Bloody's Tea Room Team SPIRITS Web Master 「Bloody]の趣味の世界へようこそ 2018/02/18 15:32更新
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〜[ブラッディー]の都電・都バスぶらり散策〜
2008年7月6日、梅雨の最中だと言うのに真夏日となったこの日、「ブラッディー」は朝早起きして午前中に用事を全てこなし、午後はゴロゴロしていた。 でも、天気もいいし(暑いけど)、家でくすぶっているのは性に合わないということで13時過ぎに行動開始! 突然思いついたのは「都電に乗ってみよう!」 このところ車での移動ばかりだったので、都内をのんびりと散策するのもいいかな?と思ったのであった。 思い立ったら即行動!が「ブラッディー」の真髄ゆえ、早速都内を目指したのであった。 もちろん、都電に乗るだけではなく、今回は乗り物も縛りを入れようと言うことで、都内ではJRの電車になるべく乗らない!という楽しみ方にした。 都電、都バスで行く東京散策、皆さまもいかが? 自宅出発〜浅草 まず、「ブラッディー」の場合は自宅から出てゆくところまでこだわる。いつもは駅まで歩くか車で駅前駐車場に止めるのだが、今回は「川越シャトル」というミニバスに乗ってみる。自宅から川越駅までは1kmほどなのでたった5分で到着してしまうのだが・・・。 ちなみに料金は170円 これ、川越シャトル ちっこくてオートマのこのバスは妙に可愛い。 川越駅に到着してまずやったことは・・・・本屋に行くこと。都内なんか買い物くらいしか行かないので、見所がどこなのかも分からん! ということで「ことりっぷ」ゲット! このガイドブックに、今回の散策に最適な切符の紹介があった。それは「東京フリーきっぷ」。なんと都内のJR全線、東京メトロ全線、都営地下鉄全線、日暮里舎人ライナー全線、都電全線、都バス全線乗り放題で1580円!これは使える! ただし・・・発売場所が都内のJR各駅、びゅうプラザ、地下鉄の定期券売り場、都バスの営業所・・・って川越にはない(または休み) 仕方なく一度池袋まで出ようと言うことになる。 んで、何の変哲もない東武東上線に乗る 池袋に到着し、まずはJRみどりの窓口へ。ところが夏休み関係の前売り切符を買うためなのか激混み!んで、空いている指定券自動券売機に行って見ると・・・・なんと「お得な切符」ってのが自動券売機で買えることが判明!早速購入。 これが東京フリーきっぷ 説明書きが2枚も出てきた さて、最初にお目当ての都電に乗ろうと言うことで路線図を思い浮かべて考える。バスでどこかに出ることも考えたのだが、まずは「早く都電に乗りたい!」と山手線で大塚駅まで出ることとする。 何の変哲もない山手線 大塚駅まで一駅だけ乗車し、早速都電乗り場へ!大塚駅の山手線ホームの真下に都電乗り場がある。乗り場に行ってみると・・・ 7000型リバイバル塗装車が貸切でやってきた! この電車が見られただけでもラッキー!幸先いいじゃん。 ここで待つこと10分。ようやく三ノ輪橋行き電車がやってくる。ホームにはすでに人があふれんばかり。結構混んでいるのね〜 やってきたのも7000型 ホームには人が一杯 待ち時間に沿線案内で行き先を確認 さて、20年ぶりくらいに乗った都電であるが、車内放送も英語が追加になり、冷房も搭載されていて結構近代的。 但し、吊り掛けモーターの唸り音は昔のままだし、発車のときの「チンチン」という音も昔のまま。風情あるなあ〜。 電車は満員で三ノ輪橋に向かって出発!踏切が閉まるまで電車が待っていたり、道路信号機に従って走るところなんかはめちゃ面白い! これ、庚申塚駅のホームにあるおはぎ屋さん! 路面電車と言っても、都電荒川線はほとんどが専用軌道で、普通の電車のような感じで走る。但し、線路沿いの家の裏口が線路側にあったり、人が線路を歩いていたりして「本当に東京なの?」と錯覚してしまう ほとんどの線路がこういう感じの専用軌道になっている そんな都電荒川線が、「路面電車」となる区間が飛鳥山ー王子の間。なんと本郷通りの上を荒川線が走るのだ! おおっ!車と一緒に走ってる〜 しかも車のほうが全然速い〜 のんびりと揺られること30分ほどで荒川車庫に到着。ここには都電の車両基地があるので、「ブラッディー」もここで途中下車して見学することとする。 ここで運転士さんも交代する 荒川車庫は都電唯一の基地で、ここに都電荒川線を運航するための事務所や営業所も併設されている。そこで「ブラッディー」は営業所の中に入ってみた。「ブラッディー」がパンフレットなどを物色していると、優しそうなおじさんが出てきて「これもあるよ」と多数のパンフレットを出してきてくれた。 結局こんなにもらっちゃった! 営業所を出てから荒川車庫へ向かう。かなりの車両が出払っているので、残っていたのはこれだけ 7000型2両と 新しい8500型を含む3両だけ そして荒川車庫の隣には「都電おもいで広場」という公園があり、古い都電2両が展示してあるので早速入ってみる。 こちらは5500型。車内は座席が全て取り払われて、懐かしい写真のギャラリーになっている。 車体後部にはジオラマも展示 これは7500型。こちらは車内の座席も現役当時のままで、憩いの場所に使われている。 もちろん運転席にも座れる!帽子かぶってみた! さて、楽しかった荒川車庫探索もそろそろ終わりにして、三ノ輪橋方面へ行ってみることとする。 やってきたのは新7500型 これはおもいで広場にあった7500型の車体を新造した車体に乗せ変えた電車。でも・・・ちょっと待って!三ノ輪橋行きじゃなくて町屋駅前行きだ〜。 町屋駅前で次の電車を待ってもいいのだが、それではひねりがないぞ!と言うことで、荒川車庫で手に入れたガイドブックを広げてみる。すると「熊野前」という駅で降りれば「日暮里舎人ライナー」に乗り換えられると言うことが判明。舎人ライナーも乗ったことがないから乗ってみよう!とあっさり計画変更(爆) ついでに「熊野前」の駅近くには「トランブルー」という名の鉄道模型ショップもあるらしい。 ということで「熊野前」で都電を下り、まずは「トランブルー」に行ってみる これがトランブルー。レンガ造りのおしゃれな建物。 ただ、掘り出し物は見当たらず、15分ほどで店を出てきてしまった。ちなみにこの付近は大きなビルもなく、道路沿いには生活感あふれるお店がいっぱい!まさに下町の雰囲気が味わえる。 そしていよいよ「日暮里舎人ライナー」の「熊野前」駅へGo!! 下町にそびえたつ舎人ライナーの駅 後ろには都電が信号待ちしていた(凄いギャップ) ところが・・・ここで一つ問題が!「ブラッディー」の買った「東京フリーきっぷ」は駅員にきっぷを見せて改札を通らなければならないのだが、舎人ライナーは完全無人運行ゆえ駅員がいない・・・。呼び出しボタンを押してみるが反応がない。どうすればいいんだ? 途方に暮れているときに、係員の人が来てくれてなんとか改札を通してもらう。アナログチックな都電とのギャップが凄い。無人化の弊害ここにあり。 駅のホームに上がってみると、完全ガラス張りのホームが現れる。 ホームは閑散としていた。 これが舎人ライナー。ゆりかもめと同じような新交通システム さて、いよいよ乗車!もちろん一番前に行く。運転手がいないので、最前列は子供たちの展望席!そこに精神年齢が同じくらいの「ブラッディー」が無理やり割り込んで写真撮影(爆) 高いところなので見晴らしは最高 日暮里まではわずか6分ほどで到着。あっという間! 日暮里に到着してから「ブラッディー」は考える。さて、次はどこに行こうか? JRの電車には乗り飽きているので、ここは都バスにでも乗ってみるか?と駅前ロータリーへ。と、ロータリーに一台のバスが滑り込んでくる 錦糸町駅行き? このバス、なんと浅草を経由すると言う。下町散策で浅草を抜きにしては語れない!と早速このバスに乗る。 車内は意外と人が乗っている この都08系統のバスは日暮里駅からかなりの裏道を経由して浅草に出るので、「ブラッディー」もどこを走っているのかさっぱり分からない?? 下町だなあ〜 酉の市の鷲神社も経由 バスが出発して約20分。ほとんど渋滞もなく東武浅草駅前に到着。どこからどう通って到着したのか分からん(爆) 浅草の玄関、東武浅草駅 バスを降りてブラブラ歩いていた「ブラッディー」は、うなぎのいいにおいに釣られてにおいの方向へ進む。すると「宇奈とと」という看板を発見。しかも「うな丼500円!」という看板がある。おおっ!うなぎ食べたかったんだよね〜ということで早速店内へ。 しかもうな丼は500円だが、うなぎがダブルで乗っているうな丼ダブルは900円!断然そっちでしょ〜 これが宇奈とと これがうな丼ダブル!ボリューム満点! こういう安くて美味しいお店が多いのも下町の特徴!これだけで得した気分。 腹ごしらえも終わったので、せっかく浅草に来たのだからと浅草を散歩 新仲見世とか 神谷バーとか 人力車とか そして雷門とか 浅草出発〜池袋〜川越 浅草散策を充分に堪能した「ブラッディー」は浅草からの脱出ルートを模索。地下鉄銀座線と言うのも考えたのだが、ちょっとひねりがない・・・・とそこに飛び込んできたのは・・・ おっと!池袋駅東口行きだ〜 最終目的地を池袋ビアザウルスと決めていた「ブラッディー」は迷わずこのバスに乗る。 このまま乗っていれば池袋に着くのだが・・・・ちょっとひねりがない(またかい!) ということで、車内でこのバスがどこを経由するのか確認(乗る前に確認しようよ〜) すると、都電荒川線の終点「三ノ輪橋」を通ることが判明! そういえば都電に乗りに来たのに、全線走破してなかった!ということで急遽三ノ輪橋で降りて都電に乗り換えることとした。 三ノ輪も完全な下町地域。近くをJR常磐線が走っているのだが、駅もなく通過してしまう。 三ノ輪バス停付近に駄菓子屋さんがあるということで歩いていってみたのだが・・・・ 本日休業・・・・ 仕方なく都電の駅までブラブラ歩いていると こんなお店発見! 商店街もなんだか昭和みたい タイムスリップしたかのような錯覚を覚えながら、都電荒川線三ノ輪橋駅に到着。実は駅の場所がよく分からず、目の前を通り過ぎてしまっていた(小さすぎ) 商店街の脇にこの小さな駅だもん やってきたのはまたまた7000型 良かった!早稲田行きなので、これで終点まで一気に全線走破できる(多分、全線乗るのは私だけだと思ふ) 当然前面展望が楽しめる一番前に陣取る 100円? 先頭に陣取ったのはいいのだが、出発してまもなく睡魔が襲ってきて撃沈zzz。結局目覚めたのは大塚駅(意味ないじゃん) 都電から見た山手線 雑司が谷付近の急勾配を行く 約1時間電車に揺られて早稲田に到着。ちなみに三ノ輪橋に近い西日暮里から、早稲田に近い目白までJR山手線の電車だと20分ほどで走りきる(笑) 早稲田駅はこんな感じ。三ノ輪橋より近代的 さて、ここからどうしようか?と考えた「ブラッディー」なのだが、実はこの周辺の都バスは全て四谷とか新宿方面に行くらしく、池袋方面に行くバスがない。 ならば、都電で折り返して雑司が谷から東京メトロ副都心線に乗るのが良さそうだと言うことで、乗ってきた電車で折り返すこととする。 副都心線の雑司ヶ谷駅は都電荒川線の鬼子母神駅とつながっているとのことで、早稲田から3駅目の鬼子母神駅で降りる。 これが鬼子母神入口 ところが・・・歩いても歩いても地下鉄の入口がない!なんで?どうやら逆方向に来てしまったらしい。 でもさ、どこにも「地下鉄こっち」って看板ないんだもん。連絡駅と言っても、案内看板のないところを150mも歩かねばならないのはちょっと・・・ ということでやっと到着した東京メトロの雑司ヶ谷駅は・・・ 人がいない・・・・・ どこにもいない・・・・・ んで、副都心線にしては珍しく定刻にやってきた電車に乗る 7000系電車。なんか今日は7000系電車ばっかり 池袋までは一駅!昔の新鮮池袋駅が副都心線の池袋駅。ここからビアザウルス池袋店まではすぐ! ということでギネスとレーベンのハーフ&ハーフを飲む(美味い!) 結局ビアザウルスで2時間半ほどを過ごし、帰りも副都心線で川越へ戻ったのであった。 副都心線の急行って初めて乗った 自宅到着は22時半。9時間の下町散策にかかったお金は 川越ー池袋(東武):450円 東京フリーきっぷ:1580円 うな丼ダブル:900円 ビアザウルス:2900円 和光市ー川越:300円 交通費だけでたったの2330円!ビアザウルス行かなきゃ3230円!やたらチープな旅行だった
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