Bloody's Tea Room
Team SPIRITS Web Master 「Bloody]の趣味の世界へようこそ

2018/02/18 15:32更新 

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〜フォーミュラーニッポン富士観戦〜
別名:2007年F-1日本GP下見ツアー

1997年から鈴鹿で開催されてきたF-1日本GP。ついに20年の歴史に終止符が打たれることがFIAから発表されたのが2006年6月。2007年からは新装成ったトヨタ傘下の富士スピードウエイで開催されることになったのだ。
[その下見をしたいなあ]
と思っていた8月初旬、[ブラッディー]もとに社内から耳寄り情報が・・・。
[8月27日決勝のフォーミュラーニッポン第5戦富士のチケットが4枚あります。要ります?]
「いるいるいるいる・・・・・・・・・・・・・・・」
ここに2007年F-1GP下見を兼ねた、フォーミュラーニッポン観戦ツアーが成立したのであった。ちなみに参加者は2003年鈴鹿に参加した「ぐっさん」と鈴鹿常連の[チャチャ]の2名。この3人で行くのだからレース観戦も楽しめること請け合い!
ウンチクを語ると、富士スピードウエイでのF-1開催は次回で3回目となる。1976年、1977年に2階の開催経験を持つ富士であるが、最近の大改装以来ではもちろん初開催!見所を探すというのは事前の必須事項であろう。
では、フォーミュラーニッポンの観戦はさておき、富士スピードウエイのコース紹介を主にしたレポートをお届けしよう。

9:00霞ヶ関駅

[ブラッディー]と[チャチャ]さんはこの時間に「ぐっさん]に拾ってもらうべく東武東上線の霞ヶ関駅で待ち合わせ。間違っても地下鉄丸の内線の霞ヶ関駅ではない(爆)
時間通りに到着した2人は[ぐっさん]のオデッセイに乗り込んで富士スピードウエイを目指す。

途中、霧雨や濃霧に見舞われたのであるが、「ぐっさん」の心配をよそに[チャチャ]さんと[ブラッディー]の反応はやけに冷静。
[大丈夫だって、富士は晴れているから・・・]
この濃霧と霧雨・・ちなみに山中湖周辺(もうすぐじゃん)
須走で東富士五湖道路を下りて、富士スピードウエイに向かう。我々の記憶では・・・・
こんな看板なかったぞ〜。さすがトヨタ!
ということで妙に感動しながら富士に到着。そこで見たものは・・・

・構内シャトルバスが走ってる!
・路面が舗装しなおされている(ギャップがない)
・グランドスタンド裏が大改装されている
・駐車場が・・・・・足りない
以上!

[満車]という看板を何度も通り越し、ようやく到着したのが1コーナー裏の駐車場。なんとか車を止めてコース散策に向かう。時刻は11時半(結構早い?)


富士スピードウエイ観戦ポイント散策開始!
せっかく1コーナーにいるのだから・・・ということで、コースに沿って歩道を1周しようということとなる。
まず最初に向かったのが・・・・

30度バンクメモリアルパーク!
1974年のGCレースでの多重クラッシュをきっかけに閉鎖された昔の1コーナーが30度バンク。左のコース図面のようにかつての1コーナーは当時200kmを越えるスピードで下りながらバンクして突っ込む恐怖のコーナーだったのだ。
その旧コースをそのまま使った公園がある。右の画像を見てもわかるが、バンクしながら下るというすごいレイアウト(立ってられないよ!?)

ここを皮切りにコース下見を敢行するのだが、まずは・・・・
[飲む]というのが我々である
かつて獣道のような歩道を通ってコース裏に行かねばならなかった富士の面影はまったくない。
なんと言っても片側2車線で舗装された道路(でも制限30km!?)
そして歩行者用の通路も全て舗装されている。なんとも快適に生まれ変わった富士に感動。やっぱトヨタは金持ってる(爆)
コースからは二人乗りのフォーミュラーニッポンがデモ走行中。マシンの音だけが聞こえるのは、我々にとってビールのお預けよりも厳しい・・・・

では、早速コース全周の観戦スポット紹介をしよう。

ここはホームストレートとコカコーラコーナーに挟まれたコース内側。
左の画像がコカコーラコーナーの出口から100Rを望む。右の画像は1コーナーからコカコーラコーナーまで。
ここでは1コーナー出口で並びかけたバトルを見ることが出来るが、コースは近いものの迫力はイマイチか?

そしてこちらがコカコーラコーナーから1コーナーを望む。このポイントは1コーナーの脱出からコカコーラコーナーまでのバトル全部が見えるので絶対にお勧め。ここに仮設スタンドを立てて欲しい。難点は駐車場からの遠さ。
ちなみにグランドスタンドから一番遠くであるこの部分も、常設トイレと舗装路が完備されている。この辺は鈴鹿よりすごい。

こちらはヘアピン。ヘアピン側からグランドスタンドを見ると左の画像のような感じ。ちなみにこの右側にレストランがあり、食事をしながらレース観戦できるのだ。昔の富士を知るものとしては信じられない変貌ぶり。
右の画像はヘアピン。ここにも仮設スタンドを立てて欲しい。鈴鹿のヘアピンほどのRのきつさはないが、抜きどころであることは確実。なんとなく100Rからヘアピンというのは鈴鹿の110Rからヘアピンに向けてのアプローチに似ている。
これがコントロールタワー。10台分の順位表示が出来るタワーは見やすい!でもグランドスタンドとピットしか向いていないってのは・・・

ここが3人が一致して最高の観戦ポイントと判断したダンロップコーナー。いわゆる昔のシケイン。今もシケイン上なのだが、超高速300Rからのフルブレーキングは迫力そのもの。しかもここのシケインの通過の仕方で、その後の上り連続ヘアピンである最終コーナーのタイムが大きく変わるのだ。
ぜひ、ここのイン側とアウト側に両方スタンドが欲しい。駐車場も両側に完備しているということはすでに計算済みか?

そして最終コーナー。昔は大きなRを描く超高速のアップヒルだったのだが、今は3連のヘアピンが続く。左の画像は1つ目のヘアピン。すごい急勾配で上っているのがわかる。右は2個目のヘアピンアウト側から。ここにスタンドを作ればダンロップコーナーも全て見渡せると思うが、そんなおいしいスポットが出来るとは・・・思えない・・・

最後にグランドスタンドを紹介しよう。なんとコース裏からはエスカレーターで登ることが出来る。鈴鹿には・・・ない・・・
そしてグランドスタンドは当然禁煙。全て鈴鹿以上の設備。もちろんシートにはドリンクホルダー付き!!

グランドスタンドからホームストレートを見る。やっぱり富士はストレート長すぎ!でも、最終コーナー寄りではヘアピンも見えるし、ストレートを爆走するマシンが1コーナーに突っ込んでいく姿も圧巻!値段は・・・高そうだ・・・

んで、パノラマ画像を撮るとこんな感じになる。
最後にコース図をお見せしよう

14:30:フォーミュラーニッポン決勝
そういえばフォーミュラーニッポンを見に来たのだった・・・・
出走してるメンバーも良くわかっていない3人は、セミウエットでスタートしたレースを単純にレースとして堪能。
ポールの小暮がフォーメーションラップでスピン!リタイヤ!
予選で沈んだ松田がインターミディエイトタイヤで1周目にトップに立ち、大きく後続を引き離す。
その後松田はタイヤ交換と給油で後退。
後方から猛烈な追い上げを見せたロッテラーと一度後方に下がって追い上げた本山がレースを盛り上げたが、結局はスタートから2番手をキープして松田のピットインでトップ浮上したトレルイエが安定した走りを見せて優勝。
フォーミュラーニッポンは今年からトヨタとホンダのエンジン競争が勃発し、回転数制限が12000rpmになった関係で、エンジン音がとても良くなった。なんとなくフォードコスワースDFV時代のF1のようだ。
ということでF1下見を兼ねたフォーミュラーニッポン観戦はここに終了。

帰りは一度大井松田に向かって渋滞に悩まされたり、山中湖のMisia野外ライブ渋滞に巻き込まれながら道を選択し、結局道志道で帰宅。埼玉は鶴ヶ島に21時半に到着したのであった。

チケットがタダということもあって企画された今回のツアー、行ってみるとフォーミュラーニッポンも捨てたもんじゃありません。エンジンの音、バトルのレベルもかなり高い。
そして来年の富士、ぜひともこの下見を元に観戦ポイントを皆さんも吟味して欲しい。

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