Bloody's Tea Room
Team SPIRITS Web Master 「Bloody]の趣味の世界へようこそ

2018/02/18 15:32更新 

当ホームページは[Bloody]の完全なる自己満足の世界で成り立っております。
読者の皆さんも喫茶店感覚でお楽しみください

 

〜「ブラッディー」の「山中湖紅葉&温泉巡り一人旅〜
 

それは2009年10月22日のことだった。「ブラッディー」が自宅に帰着したところ留守番電話が・・・
「もしかしてブラッディーさんですかぁ?今〜私の前に[Rico」ちゃんがいま〜〜す!」
この声は・・・明らかに山中湖パルコ・デル・チェロの「shoko」さんだ!(「奥様ではなくてshokoと呼んで!」との本人希望により今後「shoko」さんで行こう!)
早速折り返し電話してみると、 ヘロヘロに酔っ払った「shoko」さん、ボサノババイオリニストでカーナンバー149の[Rico」さん、そしてカメラマン「りざーどん」さんが一緒に飲んでいるらしい。[Rico」さんと「りざーどん」さんが所用でパルコ・デル・チェロを訪問したので、そのまま飲み会突入とのこと。元々「ブラッディー」もパルコ・デル・チェロには退職挨拶をしに行こうと思っていたので、翌週の訪問を約束したのであった。
そして翌週、28日に「shoko」さんへTEL。
「明日のランチタイムにお邪魔します。紅葉を見るがてらのんびり行きます〜」
すると
「どうせならディナーにいらっしゃいよ〜」
ということで29日の山中湖訪問が決定!
紅葉と温泉と飲みまくりの2日間がスタートした。

10月29日:出発〜山中湖パルコ・デル・チェロ
いつものように7時に目覚めた「ブラッディー」であったが、のんびりと家の仕事をして通勤ラッシュ終了後の10時ごろ川越を出発!休日1000円の高速割引は使えないので、のんびりと一般道(道志みち)を使って山中湖を目指す。
途中、16号線橋本付近で大渋滞に巻き込まれたものの、おおむね順調に道志みちへ。この日の天気は若干曇り。でも道志みちに入ると晴れ間が顔を出してくる。
車も少なくて気持ちいい〜
県境付近まで来るとどんどん紅葉が!黄色、赤が緑に混じって見事な紅葉シーンが展開される。これを見ただけでも最高!
遅い車に阻まれるからかえって観光が楽しめる
途中の「道の駅どうし」で休憩。平日だと言うのに駐車場は一杯!さすがに紅葉シーズンだけあって車が多い。

「道の駅どうし」にてちょっと散歩         見事な紅葉と青空
「道の駅どうし」を出発してからも両側を見事な紅葉に囲まれてのドライブ。空気も澄んでいて気温も18℃くらい。これ以上ない快適さだ!

目を奪われてしまうから気をつけなきゃ!    まさに紅葉の中を進む

のんびりと来たので山中湖畔には13時着。既にランチタイムのお客さんは引けていてお店は静寂のときを迎えていた。

紅葉のパルコ・デル・チェロに来るのは2001年以来。平日に来るのははじめてかも〜
早速「shoko」さんにご挨拶してランチを注文。今回は

サラミのピザを注文。前菜のプチトマトがめちゃ甘くて美味かった。サラミのピザの臭いに誘われてでっかい蜂が周囲を飛び回っていたのには困った。逃げ惑う「ブラッディー」はすっかり店内で笑いものにされてしまった(爆)この話は後に続く。
ちなみにこの日の朝、パルコ・デル・チェロで10年間生きてきた犬の「クロ」が亡くなったのだそうな。(「イスチ」さんが散々ほえられていたあの犬ね)元々ガンを患っていたのだが、大型犬なので10年生きれば人間で言えば90歳くらい。老衰らしい。この話も後に続く。

14時半までゆっくりとランチを楽しみ、夕方もう一度来ることを「shoko」さんに伝えたところ、
「遅めの時間にいらっしゃいよ。シェフと一緒に飲みましょ。この辺のお友達も呼ぶから」
「でも飲んだら運転できないですよ」
「泊まって行きなさいよ〜」
ということで行き当たりばったりでこの日の宿泊決定!
空いた時間を須走の天然温泉「天恵」で過ごそうと思っていたら、「shoko」さんが裾野に素晴らしい温泉があると教えてくれたのでそちらに向かうこととした。

御殿場高原「時之栖(ときのすみか)」茶の湯殿〜再びパルコ・デル・チェロ
山中湖から裾野までは約1時間。ギャラリーアバルトの横を通って峠超え!まあ、遅い車に阻まれて快適とは言いがたかったが・・・。

山中湖畔でも南側のほうが紅葉が素晴らしい。どうやら太陽の当たる方向の影響らしい
国道246号線で関東自動車の工場脇を左折
「ブラッディー」はかつて何度も関東自動車に出張したことがあったのだが、こんなリゾート施設があるとは知らなかった。時の栖内にはホテル、地ビールレストラン、温泉などなどの施設があり、ホテル宿泊客のうちコテージ利用の場合には専用カートで移動すると言う規模。
地ビール・・・ぐぐっと我慢!
「shoko」さんが教えてくれたのは、園内最大の「気楽坊」という温泉ではなく、和食レストラン「茶目」に併設されている温泉施設。
どこから見ても温泉ではなくてレストラン!
しかし、店内に入ると左右に分かれていて、レストランと温泉が併設されている
入浴料は1500円と高め
でも、入浴料を払うと浴衣のセットが渡されて館内更衣室で浴衣に着替えたあとは全てロッカーキーで会計できるのだ。バスタオル、タオルもお風呂に完備されており、要は手ぶらで過ごすことができる。これは便利

しかもコーヒーと黒豆茶は無料で飲み放題!これなら1500円でも文句なし。
日本庭園風の造りも癒される
温泉は内湯、露天風呂が併設されている大浴場と高台に上ったところにある「天空の湯」がある。大浴場の露天風呂にはサウナも完備されている。さらに「ボジョレー・ヌーボーの湯」と「アロエの湯」という二つの薬味温泉もあってかなり楽しめる。
そして・・・・
この階段を上ったところが天空の湯
この天空の湯の景色が絶景と言うのが「shoko」さんがここを勧めた理由!なんと言っても

約200度くらい開けた視界からははれていれば真正面に富士山が見えるのだ!この日はちょっと曇っていたので富士山はぼんやりとしか分からなかったが、夕焼けの時間に当たったのでしばし夕焼けを見ながらぼうっと風呂に浸かる気分は最高!
結局「茶目湯殿」には1時間半も滞在してしまった。

5時半ごろに再び山中湖に向けて出発!暗くなった国道246号線〜国道138号線を北上する。籠坂峠では若干霧が出てきたものの、山中湖到着時にはすっかり晴れていた。但し気温は既に10℃!寒い!
ということで6:30に再びパルコ・デル・チェロ着
既にお客さんは一人もなく、「shoko」さんは「店閉めちゃお!」と飲み会の準備開始!
シェフは10年前に「テラスガーデンたむら亭」として開店したときからいらっしゃるとのことなのだが、「ブラッディー」とはなんと初対面!
「名前だけは存じておりましたが・・・」
と10年分の空白が今埋まった(爆)
そして「shoko」さんはSpiritsがいつもお世話になっている「モンテラック」のオーナーをこの飲み会に誘ってくれたのだ。かくして山中湖での10年間のエピソードを語る飲み会開始!
奥の個室でプライベート飲み会!

シェフの用意してくれたおつまみ
おつまみと言うのはもったいないくらい!超豪華!ビールで始まった飲み会もすかさずシャンパンにチェンジ!
途中、常連のお客様が「ピザが欲しい」とテイクアウト依頼でご来店。そのまま拉致・・・笑
なんでもボサノバナイトには毎年日曜日に来店して秀山荘に宿泊しているとのことで、来年からは土曜日に来てモンテラックに宿泊することが決定!Spiritsの飲み会にまたメンバーが増える??
結局5人で飲むことになった珍しいメンバーでの飲み会。話題はいろいろ。
「ブラッディー」が「テラスガーデンたむら亭」へ10年前に来たのは、ギャラアバの山口館長の紹介だったとか。
7年前のボサノバナイトでSpiritsが大騒ぎして帰った翌日、フェラーリの軍団がボサノバナイト2日目に来店したが世間知らずだったとか(何でもバイキング形式の料理を品なく食い散らかしたらしい。「shoko」さんの話だとSpiritsのほうがよほど大人だと・・・ん?それも間違っているような・・・爆)
ボサノバナイトの総合幹事が「イスチ」さんだということを「shoko」さんは知らなかったとか・・・・爆
「ギタリスト純」さんがSpiritsメンバーに入ってから新年会に来てくれる話とか。
今年のボサノバナイトで[Rita」さんがモンテラックコテージで一緒に飲んだ件とか・・・・。
10年経つとお互い老けたとか太ったとか・・・・・泣!

途中で「ブラッディー」が「イスチ」さんに電話。「shoko」さんに代わると
「来週来なさいよ〜!」
しかし・・・翌日この電話のことを「shoko」さんは全く覚えていなかった(爆)

とにかく話が尽きない!世は更け、常連さんもモンテラックのご主人も帰るとのことで記念撮影

「shoko」さん、モンテラックご主人、シェフと
結局、ビール、シャンパン4本、ワイン赤白デキャンタ1杯づつを飲み干し、飲み会が終了したのは午前2時であった(笑)

10月30日:起床〜帰宅
パルコ・デル・チェロの2F客間に泊めていただいた「ブラッディー」が目覚めたのは午前10時。実は「シェフ」も客間に一緒に泊まったのだが、なんと朝5時に起きて一度帰宅したのだと言う。「ブラッディー」が目覚めたときには再び出勤して準備を始めていた!
そして甲府在住で学生の「shoko」さんの息子さんが早朝に帰宅していた。S15シルビアに乗っている息子さんは峠に走りに行って徹夜で帰宅したのだそうな。なんだか「ブラッディー」の学生時代と同じだなあ〜
「shoko」さんは・・・・二日酔い・・・・やはりシャンパン4本はかなりきつかったかも。「ブラッディー」ももちろん二日酔い。しかし

この爽やかな山中湖「ママの森」の朝は気分爽快!
10時半ごろから遅い朝食をみんなで頂く。「シェフ」が用意してくれたのは

パンとベーコンと目玉焼き             そしておかゆ
このおかゆが最高!前日作ってくれたのに飲めなかったスープがあった(酔っ払っていたから)ので、それをベースに作ってくれたのだが、二日酔いの我々には一番いい二日酔い薬かも〜
朝食中に前日「ブラッディー」を悩ませた蜂がまた現れる。前日は「shoko」さんが蝿タタキで追い払ったのだが、今回は・・・
ジュースグラスに入ったところで密封!!撃退成功!
朝食後は肉体労働!前日亡くなった「クロ」を敷地内に埋めてあげようと言うことで、息子さんと「シェフ」が穴掘り開始!かなりの大型犬なので大きく深い穴を掘らなければならない。そこで「ブラッディー」も途中から加勢。
11時半、穴掘りを完了して「クロ」を布に包んで埋葬した。イノシシに掘り起こされてはまずいので、アプローチに使っていた石畳でふたをした。
12時、ランチタイム最初のお客様がやってきたところで「ブラッディー」はお暇することとする。二日間のお礼と近いうちの再会を約束して「shoko」さんとお別れ。

天気もいいので山中湖畔を一周         ちょっと雲かぶっちゃった富士山が残念

山中湖畔を出発したのは12時半。道志みちで帰ることとする。そのまま川越に直行するのもったいないので、道志みち途中にある「道志の湯」に立ち寄ることとした。「道志の湯」は前から気になっていた立ち寄り温泉。道志村の中央にある。

これが「道志の湯」                 山間の渓流沿いにある
シチュエーションは最高なのだが、この湯、期待はずれかも・・・。500円と言う値段は一般的なのだが、内湯も露天もぬるすぎ!特に露天は38℃くらいしかなかったんじゃないかな〜。まあ、経験と言うことで・・・。
マッサージ椅子で体をほぐして再出発!道志みち〜相模湖〜大垂水峠経由で川越を目指したのだが、高尾付近で工事渋滞にはまって疲れてしまったのであきる野から高速に乗って帰宅。川越着16時であった。

10年一昔とは言うけれど、「パルコ・デル・チェロ」の「shoko」さんと知り合って10年。いろいろと積もる話を肴に飲むのは本当に楽しいひとときでした。モンテラックのご主人と話したのも初めてだし、シェフと話したのも初めてながら、こうやって人はつながってゆくのだなあ〜と実感。人と人との繋がりがさらに人と繋がってゆくという素晴らしい人生を改めて感じた2日間でした。

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