Bloody's Tea Room
Team SPIRITS Web Master 「Bloody]の趣味の世界へようこそ

2023/05/24 19:44更新 

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〜「ブラッディー」のヒロサワシティユメノバ訪問記!〜
 

2月には3連休が2回あるのに、どちらも予定を入れていなかった「ブラッディー」 。要は三連休だと宿も他界し交通手段も混んでいると言うのがその理由。でもどこも行かないというのはもったいない!ということで23日〜25日の三連休は日帰りでどこかへ行こうと思っていた。
そこで思いついたのは2月11日にグランドオープンした茨城県下館にあるヒロサワシティユメノバ。元々ヒロサワシティはゴルフ場併設のテーマパークだったのだが、コロナ禍で見学を中止していたのだ。そこが内容を充実させて再オープン!これは行くしかない!
川越からだと距離は80kmそこそこなのに車で2時間ほどかかるちょっと不便な場所だが、ここへ行くだけを目的にするなら日帰りでも十分行ける。ということで早速行ってみた。

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月24日(土): 川越8時半出発〜県道3号〜国道4号〜国道50号〜11:00下館ヒロサワシティ14:30〜国道50号〜国道4号〜五霞IC〜圏央道〜川越16時着

川越から下館まで行くには、関越道〜圏央道〜東北道〜北関東道という高速ルートで行くのが最も早く、1時間半ほどで行ける。しかしかなり距離的には遠回りなので、今回は一般道で行ってみることとした。
天気もいいしね
しかしこれが甘かった。大宮〜栗橋間の県道3号線が激混みで出発後1時間経過しても久喜にたどり着けない・・・。仕方ないので途中朝マックで腹ごしらえ。
結局新4号バイパスに入ったのは10時すぎ。ここからは新4号〜国道50号で下館を目指す。下館到着は11時過ぎ。
筑波山もこの日はくっきり見えた!
下館の街からヒロサワシティはちょっと離れているし、最後はかなり細い道を走る必要があるので要注意。ヒロサワゴルフ場にナビの目的地を設定するといいかもしれない。
初の訪問なので本来の駐車場から500mほど離れた駐車場に駐車してしまったが、そこにあったのは

こんな移動販売車と部品取りに使ったと思われる車の残骸!これはワクワクしかない!
駐車場所から「ユメノバ」入口までは無料で入れる展示館も多数ある。

特にバイクの展示館はヤマハ中心の展示館とホンダの展示館があり、バイク乗りには溜まらないはず。

段ボールSL展示館にも無料で入れる。実物大段ボール機関車は圧巻の出来映え!ここにはHOゲージ鉄道模型も多数展示されている。
入口に到着するまで既に腹一杯なのだが、ここからが本番!入場料は2500円。コロナ前は1000円だったそうだが、展示物の充実と手を加えたこともあって値上がりした。でも、ここから紹介する展示物を見れば2500円は安いと思うはず。

入場してすぐど〜〜んと見えてくるのがこの列車たち。北斗星用の4両の客車とEF81型機関車は編成で展示していて中に入れる。D51型機関車ももちろんキャブ内には入れる。新幹線はE2系の0番台で、おそらく現車が残っているのはここだけ。

EF81型機関車の中は制御装置が全て撤去されていて、歴代のブルートレインヘッドマーク展示館になっている。このEF81型は北斗星牽引機関車ではなく、青森配置のヒサシ付き車両138号機というのもいい。
圧巻なのは北斗星用の客車で、なんと自由に車内に立ち入ることが出来る。ロイヤルはオロハネ24型551号車で、これは「ブラッディー」が2014年4月1日に乗車した車両そのもの。この部屋は宿泊した部屋そのもの!

B個室寝台デュエット、B解放寝台も寝転がり放題!しかもこの車両は宿泊場所としても使われていて、10名以上の団体なら寝泊まりが出来る。

食堂車とロビーカーも保管されていて、ここは宿泊者や見学者の食事スペースとしても使われている。ここに宿泊して食堂車でワイワイ飲むのも良さそう!食堂車の厨房にも入れるし、ロビーカーのシャワールームも見学できる。

鉄道車両は他にも元国鉄〜関東鉄道のキハ30、鹿島臨海鉄道のキハ7000が保存されている。キハ7000は元々1編成2両しかなかった車両なのでこれは貴重。

鉄道関係だと他に鉄道史料館、きっぷの博物館があって、どちらもお宝だらけの展示!鉄道史料館には本物の座席やサボもある。
実車展示こそ数はあまりないが、これだけでも立派に鉄道博物館と言える状況

続いては航空関係。なんとYS11初号機の実機と零戦21型がある。YS11初号機はNHKのプロジェクトXにも登場した機体で、他にもYS11型の各機の画像が壁一杯に展示されている。零戦は墜落していた機体を復原したものだが、キャノピーだけはどうやら違うものがついている。ただ21型特有の翼端折りたたみ部分なども間近で見ることができるし、栄21型エンジンも展示されている。

他に航空関係だとヘリコプター博物館にも3機の実機、模型飛行機博物館には日本軍のほぼ全種類の機体模型が展示されていてこれまたものすごい。ヘリコプター博物館の一角はホンダ製のソーラーカー展示も行われている。

そして有料エリアにあるバイク博物館はクラシックバイク博物館。輸入車を中心に貴重なオールドバイクが多数展示されている。無料エリアのものと合わせるとその数おそらく100台を優に超える。バイク好きには本当にたまらないだろうな〜

またユメノバは消防に関する展示物が多い。消防車だけの博物館が建屋だけで3つあるし、江戸時代以降の消防に関する展示がところ狭しと並んでいる。消防車は乗り放題いじり放題なので、子供たちがサイレンを鳴らしまくっていた。おそらくここにある消防車の展示数は日本一なのではないか?

そしてミニカー博物館も2棟あり、1棟は中身が全て消防車!もう一棟は旅客機のミニチュアまである。但し、車関係の展示物はちょっと趣味に偏りがありそう。

それを裏付けるのがクラシックカー博物館。車両数も少ないし、展示してある車両も「ん?貴重だっけ?」と思えるような車両が多い。この辺はオーナーの趣味なのかな?

しかし一番奥にあったこの5台は超貴重車。特に左の青い筑波号はもはや現物を見ることができるのが貴重という逸品

陸空とくれば海もあるということで、庭園内の池には小型船舶が3隻あり、ボルボ製のエンジンも2機展示されている。これはオーナーの個人所有選だったものなのかな?

陸海空とくると宇宙もある!ロケットの模型屋ペンシルロケットがロケット博物館内にあるし、公園には実物大のロケット模型まである。もはやここまで来ると「乗り物趣味のてんこ盛り博物館」かも

そして広大な敷地には梅園もあり、ちょうど梅が満開になるこの時期、筑波山との対比が見事だった。

ということで3時間半たっぷりと楽しんだが、これでもほぼ駆け足。じっくり見たら丸一日あっても足りないかもしれない。これなら2500円の入場料は安いもの。
また行ってみよう!

今回の交通費は高速代とガソリン代で約2000円
入場料が2500円
一日5000円+食事代で遊べるならいいよね

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