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2023/05/24 19:44更新 

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〜「ブラッディー」の スーパーGT2023Rd6菅生観戦記!〜

2022年9月にもスーパーGT観戦で訪れたスポーツランド菅生。埼玉から行きやすいと言うこともあって2023年も友人「レッド」さんと観戦しようと計画していた。
しかし2023年はF1が10月から9月に日程前倒しされてしまい、逆に鈴鹿に行けそうになくなった。
そこで二人が考えたのは「土日の宿泊観戦!」
幸い菅生から車で30分の「白石温泉薬師の湯」を1泊2食付き1人11500円で予約出来た!
前回の例から考えて今回も車での移動を決定!今回は時間的にゆとりがあるのだが、土曜日朝の混雑を避けるために埼玉出発は4:00に決定。約3時間で到着出来るので、 ゆっくり行っても8時頃には到着出来る。
気になる天候は2日間にわたり曇りの予想。炎天下は避けたいので良い傾向なのだが、菅生の魔物と言われる天候の急変は予想できるところ。果たして昨年のような雨に翻弄されることはあるのか?
早速レポートしてみる。


9月16日(土)自宅3:30出発〜「レッド」さん宅4:00出発〜東北道〜 村田インター〜スポーツランド菅生でレース観戦〜16:30菅生出発〜白石温泉薬師の湯到着17:30

「ブラッディー」は昨年より30分遅い3:30に自宅出発。例によって「遠足の前の子供」状態で、結局3時間しか眠れなかった。 「レッド」さんのお宅のあるさいたま市まではこの時間なら20分以内で到着してしまう。既に待ち構えていた「レッド」さん宅で車を乗り換えて「レッド」さん所有の 新車!日産NOTEE-power で出発!
桶川加納インターから東北道に乗り、ガラガラの高速を一路北上!最新技術の満載されたNOTEは快適快適!「レッド」さん曰く、前の愛機A180よりも自動制御に関する機能は上だとのこと。奥様が運転するにもとても運転しやすいらしく、家庭内での人気は上々!しかし・・・もう飽きたとか・・・爆
栃木県通過中に東の空が明るくなってくる。
川越〜 さいたままでの間では霧雨が降ったりしたのだが、東北道走行中は概ね雨は降らず。但し直前に降った雨の影響で路面はかなり濡れている箇所もあった。

途中の安達太良S.A.に到着したのは6:00。青空だ!と言うことであらためてNOTEを撮影!エッジが効いていていいデザイン。5ナンバーというのもいい!
今日は先を急がないので、ここで朝食タイム。「レッド」さんはラーメンで結構がっつり、「ブラッディー」はサンドイッチで軽く朝食を摂る。
ここから昨年同様ドライバーは「ブラッディー」に交代。またもや慣れないハイテクに弄ばれながら村田インターを目指す。
ただ、前車追走モード付きのクルーズコントロール「プロパイロット」はかなり扱いやすい。定速走行したい速度にセットし、追い越しの時にだけアクセルを使う。回生ブレーキ性能がすごいので、プロパイロットを切っている時もアクセルだけのワンペダルで十分運転できてしまう。最近の車はすごいわ。
村田インターを降りたのは7:30頃。土曜日なのでスポーツランドSUGO周辺の渋滞もなく、駐車場も正面ゲートに誓い第2Pに停めることが出来た!
なんせ第2Pからなら歩いて5分で正面ゲートに到着出来てしまう。
ちなみに路面はかなり濡れていて、夜のうちにかなりの雨が降ったことがわかった。これはレースに影響が出ること間違いなし。
グランドスタンドまでサーキット内無料バスで移動しようかと思ったのだが、行列が出来ていたので歩いて行くことに
でも、この勾配は辛い!笑

ただ、バスに乗ったら見ることのできなかった最終コーナーを見学することが出来た。ここは菅生名物の高速アップヒルコーナーで、登り切ったところのダンロップブリッジより先が全く見えない。実際にその場所に行ってみると、その勾配のすごさがわかる。
今回はせっかく土曜日に来たので、ピットウォークは土曜日のうちに済ませようと言うことで、まずはグランドスタンド浦にあるピットウォーク券を購入しに行く。
ん?パドックパス!?
実は土曜日だとパドックパスは5000円で入手できるのだ。ピットウォークだけだと3000円。ちなみに日曜日はピットウォークが4000円。ならばパドックパスを豪勢に買ってしまおうというわけ!ちなみに今回は2日間通しのスバル応援席前売り券を購入していたのだが、これが6000円。パドックパス買っても全部で11000円!F1に比較するとタダ同然と思える安さ!
せっかくパドックパスを手に入れたのでまずはスタンドからコース下の地下通路を通ってパドックへ。初めて通るので地下通路がどこにあるか?どうやってパドックに入るのか?がわかりにくかった。

F1に比べるとえらく緩いパドックパスで、チームのピット裏やトランスポーターなどもじっくりと見て回れる。おそらくずっとうろうろしていればドライバーなどにも会えること間違いなし!

ピット上のテラスから観戦することも出来る。ちょうどサポートレースのF4予選A組が走行開始の時間となった。
ただ、このテラスから観戦するには座席はないし、ホームストレートが見えにくいので観戦にはあまり向かない。ピットインするマシンを見るには最高なのだが。
ちなみにやはりコースコンディションはウェット。F4の予選A組も雨に翻弄されてコースアウトするマシンが多発。結局F4予選はA組、B組共に赤旗でセッションが中断してそのまま終了という事態になった。
んで、パドックにずっといればピットウォークもそのまま行けるのかな?と「レッド」さんが係員に聞いたのだが、ピットウォークは集合場所に必ず並ぶように言われてしまった。集合場所は1コーナー付近にあるのでパドックからは遠い。よってGTフリー走行までは昨年同様コーナースタンドから観戦することとした。この話は後に続く。
結局パドックから見たのはF4予選A組だけ(笑)

ということで1コーナースタンドへ。途中抜かりなく牛串を購入!でもグランドスタンド浦では700円する牛串が、1コーナー裏では600円で売ってた!

ということでF4予選B組の画像。正直ドライバーもよくわからないのだが、ホンダ育成の3台とトヨタ育成の4台がチャンピオン争いしているらしく、このレースではゼッケン6のホンダ育成野村選手がポールポジション獲得。やはりA組よりB組の方が路面コンディションが良くなっていたので、B組が有利だった。
しかしこの菅生というコースは水はけが悪い。雨が止んでかなり経ったのだが、F4の予選終了後でも走行ラインにはまだ水が残っている状態。これはGTの走行にも影響しそうだ。

さて、GTのフリー走行は9:15開始。10:40まではGT500,GT300の混走。その後GT300とGT500の占有時間が10分づつと言うタイムスケジュール。
GT500ランキングトップのゼッケン3二テラニスモZ
昨年の菅生ではウェット路面でのミシュランタイヤアドバンテージを活用して優勝したマシン。今年は98kgのウェイトハンデをしょっていてちょっときついが、ちょい濡れでは期待がかかる。ミシュランは今年で撤退するので、このアドバンテージが生かせるのも最後。
GT300チームランキングトップのゼッケン7BMW Mチーム
荒聖治がドライバーズランキングでは2位に付けているが、フル参戦したドライバーがいないのでチームランキングだけトップになっている。
GT300ドライバーズランキングトップのゼッケン18UPGarageNSX
チームポイントでも2位に付けているが、ウェイトハンデは最大の100kg
ということで全部で2時間近いセッションなのだが、セッション中盤でGT300のゼッケン31LEXUS LC500がコースアウトしてクラッシュ。かなりのクラッシュで赤旗になる。このクラッシュでLC500は予選を走ることが出来なかった。
クラッシュしたLC。ボディがでかいでかい!
ということでタイムスケジュールはかなり押してしまい、結局フリー走行が終了したのは11:20。
では、GT500注目のマシンを紹介

全体にNSX勢が早そうだという印象だったのだが、安定して速かったのがゼッケン17Astemo。とにかくコンスタントに速かったというのとコーナーでの安定性が素晴らしく見えた。日産勢ではゼッケン3が重量に苦しむ中、同じマシンのゼッケン23MOTULが快調

スープラ勢ではゼッケン39DENSOが良さそう。NSXに唯一食いついて行けそうな感じ。ゼッケン38ZENTの立川祐路は今シーズン限りの引退が決まっており、自身の持つポール記録をどこまで伸ばせるか?

GT300はよく知らないので(汗)、注目したのはこの2台。ゼッケン88ランボルギーニは今回EVO2投入と言うことで期待大きい。ゼッケン61スバルBR-Zは、今回スバル応援席を購入しているので応援せねば!

ということでフリー走行終了後にピットウォークが開始されるので、集合場所付近に移動。昨年の経験からコースに人を入れ始めてから列に並んでも十分と判断。
その間コース上ではGTマシンによるFCYテストが20分間行われる
これはマシンに装着された通信システムによる黄旗制御などをテストするセッションで、2名のドライバーが10分づつ同じテストをこなさなければならない。
この時、ピットウォークの入口が土曜日はパドック裏だと言うことが判明。グランドスタンドへ移動してこのセッションを見る。
んで、よくよくパドックパスを確認すると、土曜日はパドック裏から直接ピットウォークに参加できることも判明!う〜〜ん、土曜日と日曜日でやり方が違うとは思わなかった・・・
ということですったもんだしたが、再びコース下の地下道を通ってパドック方面へ移動し、ピットウォークに参加!
日曜日はコース上にレースクイーン、ピットでドライバーとマシンという形で分断されているのだが、土曜日はコース上に出ることが出来ない。

ということはマシンを撮影しようとしてもお姉ちゃんを撮影することになるわけで・・・・せっかくなので応援するべきスバルのお姉ちゃんとまともにマシンとお姉ちゃんが移っているStanleyを載せておこう!
ちなみに「レッド」さんはドライバーにサインがもらえるとなると一目散にそこへ向かう。
あ、F2に出ていた松下信次選手だ!
もちろん「レッド」さんはサインをもらって記念撮影も!「ブラッディー」はカメラマンに徹する(笑)

但しこの人は別!織戸学さんは同世代の星!チームメイトの永井宏明選手と共にバッグにサインしてもらった!
ということでピットウォークは12:45に終了。この後はF4の決勝、スーパーGTの予選となる。
さて、どこで見るか?と考えたのだが、昨年もっとじっくり見たかったSPコーナーへ移動することとする。

その前にパドック裏にある特設ステージも見てくることにする。立川選手のトークショーはかなり盛況だったのだが、ステージで開催されているイベントは閑古鳥・・・なんか寂しいぞ
F4の決勝はSPコーナー1個目のこの席から
バックストレートエンドの馬の背から飛び出してくるところからSP1個目、2個目まで見渡すことが出来るので、マシンのライン取りやコーナーの速さが一目でわかる。ここはいい!

ということで13:30にF4の決勝開始!17周または30分のレースで、ポールポジションのゼッケン6野村選手が一度もトップを譲ることなく今シーズン初勝利!ホンダ育成ドライバーのワンツー。トヨタ育成ドライバーも3,4位に入り、さすがにプロを目指すドライバーの強さが目立った。

さて、14:40からはいよいよGTの予選。予選は全部で5つのセッションで行われる。まずはGT300A組のQ1、GT300B組のQ1、GT500のQ1、GT300のQ2、GT500のQ2となる。Q1では上位8台のみがQ2に行けるというノックアウト式。各セッション10分しかないので、タイヤを温める時間を考えると実質的にアタックは1回のみという状況。こういう予選は本当にスリリング!
そしてさらにセッション開始前になんと10分間ほど一気に雨が降った!傘が一斉に開いたもののすぐに小康状態になったため路面コンディションが微妙になる。もちろん路面が濡れている状態でGT300A組Q1が開始される。

「レッド」さんが待ち時間の間に金網が切れている絶好の撮影ポイントを見つけてきたのでそこへ移動して予選を見ることとする。ここからは右のような迫力ある画像を撮影することが出来るのだ!GoodJob
そして「レッド」さんのiPadでリアルタイム中継を見ながら予選を見るという贅沢!
予想通りGT300A組のQ1は路面が濡れている状態でスタートしたのだが、最初からスリックを選択したチームが大正解!あっという間に路面は乾き、スタート5分でほぼドライに!途中からタイヤを替えたチームが結局泣きを見ることに。
我らがスバルBR-Zもタイヤ戦略バッチリで予選3番手を獲得
GT300はゼッケン96のLEXUS RCが獲得。なんと新田守男・高木真一は最多ポールポジション記録。2番手はゼッケン20のGR86が獲得した。

GT500はQ1から完全なドライコンディション。各車最終ラップで最速を更新するというすごい争いとなった。


最後の1周で最速を争った予選でポールを獲得したのはゼッケン8ARTA-NSX。やはりNSXが全体に速かったが、2番手に好調ゼッケン23MOTULZが食い込んだ。3番手にはゼッケン17AstemoNSXが入った。やはりフリー走行から速かった3台がトップ3となった
そして今季引退の立川選手の駆るゼッケン38ZENTスープラは5番手
歴代最多24回のポールポジション記録を伸ばすことは出来なかったが、サーキット内の誰もが劣勢スープラの中でも2番手という成績は素晴らしい!

さて、予選終了後は一気に帰途につくことに。なんせSPコーナーから正面ゲートまでは下り坂なので返りは楽ちん!そしてP2駐車場もすぐ近くなのですぐに車に乗り込める!
サーキットからこの日の宿である白石温泉薬師の湯までは約20kmの道のり。一般道で行っても30分ほどで着いてしまう。途中コンビニで飲み物を購入し、宿に到着したのは17時過ぎ。いいねえ、この近さ!
これが薬師の湯
川沿いの静かな場所にあるのだが、白石駅からも車で5分という立地条件。サーキットからこんなに早く宿に着けるというのも菅生の魅力!
そして予選終了後2時間以内に温泉に入れてしまうのもいい!雨に濡れたり汗をかいたりした日は温泉が最高に気持ちいい。
風呂上がりにはもちろん乾杯!
と言っても「レッド」さんは最近酒をあまり飲まなくなったとのことでノンアル!でも美味いよね〜、レース見て温泉入ってビール!
さて、19時からは夕食。なんとこの宿、1泊2食付きで一人11500円!
夕食は和懐石で食前酒は宿のオリジナル果実酒。萩豆腐、お造り、茄子田楽、サーモン山椒焼、手打ち蕎麦、茶碗蒸し、アサリ味噌汁

さらにご飯は栗ご飯釜飯で仙台芋煮までつく!とんでもない量なのだが二人ともペロッと食べた。特に「ブラッディー」は茄子田楽と栗ご飯が最高に旨かった。満足満足!
さて、部屋に帰ってからはさらにビールタイム・・・と思ったのだが、ブラタモリを見ながら吞んでいる途中で二人とも撃沈zzz
20時半頃に目覚めてもう一度温泉に入り、22時からはF1シンガポールGPの予選。
「レッド」さんがFireTVStickを持参してくれたので、宿の大画面テレビでF1中継をリアルタイムに見る贅沢!レッドブルがなんと2台ともQ2脱落という今シーズンではあり得なかった予選を見て、23時半頃に就寝zzz。
ちなみにこの夜はちょうど真上の天空が晴れていて、星空がきれいだった。
今度は朝まで目覚めることなくぐっすり眠ったのであった。
但し・・・「ブラッディー」の歯ぎしりがすごかったらしい(汗)

9月17日(日)6:00起床〜白石温泉薬師の湯9:00出発〜駐車場に停めるまで大渋滞〜スポーツランド菅生 着12:00〜レース観戦〜16:30バス待ち大渋滞〜18:00菅生出発〜国見S.A.19:00〜夕食〜「レッド」さん宅到着23:20

朝は6時半に起きようと目覚ましをセットしていたのだが、「ブラッディー」は6時に起床。歳かな?笑
早起きしてしまったので、食事前に温泉に入ることに!ちなみにここの温泉は内風呂が41度くらい、露天が39度くらい。長湯しても全然平気!本当にいい温泉だった。
一風呂浴びた後は朝食。朝食は和食中心のバイキングで7時から食べられるのだが、混雑を避けて7:15頃会場へ向かう。でもまだまだ行列状態。ちなみに7:25頃になると行列解消していたので、10分遅く出れば良かった(笑)
「ブラッディー」はこれだけ取ってきた!
海苔玉ふりかけで1杯、しらすご飯で一杯、納豆でさらに一杯と思っていたのだが、おかず結構取り過ぎた!
ここのバイキング、めちゃめちゃ美味い!肉がほとんど入っていない肉じゃがが絶品(爆)。さらにミートボールは「ハンバーグ?」と言えるくらいのでかさ!しらすご飯が食えるバイキングなんて最高だ。
本当は食べきってからコーヒーと一緒にパンも食おうと思っていたが・・・無理だった。
「レッド」さんもトレイに乗せきれないくらい盛ってきて、食べきるのに一苦労してた!

さて、腹一杯になって部屋に帰ったら・・・・寝るzzz(爆)
もう、このまったりさ加減が最高!なんせサーキットまで30分で着くんだから!
結局9時頃まで部屋でのんびりしてから行動開始!

雲海が山を覆い、ちょっと小雨交じりの中を出発!しかしサーキット周辺に到着するころには雨も止んだ。んで、昨年は8時前に到着していたサーキット周辺に、今年は9時半くらいになってしまったと言うことで、
駐車場待ちの大渋滞に遭遇!なんとこの渋滞にはまること40分!
実はメインゲート方面に行く途中に「渋滞中、駐車場はこちらへ」の看板があったのだが、それを素通りしてしまったのだ。
最終的に車一台しか通れない林道を通って到着したのが「タバコ団地」という名の駐車場
ここは菅生スポーツランドのBBQ場やアスレチック広場があるらしい。そしてここからサーキットメインゲートまではバスで行く。
しかし、バス停までは10%ほどの急勾配を上らなければならない。ほとんど登山!
ヘトヘトになって到着したバス乗り場でも長蛇の列。そこで4台ほどバスを待ってようやく乗車

この大型バスが通行するには対面通行できないので、2台づつ片側交互通行!
しっかしこのバス、すごい道を通る。なんせいろは坂よりも狭いヘアピンワインディングをスイスイと通過する。これは遊園地のアトラクション並み!まあ、このバスに乗れたのもいい経験か!?
サーキットのゲートに到着したところでバスを下ろされ、前日駐車したP2駐車場を横に見ながら、正面ゲートに到着したのは12時近く!
既にヘトヘトの二人は歩いてパドック裏に行く元気はもちろんない(爆)
バス!乗りましょ!一択でしょ!(爆)
空調の効いたバスで快適に揺られること5分、パドック裏のイベント広場に到着。ここで最初に向かったのは

スバルブース。もちろん応援席用のGoodsを引き取るのだ。そして帽子とタオルマフラーをゲット!これがついて2日間有効6000円は格安!来年もどこかのチームの応援席を取ろう!ちなみに二人ともスバル車に乗っていないどころか所有したこともない(爆)
さて、準備万端と言うことでグランドスタンドに向かう途中、
セイフティカーが給油している場面に遭遇。しっかり給油しておいてください!
スタンド到着のころには既にピットウォークが終了して、グリッドへマシンを整列するオープニングイベントの開始直前。まさにぴったりのタイムスケジュール!
スバル応援席に到着したのは12時
周囲はブルー一色!これはBR-Zが通過する時は応援しなきゃな〜。
コース上ではウォームアップ走行開始!
20分間のウォームアップが終わった後はスタートセレモニー開始

グリッドガールが入場して決勝グリッドにつき、フラッグが入場したら、いよいよマシンがグリッドに着く。
ポールポジションの2台以外がグリッドについた後、GT500,GT300のポールポジション車両がコースを一周してグリッドへ!

GT500ポールのARTAがグリッドに到着したらグリッドウォーク開始
30分間のグリッドウォーク後、メカニック以外はコースから退場する。レースクィーンと一般客が一緒に歩きながらグリッドを去って行くというのもなかなかフレンドリーで良いかも(笑)しっかし、レースクィーンってどんだけ足が長いんだ?ほとんどアニメの主人公のようだ。

ちなみにこの方、スバル応援団で有名な人らしい! グリッド場には星野一義さんの姿も!「一樹、お前わかってねえんだよ、レースってのはよ・・・」と言っているとかいないとか・・・
そして13:30、フォーメーションラップ開始
最初の1周は宮城県警の白バイ3台、パトカー2台による先導走行、2周目はセイフティーカー先導で行われる。

先導している白バイ、速い速い!そしてBR-Z頑張れ!

予定通りセイフティーカー先導でのフォーメーションラップ後に決勝スタート!GT500もGT300も大きな混乱はなく無事にスタート!84周の300kmレースが始まった!
GT500はポールのARTAが無難なスタート。GT300もポールのLEXUS RCがホールショットを奪う。しかしGT300はスタート後2周目から早くも熾烈な争いが展開される。GT500もタイヤ選択の差でペースに差がつき始め、10周経過頃には首位ARTA、2位Astemo、3位MOTULの3台が後続を引き離し始める。
逆にカーナンバー16の黒いARTAは1周目からエンジン音がおかしく、2周目に一度ピットイン。おそらくエンジンECUのリセットをして再スタートしたが、既に1周遅れ。
スーパーGTの場合はGT500とGT300が混走していることもあり、6周もすると周回遅れが出始め、正直順位を確認するのが難しい。
しかし我々の陣取ったスバル応援席の真ん前に場内放送のスピーカーがあり、これでかなり状況把握に助けられた。なんせストレートは早すぎるので、フロントウィンドウに表示されている順位の電光掲示板は読み取れないのだ。
30周を過ぎるとドライバー交代、給油、タイヤ交換を行うチームが現れ始める。GT500トップ3台はほぼ同タイミングでピットイン。ARTAがトップを守る。GT300ポールのLEXUSはピットタイミングの関係でトップ陥落。
ピットインを遅めにしているチームもあるので、ピットインする車としない車が交錯しつつあった42周目、最終コーナー立ち上がりでGT300のゼッケン56リアライズGT-Rがピットインする際にGT500のゼッケン100StanleyNSXと交錯。NSXはストレートのウォールにヒットして大クラッシュ。モノコックを残して全損という状況でレースは赤旗中断になる。

セイフティーカーによる先導走行もあったので、レースは残り40周。ちょうど半分くらい。ここでドライバー救出を含めて約50分間中断する。
この間、F1と違ってGTではGT500,GT300のクラス順に1列縦隊でホームストレート上に停止して再開を待つ。マシンに手を入れることは許可されていない。
無事にドライバーの安全が確認され、ヘリコプターで緊急搬送された15時半、レースが再開する。事故の原因を作ったゼッケン56リアライズGT-Rはなんと2回のドライブスルーペナルティを受けて大きく後退。チャンピオンシップ3位だっただけに痛い。
GT500、GT300共にピットインしていないマシンがトップにいるので、再スタート時にはかなり複雑な状況に!周回遅れになっているマシンやトップにいながら実質後方に沈んでいるマシンなどなど、見ていてもよくわからない。
結局、GT500では実質トップのARTA、2位に上がっていたAstemo、3位に付けているMOTULの3台のみが優勝争いに残ることとなった。
GT300ではゼッケン52埼玉トヨペットスープラがゼッケン52GT-Rのペナルティもあって徐々に独走態勢に入り、ゼッケン18UPGarageNSXが2位、3位以降は団子状態で、我々の応援するスバルBR-Zは赤旗の関係で一度順位を大幅に落とすものの、徐々に順位を上げて観客を沸かせる。結局BR-Zは5位でチェッカーを受けるまで挽回してくる。
BR-Zの活躍に沸く観客席
そして残り10周でGT500で大きな動きが!

一度ARTAに引き離されたものの、タイヤを温存していたAstemoが迫り、GT300やGT500の周回遅れに詰まったところで逆転!ついにトップにP取り出る。しかもAstemoはその後も徐々にARTAを引き離す。さらに3番手のMOTULもARTAに迫るが、アベレージスピードに勝るNSXには及ばず、結局チェッカーまで捉えることが出来ず。
GT300では埼玉トヨペットスープラの独走優勝か?を思われていた最終ラップ、なんと最終コーナーでスープラがスローダウン!ガス欠症状でなんとかゴールラインを横切ろうとするが、寸前で2番手NSXにかわされる!なんて劇的なゴールシーン!
昨年は60周目には大勢が判明していたので早めに帰途についた二人だったが、今年は最後の最後まで目が離せなかった!
ゼッケン52のスープラはチェッカーを受けた後にホームストレートエンドでマシンを停める。
いつもならばそそくさと帰宅しようとする二人だがこの日は別!急いで表彰台前のマシン整列地点へ。

左はGT500優勝のAstemo-NSXとクルー、右はGT300優勝のUPGaregeNSX。両クラスともNSXの勝利となった。
が・・・・なんと表彰式まではこの順位扱いになっていたのだが、GT500のAstemoはスキッドブロックの高さ違反、GT300のUPGaregeは最低地上高違反で両車失格!
GT500はARTA-NSX、GT300は埼玉トヨペットスープラの優勝というすごいドラマが待っていた。特にゼッケン52スープラはガス欠でこぼれ落ちた優勝を拾った形。やっぱり菅生には魔物が住んでいるんだな。

さて、レース が終了して優勝車両のマシン(暫定だったけど)の画像も撮影できたところで帰途につく。もちろんパドック裏からはバスに乗る。この後遠い遠い駐車場に向けてバスで移動するので体力温存しなければ・・・

まずは正面ゲート行きバスの行列に並び、さらにタバコ団地行きバス乗り場に並ぶ。特にタバコ団地行きバスに乗るには約1時間並ぶ必要があった・・・笑
例によって超ワインディングをぶっ飛ばすタバコ団地行きバスに乗って駐車場に到着したのは19時近く。
さらに駐車場を出るのにこの渋滞
でも、ここから出るのには10分ほどしかかからず、大通りで誘導員さんが適度に整理してくれていたのは有難かった。大通りに出てからはGoogleを駆使して裏道を選択。これにより大通りの渋滞を回避して村田インターまでは20分かからずに到着。東北自動車道に入る。
ところが表示されていたのは「白石〜国見工事渋滞4km」の文字。3連休に工事しないでくれ〜。ここで腹の減っていた2人は国見S.A.で食事を済ませてしまうこととする。
幸い国見S.A.は登坂車線上にあるので渋滞を1km回避できたのもラッキー!駐車場も大渋滞していたが、助手席の「ブラッディー」が降りて歩いて場所を探すという機動力を発揮して無事に車を停められた。
食券を買うのにかなり並び、食事にありついたのは19時半頃
「ブラッディー」は三元豚カツカレー
これ、1200円なんだけどカツのボリュームもご飯のボリュームもものすごい!
「レッド」さんは稲庭うどんを注文。カツカレーが来てから稲庭うどんが来るまで相当時間があったのだが、食べ終わったのは「レッド」さんが先!笑
腹一杯になったところでお土産を買い込み、埼玉へ向かって出発!時刻は20時。ここからは「ブラッディー」が運転。
往路でNOTEのハイテクを覚え込んでいたので、ハイテクを駆使して国見までの渋滞も楽々。国見を過ぎたら東北道もスイスイ!上河内S.A.まで2時間、順調に走行する。
車内ではDAZNのF1シンガポールGP中継を見ることができる(いい時代だ)
上河内で再び「レッド」さんに運転を交代し、一気に岩槻インターまで走りきる。
インターを下りてから給油し、「レッド」さん宅に到着したのは23時20分
お疲れ様でした!
その後「ブラッディー」はCR-Zに乗り換えて自宅まで激走。途中ビールを買いにコンビニに寄ったのだが、自宅到着は23時40分だった。その日のうちに帰り着くことが出来た。
昨年に続いて菅生GTレース観戦が終了した!

さて、今回の旅のお会計を集計してみるとする。
高速代:約\10000
ガソリン代:約8000
→以上を二人で割って約9000
チケット代:\11000
宿代:一人\11900
駐車場代:一人\1500
現地での屋台めし:\1700
飲み物・コンビニなど:約\3000
夕食:\1200

合計一人あたり39300円!一泊二日温泉付きパドックパス観戦でこのお値段!
鈴鹿のF1ではチケット代にも満たないぞ〜!

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