて13年9ヶ月!悲願の目標達成となった!

さて、6時間遅れで上陸した種子島で最初にやるのはレンタカーを借りること。トヨタレンタリース種子島は営業休止中なので、今回はオリックスレンタカーにした。ちなみにレンタカーの職員さんに聞いたところ、種子島では雨は全然降っていなかったとのこと。でも、種子島空港は高台にあるので風や雷の影響を受けやすく、地元の人も「何であんなところに空港作ったの?」ってところらしい。
今回は軽自動車ムーブ。なんて私に似合わない車だろう(爆)
ま、いいのいいの。走れば!既に時刻は18時頃なので、この日は観光を諦めて西之表市街地にあるホテルニュー種子島へ直接向かうこととする。
でも空港から海岸に出る道はかなり楽しいワインディング
ムーブに乗っているというのに全コーナーで振り回すような運転を楽しんでしまった。車線逸脱警報が鳴る鳴る!爆

でも、道中に夕陽で有名な熊野(よきの)海水浴場があるのでちょっと立ち寄ってみる。もちろん夕陽は見ることは出来ないが、雨は全くなくて風が気持ちいい。
そう言えば関東では40℃を超えたというこの日、種子島は30℃にも満たなかった(笑)
なお、この海水浴場前の道路は国道58号線。ここは別名サンセットロードとも7言われているらしい。天気が良ければ屋久島がくっきり見えるとか。翌日も走る予定なので楽しみ楽しみ!
途中コンビニで買い出しをして、ホテルに到着したのは19時
このホテルニュー種子島、JALぱっくで予約したから意識していなかったが、実は種子島の中では最も格の高いホテルらしい。この日もツインルームのシングルユース。フロントの方の応対も丁寧だし優しい。
さて、チェックインして荷物を置いたらすぐに飲みに出る!ということで向かったのがホテルのすぐ裏手にある
一条というお店
GoogleMAPで見つけたのだが、口コミもいいし、なによりも刺身が旨いとのこと。
通常2〜3人前1700円の刺身盛り合わせを「1人前でもいいですよ」と言ってくれたのでそれを注文。

出てきたのがこれ!これって1人前?7種?9種くらいあった。全部女将さんが説明してくれたのだが覚え切れん(爆)
ちなみにこれと生ビール4杯で3500円という安さ!本当はキビナゴ唐揚げも頼む予定だったが、腹一杯で食えなかった(笑)
ここの女将さんがとても気さくで、種子島の観光の話や魚の話、政治の話から芸能界の話までまあまあ多彩にしゃべりまくってあっという間の2時間だった。ちなみに女将さんは「ブラッディー」と同い年!
最後に観光案内マップももらって、翌日の観光ルートまで相談に乗ってもらった。潮の満ち引きで現れる千座の岩屋などはその時間帯までおしえてくれた。次回種子島に来ることがあったらまた来よう。

ホテルに戻ってからは大浴場へ。ここにはサウナつきの大浴場が併設されていて22時までなら入ることが出来る。
そこの番台にいたおばちゃんがまたいい人で、なんだか「ブラッディー」と意気投合していろいろ話し込んでしまった。ちなみに私の母と同い年!
ということで波瀾万丈のこの日の〆は部屋でビール!
一条で4杯も飲んだのに、結局この3本も飲みきってしまった!

6月26日(日):ホテル8:15発〜 種子島鉄砲館〜千倉の岩屋10:00〜種子島宇宙センター10:30〜七色展望所〜門倉岬12:30〜13:30種子島空港14:45JAL3768〜15:20鹿児島空港16:20JAL650〜18:00羽田空港〜東京モノレール〜山手線〜東武東上線〜川越20:30着

この日は朝7時半に起床! まずは朝食!ということでバイキング会場へ

前日刺身をたらふく食ったのでこの日はこの程度。ちなみにこのレストランは最上階の8階にあって、種子島港の景色が一望できる。この日は青空で気持ちいい朝!
腹ごしらえが終わったところでチェックアウト。ホテルから歩いて行けるところに「鉄砲館」という施設があるので、車を置いたまま散歩に出かける。

これが鉄砲館。正式には種子島開発総合センターという。開館時間の8時半前に着いてしまったのだが、職員さんが親切ですぐに開館して入れてくれた。入館料は440円。
ちなみに右の小屋は「たたら製鉄」という製鉄所跡。なんと鉄砲伝来の時代から製鉄技法を持っていたとのことで、種子島にポルトガル人がもたらした鉄砲を実際に作ることが出来た背景にはこの製鉄技法があったのだそうな。
館内には種子島の歴史を説明するシアターなどもあってかなり充実している。生態系の解説や「赤米」と呼ばれる独特の米の話、もちろん鉄砲伝来の話などもわかりやすく解説されている。
展示物は

島伝来のウシウマや五葉松の大木などもあるが、やはりなんと言っても

この鉄砲の展示!なんせ日本最古の鉄砲レプリカを始め、実際に当時作られた火縄銃、大砲、海外からの輸入銃など、展示されているのは150丁ほど!これをささっと見るだけでも30分は掛かる。
さて、9時頃までかかって見学したあとはいよいよ島の南端にある種子島宇宙センターへ向かうこととする。前日の予定を棒に振ってしまったので、この日行く予定だった島の北端部分は諦めた。
国道58号線からは屋久島がくっきり!
宇宙センターまでの国道沿いにはいくつか展望所もあるので、いい景色を見つけては車を止めて海を眺めると言うことを繰り返すことになる。
いいねえ、屋久島!
正面には馬毛島
中種子が近くなって国道が山間部に入るまではこの二つの島がずっと右手に見えている。気持ちよすぎてスピード出す気にならない(笑)
種子島宇宙センターに向かう途中にはいくつか観光スポットがあるので、立ち寄ってみたのがここ
ここは阿嶽川マングローブ群生地
今年に入って奄美、石垣とマングローブを見てきたが、やはり南国の島には欠かせない植物群聖林だよね〜
こちらは千座の岩屋
前日一条で教えてもらったスポットで、9時が干潮と教えてもらっていたのだ。到着したのは10時。まだ岩屋内に水はほとんど浸入していない。

自然の力ってすごいね〜!ちなみにこのような岩屋が種子島にはたくさんあるらしい。
千座の岩屋から種子島宇宙センターに至るまでには、途中に広田遺跡という有名な遺跡があるのだが、どうやら近くまで行ってみると広田遺跡ミュージアムに入館しないと遺跡は見られないらしい。この日の第一目標は種子島宇宙センターなので、ここはパスすることにして最南端の宇宙センターを目指すことにした。

広田遺跡を過ぎると「ここから種子島宇宙センター」という看板があるのだが、
え?ここ?
要は敷地が広大すぎていつまで走っても施設に到着しないのだ。その距離にして8kmほど(笑)。しかも宇宙センターの資料館に至るまでにはたくさんの施設がある。
これはロケットの丘から見た景色
左にあるのがロケット組み立て塔で右の2つのタワーが発射台。ここからH2Aロケットが発射されるわけ!
さらに進むと海沿いに立つ研究棟が見えてくる
しっかしこのセンター内のワインディングはめちゃめちゃ楽しい道!もちろん制限速度の40km/hは守らねばならないが・・・
ということで今回の旅で最も行きたかった種子島宇宙センター宇宙科学技術館に到着
施設の前にあるロケットはN-1ロケットの実物大模型。
この科学技術館は入館無料。事前予約すると発射台なども回ってくれるバスツアーがあり、それも無料。前日キャンセルしてしまったのがこのバスツアーというわけ。今回は時間の都合でツアー参加は断念。もう一度必ず来よう!
さて、館内にはロケットや衛星に関するたくさんの施設展示がある。とても全部紹介できないので一部だけ画像でお目にかける。

こちらは液体燃料式のLE5AエンジンとLE7エンジン。下に回ってみると
液体水素と液体酸素を燃焼させる心臓部
ロケットのエンジンの仕組みを図解しているコーナーもあって勉強になる。
ちなみに全世界的に今は固体燃料のロケットエンジンへシフトしつつある。日本もイプシロンロケット用には固体燃料を採用する方向で研究が進んでいる。

歴代のJAXAロケット模型や、宇宙飛行士の手形などの展示もある。

日本初の静止衛星きく2号と「はやぶさ」が目指したイトカワの模型も

国際宇宙ステーションを再現した部屋もある
館内の展示はじっくり読んでいくと1時間は掛かると思われるが、さすがにそんなに時間はかけられない。30分ほどで足早に回り
屋外展示のH2ロケットのレプリカ展示を見に行って終了
ちなみにH2ロケットって意外と小さいと思ったかも。
科学技術センター入り口にはこんな花壇が!よく出来てるな〜

さて、時刻は12時。フライト時間は14:45なので逆算するとレンタカーは14時までに返さなければならない。となると時間が限られる。
ということで最終目的地として目指したのは鉄砲伝来の地である最南端の門倉岬
そしてその途中の道のりにもいろいろと見どころがある。

こちらは赤米をもたらしたと言われる玉依姫が祀られているという宝満神社と、たねがしま赤米館。時間の関係で外から見ただけ
こちらは七色観望所から見た景色
四季で七色に変化する景色と言われているが、確かに農地のある平野部、森林部、海岸部が一望できて、四季ごとに素晴らしい景観なのだろう。

そして到着した門倉岬は室町時代にポルトガル船が難破して行き着いた場所。ここで日本に鉄砲が伝わった。
門倉岬から見た景色
この画像の真ん中あたりの浜にポルトガル船が漂着したらしい。

さて、最南端に来ることも出来たので、ここから空港へ向かうこととする。時刻は13時。
道中の高台から見た屋久島は綺麗だった
午後になるとどんどん晴れ間が広がってこれ以上ない好天に恵まれる。暑いけど35℃には至らず、首都圏の40℃というのが信じがたい。
こちらも道中にあった坂井神社の大ソテツ
日本一の大きさなのだとか。確かにものすごいでかさ!樹齢600年だそうな。
ということで中種子の市街地で給油。何でも日曜日は島内で1カ所しかガソリンスタンドが空いていないのだそうで、レンタカーを借りる際に「必ずここで給油してください」と言われた。すごいな。
まあ、隠岐の島に行った時には「一件も開いていない」というのも体験したし(笑)
しかもスタンドで給油した直後にレンタカー会社に電話してくださいとのこと。要は普段空港に人は置いていないので、返却に合わせて空港に来るのだそうな(笑)
結局2日間で185kmを走って給油量は7.7リッター。リッター24km走ってる!すごいなムーブ
空港到着は14時。ここで遅い昼食を摂ることにする。なんせ道沿いで食事が出来そうなところがほとんどなかったので、何も食べていなかったのだ。
空港内レストランで注文したのはしらす丼850円
甘醤油がついてくることを期待したのだが、残念ながら普通の醤油だった。でもしらすたっぷりで美味かった〜
ということで定刻の14:45にJAL3768便に搭乗
帰りはスムーズに帰れるといいのだが・・・。
西之表港を眼下に見ながら離陸
鹿児島空港までは順調に飛行を続け、定刻の15:30には無事着陸。今回は何のアクシデントもなさそう・・・と思いきや!
なんと着陸直後に滑走路上でUターン!ん?なんかおかしいとおもったら
アプローチ路にはB767が停車して塞いでる!
実はこの時、鹿児島空港に雷警報が出ていて、飛行機の通行を全部ストップしていたのだ。おかげで駐機場に移動も出来ずその場待機すること15分
結局20分遅れでバスに乗り換えることが出来た。
やっぱり鹿児島には何か鬼門があるようだ。
今回は乗り換え時間1時間のうち20分を食っただけなので、乗り継ぎ便のJAL650には無事に乗り換えることが出来た。乗り込んだのは先ほど一緒に足止めを食らっていたB767-300
そして定刻の16:20に出発!
今回の旅で4回離発着した鹿児島空港だったが、4回目にして桜島を拝むことが出来た。さらに奥には開聞岳も!このツーショットは騎乗でしか見ることが出来ない光景。
離陸してまもなく疲れもあって撃沈zzz。目覚めた時は既に房総半島の上を飛んでた(笑)
ところが・・・通常だと木更津側から東京湾を渡って羽田に海から進入するはずなのに、この日はなんだか成田の方を回っている?
どうやら風の影響で東側からではなく西側から進入するらしい。そのため川口〜中野をぐるっと回って新宿側から都内の真上を通過して着陸となった。

中野サンプラザとか、代々木体育館とか

天王洲とか新幹線大井基地の真上を飛んだなんて初めての経験だ!しかも大井基地にはドクターイエローまで!
もちろん旋回したので到着は20分遅れとなったが、都心遊覧飛行を楽しんだようなもの!最後の最後でラッキー!
ということで鶴丸だらけの第1ターミナルに到着!
夕焼けがまぶしい羽田だが、時刻は既に18時半。6月なので日が長いな〜
往路は京浜急行に乗ったので、復路は東京モノレールで帰ることとし、山手線〜東武東上線と乗り継いで川越には20:20到着。

ということで種子島を思いっきり堪能して、ケータイ国盗りを全国制覇した旅もここで終了!ちなみにもう一つの位置取りゲームである
コロニーな生活は747/748制覇で残るは小笠原だけ となった。


さて、今回の旅のお会計を集計してみるとする。
JALパック(JAL航空券すべてと宿泊):\60400
川越〜羽田空港間電車:約\2300
オリックスレンタカー:\6660
レンタカーガソリン代:\1500
鹿児島空港〜市内バス往復:\2600
鉄砲館:\440
豚とろ:\960
一条:\3500
種子島空港食堂:\850
ファミマでビールなどなど合計:約2000
お土産代:\2500

総合計83710円!一泊二日にしては豪勢だったかな〜まあ飛行機4回乗っているし、鹿児島市内往復は余計だったことを考えるとリーズナブルなんじゃないかな?
何よりも「全国制覇」の偉業を成し遂げた達成感は「お金で買えない価値」だな〜

 

旅行記トップへ

inserted by FC2 system