Bloody's Tea Room
Team SPIRITS Web Master 「Bloody]の趣味の世界へようこそ

2021/05/30 16:25更新 

当ホームページは[Bloody]の完全なる自己満足の世界で成り立っております。
読者の皆さんも喫茶店感覚でお楽しみください

 

〜「ブラッディー」の湯田中温泉一人旅!〜

東京オリンピック2020開催中の7月末、コロナ第5派が爆発的感染拡大をして、ついに8月からは第5回目の緊急事態宣言が埼玉にも適用されることとなった。 それによって友人経営の飲食店も軒並み休業の憂き目に・・・。政府のジジイとババアの無策な中で国民はいつまで我慢すればいいのか?
ハラワタ煮えくりかえった「ブラッディー」はもう我慢しないこととした。考えたのは「温泉に一人で泊まりに行く」こと。考えてみれば温泉旅館への宿泊は2020年2月の湯野上温泉以来我慢している。もう我慢しない!
と言うことで急遽予約したのが長野の湯田中渋温泉「ホテル水明館」。ここは伊藤園ホテルグループなのでとにかく安い!
せっかく行くならばと言うことで、途中碓氷鉄道文化村や軽井沢の友人のショップ、上田電鉄廃線跡などを巡ってみることとした。
ということで8月8日〜8月9日の1泊2日、500kmの一人旅が始まったのであった


8月8日(日)7:30川越出発
〜 碓氷鉄道文化村〜軽井沢セレクトショップCONSTANTINA〜上田電鉄廃線跡巡り〜長野電鉄小布施駅〜湯田中渋温泉ホテル水明館
実はこの3連休、日本には台風10号と9号という連続した台風が襲来していた。先にやってくるのは台風10号。こちらは8月8日の未明から太平洋側の千葉県付近へ豪雨をもたらしていた。川越もかなりの雨が降っていたが、「長野は晴れるから」といつものように楽観して出発!

こんな豪雨だったにもかかわらず、甘楽P.A.に到着する頃には雨も止んで予定調和!笑。ただし・・・「ブラッディー」はドアに手を挟むというアクシデントで負傷!急遽絆創膏を買って応急処置。
松井田妙義で高速を下り、国道18号線で横川へ。碓氷鉄道文化村の開園時間は9:00なのだが、ちょっと早く着きそうだったので
真子ちゃんのシルエイティとツーショット(笑)
でも、前はこの看板に真子ちゃんの絵が描いてあったと思うんだけどなあ・・・
碓氷鉄道文化村には9時の開園と同時に入園。もちろん雨は止んでいる(笑)
前にも一度来たことがあるので、今回はさらっと見て回ることとする。でもなんだか前に来た時と展示内容が変わっている気がする。
これ、66.7パーミルの傾斜に作られたアプト軌道のモニュメント。こんなのあったっけ?

ED42型電気機関車は専用の車庫に保管されて下回りも見学できるようになっていた。ラックレール用の歯車もしっかり見学できる。こんなんだったっけなあ。

茶色のEF63の18号機と189系特急電車のカットボディをそのまま使った運転シミュレーターもなかったような・・・

でも、もちろんかつてから展示されている「ここにしかない」というスーパースターはもちろん健在。DD51の試作機1号機や、DD53型ロータリー除雪機関車の1号機

ナメクジと言われたD51の1次型96号機にEF60の501号機

碓氷峠の主たるEF63とEF62は共に1号機が茶色塗装で保管されている。EF63はブルー塗装車が動態保存機を含めて8両もいる。

EF53型はオリジナル状態に復元されたものと、EF59時代のままのものが保管されている

EF80やEF65Fもここにしか保管されていない。

マイネ40やオシ17というオールドファンにはたまらない車両展示もここだけ

EF30も完全な姿のものはここだけだったような。EF58はお召し牽引したことで有名な172号機。キハ35はステンレスで試作された900番台。どれも貴重品。キハ35は昔「川越」という字幕を出していたのだが、今回は無地になっていた。
本当にどれもこれも貴重な車両なのだが、屋外展示の雨ざらしなので塗装の痛みは結構激しい。何とかならないものだろうか?

前に来た時にはなかったこのお座敷客車(オロ12系)は室内の見学も可能になっていた。
1時間ほど園内を見学し、鉄道史料館も立ち寄ってみたが、こちらの展示はあまり変化なかったように見えるので紙面の都合で紹介は省略。
ちょっと時間もあるので園外に出て付近を散策
ちょうど動態保存機のEF6312号機が待機中
様々な連結に供えるためのジャンパ連結器が物々しい!貫通扉を開けて体験運転の準備中。ここで電気機関車の免許が取れるというのだが・・・さすがにやる気なし。

こちらは園内を巡る鉄道。左のナローゲージ車両はディーゼル機関車の形がEC40型そっくり!右のライブスチームは本当に蒸気で動いていて、この踏切もちゃんと作動して音も出る!さすが鉄道会社の資料館だね。
せっかくなので付近を散歩して

碓氷の関所跡に行ってみた。これは番所付近に復元された東門で、本来は100mほど東にあったそうな。

さて、時刻は10時半。ここで軽井沢に向けて出発する。CR-Zにとっては碓氷峠初走行と言うことで、もちろん旧道で西へ向かう
出発してしばらくの間は先行車もなく、快適に飛ばせた。やっぱりCR-Zはワインディングでスポーツモードを使うとコーナーの脱出が速い。その分入り口ではちゃんと減速して向きを変えてあげないとトルクが強い分出口でアンダーを出す感じ。左足ブレーキ使うといいかもしれない。
でも「ブラッディー」が全力疾走するとあっという間に先行車に追いついてしまうので、

信越本線の廃線跡を撮影しながらのんびりと登って行くことに。特に右の画像などは登って行く時にしか撮影できないからねえ。
と言うことで軽井沢には11時に到着。向かったのは高校時代の同級生が開いているセレクトショップCONSTANTINA

ここに来るのは3回目。最近長野に行った時の定番!
店内にはエルメスやフェンディ、D&Gやルイ・ヴィトンなど、日本にはここしかないという逸品も!んで、今回はお土産を持参

Nゲージ〜〜〜(ドラえもん風)!このお店の名前「CONSTANTINA」のロゴを使ってオリジナルコンテナを作ってみた。せっかくなので走らせられるよう、電気機関車と線路とコントローラーも持ってきた。ジオラマを作った際に余ったものなので、このままお店にプレゼントすることに。
美味しいアイスコーヒーをごちそうになり、話が弾むこと1時間!近所に新規オープンしたという手作りドーナツ屋さんのドーナッツをお土産に頂いてしまった。

最後に記念撮影しておいとまする。お店のマスコット「キラちゃん」とお見送りしてもらった。

さて、ここからは湯田中温泉を目指すのみ・・・なのだが、せっかくなので上田電鉄の廃線跡を巡りつつ向かうことにする。

と、その前に腹が減ってきたのでおそば屋さんに立ち寄る。軽井沢の外れにある「追分そば茶屋」
ここのそばはつゆに甘みがあってなかなか美味しい。コロナ禍なので天ぷらは作っていないとのことだが、そばだけで十分!お値段は970円とちょっと高めながら満足満足。

ちなみにこの時間になると空はすっかり晴れ渡り、浅間サンラインは走っているだけでも気持ちいい。と言うことで西丸子に到着したのは13時半。
なぜ西丸子に来たかというと・・・これが見たかったから。
これは上田丸子電鉄〜上田交通で使用されていたED351型電気機関車。丸子文化会館の前に保存してある。既に廃線となった上田交通丸子線で使われていたことを記念してここに展示してある。屋外保存なのに結構きれい。
続いて向かったのは何度も訪問している上田計器
この日は日曜日なので、電車の前に車を止めて撮影できるかな?と思って立ち寄ってみた。
その後上田市内に向かう前に、せっかくなので丸子線の起点だった下之郷駅にも立ち寄ってみることとした。

これが下之郷駅の丸子線ホーム。当時のまま保管されている。ちなみに下之郷駅は現在も営業している別所線の駅でもあるので、別所線のホームにはちゃんと駅員さんもいる。
ここで別所線100年記念切符を購入。今回唯一のお土産。
そう言えば別所線は2019年の台風被害により鉄橋が崩落。つい先日鉄橋を架け替えて営業運転が再開されたばかりなのだ。
開通前に一度「城下」駅に展示してあった元東急5200系電車を撮影しに来た。無事に全通して良かった。

続いて向かったのは上田城址公園。上田城は天守閣も失われているのだが、城壁や櫓は健在!いやあ、晴れていて気持ちいい〜
んで、城址公園の正門目指して歩いていると・・・

ん?これって廃線跡?・・・ホームらしきものもあるし!
実はこれ、上田交通北東線の廃線跡で、ホームは「公園前」駅の跡。元々ここは上田城の堀だったところで、堀を使って電車を通したという経歴があるのだ。今はケヤキ並木になっていて遊歩道としては実に気持ちいい。
そう言えば名鉄瀬戸線が地下化される前は名古屋城の堀を通っていたというのは有名な話。

ということでここからは一気に湯田中を目指すこととする。ホテルには17時前に到着したいので、上田を15時に出ればちょうど良い。ただし峠を越えて行くとギリギリになりそうなので上田菅平インターから上信越道を使うこととする。
天気もいいし車もいないし快適快適!
んで、ちょっと思いついたのが長野電鉄の小布施駅へ立ち寄ること。実は翌日の帰路に立ち寄ろうと思っていたのだが、高速で行くルートだと長野市内側を通って行くので小布施駅に途中立ち寄りが可能なのだ。小布施にはETC専用のスマートインターもあるし!

小布施駅には「ながでん電車の広場」という施設が併設されていて、元特急用の2000系電車が保管されているのだ。
電車は中も見学できるのだ
「ブラッディー」はこの2000系電車は前から知っていたのだが、この座席はてっきり転換式クロスシートだと思っていた。実車を見るのは初めてだったのだが、室内を見て座席が回転式クロスシートだったことを知る。やっぱり実物を見ないとわからないことってあるんだな。
ちなみにこの電車の広場は乗車券があれば誰でも見学できる。乗車券がない場合は入場券で入るという形
ホームからこういう踏切を渡って行くというのがなかなかいい!
さて、時間もちょうど良いのでこのままホテルに直行する。途中給油したのだが、長野県内はめちゃめちゃガソリンが高い!レギュラーでも160円〜169円といったところ。信州中野でセルフスタンドで給油したが結局160円が最安値だった。

そしてこの日の宿、湯田中渋温泉ホテル水明館には16:40に到着!走行距離240kmでガソリンは16リッター消費。リッター15kmだった。
ちなみに温泉宿に一人で泊まるとこうなる(笑)
さて、夕食時間は18時半と言うことでそれまでに風呂に入っておくこととする。ここは源泉温度も高いので掛け流し!男性用と女性用の入れ替えはない。酸やアルカリが強くはないのだが、泉質はまずまず。広いので気持ちよくは入れる。

夕食も朝食も伊藤園ホテルグループはバイキング。まあ一人なのでその方が気が楽ではある。しかも飲み放題付き70分!生ビールまで飲み放題なのはありがたい!
ということでまずは一番左のようにあれこれちょっとづつ持ってきてみた。天ぷらは本来そば用なのだが、昼間そばを食べた時に天ぷら食べられなかったからねえ。寿司、天ぷら、チキンカツ、サラダ、エビチリ、麻婆豆腐と和洋中華折衷の節操のなさ(爆)
んで、ビール2杯目と共になぜかキッズコーナーにあったエビフライとチキン山賊焼き、鯖の塩焼き、刺身盛り合わせも持ってきた。
ビールが進む間にさらに一番美味しかったエビチリをもう一つ!これだけを一気に40分で平らげて満足満足!
結局この日はオリンピックの閉会式を見つつさらに2度も入浴!22時半には床についたのであった。

8月9日(月)6:30起床〜 渋温泉見学〜志賀高原〜草津〜榛名湖〜水沢うどん大澤屋〜帰宅14:30着

ぐっすり休んだ「ブラッディー」は目覚ましもなく6:30に起床。まずは風呂風呂!ということで朝風呂を楽しんでから朝食バイキングへ
いつもは洋食の「ブラッディー」も温泉宿では和食
と言いながらスクランブルエッグやらソーセージやらも持ってくる。
本当は鮭の塩焼きが欲しかったのだが、そこは致し方ない!ひじきやきんぴらはこういうところでしか食べないからなあ。
実際は温泉卵の卵かけご飯2杯で腹一杯になった気がする。
ちなみにこのホテル水明館、1泊2食バイキング飲み放題付きで9445円!格安だと思わない?

さて、朝ドラを見終わったら行動開始!まずは渋温泉の巡り湯街へ行ってみる。
実はかつて渋温泉の巡り湯に行ったことがあって、その風情は大好きなのだが、今回の宿は実際の渋温泉から徒歩20分というところにあったのだ。もちろん巡り湯を巡るための札ももらえない。よって朝のうちに風情だけでも見たいと思ったわけ。
しかし・・・駐車場はすべて温泉宿のものなので止めて歩くことが出来ない。

よって車窓から巡ることとした!一方通行なので対向車の危険はないが、1台がやっと通れる道なので止めるわけには行かない。次回は絶対に渋温泉に泊まろう!
最後に渋温泉を外から眺めて帰宅の途につく。
さて、この日は高速を使わずに志賀高原〜草津〜長野原〜榛名を経由してワインディングと景色を楽しもうと思っていた。
さあ、ワインディングを楽しむぞ〜!
しかし・・・この日九州に上陸した台風9号の影響で、山の上は大荒れ!なんせ車を止めても外に出られないくらいの暴風雨!

しかも志賀高原は霧もすごい!画像を撮影している間はまだいいが、霧の先が崖ってこともあるからとんでもない!
途中、バイクのツーリング連中がかなりいたのだが、この暴風雨では運転も厳しいと思われた。とはいえ、路肩が怖いからってセンターラインの上走ってくるなよ!
んで、無事に草津温泉まで戻ってきたのだが、もちろん雨が酷いのでいつも立ち寄る賽の河原温泉もパス。
草津温泉から長野原までの下りは思いっきり楽しんで、国道145号線に合流。国道145号線は制限速度も出せない下手くそが多数いてイライラ・・・
そこで榛名山を裏から登る「裏榛名ルート」へ。伊香保から榛名に登る表榛名はイニシャルDでも有名な場所だが、「ブラッディー」は実は高速ワインディングの裏榛名の方が好き!ここは気持ちよく飛ばせた!しかし・・・

ん?ん?       ひえ〜〜〜!
榛名湖にさしかかった途端に湖面からの水蒸気による霧がすごかった!なんせ視界10mほど!この中をヘッドライトもつけずにやってくる対向車がいるから怖い怖い!しかもこの霧で走れなくなった車がハザート点灯させて止まっていたりする。
時速30kmがやっと出せるかなと言う状況で榛名湖を通過し、表榛名を下って伊香保温泉街に入ったのは10時半。結局渋温泉から2時間ノンストップで来てしまった。
伊香保温泉街で散策しようかと思ったのだが、伊香保の街も濃霧に覆われていたのでパス。そこでひらめいたのが水沢うどん!
せっかくならばちょっと早い昼食を水沢うどんにしようということにした。

立ち寄ったのは大澤屋2号店。やはり舞茸天ぷらは外せないと言うことと、朝食をがっつり食ったのでうどんは少なくても良いと言うことで「楓セット」を注文。お値段1375円。
大澤屋のうどんを食べるのは2回目。ここのうどんはツルツルしたみずみずしさが特徴で、そして舞茸の天ぷらが絶品!前回は江戸時代の建築で有名な1号店で食べたのだが、今回は空いている2号店にした。
腹一杯になったところで帰宅の途へ。雨も止む気配がないのでまっすぐ帰ることにしたのだが、高速を使うと13時前に家に着いてしまう。しかも休日割引なし!ということで例によって国道17号線を使って一般道で川越へ向かう。
途中たいした渋滞もなく川越には14時半に到着。この日の走行距離は190kmで12リッター給油。やはりリッター15kmだった。
帰路の絶景が見られなかったのは残念だが、車が少なかったのは良かった!CR-Zの性能もフルに発揮できたので満足満足!念願の温泉一人旅、やっと実行できた!

ちなみに費用は・・・
ガソリン代が約4500円、高速代が約4000円、宿代が9445円、食事や飲み物代が約2500円、土産代合計が約2000円、 合計で約22500円。
これはかなり安いでしょう!

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