Bloody's Tea Room
Team SPIRITS Web Master 「Bloody]の趣味の世界へようこそ

2018/02/18 15:32更新 

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読者の皆さんも喫茶店感覚でお楽しみください

 

〜[ブラッディー]と[ゆっき〜]の福島食い倒れツアー!〜

かつて南会津を中心とした福島県のエリアはSpiritsツーリングの定番コースだった。
かつてのオフレポや「ブラッディー」の旅行記でそれを見ていた「ゆっき〜」が、「行ってみたい」&「食べてみたい」という一言からその企画はスタートした。
GWにどこに行く予定も立てていなかった2人だが、急遽2週間前に思い立って宿を予約。しかし時すでに遅く観光地や会津若松市内の宿は満室!5月4日に福島市内にかろうじて宿を確保したのであった。
もちろんこの二人が行動すると「食」中心になることは間違いない。しかし、今回は福島ディスティネーションキャンペーン中ということで有名観光地も多数訪問。さらに震災被災地の現状視察も兼ねたてんこ盛りの1泊2日となったのであった。

では南会津〜会津若松〜喜多方〜米沢〜福島〜南相馬〜いわき〜常陸大子〜茨城〜真岡〜佐野という弾丸800qツアー、早速レポートしてみる。

5月4(月)4:30: 川越出発〜南会津〜湯野上温泉駅〜大内宿

本当は5月3日に出発したかったところだったが、結局4日の宿しか確保できなかったということもあり、 この日はとんでもない早起き行動!
川越出発は4:30!まあ、渋滞を避けるという目的もあったし、最初の目的地である大内宿に9時前には着きたいという理由もあり。しかし眠い。
ところがこの行動の速さが後でいろいろと得をする結果になる。
川越からはいつものように羽生インターを目指す。途中コンビニでお茶とサンドイッチを買って車内で朝食。東北道は若干混雑気味なれどスイスイ!那須塩原インターには6:30に到着してしまう。那須塩原からは国道400号線〜国道121号線、通称会津西街道で南会津を目指す。
途中の山間部では山桜が咲いていて、季節の藤と共にめちゃ綺麗!こちらも混雑なくスイスイ!最初の目的地「道の駅たじま」には7:00過ぎに到着!

道の駅たじまではまだ桜が残っていた!ここで「ブラッディー」は裁ち蕎麦を購入!「ゆっき〜」も会津民芸品などお土産購入!トイレ休憩を済ませて出発!
まだ8時前なので会津西街道はさらに北上してもスイスイ!大内宿に直接行ってしまうと8時前に到着してしまうので・・・

会津鉄道の湯野上温泉駅に立ち寄り!ここは東北の駅100選に選ばれている日本唯一の藁ぶき屋根の駅舎のある駅!風情たっぷり

駅舎の中には囲炉裏があり、ホームも風情たっぷり!

桜は散ってしまっていたが、花弁がホームに! そんな中を桜色の気動車がやってきた!何度来てもこの駅は癒される〜

駅構内の売店は8時開店だったのだが、我々が入っていったら店を開けてくれたので、記念入場券と入場券しおり、会津Goodsを購入!
さらに駅の構内にこんなもの発見!
何と足湯!4年前はこんなものなかったぞ〜
せっかくなので足湯に入ろうということになったが、「ゆっき〜」はストッキングをはいていた!かつて伊豆大川駅前で公衆の面前でストッキングを脱ぐという行為に出た「ゆっき〜」だったが、さすがにここは人が多かったので
車の中で着替え・・・笑
しかし・・・
駅前の公衆電話が「着替えどころ」に変貌していたことにその後気づく二人(爆)

ということで足湯で温まる!これがまた適温で気持ちいい〜!そして天気も晴れてきたぞ〜
実はこの日と翌日の天気予報は曇り時々雨だった。しかしこの時点でこの日は晴れ、夜だけ雨、翌日は晴れという予報に変わってた!まあ、予定調和なので今更驚かない

さて、8時半ごろになったのでいよいよ大内宿に向かって出発!湯野上温泉駅から大内宿までは5q程しかないのであっという間。しかし、道の途中で「Uターン場所」やら「仮設トイレ」が目に付く。実はここ、一本道で行くしかないので観光客渋滞が半端じゃないのだ。
しかし我々はまだ混み始める前にここを通過してしまったのでスイスイ!8:45には

大内宿に到着!「ブラッディー」がここに来るのは3回目なのでもはや慣れたもの!無料の臨時駐車場にささっと入ってしまい、後は歩いていくことに!なるべく歩きたくないなどと考えると有料駐車場の行列に嵌まることになるのだ

大内宿はボタン桜がまだまだ満開!標高も高いので気温も涼しくて気持ちいい〜!
でも陽射しはかなりのもので二人とも日焼けしてしまうぐらい!
観光客も少ない朝のうちに展望台に上ってしまおうと、そそくさと丘の上に行ってみると
おおっ!素晴らしい〜!
奥の山までくっきり見える〜!
観光パンフと同じアングルで!

一度上に上がってから下に戻るとまた景色が違って見えるから不思議!
さて、朝食を車の中でサンドイッチを食べただけだった二人、この辺で腹も減る。しかしここの名物は「ねぎそば」!「ゆっき〜」はそばが苦手なのでどうしようかな?と「ブラッディー」が考えていると、「ゆっき〜」が「ねえ、ねぎ一本で食べる蕎麦って何?」と質問。ねぎは大好きなんだそうな(笑)
ということで物は試し!界隈で一番安かった

大和屋に入店!このお店、前にも来たことあるような気がする・・・
そしてこれがねぎそば!950円
文字通りねぎを箸代わりにしてそばをすすり、薬味としてねぎをかじるという食べ方をする。そばはねぎで食べることを考慮して太めの平たいものを使う。

「ゆっき〜」はかなりこのそばの食べ方に嵌まったらしい!そば嫌い克服!?で完食!
さて、腹いっぱいになったところでクルマに戻ろうとする・・・が、

岩魚の塩焼きという誘惑に・・・勝てなかった(笑)!これが岩魚の塩焼き500円!炭火で焼いているから頭から全部食べられる!
先週はアユを食べていたような・・・
ということで大内宿を堪能した二人は10時に出発!すると・・・
既に駐車場待ちの行列が4qも続いてた!
やっぱり行動が早いと得をするのだよ!早起きは三文の得だねえ〜

11:00会津若松で鶴ヶ城見物〜 喜多方ラーメン「来夢」でランチ〜日中線記念館

大内宿から再び会津西街道を北上して会津若松市内に入ったのは10:30頃。大内宿でねぎそばを食べなかった場合は、市内外れのソースかつ丼専門店「むらい」でランチするつもりだったのだが、さすがに腹いっぱいの状態ではあの巨大ソースかつ丼は無理!
そこで一気に市内に入って鶴ヶ城見物をすることとする。しかし、当てにしていた南駐車場はすでに満車!そこで躊躇せずに300円の市営駐車場へ!
我々が入庫した時には空車だったのに、車を降りてみるとなんと満車に!しかも行列が出来ていた!なんてタイミングがいいのか!

「ブラッディー」が前回鶴ヶ城に来たのは、かれこれ8年前くらいなのでもちろんその頃は「新島八重」の展示は全くなかったのだが、現在は至るところに「八重の桜」「綾瀬はるか」の展示やらポスターやら・・・

場内のお堀には新緑と花筏が!天気もいいし気持ちいい〜
「ゆっき〜」は歴史のお勉強!
この鶴ヶ城は戊辰戦争の中でも1ヶ月の籠城戦が行われた激戦地!函館戦争と共に後世に語り継がれる場所なのだ。
そしてこれが鶴ヶ城!
リニューアルされて瓦は幕末のえんじ色に直された。白壁もきれい!既に観光客が行列を作っていたのだが、せっかくここまで来たので
20分行列に並んで入館!入館料は茶室「麟閣」と共通券で510円
館内は撮影禁止になっているのだが、米蔵や会津戦争時の遺跡、幕末の会津藩士などの紹介がしてあって、歴史の勉強にはぴったり!
そして天守閣の最上階に行くと


会津平野や場内の様子が一望できる!会津戦争で使われた南走長屋もしっかりと再現されている
あまりに景色がいいので自撮り!笑
天守閣から降りて、南走長屋へ行ってみると

戊辰戦争時代の鉄砲やら、鉄砲用の窓、石落としなどの設備が再現されていた
と言うことで記念撮影!
せっかく茶室「麟閣」の入場券も持っているので、さらに城内の中庭を散策。
「荒城の月」って青葉城と鶴ヶ城がモチーフだったとは初めて知った!
青葉城だけがモチーフだと思ってた〜!

庭園から見る鶴ヶ城も美しいし、庭の花や木も色とりどりでめちゃ気持ちいい!


こちらが「麟閣」!千利休の流派「千家」の茶室で、侘び寂の情緒豊か!

茶の湯に関する設備はほぼそろっていると言っていい

茶室はこんな感じ!やっぱり日本の文化はいい!

1本だけこの季節に真っ赤なもみじがあったり、ボタン桜もきれい!

約1時間、鶴ヶ城を見学した二人は会津若松を後にする。ランチをどうするか考えたのだが、ソースかつ丼はちょっと重すぎる・・・
会津若松の見どころと言えば飯盛山や猪苗代湖、武家屋敷などがあるのだが、最近「鉄」っぽくなっている二人は、国鉄時代に廃止された「日中線記念館」なるところに行こうということになる。
そしてその日中線記念館は喜多方と米沢の中間地点、熱塩と言うところにあるので、ランチは喜多方ラーメン、夕食は米沢の「なみかた羊肉店めぇ〜ちゃん食堂」と言うことに決定!早速北上する
喜多方までの国道121号線では吾妻山系がくっきり!
そして到着したのが
喜多方ラーメン「来夢」
ここは「ゆっき〜」が旅に出る前から行きたいと言っていたお店!「harry」さん絶賛の名店なのだ。もちろん喜多方の本店に来なければ意味がない!
しかも到着時に1台だけ駐車場が空いていてラッキー!待ち時間も10分ほど!
ということでお勧めのチャーシューめん890円を発注!
喜多方ラーメン特有の太めのめんに塩醤油味が絶品!チャーシューがめちゃ柔らかい〜!
しっかし・・9時過ぎにねぎそば、13時にこのラーメン・・・かなり腹は膨れていた(笑)

腹が妊婦のようになったところでさらに北上する。喜多方から熱塩までは30分ほど。あっという間に日中線記念館に到着!

ここは国鉄日中線廃止時に、終点の熱塩駅を残して公園として整備された場所。以前「寺ちゃん」から教えてもらったので「ブラッディー」も知っていたというわけ。廃線跡はサイクリングコースになっていて、実際に自転車で通ることもできる。


駅舎内にはかつての日中線で使用されていた鉄道関係の備品がたくさん展示してある。
駅の入場券もしっかりとして硬券が無人販売(100円)されていたりして、この施設に無料で入っていいのだろうか?と言うくらい整備されている

さらに駅構内にはかつて使用されていたキ100型ラッセル車の実車が展示されていて、運転席に座ることもできる。
蒸気機関車時代のこのラッセル車は現在弘南鉄道と元新潟交通、そしてここ熱塩駅跡の3か所しか現存していない。

そしてもう一両、オハフ61型客車も現存。こちらは戦後すぐに製造された客車で、当時のままの内装が残されている。こちらも日本で現存しているのはここだけじゃないかな?

他にも昔の踏切や・・・・             転車台跡
ホーム跡も残っている

15:00米沢で上杉神社見物〜 平安の湯で温泉〜「なみかた羊肉店めぇ〜ちゃん食堂でジンギスカン〜福島で宿泊

日中線記念館で歴史に触れた二人は、再び北上を開始!「寺ちゃん」の住む米沢へと向かう。1か月前は雪が積もっていたのに、既に米沢も春の雰囲気!
米沢の街に入った2人はまず米沢で最も有名な上杉神社へと向かう。上杉神社の駐車場はさすがにGWと言うことで満車。しかしそこは勝手知ったる「ブラッディー」が駐車場内の穴場へすかさず車を止める。時刻は15時。
上杉鷹山公の銅像を見ながらかつての米沢城内へ

今年の桜はさすがに早かった!既に完全に散ってしまっていて残念

しかし参拝客はすごくて行列を作っていたので、そんな行列には並ばずに庭園内を散策

宝物館もお金取られるのでパスして、境内の神社を片っ端から見て回る(笑)

でも、全部見て回っても15分くらいしかかからないのであっという間に見学完了(笑)
ここで小雨が降ってきてしまう。実は会津若松〜米沢間では結構な雨が降っていたりしたのだが、車を降りると雨が止む(爆)
米沢市内ではほかに上杉家廟所などが有名なのだが、4時半から行動している二人はここで体力の限界を感じる。そこで向かったのは
市内外れにある「平安の湯」で温泉!
ここは入浴料300円ながら源泉かけ流し温泉が楽しめるのだ!意外と空いていてゆったり過ごせる。
内湯はかなり熱め。露天風呂は38℃くらいでのんびりと堪能できる。
もちろん入浴後のコーヒー牛乳は欠かせない!
ここで時間をつぶしてまったりしていたのだが、良く考えてみると今日はGWまっただ中!「めぇ〜ちゃん食堂」に直接行っても入れない可能性もある。そこで「ブラッディー」が電話して予約することに・・・すると、18:45までに食べ終わってくれれば良いという条件付きで予約完了!電話してよかった!
温泉に入ったので腹のほうもかなり凹んできた(笑)そこで17時に

「ゆっき〜」念願のなみかた羊肉店に到着!ここの2階が「めぇ〜ちゃん食堂」
「ブラッディー」もかつて2度ほど来たことがあるのだが、ここの羊肉は絶品なのだ!
まずはノンアルコールビールとグレープフルーツサワーで乾杯!

そしていよいよジンギスカンの登場!注文したのはこのお店の名物「義経焼」
羊の肉を特製の味噌で漬け込んだお肉でめちゃ柔らかいのだ!
一般のジンギスカンと同じ焼き方をするが、このお店では「魔法の水」として焼きながら上から日本酒をかけるのが特徴!これでさらに肉に柔らかみが出るのだ!左がノーマルの義経焼1200円、右はラム肉義経焼1500円!どちらも絶品。
しかしこれだけで満足する二人ではない!

最上級国産義経焼1800円も発注!これはもう舌がとろける美味さ!
結局1時間ほどで3人前の義経焼を平らげ、飲み物2杯づつで5800円と言う安さ!
米沢牛だけが米沢の魅力じゃないのよ〜!

ということで腹いっぱいになった2人はこの日の宿のある福島へ。福島駅前クラウンヒルズ福島へチェックイン
ここは復興庁の福島復興局が入っているビルにある
ウェルカムコーヒーを飲みつつ無料のマッサージチェアでリラックス
この日は酒もほどほどに
23時には撃沈zzz!むさぼるように寝たのであった(爆)


5月5日(火)7:00起床〜南相馬経由で帰宅困難地域を通過〜塩屋崎灯台〜いわきら・らミュウで昼食〜五浦六角堂見学〜袋田の滝見学

前日も早寝をしたこともあってこの日は7時に起床!早速行動を開始する。

朝食はホテルのバイキング!「ブラッディー」が洋食系、「ゆっき〜」が和食系(笑)
でもここのホテルのバイキングはなかなかおいしい。しかも1泊朝食付き駐車場代込で2名12000円程度!GWのハイシーズンなのに安い!
この日の予定は当初未定だったのだが、ソースかつ丼よりも海の幸を取ろう!と言うことで(爆)、いわきの「ら・らミュウ」を目指すこととする。
その途中、国道6号線が全通しているので、南相馬から帰宅困難区域を通過して震災の後を見学しながら行くことにする。
福島市内出発は8:30頃
途中、飯館村を通過して南相馬へ
飯館村も2年前に比べると人も住んでいるし店も開いているところがあったのは救い。しかし南相馬の街の中も含めて、震災時に閉店した後はそのまま荒れ放題の店もある。

しかし国道6号線に入ると津波をもろに受けた区間などは荒れ放題のこんな家屋がたくさん・・・・原っぱになってしまったところも多数あって復興はまだまだと言う気がする。

しかしこんなきれいな菜の花畑もあって癒されるかも・・・
いよいよ帰宅困難地域に突入!
ここから先は立ち寄るどころか駐停車も禁止されている。交差点には警察官が立って見張りをし、パトカーもひっきりなしに走っている。
もちろんスピード違反で捕まえるのではなくて、ゴーストタウンと化している街に不法侵入するのを避けるため

道の両側はバリケードで覆われているし、各家の門も閉ざされている。
双葉町、大熊町、冨岡町など、この沿線の街の人は今でも家に帰れない。

両側の施設が地震の影響をほとんど受けずに残っているだけに帰って静けさが不気味に感じる
福島第1原発横を通過!
帰宅困難地域を抜けるとようやく沿線には活気が戻ってくる・・が、やはり店もそのまま閉まっているところも多い。
いわき市内に入るとようやくお店も開いているところが増えてくるのだが・・・

塩屋崎灯台近くの津波の跡地はまだ更地になったばかり。これでも2年前の津波直後の状況に比べれば復興の兆しはあるのだが・・・

ということで塩屋崎灯台には12時ごろ到着!美空ひばりの記念碑「みだれ髪」も健在!
そういえば2年前には登ることが出来なかった塩屋崎灯台は登れるようになったのだ!しかし・・・体力温存のため二人は登らない(爆)
その代り目の前の山六観光でお土産を購入!
さて、ちょうど昼食時なので「ら・ら・ミュウ」へと向かうことにする。ある程度の混雑は覚悟していたのだが
駐車場に入る前から大渋滞!
しかも一度駐車場に入ってから「満車だから」と出されそうになる。そこはまた「ブラッディー」が前の経験を活かしてそそくさと一番奥の駐車場へ(爆)

これが「ら・らミュウ」!向かいにはアクアマリン福島という水族館がある。
ここも震災の時には津波がやってきて
こんなところまで水没したのだ
さて、ここに来た目的は「食べる」ことなので、二人は一直線に海鮮のお店へ!数あるお店の中ですんなりと入れそうだった
ここに入店!
単純に1組しか並んでいなかったのが理由なのだが、他の店は名前を記入している人が5組以上いたので良いチョイスかも。ちなみに二人が食事してから出てきたときには長蛇の列になっていた(笑)

「ブラッディー」はしゃけいくら丼1800円、「ゆっき〜」はネギトロいくら丼2500円を発注!
ちと高いかな?と思いきや
カニの味噌汁までついてこの値段ならOKでしょう!
しかもめちゃうま!前日はめんと肉だったのでこのチョイスは正解だ!
さて、食事の後は市場の中を散策!

威勢のいい声が響き渡り、ウニの貝焼きやら干物の匂いが・・・食べたばかりなのに・・・
こういうお店もあった
なんと席料一人250円で店内の新鮮な魚介をBBQにして食べられる店!ここで食べるのもいいなあ〜って食べることばかり(爆)

クジラベーコンを売っている店やら、マグロの切り身を売っている店もあってかなり誘惑・・・
こで「ゆっき〜」は自家製たこわさを売っている店を発見!色々と試食して・・・でもやっぱりたこわさを購入(笑)

その後、2Fにある震災に関する展示も見学。2年前よりも展示物やビデオ上映が充実していた。期間限定の予定だったのだが延長して開催しているそうな。

さて、14時ごろに「ら・らミュウ」を出発することにする。ここからの目的地は決めていなかったのだが、そのまま常磐道で帰ってしまってはもったいない。そこで茨城の名所「日本の滝100選」に選ばれている袋田の滝を目指すことにする。
いわきを出発して国道6号線を南下していると、道路看板に「六角堂」の文字を見つけた「ブラッディー」。そういえば2年前は津波で流されてしまった岡倉天心制作の六角堂が、茨城大学の手で再建完了したというのを思い出す!ならば行ってみようということで五浦で方向転換!なんと言う行き当たりばったり(笑)
六角堂の駐車場にはこんなものが・・・
これ、黄門さまの井戸!前回来たときには全然気づかなかった(笑)
そして2年前は閉鎖されていた六角堂の庭園内に足を踏み入れる

もちろん国の重要文化財に指定されていて、入館料は300円。右は太平洋戦争時代に日本の歴史遺産に空爆しないよう進言したウォーナー氏の銅像。

庭園にいると癒される〜!            庭園からの景色も絶景!

そしてこれが復活した六角堂!茶室になっているのだが、よくぞこれを再建したものだと思う

六角堂の中と、六角堂から見える景色!この六角堂再建に当たっては海の底をさらって、遺構を探し出すという努力が行われたのだという。

さて、行き当たりばったりに六角堂を見た二人は(笑)、袋田の滝へ向かう。袋田の滝は「ブラッディー」も行ったことがないので道も良くわかっていない(汗)。そこでiphoneのgoogleナビ機能で検索(笑)
これ、6号線走行中に見た岩
なんだか有名な岩っぽい感じなのだが、これはなんだろう?

国道6号線からナビに言われるままに常陸大子方面へ向かったのだが、途中すれ違いも困難な酷道を通らされる。かなりのワインディングで攻め込んだ走りをしているにょろ吉の助手席では「ゆっき〜」がスヤスヤとお休み中・・・笑

ということで袋田の滝に到着したのは16時。民間の有料駐車場(500円)に駐車して、いよいよ袋田の滝見物へ
鯉のぼりがお出迎え!そう言えばこどもの日だった!

神社の参道みたいなところを10分ほど歩くと、袋田の滝入口に到着!そこで
こういう案内看板を発見!
要は袋田の滝を見るには300円払って有料のトンネルとエレベーターを使えってことだね。
でも、滝を見るポイントとしては、吊り橋、第1観爆台、第2観爆台の3か所があるってことだね。
このトンネルをくぐると

吊り橋からの滝はこんな感じ!まだまだ迫力は感じない!?しかし・・
エレベーターを昇って第2観爆台に行くと

ものすごい迫力!第2観爆台は44mの高さにあるので、滝の上の方を見ることができるのだ。
しかも3階建ての構造なので、各階からちょっとづつ違う滝の表情を見ることができる。

滝以外の岩壁も一見の価値あり!       というわけでなぜかゆるキャラと記念撮影!

再びエレベーターを降りて第1観爆台からは滝つぼに近いところから迫力を感じることができる

滝つぼや吊り橋も見通せる!マイナスイオンたっぷり空間でめちゃ癒される〜

袋田の滝を見学した後は、再び参道を駐車場へ。その途中「ゆっき〜」は
ソフトクリームに目が留まる!
最初は「アユの塩焼き!」と叫んでいたのだが、滝を上り下りして気が変わったらしい。

「ブラッディー」は途中で目についた地元名産軍鶏のテイルを購入!250円でこの味は最高!
さて、駐車場まで戻って来た二人だったが、ここで「ゆっき〜」の足が止まる
やっぱり初志貫徹だよね!
ということでアユの塩焼きを購入!400円と秩父より安い!しかもここのアユはたっぷり肉がついていてめちゃ美味い!

17:00:袋田の滝出発〜真岡駅〜佐野ラーメン大しま屋で夕食〜帰宅

さて、袋田の滝からは帰途に就くわけだが、この時間になると高速道路は大渋滞!しかも袋田の滝のある常陸大子からは東北道に出るにも常磐道に出るにもかなりの距離がある。しかも高速に乗った途端に渋滞と言うこともあり得るわけ・・・
ならば!と選んだ目的地が真岡駅!SL保存鉄道で有名な真岡鐡道の本社がある駅で、駅の構内にはSLの博物館もある。
ということで袋田の滝から常陸大子を経由し、山道を烏山経由で南下する。この辺の道はGWなのに車も少なくて快適なワインディング。道幅もかなり広くてこれならばSpiritsのツーリングにも使えそう!
真岡駅には18時ジャストに到着!夕日がきれい!
さて、真岡駅に到着してみると・・・既にSLキューロク館は18時で閉館していた!残念!

これがSLキューロク館と真岡駅!どちらもSLの形を模していて、これだけでも真岡鐡道がSLによる集客を得ているかわかる。
そして・・・駅構内には数々の鉄道遺産が・・・どれも自由に入ってみることができるので遠慮なく(笑)

旧国鉄のキハ20型気動車              こちらも旧国鉄のDE10型ディーゼル機関車

なんかいい感じ!                 キューロク館の中には文字通り9600型蒸気機関車がいる
この蒸気機関車、実は圧搾空気でシリンダーを動かして試走することがあるのだ!


こちらは貨物列車の保存車両!国鉄時代の車掌車も貴重だし、下の2両は木造の貨車!

さらに展示車ではないが、旧国鉄時代の貴重な保存車が構内にはわんさかいる

もちろん現役の気動車やSLに牽引されるオハ50系客車も
まあ、記念館は次回と言うことで、今回はこれだけ見学で来たから良しとしよう!

と言うことで真岡駅見学で今回の旅の目的は終了!
最後に「走る」真岡鐡道も見られた(笑)

さて時刻は18時半、もちろん最寄りの上三川インターから高速に乗っても渋滞に嵌まるだけ・・・ということで二人が考えたのは・・・そうだ!佐野ラーメン食べよう!
確かにこれから一般道で佐野に向かえば、20時には佐野に到着することができる。車内では「ゆっき〜」がスマホを駆使して佐野ラーメンのお店を検索。
「ブラッディー」は上三川から国道4号バイパス〜国道50号で佐野に向かうルートを選択。国道50号線沿いには佐野ラーメンの名店はあまりないようなので、市内に向けて右折したとたん発見したのが
手もみラーメン大しま屋!
実は検索に出てきた店でも何でもないのだが、野生の勘!?がここに入れと命じた(爆)
・・・・・・・・ただ単に腹が減っていたというだけかもしれぬが・・・・・・・・
ここで二人は店の看板メニューである「手もみラーメン」580円を発注!

「ブラッディー」はにんにくトッピング      「ゆっき〜」はねぎトッピング!
ここ、ぽっと入った割にはめちゃ美味かった!麺は柔らかめで中麺の王道!スープもあっさり目の薄口しょうゆ味なのにコクがある!どちらも試しに食べてみたが、にんにくの場合はコクが倍増、ねぎは辛めなので味が濃いめになる。
もしかしたら・・・来夢よりもおいしいか?とは二人の統一見解(笑)

さて、腹もいっぱいになったところで一度川越に帰る。途中館林を経由して国道122号線から鴻巣経由で帰るルートを戻ることにしたのだが・・・
なんと「ブラッディー」が途中で道を間違える。しかしiphoneナビが示す方向の通り、やたらマニアックな県道を経由!
もはやもう一度通れと言われてもわからないような裏道を通って、車も全くいない状態で快適に飛ばし、気が付いたら国道122号線に入っていた(爆)
ということで全く渋滞知らずで22時前には川越市内に到着!なんと福島から400qを一般道オンリーで帰宅してしまった!



ということで終了した行き当たりばったりの福島食い倒れツアー。いつものように食中心ながら、しっかり観光も堪能して、1泊2日とは思えない充実の旅となった! 思い返してみるとたった42時間の出来事とは思えない!
しかも今回の交通費はたったの11000円!宿代が12000円!結構観光代がかかってしまったが、
食費16000円(笑)を含めても一人当たり20000円程度で済んでしまうのだから結構チープに楽しめたのでは?
GWでなくても1泊2日でこれだけ楽しめるってことが良くわかった2日間であった!

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