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2018/02/18 15:32更新 

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〜「ブラッディー」の東武博物館見学!〜

東武伊勢崎線の東向島駅に「東武博物館」という施設が併設されているのをご存知だろうか?関東の私鉄では東京メトロや東急電鉄が独自の博物館経営をしているのだが、日本第2位、関東第1位の私鉄である東武鉄道も博物館を持っているのだ。
先日、日光線開業80周年記念と言うイベントと共に、昔の特急電車5700系が復元されたと言うニュースを聞きつけた「ブラッディー」は11月26日(木)に見学に行ってみた。
東向島と言えばSpiritsメンバーの「ギタリスト純」さん在住の地。下町の雰囲気充分な閑静な街の中にある東武博物館、早速レポートしてみよう


東武博物館へのアクセス
東武鉄道の起点と言えば浅草!しかし、地下鉄半蔵門線との直通運転を開始してからは浅草駅は支線の終点になってしまった感がある。なんせ東武浅草駅は6両編成しか停車できず、ホーム先端は大きくカーブしていて乗り降りしにくいことこの上ない!

大きくカーブしたホーム先端!狭い!      タラップがないとホームとの隙間が大きくて乗れない!
これじゃあねえ〜〜。でもホーム終端に改札がある昔ながらの駅の佇まいは雰囲気満点。上野駅に通じるものがある。昭和を懐かしむ人は一度訪れてみることをお勧めする。

それでも特急は浅草を起点に発着する     一般の電車はほとんどが北千住止まり

ということで浅草から東武電車に乗って東向島へ向かう。浅草からはたったの3駅で東向島に到着。高架のホームを降りて右、右と行くと高架下に東武博物館が現れる。
これが東武博物館入口

東武博物館
入口を入ると右手に自動券売機があり、ここで切符を購入して入場する。入場料は200円、安い!
パンフレットはもちろん無料
館内には10両、敷地の外に2両の保存車両が展示されている。入って真正面にはまずSLが!
これはSLのB型5号
毎日4回のSLショーがあり、解説を聞くことができる。
隣には電車のデハ1型5号

この電車の中には入ることが出来る。社内はニスも塗りなおされてgoodコンディション!古きよき時代の電車を堪能できる
デハ1型の前には腕木式信号機がある。この形も懐かしい!

これは特急スペーシアのカットモデル。車内は特別車両のコンパートメントカーを再現してある。4人用の個室でシートはフカフカのソファー!これで「電車でGo!」に行ってみない??
これはレールの変遷
レールがどんどんしっかりとしたつくりになってきていることがわかる。昔のレールは輸入品だったというからビックリ!

その隣には模型スペース!ここには古い電車から最近の電車まで実物どおりの編成で展示されている。サイズはOゲージ(1インチのレール幅の模型)で、一両が50cmくらいある大物!

最新の100系スペーシアと奥は通勤電車8000系 昔の特急1720系DRC(デラックスロマンスカー)

さらに昔の5700系特急電車はもっと大きなモデル 同じ5700系でもこちらは貫通型前面の車両

今も一部が現役の1800系急行りょうもう号   昭和30年台の1700系特急電車

7800系通勤電車の試験塗装車         5210系電車
模型には目のない「ブラッディー」はまじまじと観察!

さらに進んでいくと、数々の鉄道展示物が鎮座

こちらは5700系元特急車のカットモデル    実物のパンタグラフ!でかい!

東武の貨物輸送終了と共に廃車になった電気機関車ED5000型とキャブオーバーバス
そしていよいよ今回の目玉、復元5700系電車を見学!

これが5700系電車。新製当時はこのスタイルで製造され、「猫ひげ」という愛称で特急に活躍したのだが、分割併合をするために上のカットモデルのような貫通前面に改造されて使用されていた。その後廃車となり、貫通型のまま保存されていたのだが、今回のイベントを機に昔の猫ヒゲ前面に復元されたのだ。その先頭部Rを再現するための型が右の木型。

座席も特急使用時の通り復元されているし、運転席も見ることが出来る。
隣には同時公開されたED101型電気機関車が置いてある
続いては・・・昔から展示してあるのだが、「ブラッディー」としてはこっちも見たかった車両2両
こちらは1720系DRC
車体を半分にカットしてあるのだが、特徴ある先頭部分は充分に楽しめる。ご覧のとおり博物館の外の歩道脇に展示してある。

こちらがDRCの車内。車内には館内から入ることが出来る。深々としたリクライニングシートは座り心地満点!当時は国鉄の準急「日光」号と熾烈な客の争奪戦を展開したらしいが、こっちのほうがもちろん人気が高く、東武の圧倒的勝利に終わったとか・・
こちらは日光軌道専用の200型電車
昔、東武日光駅からいろは坂の手前まで軌道電車が走っていたのだ。今でも清滝インターからいろは坂までの間では軌道線跡が歩道に使われているのでその遺構を見ることが出来る。こちらも敷地外に展示してある。

こちらも同じように当時のまま復元してあり、小さなシートに腰掛けるとタイムスリップ!出来る

再び館内に戻り、展示物を物色
こちらは運転シミュレーター
実物の8000系電車と同じ運転台になっていて、前方のスクリーンには実物の東武線の画像が現れる。実にリアル!
平日だと言うのに鉄オタが陣取って運転中(爆)
運転していた区間が東上線の志木ー成増間だったのが笑えた。でも運転していた人、朝霞台と和光市を通過していた。急行だって全列車停車するんだぞ〜〜(爆)

こちらは駅の窓口を再現!乗車券発行機懐かしい形。右は現在の制服。スペーシアの停車駅だけは夏服が白いものになっているのだそうな。それは知らなかった!

8000系電車?と思いきや、ドアの向こうにはホームのような形で部屋が作られており、

墨田区の伝統工芸やお祭りの神輿などが展示されている。地域密着を図る展示物!

鉄道博物館のように大規模な博物館ではないのだが、200円と言う入場料と展示してある内容の濃さにはかなりそそられるものあり!しかも手で触れてもいいところが多いのも○!
館内全部を回っても2時間くらいはたっぷり楽しめるので、時間がある方はいってみたらいかが?
特にメカ好き、運転好きにはたまらない展示物が多いですぜ〜

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