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2018/02/18 15:32更新 

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〜「ブラッディー」の青春18きっぷの旅( 富岡製糸場編)!〜

2015年冬シーズンの青春18きっぷの旅!今回は 珍しく世間より早く年末年始休暇に入ったこともあって、年内最後の営業日である平日の12月28日を狙って、世界遺産登録されたばかりの富岡製糸場を訪問することに!
ついでに富岡製糸場に行くまで乗り鉄の旅を楽しみ、さらに上信電鉄を中心に群馬県の中小私鉄も見学してこようと言う計画!
「ブラッディー」は久々の青春18一人旅を軽〜く日帰りで出動したのであった!


12月28日(月)6:47川越〜川越線〜高麗川〜八高線〜高崎〜上信電鉄〜上州富岡10:07着

川越から高崎に行くには大宮経由高崎線ルートと高麗川経由八高線ルートの2種類があるのだが、この日は早起きしたということで景色の良い八高線ルートを選択。天気も快晴だしね〜
ということでこの冬のスタンプ3日目

高麗川まで乗車したのは209系3000番台電車。しかもトップナンバー!
このトップナンバーに乗ったことが、この日トップナンバーにやたら遭遇するきっかけになったのかも(笑)
高麗川では20分ほどの待ち合わせで高崎行きのディーゼルカーに乗る
首都圏に残るJRディーゼルカーの路線としては、ここ八高線と千葉の久留里線、栃木の烏山線しかない。烏山線は近いうちに蓄電池電車に置き換えられそうだし、久留里線は最新型に置き換えられたので、JR初期の気動車はここしか体験できない。
運よく一人がけのクロスシートに腰かけたので

快晴の景色を堪能しながら1時間40分ディーゼルカーのエンジン音に揺られることになる。
さて、高崎に到着して最初にやること。それは上信電鉄の乗車券を買うこと。高崎から上州富岡までの乗車券は790円もする。往復1580円。そして富岡製糸場の入場券は1000円。全部で2580円なのだが、

この全部セットになった切符を買えば2140円で済む。440円もお得だし、記念券になっているので持ち帰りもできる。これは買わねば!
上信電鉄高崎駅の入口には世界遺産をアピールする数々の看板や案内ツールがある
さて、これから乗り込むのはこの電車

クハ1300型とデハ250型の2両編成。デハ250型は両運転台なので単行運転も可能。クハ1300型は元々1000型電車の中間車だったのだが、3両編成では長すぎる?ということで中間車に改造されたので顔がちょっと変(笑)
上信電鉄については後程詳しく説明しよう
ということで9:26に電車は高崎を出発!

浅間山を見ながらコトコトと電車は西へ進む  単線なので途中何度か交換停車をしながら、上州富岡には10時7分到着!
早速世界遺産、富岡製糸場へ向かって歩くことにする

10:00:富岡製糸場見学
駅に着いて往復乗車券を見せると
こんなものを頂いてしまった
これ、道のりが簡単に示された地図と帰りの電車の時刻表。これはもらってありがたいもの!
これが上州富岡駅!すごく立派!
多分上信電鉄の駅の中で一番立派なんだろうな〜。さすが世界遺産の玄関口
駅前には市役所の一部?と思われる煉瓦造りの建屋もあった
さて、道案内に沿って富岡製糸場まで歩いてみる。徒歩15分とあったが、「ブラッディー」の足では10分かからなかった。ということで
富岡製糸場の正門に到着!
もちろん入場券を持っているのでスイスイ中に入る。そういえばこの日は年内最後の営業日のはずなのだがやたら空いていた。
おそらくこの日まで仕事と言う人が多いのではないかな?おかげで平日の空いている時間に悠々回ることが出来たのはラッキー!
入口でいただいたのがこれ!
来場者全員に400円の商品券をもらえるのだ。要は1000円の入場券を買っても400円のキャッシュバックがあるに近い。
ん?上信電鉄の往復乗車券で440円得しているのにさらに・・・?大丈夫なんじゃろか?
さて、構内では200円の有料案内ガイドツアーがあるのだが、「ブラッディー」はマイペースで回りたいのでそれはパス。
ということで早速構内を散策!
いきなり目につくのが東置繭所
明治時代の建造物が煉瓦造りで残っている。この中は展示場と売店、イベント会場になっている。

展示場には当時の模型とか・・・・・        文化遺産登録書のレプリカとか
創設者片岡小十郎を始めとした歴代の経営者の生い立ちの展示がある。

中でも「ブラッディー」が興味を持ったのが荒船風穴。ここは自然をうまく活用した繭の保管場所
でも12月からは冬季閉鎖になっていて行けないらしい・・・

こちらは創業当時に使われていた養蚕用の機械。今でも動くんだそうな

さて、広大な構内を順次紹介してみる

こちらは社宅群。富岡製糸場で働く幹部たちの家。右は工場長の家だったそうな

こちらは西置繭所。残念ながら修復工事中で今は見ることが出来ない

こちらは煙突。明治時代の煙突は倒壊してしまい、現在残るのは昭和に再建されたもの。右は副蚕場。

こちらは乾燥場だったところなのだが、2014年2月の大豪雪で倒壊してしまったのだそうな。現在修復工事を計画中

こちらは現在受付に使われている検査人館  その隣にある女工館。女工館はイギリス人の女性教師が女工に作業を教える場だったとか

こちらが富岡製糸場のハイライト、製糸所の外観。ここが残っていなければ世界遺産になることはなかったであろう

内部には当時最新の養蚕設備がそのまま残されている。今にも機械が動き出しそうな感じ!

こちらが寄宿舎とブリュナ館。寄宿舎は昭和の建造物で、ブリュナ館も晩年は寄宿舎に使われていたらしい。

こちらは病院と病室。当時は女工が肺炎などで命を落とすことも多かったらしい。
構内の至る所で発掘作業が行われていた
明治の初期に使われていた遺構がまだまだありそうな気配

やはりこの水の恵みがあったからこそ養蚕が栄えたんだろうな〜
ちなみに・・・野麦峠で有名な養蚕地は、冨岡ではなくて岡谷なのでお間違えなきよう・・・・
ということで
明治店の来訪記念碑を最後に撮影して富岡製糸場を後にする

11:18:上州富岡〜上信電鉄〜高崎〜上信電鉄紹介〜両毛線〜前橋〜上毛電鉄中央前橋見学〜前橋〜両毛線〜高崎〜高崎線で帰路

さて、富岡製糸場を後にして、再び上州富岡駅に到着。すると2分後に発車する電車があるとのこと!(さっき貰った時刻表見てない・・・汗)

待っていたのは200系電車の2両編成。しかも世界遺産登録記念塗装の電車
ということでこの辺で上信電鉄についてちょっと紹介してみる。
上信電鉄は高崎駅とねぎとこんにゃくで有名な下仁田駅を結ぶ中小私鉄。
実は所有する電車の過半数が自社発注のオリジナル車と言うのも特徴。しかも
右側に運転台があるというのも特徴なのだ
では個性的な電車たちを紹介!とは言ってもすれ違いざまに撮影したりしたので良くわからないかもしれないが・・・

こちらは6000型と1000型。どちらもめちゃめちゃ個性的なマスクで、ローレル賞を受賞した車両たち

200型と7000型。7000型は昨年デビューしたばかりの新車
450型と7000型
7000型は昭和56年製の6000型以来の自社発注車両で、それまでは450型のような西武からの譲渡車を購入して補充していた

そしてもっとも有名なのがこのED316型とデキ1型。デキ1型はシーメンス製の電気機関車で今でも現役なのがすごい

高崎駅構内には廃車になった200型を利用した待合所もあって、その内部はなんとクロスシートを配備していたりする

さて、上信電鉄の紹介はこの辺にして、群馬県の私鉄でもう一つ有名な上毛電鉄を見に行ってみることにする。
上毛電鉄はJR前橋駅からちょっと離れた中央前橋から発着しているので、まずは前橋に移動
しかし・・・前橋から歩いても大したことないだろうと思ったのが間違えだった・・・なんと前橋駅と中央前橋駅の間には1km以上の道のりがあるのだ!
しかもこの間、沿道で営業しているお店はほとんどなし!いい加減腹が減っていた「ブラッディー」にはつらかった・・・

これが中央前橋駅                駅前の公園にはこんなかわいいオブジェが!

これが上毛電鉄の700系電車!これ、京王井の頭線を走っていた3000系の譲渡車
京王時代にも前面を編成ごとに色を変えて7色の「レインボーカラー」として有名だった電車なのだが、上毛電鉄では8編成を導入したので、なんと本家をしのぐ8色のカラーリングがあるのだ。
この井の頭線の懐かし電車を見るのと、中央前橋駅の川の横の光景を見るのが目的だったので、滞在30分でそそくさ退散・・・

さて、その後は

絶滅寸前のJR115系電車や107系電車の昔ながらの乗り心地を楽しみ
手で空けるドアなども楽しみつつ高崎に到着
さすがに腹が減って仕方なかったので、高崎駅のホームにある駅そば屋さんで
かき揚げ天ぷらそば390円にありつく
これ、かき揚げがやたら厚みがあってめちゃ美味かった〜

帰りがけに大宮の丸井で買い物をしたかったので、帰りのルートは高崎線をチョイス。ということはもちろんグリーン車!そうしたらなんとE233系3000番台のトップナンバーがやってきた!
ちなみに高崎では115系クハ115型1100番台の1101号車、クハ115型1200番台の1201号車、107系100番台の101号車などなど、トップナンバーをやたら見た日だった・・・・朝の209系3000番台3001号車からこの日はトップナンバーについていたらしい。

大宮には16時到着

大宮ではなんとこんなものを発見して、青春18きっぷの旅は終了した

今回の旅で使ったお金は、
青春18きっぷ2370円、上信電鉄往復乗車券&富岡製糸場入場券2140円、駅そば390円、朝の茶事140円。合計で5040円!
世界遺産見てこの金額は絶対にお得でしょ!

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