Bloody's Tea Room
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2023/05/24 19:44更新 

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〜「ブラッディー」の伊香保温泉のんびり温泉記!〜
 

年末年始に怒濤の旅三連発を実行した「ブラッディー」 だったが、1ヶ月も経つとまた旅に出たくなる病がうずき始めた。そこで楽天トラベルをなんとなく見ていたら、伊香保に一泊二食付き1万円という徳田屋旅館と言う温泉宿を発見してしまった。
1人で行っても良かったのだが、温泉好きの大学時代の友人Nさんが近くに住んでいるので、彼も誘ってみたところ「ぜひ!」ということで一気に予定が決まってしまった。
ということで川越からたった1時間ほどで行ける伊香保温泉のんびり温泉旅の予定が決まったのであった。それではゆる〜くレポートしてみる。

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月17日(土): 北坂戸11時集合〜関越道〜伊香保温泉「徳田屋旅館」〜伊香保温泉街散策〜宿泊

初日は 伊香保温泉に行って観光する。とは言っても伊香保までは100kmもないので、片道1時間もあれば到着出来る。北坂戸在住のNさんをピックアップしたのは午前11時。Nさん宅から西坂戸スマートICまではたった5分なのであっという間に関越道に乗る。
伊香保温泉の徳田屋旅館に到着したのは12時頃。近いなあ。
これが徳田屋旅館
伊香保温泉街の入口にあり、8室しかない昔ながらの旅館。チェックインは15時からなのだが、車を停めさせてもらおうと12時過ぎに行ったのだが、快く了承してくれた。入口には私の名前が・・・
現金決済だけなので外国人旅行客がいないのも良い。
車を無事に預けた2人は、徒歩10分のところにある伊香保温泉の有名観光地「石段」を目指す。しかしこの時点で昼食を摂っていなかったのでやたら腹が減る。

石段のすぐ目の前のホテルで立ち止まったところ、「水沢うどんはいかがですか?」と声をかけられる。なんとこの地下に2023年オープンしたのがあの水沢うどんの名店「水澤亭」の伊香保店。空いていたのでここで昼食を摂ることとした。
注文したのはシンプルなざるうどん(確か850円)
ちょっと高いがこれだけの小鉢と2種のタレがついているのだから安いかも。空いているのもいい。

腹ごしらえが終わったところでいよいよ石段へ。実はここ、「ブラッディー」はなんども前を通過しているのだが、一度も行ったことがなかったのだ。要は・・・・いつも榛名山方面のワインディングに行っていたから(笑)
ちなみにこの石段、戦国時代に武田勝頼が作らせたらしい。全部で365段あるとのこと。石段の両側には温泉街と射的城や団子屋、お土産屋さんが並ぶ。よって左右を見ながら上って行くので意外とあっという間に頂上まで到着してしまう。

途中には無料の足湯もある。伊香保温泉の源泉は2つあり、一つは茶褐色の黄金(こがね)の湯、もう一つは無色透明の白銀(しろがね)の湯。立ち寄り温泉と足湯は全て黄金の湯から引いているので、鉄分たっぷりの硫酸泉になっている。

もちろん石段そのものも風情たっぷりで、見下ろすと眼下には伊香保の街を一望できる。遠方の谷川岳も一望!
ちなみに石段途中に水沢うどんの名店「大澤屋」の支店もあるが、常に行列が出来ているので水沢うどんを食べるなら、水沢の本店に行った方がいい。

この石段を最上段まで登ると伊香保神社があるのでここにお参り。神社裏手から今度は坂道を下り、500mほど進むと

河鹿橋と飲泉場が見えてくる。この飲泉、明治時代にドイツのベルツ博士の指導で「飲泉療法」というのが盛んになったそう。但し、鉄分たっぷりなので断水した後に供給再開された時の水の味がして正直まずい。

さらに100mほど先にあるのが有名な伊香保露天風呂。450円では入れる公共浴場で、すぐ近くに黄金の湯の源泉噴出口がある。敷地内にはベルツ博士の像も展示してある。
この露天風呂、ぬる湯と熱湯があって熱湯の方は源泉掛け流し。44℃くらいあってかなり熱い。ぬる湯の方は40℃くらいでかなり長湯しても大丈夫。但し硫酸泉なので長湯しすぎは要注意。

さて、露天風呂に入った後は折り返して石段まで戻る。

途中で温泉まんじゅうを買おうとしたが、どのお店も蒸しまんじゅうは売り切れ!ならばということで上州名物玉こんにゃくを食べる。なんとお値段100円!今どきそんな価格は見たことないぞ。
玉こんにゃく屋さんの真ん前にあるのが石段の湯
ここも立ち寄り湯で料金は410円。ここでは伊香保温泉のタオルも売っている。こちらも黄金の湯から引いていて、露天風呂はないが浴場からは石段を見下ろした景色や遠く谷川岳が一望できる。
また広めの休憩所も完備しているので石段の上り下りに疲れたら立ち寄るのもあり。
ということで石段から見た谷川岳はこんな感じ
石段街を堪能したころ、時刻は15時を回ったので宿へ戻ることとする。

宿までの道のりに保存してあるのが伊香保軌道線廃線跡と27号電車。台車は別物がついているとのことだが、車体も台車も個人所有で保管されていたものだそうな。

ということで16時前に徳田屋旅館にチェックイン。既にお客さんがかなり到着していた。
ここの女将さんがとても人なつっこい人で愛想がいいしとにかく親切。宿は昔ながらの構造で古いものの

風情たっぷり!これはのんびり出来そう。お風呂も24時間は入れる。露天風呂はないものの、この源泉は白銀の湯。無色透明で湯温は45℃くらいとかなり熱い。
結局「ブラッディー」は到着後、夕食後、朝起きてからと3回も入浴してしまった。
夕食はこのボリューム!全て女将さんの手作りだそうな。
上州豚の角煮や舞茸の天ぷらが絶品!これで一泊二食付き入湯税込みで10000円!
腹一杯になって部屋に戻った後は大学時代の話から最近の社会情勢まで、結局22時頃まで話し込んでから就寝zzz
22時就寝なんていつ以来だろう?いい一日だった

2月18日( 日):旅館10時発〜黄金の湯館〜東松山「まつい」で昼食〜解散

この日の朝食は7時半から。その前にひとっ風呂浴びてスッキリ!
朝食も温泉宿!って感じで良い
結局ご飯を2杯食ってしまった。
この日は特に予定もなかったのだが、宿からすぐのところに「黄金の湯館」という立ち寄り温泉があるので行ってみることとする。開店が10時なのでチェックアウトも10時ギリギリ

これが黄金の湯館。伊東園グループの伊香保グランドホテルに併設されているので、伊香保グランドホテル宿泊者は無料で入れる。立ち寄りだと土日850円
ホテル併設なのでお土産屋さんや巨大な休憩所、ゲームセンターなどもあって一日楽しめる。
黄金の湯館の名の通り、源泉は黄金の湯から引いていて、内湯が2つあってそれぞれ熱湯とぬる湯、露天風呂も広々としていて気持ちいい
結局11時頃までだらだらと過ごしてのんびりゆったり!
帰路は高速が渋滞する前に帰ろうと言うことで黄金の湯館から直行で東松山まで一気に走りきり、東松山インター近くの「まつい」でもつ煮定食を食べて解散。伊香保温泉のんびり一泊、いい旅行だった。

今回の交通費は高速代とガソリン代で一人あたり2500円
徳田屋旅館が10000円
立ち寄り湯に3つ入って1710円
水澤屋とまついの食事代が1900円
飲み物やビールなどで合計2000円
合計で18110円!2日間これだけ温泉と観光地を楽しめてこのお値段は安い!特に徳田屋旅館はもう一度行きたくなるいい宿だった。

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