〜「ブラッディー」と「グランブルー」の
新穂高温泉旅行記！〜
車仲間の「グランブルー」さんとはコロナ以前に「秘湯巡り」を数多くやってきた仲！しかし2020年から3年間のコロナ禍で一緒に旅行することも会うことも出来ずにいた。
しかしwithコロナも定着してきた2023年、いよいよ秘湯巡りを再始動することとなった！その最初の目的地は10年前に二人で宿泊した新穂高温泉の「深山荘」！なんと全国旅行支援により1泊3000円の割引も得られるというまたとない機会！
本当は2泊3日ほどのゆるりとした旅をしたかったのだが、なかなか「ブラッディー」が休めないこともあって、今回は1泊2日で決行することとなった。
では早速そのゆるりとした温泉旅をレポートしてみることとする。行することとした。
鎌倉ならば川越からの所要時間2時間。現地で散歩する時間も十分に取れる！
2月18日（土）：川越8:15発〜 「グランブルー」さん宅9:00発〜圏央道〜中央道〜岡谷インター〜辰野「観光荘」で昼食〜国道19号・安房トンネル経由で新穂高温泉「深山荘」宿泊
出発当日の朝、実は「ブラッディー」には町内会の仕事があった。しかも8:00に終わるはずのその廃品回収業務が8:10になっても終わらない・・・
結局自宅を出発したのは8:15。「グランブルー」さん宅には9:00ギリギリに到着！
今回の移動手段は「グランブルー」さんのアウディA5クワトロ
実はかつての温泉旅行マシンメルセデスEクラスに不具合が生じたことをきっかけに2022年にマシンチェンジしたのだ。名付けて「新型長距離爆撃機」（笑）
雪国に行くのにフルタイム4WD＆スタッドレスという完全装備で、しかも2リッターターボで260PS！最高じゃないか！
ということで早速出発！理想通りに行けば、辰野にあるうなぎ屋さん「観光荘」に12時前に到着出来るはず！
しかし八王子JCTでは例によって大渋滞に遭遇
まあ、いつものことながら小仏トンネル手前の渋滞は勘弁して欲しい。合流するところで下手くそが多いと言うだけの理由。
しっかしこの日の天気は最高！これ以上ないという青空なのだが、八ヶ岳の上にはかさ雲が！これはこの後天候が崩れるという予兆。
「グランブルー」さんと「ブラッディー」は「スーパー晴れ男」と言われるほど晴れに恵まれるのだが、この日の飛騨地方の天気予報は雨。果たしてどうなることやら・・・。
なんと所沢から岡谷まではノンストップで走破！いつもながら「グランブルー」さんの運転は安心そのもの。しかもA5クワトロに装備された前走車追尾モード付きクルーズコントロールのおかげで体力消耗もほとんどなく、目的地の辰野「観光荘」には11:45着。
この「観光荘」は辰野にある有名なうなぎ屋さんで、Spiritsのツーリングでも2回ほど立ち寄ったことがある。とはいえ前回来たのは10年近く前。
その頃に比べると駐車場は拡大され、大幅にDX化が図られていたのにはびっくり！
なんと店内には配膳ロボットが活躍！到着した時には30分ほど待ち時間があるとのことだったが、自分の携帯を登録して車の中で待っていると、電話がかかってくると言うシステム！電話が来たら番号札を持って店内で待ち、呼ばれたらすぐに案内してもらえる。とにかく効率的で回転も速い！しかも各テーブルにファミレスのような自動オーダーシステムも完備している。
オーダー完了したらサービスの骨せんべいを食べながら待つというのは以前のまま！そしてほとんど待たずに注文した品が来る！
二人が注文したのはうな重松に肝吸いを付けて4100円！もちろんお値段は高いが、関東風の背開きで関西風の蒸さずに焼き、岡谷風の甘だれのうなぎは最高！
「ご飯大盛り」も無料だったので、一口食った時には「大盛りにすれば良かった」と言っていたのだが、食べきってみれば普通盛りで良かったと思える満腹加減！大満足！
さて、時刻は12時半、このまま新穂高温泉に向かうと1時間半で着いてしまうので、ちょっと寄り道して国道19号線側から一般道で南回りのワインディングを楽しむことにする。
この頃から雨が降ってくる！まあ、雪の方が風情があっていいのだが、この日の日本列島は暖気に覆われて関東では15℃を超えたくらい！上着もいらない暖かさなので雨になっちゃうよね。
そして所沢を出発してから会えていなかった3年間のお互いのエピソードはずっと語り続ける。もう何時間あっても足りないくらいの豊富な情報量！これぞ仲間との旅行の醍醐味！
上高地の手前まではナビの案内通りほぼ裏道と言える山道を走破し、安房トンネルに入ったのは14時半過ぎ。予定通り15時半には新穂高温泉に到着出来そう！ちなみに平湯は右画像の通り雪景色！これは雪見温泉が楽しめそう！
もちろん平湯を超えて宝橋を渡ったところにある「ゴリラ」に立ち寄る
ここを逃すと買い物が出来るところがないので、新穂高に行く時はここに立ち寄るのが定番！ここで宴会のためのビールや日本酒を購入！
今日のお宿「深山荘」に到着したのは15時半。予約の際の到着時刻ぴったり！素晴らしいタイムコントロール！
ちなみにこの時間から雨がポツポツと降り出した。気温が低ければ雪になるのだが、この日の日本列島は季節外れの暖かさとなり、なんとこの新穂高でも7℃もある。
ということでチェックイン直後にまず露天風呂へ！深山荘の露天風呂は河原にそのまま面して3つの湯船があり、もちろん混浴。ただしあまりにも開放的すぎるので、女性は湯浴み着を着て入ることになっている。
雨が酷くなる前だったのでゆっくりと3つの湯船を堪能しすることが出来た。傘のある湯船から徐々に源泉が下におりて行くので、自分の好みの温度の湯船には入れるのもいい。
部屋に帰ったらもちろん
乾杯！温泉入ってから飲むビールはまた格別！
夕食の時間は18寺なので、それまでの間は歓談タイム。ここに来るまでの車中でも、ここ3年間のエピソードを思いっきり語り合っていたのだが、全然時間が足りない（笑）
結局この旅の間中、ずっと話していた気がする！
ということで18時に夕食！この日の宿泊客は7組しかなかった模様
岩魚の塩焼きに天ぷら盛り合わせ、もちろん蕎麦もあって
メインは飛騨牛の蒸し焼き！
日本酒も注文したが、結構食べる方に夢中になって、二人で1合しか飲まなかった。まあその前にビールを1リッターづつ飲んでるからいいか（笑）
食事が終わったら内湯で体を清めてから2次会（3次会？）スタート！ゴリラで買ってきた久寿玉で乾杯！このお酒、ちょっと甘めで食い食い飲めちゃう！ボトル1本二人で飲みきって、買ってきたビールも飲みきって、さらに宿の自販機ビールにも手を出す！
結局、一人あたり日本酒2合、ビール2.5リッター飲みきって0時頃に就寝。
夜になると雨が酷くなったので露天風呂に行くのは諦めた。
2月19日（日）：朝食〜平湯でお土産購入〜富士見「おっこと亭」で蕎麦ランチ〜中央道〜圏央道〜帰宅
前日あれだけ飲んだのに「ブラッディー」は7時きっかりに目を覚ます。起きたら早速風呂へ。と言っても前夜に引き続き大雨の状態なので露天風呂は諦め、内湯にしっかり浸かって暖まる。
朝食は8時開始！温泉宿の定番と言えるメニューが並ぶが、なんと言っても飛騨は朴葉味噌が有名！これをご飯に付けて食べると最高なのだ！
結局朴葉味噌で1杯、温泉卵で1杯、ご飯を平らげて満足満足！
飯を食ったら・・・寝る（笑）。「ブラッディー」は朝食後二度寝。「グランブルー」さんは温泉へ。結局9時半過ぎまで「ブラッディー」はぐっすり眠ってた！
前日からの雨で雪はかなり溶けていた。
チェックアウトは10時。この時点でほとんどのお客さんがチェックアウト済みだった。我々は観光をしないのでゆっくりでもいいわけ（爆）
ちなみに深山荘に物品を運びこむトラックは川を横断してくる！
この日はかなり増水していたのだが、ものともせずに突っ切ってきた（笑）
さて、この日は富士見の「おっこと亭」で蕎麦を食べると言うこと以外はノープランだったのだが、せっかくなので福地温泉の温泉街を通過。朝市をやっているので寄ろうかと思ったが、思いのほか駐車場が混雑をしていて断念。
ちなみにこれはホテル焼岳。国鉄キハ58がこんなところに保存されているとは！
阿房トンネルに入る前に平湯バスターミナルでお土産購入！
もちろん「ブラッディー」は朴葉味噌を購入！家でも楽しむのだ。
阿房トンネルを通り、上高地にさしかかったところで、対向車線を緊急車が2台通り過ぎる。そう言えば上高地トンネルの入口に救急車がいたよなあと思って後で調べたら、どうやら雪崩被害で1名負傷したらしい。急に温度が上がったので雪崩は怖いよね。
松本の街に出てからも一般道で富士見を目指す。高速に乗ってしまうと富士見に12時前に到着してしまうので、ここはのんびり一般道で行くこととする。
ということで「おっこと亭」には13時半到着
ここはかつて蕎麦打ち体験をしに来たこともあり、訪問するのは3度目。
二人とももりそばと天ぷらを注文。これで1500円。昨年11月に値段が上がってちょっと高く感じるが、このそばの腰と味ならば満足満足。同じものを都内で食べようとすると2000円はかかるはず。
満腹になったところで帰路につく。帰りは小淵沢インターから中央道へ。
雨は止んできたが須玉あたりでは霧がすごかったり、途中新型プリウスを発見したりしながら、車内では会話が尽きない。旅行のこと、温泉のこと、昔のエピソードやら最近の話題、仕事の話までひっきりなしに会話が続く。
途中小仏トンネル手前で500mほどの渋滞にはまったが、概ね順調
東に向かうほどに青空が広がってきた。
ということで「グランブルー」さん宅には16時に到着！まだ明るい！
今回の旅費精算を済ませ、奥様からコーヒーをごちそうになって「ブラッディー」も帰路へ。川越到着は17時だった。
観光をせずに温泉だけを楽しむというゆったり旅行。「グランブルー」さんと10年ほど前には数多く行っていたのだが、久しぶりにこのまったり感を堪能！
コロナも収束しつつあるので、今後もまた機会を作っていこうと約束したのであった。
今回の旅費のおさらい
深山荘の宿泊費が13500円、観光荘で4100円、おっこと亭で1500円、夜のおつまみと酒代が一人2000円、高速代とガソリン代で一人約6500円
なんと合計27600円で済んでしまった！
やっぱり全国旅行支援で一人3000円補助が出たのがデカいかも！
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