Bloody's Tea Room
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2018/02/18 15:32更新 

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〜「Bloody」の「はやて」 グリーン車試乗記〜

2005年6月1日、 青森県十和田市に出張の「ブラッディー」は会社の同僚からJR東日本のトクトク切符の話を耳にした。なんと大宮ー三沢間で往復グリーン車を利用しても普通車を往復割引なしで利用した値段と同じ位の切符があるのだという。そこで「ブラッディー」はこの機会にめったに体験できない東北新幹線 「はやて」のグリーン車に乗ってみることを決意。ではその設備とサービスレポート中心に旅行記を一挙掲載 しよう。

大宮:18時

2002年の[はやて]旅行記で、列車そのものに関するレポートは掲載したので今回は割愛。18時22分発の列車をホームで待つ。
その間に上越新幹線[とき]と東北新幹線「なすの」が相次いでホームへやってくる。なんとこの両列車、いまや貴重となりつつある200系電車。東北新幹線開業以来走る続けている系列。

こちらが「とき」                   こちらが「なすの」
「とき」の車両は超貴重のいわゆる国鉄メーク車両。最近は本当に見なくなった。

そうこうしているうちに「はやて・こまち」が入線。早速グリーン車へと乗り込む
グリーン車に乗る
乗り込んでまず雰囲気が違うのは[静か]だということ。乗客数が少ないこともあるし、落ち着いた照明が静けさを感じさせる。床にもカーペットが敷いてあるので足音が聞こえない。
シートはふっかふかのリクライニングシートで、別ピースの枕が付いている。足載せは土足用と靴を脱いだ時用で裏返しできる装備。テーブルは肘掛の中に折りたたみ収納されている。
グリーン車のシート。シートピッチが広い広い!

肘掛に収納されているテーブル         引き出すと2段階に開く

続いてびっくりしたのは専属の女性パーサーが乗務しており、飲み物サービスが受けられるのだ。まずは各座席にやってきておしぼりを渡し、希望のドリンク(アルコールはなし)を無料サービスしてくれる。
東海道新幹線でも女性専属パーサーはいるが、おしぼりしかもらえなかったはず。

専属の女性パーサー      「ブラッディー」はビールを購入して記念写真を撮ってもらいました

リクライニングシートは深々と体にフィットして靴を脱いでリラックスできる足載せが眠気を誘う。
結果的にこのまままどろんでしまったのであった・・・。全然旅行記になっていないぞ・・・

ちなみに往路に乗った[はやて]は旧来のE2系を使用していたので、アクティブサスペンションの乗り心地は体験できず。でも充分に揺れないと思ったのであるが・・・。
翌日の復路ではE2系1000番台にめぐり合ったのでアクティブサスの威力を体感。確かにまったく揺れない。コーヒーをテーブルに置いておいても「ちゃぽん」とも言わない。う〜〜む凄すぎる。

また、グリーン車は1両だけで禁煙車なので、タバコが吸いたければ隣の8号車デッキに出てゆく必要がある。「ブラッディー」は結局3回ほどこのデッキに出て行ってタバコ吸いました。

大宮から2時間半で八戸に到着。もうちょっと乗っていたいほどドップリとシートにはまり込んでしまった「ブラッディー」なのであった。
八戸到着!あっという間


おまけ東北本線特急[白鳥]、[つがる]
八戸で「はやて」を降りて在来線に乗り換える。行き先は三沢なので八戸からは特急でたった13分。この短いリレーもグリーン車を利用。今回は特急「つがる」を利用。
車両はJR東日本最古参の特急型電車485系。但し、近年大改装工事を受けた3000番台というリニューアル車両。
特急[つがる]
「つがる」のグリーン車は先頭車の半分。つまり1両のうちの半分の客室を仕切ったグリーン室になっている。従って車両の型式は「クロハ481型3000番台」。グリーン車を示す[ロ]と普通車を示す「ハ]が併記されている。
室内に入ってみるとやはり狭い!たった16人分のグリーン室はいかにも狭い。「ブラッディー」は一番前の席だったので若干はゆとりがあるのだが、閉鎖感は否めない。座席はさすがにグリーン車だけあってゆったり。但し、最新の「はやて」とは比べるべくもない。座席の幅は普通車とあまり変わりなく、前後ピッチが若干広いくらい。足載せは装備されている。
ちなみにこの[つがる]のグリーン車も禁煙車。タバコを吸うためには2両後方の普通車まで歩かなければならない。せめて次の車両を喫煙にして欲しいものだ。

これがシート。普通車よりもちょっとだけ幅が広い。足載せは跳ね上げ出来ないしテーブルは遠すぎる。

いつもながらのことであるが・・・「つがる]は何の放送もなく突然出発!おいおい、[発車します]位は言ってくれ。 たった13分乗ると三沢。別にグリーン車ではなくても良いのだが、せっかくの切符なのでグリーン車に乗ってみただけと言う感じだった。


初体験の東北新幹線グリーン車はさすがに居心地が良かったです。東海道新幹線も同じくらいのサービスが欲しい!ぜひ考えて>JR東海さん
トクトク切符があったからグリーン車を利用したと言うのが本音ですが、自腹切って乗るか?と言われるとちょっと考えてしまうなあ。特に「つがる」のグリーン車はあまりメリットないように思いました。
かなり前に近鉄のアーバンライナーのスーパーシートに乗ったことがあるんですが、あちらは一人用の座席で快適そのものでした。今後もいろんなところのグリーン車に乗ってみたいもんです。
まあ、たまには贅沢をと言うことで!

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