Bloody's Tea Room
Team SPIRITS Web Master 「Bloody]の趣味の世界へようこそ

2019/02/10 21:37更新 

当ホームページは[Bloody]の完全なる自己満足の世界で成り立っております。
読者の皆さんも喫茶店感覚でお楽しみください

 

〜「ブラッディー」の鉄道遺構巡り2021春!〜

2021年もCOVID19の猛威はとどまらず、新年早々に出た緊急事態宣言解除もつかの間、GWはまたまた緊急事態宣言が発令されることとなってしまった。もし、これがなければ久しぶりの飛行機の旅で南の方に行こうと思っていた「ブラッディー」だったが、これでは断念せざるを得ない。
しかし、首都圏にいてはデパートなどもやっていないし外で食事することも出来ず、引きこもると言っても苦痛でしかない。
そこで考えたのが「ドライブ一人旅」!しかも行き先を「鉄道遺構巡り」とすれば、人がほとんどいないところだけ行くことになる。
これならば人との接触はほとんどないし、むしろ首都圏のスーパーで買い物したりするより安心だ。
そして行き先として考えたのが「北陸本線旧線トンネル遺構巡り」!実は2年前からずっと行きたいなと思っていたのだ。せっかく敦賀まで行くので、福井や金沢、高山などの鉄道遺構も一気に見て回ってくると言う2泊3日の弾丸ツアーを計画してみた。
やはり一人でドライブ旅だと何かと割高なのだが、このところ在宅勤務の引きこもりでお金もあまり使っていなかったので、この際贅沢しちゃえ!と言うことになった。
ということで2019年のGW以来2年ぶり、5月2日早朝〜5月4日と言う2泊3日の壮大な1400qドライブが始まったのであった


5月2日(日)2:00川越出発
〜圏央道〜 中央〜名神〜北陸道〜敦賀鉄道遺構巡り〜今庄8:20着
このGWは高速道路の休日割引が適用されないので、出発を4時前にして深夜割引を狙った「ブラッディー」。早起きすればいいのだが、遠足の前の子供のように眠れない。よってF1ポルトガルGP予選を見たあとで出発準備を整え、2時には家を出ることにする。
全日の雨はすっかり上がってハーフムーンが顔を出す
ちなみにこの日の敦賀地域は終日雨の予報。降水確率100%ではひっくり返しようがないだろうな〜,などと思いながら早速出発!
今回のルートは米原から北陸道に入る関係で昔ながらの関西行きルート。圏央道〜中央道〜名神〜北陸道を使う。途中休憩は駒ヶ根と賤ヶ岳だけという計画。
やはり山間部は雨が降っていたものの、クラッチ交換を済ませた「にょろ吉」は快調そのもの。巡航速度を保って一気に西へ向かう。

愛知県に入ると朝日がまぶしい時間に!もしかして晴れるかも?でも名神に入って岐阜県に入るとこんな雲が!こりゃやっぱり雨になるかなあ〜
中津川〜関ヶ原の区間ではごらんのような晴天で気持ち良かった。

関ヶ原から先はやはり雨。伊吹山もちょっとだけ見えたくらい。時折晴れ間も出るが、すぐに雨が降ってくると言う変わりやすい天気。まあ、今日の天気には期待しないようにしよう。
賤ヶ岳でちょっとだけ仮眠を取って体力補充。敦賀インターを下りたのは7:30頃。
ここから先は道をよく知らないので、「山中信号所跡」を目的地にしてGoogleさんの案内に頼る(笑)

北陸道を下りてからは海沿いを北へ。日本海側に車で来たのは久しぶりだ。早朝なので車も少なくて、海沿いのワインディングを思いっきり楽しめた。
Googleさんの案内の通り右折して見ると・・・うわ、細い道だ!すれ違うのがやっとという道を豪雨になった状態で進むのはちと辛い。
この道は旧北陸本線跡を使った県道に直結していて、
線路跡の県道に出るとこんな感じに!
さすが鉄道跡地だけあってほとんど直線で見通しもいい。これは快適!
ではこの北陸本線旧線についてちょっと説明しておこう。
昭和37年に北陸トンネルが開通するまで、山岳を迂回していた北陸本線だったが、トンネルの開通と共に廃線となったのが今回の目的地。
とは言っても途中には6カ所の赤煉瓦作りのトンネルもあり、これは文化遺産となっている。さらに単線だったこともあって中間地点には山中信号所という行き違い施設付きのスイッチバック信号所が設けられていた。令和の現代になってもその遺構が残されているので、今回はそれを見に行こうというわけ。
ちなみに北陸本線の旧線は敦賀〜木之本間にも旧柳ヶ瀬線という線もあり、ここは廃止されるまで新線開業後も営業運転されていた。こちらのもレンガ作りの4つのトンネルが存在し、併せて10個のトンネルが文化遺産登録されている。
では、その6つのトンネルと山中信号所を紹介してみる。

最初に現れるのが第1観音寺トンネルと第2観音寺トンネル。第2観音寺トンネルはちょっと曲がっているので先が見えず、対向車が来るのを注意していなければならない。

そして曲谷トンネルと芦谷トンネル

伊良谷トンネルは大きくカーブしているので信号機がついていて交互通行出来るように配慮されている。トンネル内はこんな感じで、もちろんすれ違いは出来ない。

そして最後は最長の山中トンネル。ここは1km以上の長さがあるが、先が見通せるので信号機はない。ちなみに山中トンネル入り口では、対向車が見えたのでライトを消して先に行かせてあげたら、どんどん車が来てしまって結局3分くらい待ってた(笑)
トンネルの脇には慰霊碑があった。
山中トンネルを抜けると現れるのが山中信号所跡。
右側が山中トンネルの出口で左側はスイッチバック側線
スイッチバック側線の方もトンネルになっていて、行き止まりになっている。

左が山中トンネル出口から今庄側を見た画像。スイッチバック用の側線が左にまっすぐ伸びている。右側の本線をまっすぐ行くと右の画像の山中ロックシェッドの遺構を見ることが出来る。
山中信号所に関する案内板も設置してあってとても親切!
さて、第1の目的地を無事に見て回ったので、このまま北陸本線旧線跡を今庄側に進むことにする。今庄側は比較的平坦なので快適に飛ばせる。

続いて見えてくるのが大桐駅の跡。ここにはホームも残っていて、D51型蒸気機関車の動輪が展示されている。
この場所のちょっと南側には町の看板があって、そこにはディーセル特急白鳥号の写真が飾ってあった。
さて、さらに北に進んでいくと現在の北陸本線が右から寄ってきて並走する。南今庄駅当たりでは完全に並走
特急サンダーバードと並走!

そして今庄駅には8:30頃到着。小さな駅なのだが、敦賀との間の山越えのために補助機関車の待機場などがあった関係で構内は広い。蒸気機関車時代の給水塔が今も残っている。
人っ子一人いない駅の周囲を散策してみることとする。ここは昔宿場町だったと言うことで、昔の面影がまだ町並みに残っている。

左の画像が宿場町の面影。左の建物が「大黒屋」というお店跡らしい。右の画像は脇本陣の跡
こちらは地元の名士田中和吉という方が建てた昭和会館。
本当は建物手前のモニュメントのところに銅像があったらしいが、太平洋戦争中の金属供出の際に持って行かれてしまったらしい・・・。

8:40今庄出発〜 福井鉄道廃線跡巡り〜三国港〜尾小屋ポッポ汽車展示館〜敦賀市内観光〜ホテル到着8:30着

さて、今回の旅の最大の目的がこれで終わった(早い!)でも、せっかく北陸に来ているのだから、今まで見て回れなかった主な鉄道遺産の場所巡りをしてみることとする。
最初に向かったのは福井鉄道旧南越線の村国駅跡。そこに何があるかというと
この電車!元北陸鉄道のモハ161-1
なんでも駅の跡にお住まいの個人が保存しているとのこと。すごく状態が良くてびっくり!ちゃんとレールに乗っていた!

続いて向かったのは同じ福井鉄道旧鯖浦(せいほ)線の塔の谷駅跡。

陶の谷と書いて「すえのたに」と読む。この駅には線路もホームも残っていて、隣には村の文化センターがある。昭和47年廃線と言うから、かれこれ50年近く保存されていることになる。

なんだかいい雰囲気なので記念撮影をたくさんしてしまった!笑

続いて向かったのは武生市街。武生にはJR武生駅の他に福井鉄道の越前武生駅もあり、最近LRT化された福井鉄道を見ておこうというわけ。

こちらが福井鉄道の越前武生駅。JRの武生駅からは100Mほど離れている。最新型のLRTが現在の主役だが、名鉄から購入した旧型もまだ現役らしい。
古い使わなくなった硬券を100円で売っていたので購入!
続いて向かったのはえちぜん鉄道の三国港駅。もちろん武生からはかなり離れているのだが、そこには有名な眼鏡橋というレンガ造りの橋があるのだ。武生から一般道で1時間ちょっとなので、到着の頃には11:30頃になる。ちょうど三国港で海の幸を食べられるという計算。
Googleさんの案内のまま進んでいったら九頭竜川の脇の道路を案内された
この頃になると雨も止んできて気持ちいい景色が広がる。この日は終日雨にたたられたが、唯一雨が降らなかったのがこの三国港付近。

三国港駅には予定通り11:30前に到着!ここはえちぜん鉄道三国港線の終着駅。そして右が眼鏡橋。跨線橋なのだがレンガ造りで味がある。ちなみにGoogleさんで目的地を「眼鏡橋」としていたので、この橋の上に出てしまい、通過してしまった。しかもこの道がめちゃ細くて、前方で家族連れが車を止めて荷物やら人の出しおろしをしていたので、めちゃ狭いところで展開する羽目になった(笑)
さて、2:00に川越を出てから何も食べていなかったのでさすがに腹が減ってきた!と周囲を見渡すと
福井と言えば越前ガニだよね〜。このお店は「蟹の坊」
なんだか店構えがすごいしお値段が高そうだと思ったが、この際いいやと入ってみることに!

店内にいけすがあって蟹がいっぱい!やっぱりいやな予感が・・・・的中!!さすがにランチで28600円は・・・出せない
ということで甘エビてんこ盛り丼にした。それでもお値段2365円
でもこれ、食べ応えすごかった!見ての通り甘エビてんこ盛りだし、味付けもちょっとすっぱめのタレがかかっていて美味しい。味噌汁もうまかった。蟹食うなら絶対に複数人数で来なきゃダメだよね〜と自分に言い聞かせて満足満足。

さて、腹一杯になったところでさらに北へ向かう。目的地は小松市立ポッポ汽車展示館。どういう場所かというと、かつて小松と尾小屋を結んでいた尾小屋鉄道の車両を保管展示しているところなのだ。
もちろん三国港から小松まではかなり距離があるのだが、まだまだお昼と言うことでのんびり一般道で行くことにする。
また雨がひどくなってきたので途中の画像はなし。ただし小松からお小屋までのワインディングはめちゃめちゃ楽しかった。新しいクラッチのフィーリングも完璧!
ということでポッポ汽車展示館に到着!早速展示を見て回る

左はキハ3。元遠州鉄道キハ1803だが、180を塗りつぶしてキハ3としたらしい(笑)全長11mしかない
右は大正7年製のハフ1。なんと大正生まれなのだ!車内にも入ることが出来る。
No.5蒸気機関車
ナローゲージ機関車としてはかなり大型で昭和22年製。元々銅山からの鉱石輸送をするのが目的の尾小屋鉄道なので、これだけの大型の機関車が必要だったのだろう。

展示館周囲にはトロッコ列車運転用の超ナローゲージ線路が引いてあり、当時の備品展示もある。
しっかし昭和52年の廃線後40年経過しているのに、これだけの車両が保管されているのはすごいし、何よりも無料というところもすごい。さすが公共の展示館だ。
元々尾小屋には銅の鉱山があり、ここから運び出された鉱石を運搬する目的で尾小屋鉄道が敷設されたのだ。昭和37年に鉱山が閉山されてしまった後は旅客鉄道として営業していたが、鉱山がない状態では過疎化が進むわけで、昭和52年に廃線となったと言う歴史がある。
ちなみにお隣には「尾小屋鉱山資料館」という建物があり、せっかくなので入ってみることにした。入場料は500円。

館内にはすごい種類の鉱石の展示や、尾小屋周辺のジオラマなどもあってなかなか楽しめる。
かつての尾小屋鉄道の車両模型がたくさん展示されていた!

また、実際の坑道がそのまま「尾小屋マインロード」という展示物になっていて、実際に坑道を歩ける。
手堀りの時代から発破による採掘方法まで結構詳しく展示されていて結構勉強になる。さすが市営の施設だわ。

さて、時刻は13時半。そろそろこの日の宿のある敦賀に向かうこととする。もちろんまっすぐ帰るのではなく、途中で立ち寄るところがあるのだ。
小松まで一般道で北上してきたので、帰りは高速を使う・・・がこれにも理由がある。向かったのは杉津(すいづ)パーキングエリア。

実はこの杉津P.A.は元北陸本線旧線の杉津駅跡なのだ。朝通った観音寺トンネルよりも南側の旧線部分は、実は北陸自動車道用地になっていて、北陸道からも結構旧線の面影が見える場所があるのだ。ちなみに松尾芭蕉もここからの景色を俳句にしているくらい絶景な場所なのだが、この日の天気では・・・
ということで杉津を出発すると敦賀は目と鼻の先。時刻は15:00。ホテルにチェックインする前に敦賀の町をぶらり散策してみる。

敦賀の街は明治時代から大陸との船便が発着する交通の要衝で、そのために鉄道も早くから敷設されていた。敦賀港周辺にはその鉄道遺産が多数あるのだ。
まず向かったのが敦賀鉄道資料館
これは旧敦賀港駅舎をそのまま利用した資料館で、なんと入場無料!もちろん重要文化財。コロナの関係で開いていないかな?と思ったのだが開館していて良かった!
ここの職員さんがとても親切で、館内の案内はもちろん、敦賀港に停泊している海上保安庁の最新鋭巡視船の説明までしてくれた(笑)

北陸本線の歴史展示はもちろん

文化遺産のトンネル群をすべて紹介していたり、旧敦賀港ジオラマなども!

他にもOゲージED71型電気機関車や旧敦賀第1機関区の扇形機関庫模型まであって充実している。
展示物の画像を全部掲載するととんでもないことになってしまう・・・
ちなみに敦賀市内ではいろいろな施設で「マンホールカード」というものを配布していて、この鉄道資料館でも1枚頂いた。
マンホールの絵柄が100種類くらいあるらしい・・・

さて、敦賀鉄道資料館を出て次に向かったのは

目の前にある赤レンガ倉庫。ここも重要文化財になっている。倉庫の横には福知山機関区所属だったキハ28型3000番台を保存している。キハ58系列のパノラミックウィンドウ車が保管されているのは珍しいんじゃないかなあ。
館内はレストラン棟とジオラマ棟に別れていて、もちろん「ブラッディー」はジオラマ棟に行ってみる。

これがジオラマの全景!本線は単線エンドレスを中心の敦賀駅の両脇でUターンさせて複線に見せている形態。他に小浜線とかスイッチバックを再現している支線などが多数配置されていて、見たところ同時に10列車くらいが運転されていた。

これが中央に位置する敦賀駅で駅の隣には扇形機関庫が鎮座している。

スイッチバック駅の再現や、敦賀港の様子も忠実に再現されている。

この巨大なジオラマの中をキハ82系白鳥やキハ58系急行、D51牽引の客車列車やDF50牽引の貨物列車などが走り回る。
本線は単線ながら6列車同時運転で、小浜線やスイッチバック区間はポイントtoポイントの自動運転。
バスも走るし、街中で行われている祭りに出ている人まで可動する。さらに沖合の船もちゃんと動くのにはびっくらこいた!
このジオラマをメンテナンスしている人がいたので話を聞いてみると、メンテナンスは場所を区切って毎日のようにやるのだそうな。週に1回は線路を拭くと言うこともやっているらしい。これだけのジオラマ維持は大変だろうな〜。

さて、思いもかけないジオラマのすごさに感動したあとは、旧敦賀港駅に行ってみる。

これが敦賀港線(正式には北陸本線の支線)の線路跡。2019年廃止なのでまだまだ現役に見えるが、踏切は撤去されている。信号機もまだ残っていた。

ここには明治時代からのランプ小屋が現存して資料館になっている。昔はライトの照度が十分ではなかったので、赤と緑のランプを使って列車識別をしていたのだ。

元々貨物駅なのでホームなどはないが、跡地には「人道の港・敦賀ムゼウム」という博物館が建っていて、この建物も当時の建築を模したもの。
ヤードにはまだスイッチャーが残っていて、まだまだ現役のように見える。
ここから敦賀駅まではまだ線路や標識が残っているところもある
ということでこの日の鉄道遺産巡りはここで終了!
この日の宿は敦賀市内のセレクトイン敦賀。ビジネスホテルながら朝夕食付きということでここを選んだ。さすがにこの環境で街の中でお酒飲みながらの飲食はまずいからねえ。
ちなみに夕食と言ってもカレーのみ(笑)
でも、おかわり自由で2杯も食ってしまった!
この日は朝早かったこともあって、19時過ぎに一度睡眠zzz・・・その後22時にもう一度目覚めてF1ポルトガルGPをDAZNで観戦し、再び1時に爆睡zzz・・・

5月3日(月)7:00起床〜 敦賀市内観光〜永平寺〜大野市〜高山市内観光〜臥龍の郷17:00着

ぐっすり休んだ「ブラッディー」は7:00に起床。早速腹ごしらえをしに行く。
がっつりと朝食を摂る!
ここの朝食はバイキング式なのだが、どうやらおばちゃんが手作りしているらしくどれも美味しい!弾丸ツアーの場合はいつ食事にありつけるかわからないので、朝はがっつり食うのが定石!
腹ごしらえも済んだところで朝ドラをしっかり見てから8時に出発!この日は前日からの雨も止んで最高の天気!まずは前日雨で断念した敦賀市内観光から始める。

最初に向かったのは日本三大松原の一つとされている気比の松原!なんせ松原の中の道を走っていると左のような光景!海岸沿いにあるので海との対比も素晴らしい!天気がいいので右の画像のようなすがすがしい朝を迎えることが出来た!
これで残るは九州の虹ノ松原だけだな〜。

続いて向かったのは気比神宮。せっかく来たのでお参りして行く。おみくじを引いて大吉だったので喜んだのだが、なんと「恋愛おみくじ」だった・・・笑

さて、敦賀で見ようと思っていたところはすべて見終わったので、一路北上することとする。
この日は鉄道遺産と言うよりも観光目的。景色や見所を見て回るのがメイン。
実は敦賀駅周辺にはこの地ゆかりの松本零士にちなんだ銅像が数多くあるのだが、それは次に列車出来たときに見て回ることとする。
福井JCTまでは北陸自動車道で北上
途中所々で北陸新幹線の建設工事が佳境を迎えている。開通は2年後。あっという間なんだろうな〜
福井JCTからは中部横断自動車道の無料区間を使って永平寺まで行くこととする。ただし永平寺に直接行くのではなく

最初に立ち寄ったのが永平寺口駅。ここは男はつらいよの吉永小百合さんの回でクライマックスに使われた場所。昔の駅舎は重要文化財になっているが、そのまま1番線ホームと直結していて今も電車が1本だけ発着する。建物は地域交流館として利用されている。
駅の前にはレンガ造りの古市変電所が保存されている。こちらも重要文化財。
そしてこの駅に立ち寄った最大の理由は
この右側の途切れた線路にある
撮影のために立っている場所が2,3番線で、勝山線の発着はここで行われる。右側の途切れた線こそ廃線となった旧永平寺線の跡。
永平寺線は1番線に直結していて、かつては↑の駅舎から直接発着していた。この旧永平寺線沿いに永平寺まで行ってみようというわけ。

廃線跡をGoogle earthで確認しながら北上してみると、途中で国道沿いに廃線跡らしきものを発見したので立ち寄ってみた。
この場所は志比南小学校前。踏切の跡がちゃんと残っていたのだが、もっとびっくりしたのはこの廃線跡が自動運転の実証実験場所として使われていること。2002年に廃止されたのだが、道理できれいに整備されているわけだ。

これがその無人運転車!もちろん今は乗客を乗せていないが、6人は乗れそう。これが結構頻繁に走っている。
右の画像は展開場所になっているところの路面。よく見ると路面に細い黒線が入っている。これが案内ガイドになっているようで、このガイドに沿って無人車が動くわけ。
ちなみに↑の画像の場所がここで、旧永平寺駅の跡地らしい
ということで永平寺には10:30に到着!せっかくなので参拝して行くことにする。

びっくりするのがその巨大さ!さすがに山奥にあることもあってすべてが大きい!

ただし、この山門までは行けるのだが、コロナ対策のため中に立ち入ることは出来ない。外から見るだけなので拝観料は無料。右の画像には菊花紋章が!
外から見るだけなのであっという間に見て回ってしまったので、11時には出発!次の目的地である越前大野を目指す。
なぜ越前大野か?と言うと

実は大野市は町を挙げて芝桜景観を作り上げており、田んぼの周囲の道路には芝桜が一面に咲いているのだ!
ここはコンサル時代に何度も来ていたので、この景色そのものは知っていたが、自分の車でこの季節に来たことはなかった。是非「にょろ吉」の写真をここで撮影したかったわけ!
念願叶ったので続いては街中へ

大野市は大野城の城下町だったので、待ちの周囲には江戸時代の面影が。左の画像が大野城を正面から見たところ。右の画像は大野城の内堀。しかし大野城の駐車場は観光客で埋め尽くされていたのでパスして越美北線の越前大野駅に立ち寄ってみる。

駅舎そのものは古風だが新しい。ただし有名なのは右の画像の鐘撞き堂!駅も芝桜で彩られている。
時刻は12時になっていたが、まだ腹は減っていなかったので先へ向かうこととする。次の目的地は越美北線の終端駅である九頭竜湖駅。

この日は交通量も多くて所々渋滞したりしていた。よってのんびりと景色を楽しみながら九頭竜湖へ東進

ここが越美北線の終着駅である九頭竜湖駅。ホームは1面1線のシンプルな構造。ちょうど列車が着いたあとで観光客一杯!
腹が立ったのはその観光客の行動!なんと駅のホームから線路に下りて歩いている!家族連れなどは子供も一緒に下ろしている!いくら列車が来ないとはいえこれはひどい・・・
こんな奴らと同じ空気を吸いたくないので、ここでランチを食べるのはやめて早く出発することとした。でも、地域にお金は落とさないと!ということでちょっとお高いパウンドケーキを購入。腹減ったらこれを食おう!
ちなみにこれが越美北線の終端
北線と言うからには南線もあるわけで、本来はこの線路が延びるはずだったのだ。この話は後に続く。

続いて向かったのはこの先にある九頭竜湖

これがその九頭竜湖にある九頭竜ダム。石積みのダムは大迫力!そして右の画像がそのダムから見た九頭竜湖
さすがにコロナの影響でダム資料館は閉館中。ダムカード配布も行っていなかった。
でも画面右に見えるのがわかると思うが、なんと桜が咲いていた!そう言えばこれから高山に行く間も山に向かうと言うことで、桜が見られるかもしれない!
ダムから見た下流方向!吸い込まれる〜
ここからは白鳥まで一気に進んでしまうこととする。実はこの時点で最終目的地の高山まで何もなければ走りきってしまおうと考えていた。
でも途中で「おや?」という施設に多数遭遇!ワインディングをぶっ飛ばしていたので見過ごすところだった!というものもあり(笑)
これが白鳥ループ橋
高山まで行くには中部横断自動車道の無料区間を使うことが出来るが、白鳥から先は東海北陸道の有料区間になる。ここを高速で一気に進んでしまうともったいないので、あえて一般道経由を選んだのだ。そしてその選択をしなければこのループ橋を通ることは出来なかったというわけ。

正面に中央アルプス、道の脇には長良川という景色の中を進む。

雨がひどくなってきて危うく見過ごすところだったのが,この長良川鉄道の北濃駅。長良川鉄道は元国鉄越美南線!そう、あの越美北線とつながる予定だった路線なのだ。
駅の先にも線路は延びていて、これが終端部
この先に延伸されていれば、先ほど通った九頭竜湖駅と結ばれていたというわけ。もし完成していれば福井から美濃太田まで「越美線」となっていたはずだ。
なお、北濃駅にはターンテーブルも保管されているのだが、急に土砂降りの雨になってしまって慌てて車に戻ったので見逃した(汗)
駅の構内には「終着北濃駅」というレストランがあるので、ここで何か食べようかと思ったのだが、またしても団体様でやってきた観光客がどやどやと侵入して行くのが見えたのでやめた!

さらに高山に向かって進んでいく途中、「もしかして分水嶺があるかもなあ」と思っていたら

ひるがの高原にある分水嶺がこれ。右の画像の右側は日本海へ行く庄川、左が太平洋へ行く長良川。ちなみにここにも観光客がたくさんいたので撮影したらそそくさと退散。

やはり読み通りひるがの高原では桜がまだまだ咲いていた。もしかしてソメイヨシノはこれから見頃?

この日の最終目的地である高山市街に到着したのは15時。途中のワインディングはめちゃめちゃ面白かった!「にょろ吉」のクラッチ交換後全力疾走も試すことが出来たし、満足満足!
高山駅の隣の駐車場に止めたが、ちょうど特急ひだ号が2本止まってた
さて、ここからは高山市内散策!雨も止んだし散歩しようと言うことで駅から500mほど離れている古い町並みを散歩してみることとする。

高山駅から東に500mほどのところにあるのが「古い町並み」と言われる地域。3つの辻があって約200m四方はタイムスリップしたかのような景観が広がる。

川沿いも風情たっぷりで良い散歩コース。そして酒蔵が多いのも特徴で、今でも数多くの醸造元がある。
しかし・・・

観光客でごった返していてとてもコロナ禍とは思えない・・・。しかも時折強く降る雨のために雨宿りしている人が多くてそこは完全な密!
有名な飲食店は行列だし、これは早く退散するべきと判断!

比較的空いていた「祭」というこのお店で飛騨牛握り寿司を食べる。1カン500円で3種類の味がある。お姉さんからおろし大根味を進められたのだが、山椒塩味を選んでしまってにらまれる(爆)
でも考えてみれば3カンセットなら1300円なのでそっちにすれば良かったな。
さて、駅に戻ろうと思っていたのだが、途中で朴葉味噌の匂いにつられてしまって
脇茶屋というお店に入る
もちろん高山名物朴葉味噌を食わなきゃと思ったのだが、なんと朴葉味噌定食はご飯がなくなってしまったとのことで売り切れ!そりゃそうだ、もう16時だもんね。
でもここでめげない「ブラッディー」は

朴葉味噌単品とざるそばを発注!朴葉味噌はご飯と一緒に食べると絶品なのだが、味噌だけ食べてもめちゃうまいのよ。これで日本酒があれば最高!ま、我慢だな。そばも美味しかったし遅いランチは満足満足。これで晩飯は食わなくても大丈夫そうだ。
と言うことで高山市街観光はここで終了。駅まで戻っていよいよこの日の宿「臥龍の郷」に行くことにする。

これが臥龍の郷!そう、実はここはスーパー銭湯のような感じの立ち寄り湯がメイン。そこに宿泊施設もあるというわけ。「ブラッディー」が泊まったのは右の画像の別館。昼間はBBQ会場としても利用されている。温泉施設の宿泊所なので部屋の設備などは期待していなかったが
ツインのこの部屋のシングルユースで入湯税込み5650円!
いやあこれなら全然満足でしょう!しかも温泉施設は入り放題!
もちろん到着後に1回入浴、部屋でちょっと仮眠してから2度目の入浴、TV見ながら持ち込んだビールとつまみでいい気分になったあとで3度目の入浴!最高!
露天風呂は44℃くらいと熱めだったのだが、外気温が5℃くらいまで下がるのでちょうどいいかも。
しかも夜になると完全に雲がなくなって晴れてきたので、夜空には満天の星!大満足!
ということで11時過ぎにはぐっすりと眠りについたのであったzzz

5月4日(火)6:30起床〜高山市内見物〜奥飛騨温泉口駅〜荒神の湯〜姨捨駅〜横川S.A.〜18:00帰宅

この日は早起き!もちろんこの温泉施設に宿泊しているのに朝風呂に入らない手はない!
と、早速行動開始したが、なんとお風呂に行ってみると人が多いこと多いこと!この施設は朝6時から営業しているので、朝風呂に来る人も多いらしい。
風呂に入ったあとは飯!
ということで臥龍の郷では宿泊客にはもれなくこの軽い朝食がついてくる。朝食としては十分だけど、がっつりではないなあ。
でもこれだけ楽しめて5650円は安いでしょう!
朝食を食べて朝ドラを見たら行動開始!この日も行動開始は8時

最初に向かったのは宿からほど近い飛騨一ノ宮駅。前方の山には雲海、川の向こうには桜が!気持ちいい朝だ!飛騨一ノ宮駅に何があるかというと、臥龍の郷の名前の由来になった臥龍の桜というのがあるのだ!

これが臥龍の桜!早咲きの江戸彼岸桜らしく既に緑に。しかし周囲の桜はまだまだ見頃!右画像右側には紅葉もあって、秋も景色が良さそうだ。
臥龍の桜を見たあとは高山市街に戻って昭和児童公園を目指す。そこにあるのは

キ100型ラッセル車のキ132と9600型蒸気機関車の19648号!前日に友人がFacebookを通じて教えてくれた。朝の散歩には最高だな〜
と言うことでここで高山にお別れして一気に旧神岡鉄道の終点、奥飛騨温泉口駅跡を目指す。
朝早いので車もほとんどいなくて超気持ちいい〜!
もちろん桜もあちこちで咲いていて最高の景観。でも「にょろ吉」は全力疾走中なので画像はほとんどない(笑)

奥飛騨温泉口駅に到着したのは9:30!目の前の渓谷がきれい
ここは元国鉄神岡線を第3セクターで存続していた神岡鉄道の終着駅で、神岡鉄道廃止後も線路は残り、現在ではレールの上を自転車で走るというレールバイクというものを営業している。元々横にあった神岡鉱山の鉱石輸送のために作られた鉄道なので、

鉱山の中を走っていたナローゲージのトロッコ列車も展示されている。ちなみに左手前のディーゼル機関車は2001年製でまだ20年しか経過していない。

駅舎内には昔のヘッドマークやタブレットなどが保管展示されている。でも今の中心はレールバイクなので、この日も予約客が搭乗待ちをしていた。せっかくなのでここで絵はがきとメモ帳を購入。応援しなきゃね。

構内には展示してあるとは思えないような朽ち果てた車両もあったりしてなかなか良い感じ

駅の中はこんな感じ。昔のホームを利用した自転車乗り場があって、レールが引き込まれている。
ちなみに左の行き止まり線路には保存してある気動車が展示されることもあるらしく、その際は保管してある車庫から自走してやってくるらしい。
なお、この駐車場でホンダS660で見学に来ていた方と仲良くなり、車談義に花が咲いた、S660生産中止の話を聞いて、つい最近購入に踏み切ったらしい。旅の楽しみってこういうところにあるんだよね。

さて、次の目的地は篠ノ井線の姨捨駅。距離にして100kmほどのロングドライブになる。
時刻も10時を回っているので観光客の車も増えてきた。ということで気持ちよくドライブというわけには行かず、常に前を塞がれてのストレスドライブが続く。

でも景色は最高!適度な速度で走っているので撮影も楽勝(笑)!芝桜や桜、乗鞍岳がきれいに見える
そのまま松本まで走ってしまっても良かったのだが、ふと思い出したのがルート沿いにある立ち寄り湯「荒神の湯」。前に「グランブルー」さんと来たことがあったのだが、そのときは夕方だったので朝風呂もいいなあと立ち寄ってみることにした。

これが荒神の湯!100%露天風呂で無人管理という秘湯。200円の供託金を払って入る。目の前には川が流れ、山の中で入る露天風呂は最高!そして誰もいない(笑)15分ほどのんびりとするだけで癒やされるなあ〜。

気持ちよくなったところで再び松本方面へ。もちろんここからはずっと遅い車に阻止されながら走行する。と言うことはシャッターを切ることが多いというわけ(笑)

満開の桜と乗鞍岳がすごい!道も一直線のところが多くて、平湯あたりはめちゃめちゃ気持ちいい。
本当は安房峠の旧道を走りたかったのだが、どうやら災害通行止めと言うことで安房トンネルで一気に上高地に出る。
松本側に出てからは車も多くなってきて狭い道とトンネルが続くので気が抜けない。なんせ変なところでブレーキ踏むやつがいたり、対向車線にはみ出してくるやつも多いからねえ。
松本市内に入るところで渋滞にはまったので、11時半にちょっと早い昼食を摂ることとした。長野と言えば草笛というそば屋さんが好きなのだが、草笛の松本店は松本市内の中心にあるのでちょっと行きにくい。そこで

十割そばの「ものぐさ太郎」というお店で天ざるそばを注文!お値段1848円とちょっとお高めなのだが、天ぷらがとてもボリュームあって最高だった!久しぶりの十割そばも旨かったし、満足満足。
腹一杯になったところで給油して姨捨を目指す。姨捨に行くには長野自動車道の姨捨スマートインターから行くのが便利なので、松本インターから長野自動車道に乗る。

安曇野を過ぎると前にも横にも北アルプスの雄大な風景が!天気が良くて最高!気持ちよすぎてついついゆっくり走ってしまう(笑)
そして姨捨P.A.には13時到着。いつもながらここからの景色は見事
ここに車を置いて姨捨駅に歩いて行くことも考えたのだが、どうやらものすごい高低差のところを30分歩くとのこと。あっさり車で行くことにする。

そして姨捨駅に到着!この駅はこの画像だけ見るとなんてことない駅に見えるのだが・・・
この看板を見るとわかるように、珍しいスイッチバック駅なのだ
要は普通列車の場合、この駅に止まるには必ずスイッチバックを使わなければならないわけ。本線がものすごい高低差の勾配区間にあるので、本線にホームを作ることが出来ないのだ。
もちろんその昔の蒸気機関車時代には勾配を一気に上ることも出来ないので、必然性に駆られての構造。

駅の先端は行き止まりになっていて、本線とは片側のみつながっている。駅の左側を急勾配で下って行くのが単線の本線。10両編成用のホームがあるのは四季島が来るから!
ホームから本線を見るとこんなに高低差がある!
ちょうど列車がやってきたのでその動きについて説明する。

松本から長野方面への列車がまず駅に侵入。ホームに停車する。その間に対向列車の松本方面行き特急しなのが本線を通過する。

特急が通過したら運転士さんはバック運転で本線に戻し、本線上で停車してから再び長野方面へ出発する。この間10分はかかる。
各駅停車同士のすれ違いの場合は、上下線の両列車ともホームに入って交換するという複雑な運転をするのだ。

駅のホームからも姨捨P.A.と同じように絶景が楽しめる。よってホームのベンチが線路と反対を向いている(笑)

さて、これで今回の旅の目的はすべて果たした!時刻は13:30。今出発すれば高速道路の渋滞前に通過できるかもしれない!
ということで出発!上信越道の坂城インターを目指す。

ちなみに姨捨地区は棚田で有名だそうで、四十八畳と言われる棚田がこれ!期せずしてこの場所を通過することになったのでじっくり見ながら進む。
坂城までは千曲川沿いの気持ちいい道を進む
ちなみに坂城インターから高速に乗ったのが14時。この時点では渋滞情報は全くなかったのだが・・・・この後とんでもないことになる。

横川S.A.には15時前に到着。ここで最後のトイレ休憩をして帰路につく。実はこのS.A.に展示してあるキハ57型気動車の車体をまだ見たことがなかったので立ち寄ってみたのだ。これで本当に今回の鉄道遺産巡り終了!
さて、再び上信越道で東京方面へ進んだのだが、吉井インターの手前で突然先行車が急ブレーキ!ん?なんだか止まってる!追突が怖かったので車線を変更してかわし、何とか走行車線側で停止。こんな渋滞情報はどこにもなかった・・・
その原因がこれ!
3台が絡んだ事故だったようで、追突された方は後ろがぐしゃり。この事故のおかげでここで15分ロス。
しかもここでロスしたおかげで、横川到着前は坂戸スマートインターを先頭にした渋滞が3kmから18kmに伸びてた!
さらに本庄児玉の手前でも事故があってここでも予期せぬ渋滞。
いつもならば事故発生の直後には電光掲示板で表示されるのだが、なぜかこの日はハイウェイラジオも電光掲示板も情報が更新されずによくわからなかった。
嵐山P.A.を通過したのは結局16時半頃。なんとここまで1時間半。しかも渋滞中に前の車について行かない素人などもいてイライラがピークになってきたので嵐山小川で高速を下りて下道へ。
ところが・・・どんな休日でもスイスイ流れる国道254号バイパスがこの日は大渋滞。
結局川越到着は18時!横川〜川越間の最遅到着時間を更新した(笑)

でも、鉄道遺産巡り+ちょっと観光という今回の一人旅、大いに楽しめた。なんせお店の人との会話以外は人と接触していないのだから、ステイホームと同じでしょう。移動中も自分の個室にいるわけだし。
家族連れで観光地で大騒ぎってのが目立ったこともあって、「なるべく人のいるところに行かない」という自己防衛は大正解でしょう。
総走行距離1400q、ガソリン120リッターを消費した壮大な一人旅はここに終了した。

ちなみに費用はかなりかかったかな?と思ったのだが・・・
ガソリン代が約19000円、高速代が約16000円、宿代が12650円、食事や飲み物代が約8000円、駐車場代、お土産代、施設使用料などの合計が約4000円。合計で59650円。
一人で車を使っていったことを考えると結構安いかも。食事もかなり贅沢したと思ったが、意外とお金かけてなかった。

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