Bloody's Tea Room
Team SPIRITS Web Master 「Bloody]の趣味の世界へようこそ

2018/02/18 15:32更新 

当ホームページは[Bloody]の完全なる自己満足の世界で成り立っております。
読者の皆さんも喫茶店感覚でお楽しみください

 

〜[ブラッディー]と[ゆっき〜]の 仙台食い倒れツアー!〜

20148月〜10月に仙台に常駐していた「ブラッディー」。その間仙台のグルメやら観光地を大いに堪能した。その模様は「杜の都仙台観光案内」にもレポートされているわけだが、それを見た「ゆっき〜」が一言・・・「私も牛タン食べたい」・・・ん?そこ?
と言うわけで「ブラッディー」の出張業務終了後に仙台で待ち合わせ、そのまま週末観光旅行をしようということになった。決行日は220日(金)〜22日(日)の23日。
一気に仙台の名所を見て回り、全てのグルメを食べつくし、さらに驚きの行き当たりばったりまで経験した48時間、早速レポートしてみる。

220()20:00:仙台駅

この日「ブラッディー」は18時まで出張先で業務。18時の定時にそそくさと仕事を終えて会社を出る。まずは2日間宿泊るホテルフォーリッジ仙台にチェックイン。
さて、「ゆっき〜」のほうはなんと仕事を午後半休!普段平日に出来ないことを済ませて、前もってチケットを買っておいた新幹線「こまち31号」で仙台へ向かう。途中320km/hの世界最速を初体験。「真っ暗だし速すぎるし何がすごいのかもわからん」と言う状態で19:52仙台に到着。

若干の遅れがあったもののほぼ定刻に到着! 意外と軽装の「ゆっき〜」


合流した二人はまずホテルに荷物を放り込んで夜の仙台の町へ繰り出す。
なんと散歩中にガス灯を発見!仙台にはまだあるんだね〜
この時間まで食事をしていないので腹ペコ
()。そして向かったのは
牛タンの名店「利休」のハピナ名掛町店。
数ある「利休」の中でも比較的空いていると「ブラッディー」が判断したお店なのだが、ほぼ待つことなく入店。早速仙台名物牛タンを食べる。

なん「ゆっき〜」は1.5人前を発注!「ブラッディー」はカレーをつけると言う、二人ともとんでもない食欲。もちろん酒は欠かせない()

まずはお通しに                  テイルスープ

「ゆっき〜」は初体験の仙台牛タンの厚みにびっくり!早速撮影に余念がない!
カレーもビーフカレー!これは600円で追加できる
そして
612切れ入っている1.5人前をペロリ!
テールスープもカレーも全て大満足の味!とのことで、いつものように「うめえ」「やべえ」とボキャブラリーが欠乏する。

しかもこれだけ食べて6000円程度!コストパフォーマンス最高!

さて、腹いっぱいになりすぎたので少し運動しようと言うことで仙台の夜を散歩。ハピナ名掛町のモールを通って国分町方面まで歩く。
夜の仙台を代表する街、国分町
さらにモール
3本を南下して横丁見物。

文化横丁と壱弐参横丁は昭和の雰囲気・・・というより戦前?の雰囲気満点!
最後は仙台銀座を通ってホテルまで約
2kmの道のりを歩き回った。

221()8:00起床〜松島〜新幹線総合車両所〜仙台浅草〜国分町

前日は食べ過ぎてあまり飲まなかった二人、この日は気持ちよく起床!「マッサン」を見てから行動開始する。
ちなみにこの日に準備したのはこのトクトク切符!
この「仙台まるごとパス」は市営地下鉄、市バスのほぼ全線と仙台空港鉄道全線、仙台周辺のJR線が2日間乗り放題で2670円!まさに仙台観光するにはうってつけのきっぷなのだ。
この日の最初の目的地は松島!日本三景松島・・・が第一目的ではなく、「松島おさかな市場」で海鮮を食べようと言うのが主目的()
しかし、仙石線電車の時間を調べると目的地の松島海岸駅まで到達する電車が1時間に2本だけ・・・9:241本行ってしまうと次は10:07!!
ということで、

この日はまず仙台朝市を見物・・・したが
100mほどの朝市なんかすぐに見終わってしまう。ということで

ティファニー・・・じゃなくってドトールで朝食を・・・・


さて、軽く朝食を摂った後は10:00にあおば通駅に到着。実はこの仙石線、仙台駅ではなくあおば通駅が起点。地下化した際にJR仙台駅の真下を通って地下鉄の仙台駅と直結されたのだ。

また、この仙石線はJR直流電化最北端の路線としても知られている。元々私鉄だった路線なので、東北本線との並走区間も長い。

10:07
発の仙石線は快速なので、松島海岸まで4駅しか停車しない。10:35には松島海岸に到着。まだこの時間だと観光客は少ない。・・・から遊覧船に乗ってしまおうという考えはこの二人にはない()もちろん一目散に

初志貫徹で「おさかな市場」(爆)そして・・・

初志貫徹で「まぐろ握り」と「まぐろ3色丼」を発注!このボリュームにはさすがの「ゆっき〜」もビックリ!
そして味には・・・再び「うめえ」「やべえ」の言葉しか出てこない(爆)

さらにあら汁も追加!これだけ注文しても
2500円でおつりが来る。
ところが・・・いつもはペロリの「ゆっき〜」が途中ギブアップ!海鮮丼のネタのでかさとご飯の量に負けたらしい。「ゆっき〜」が量で負ける姿を始めてみた()
ちなみに隣の牡蠣小屋には見向きもしなかったが、こちらは観光客で90分待ち!

当初の目的は達したので、じゃあ観光でもしようかということになる()

まずは歩いていける五大堂を見学。ここは震災直後には橋を渡ることが出来なかったので「ブラッディー」も久しぶり。

五大堂から眺める松島もまた絶景!そうそう、前日まで雨だった仙台も
、「ゆっき〜」到着前には雨が上がってこの日は快晴!もはやこの天気には驚かない2人(笑)
ここから「日本三景を眺める展望台」へも行けるのだが、金払ってまで行く気はしないのでパス。

金払わなくても見ることができるものは全部見る!大笑!

遊覧船乗り場に行ってみると
12時ジャスト発の遊覧船が出向直前と言うことでそれに乗り込むこととする。
切符売り場で「塩釜行きのほうがいいよ」と声をかけてきたオジサンがいたが、塩釜港と本塩釜の駅はかなり離れていることを知っていた「ブラッディー」はそれを却下。島巡り遊覧船のほうに乗ることとする。

遊覧船の名前は第3仁王丸。乗船券1500円はちと高いと思うが、震災復興のこともあるし良しとしよう!

船内に入ってみると・・・なぜか宇宙戦艦ヤマトのポスターが!しかも松島と一緒に描かれている。なんで?
出向のアナウンスがあって、放送が始まってその意味が判明!なんと「宇宙戦艦ヤマト星巡る方舟」の映画と松島めぐり観光船がタイアップしていて、船内放送は古代進が担当しているのだ!2年前に乗ったときとは違う船内放送にびっくり!

運よく窓際の席を確保できたので・・・・写真撮りまくり!

前回「グランブルー」さんと乗った時は曇り空だったので、この快晴はありがたい!

ちなみにこの遊覧船の名物だったカモメへの獲付けは、鳥のフン害で松への影響が出ているとのことで中止しているのだそうな。
前は船と一緒にわんさか飛んでいたカモメが今は一切やってこない。「餌くんないなら行かないよ」って・・・鳥って頭いい

船は50分かけて大小さまざまな島巡りをして松島港に戻る。島の数は108ほどあるそうだ。
さて、到着したら・・・

港を見ながら・・・・・・             黄昏てみる・・・・
んじゃなくって

やはり名物の牡蠣カレーパンを買わねば!ということで「ブラッディー」はそそくさと列に並ぶ。ちなみに「9割のお父さんお母さんが美味しいという」という微妙なキャッチフレーズがいいんだわ

「ブラッディー」は牡蠣カレーパンを2個購入。これはその後に思わぬ効果を表す。

しかし牡蠣があまり好きではない「ゆっき〜」はスルーしてキティちゃんのお土産屋へ
()
しかし、外国人観光客向けのGoodsしかなかったとのことで結局何も買わず。この購買欲は翌日に爆発する。

さて、松島観光も終えたところで次の目的地へ向かう二人は松島海岸の駅に向かう。途中の沿道には海鮮モノの焼きホタテなどが売っていたのだが、「ゆっき〜」曰く、「ホタテは串焼きにしてはいけない」とのことでここもスルー。結局・・・
なぜかソフトクリームを購入
()
松島海岸駅ホームからは小さなトンネルの向こうに海が見える景色が堪能できる
松島海岸駅からの仙石線車内で「ブラッディー」は爆睡し、気がついたら仙台到着。仙台からは東北線で岩切へ。岩切で再び乗り換えて東北本線の支線で利府へ向かう。何で利府?

それは新幹線総合車両センターがあるから!このところ妙に新幹線に惹かれている「ゆっき〜」のリクエストが、この新幹線総合車両センター見学に行きたいと言うもの。仙台観光に来る観光客の1%未満しか行かないであろうレアポイントと思われるのだが・・・
ちなみに利府駅までの電車が妙に込んでいたのだが、その答えは利府駅に到着して判明!利府駅の近くのサッカースタジアムでGLAYのライブがこの日にあるとのこと。これは帰りの大混雑に巻き込まれないうちに帰らねば・・・

利府駅から車両センターまでは1.5kmほど歩かなければならない。しかし、その道のりで

なんとE7系新幹線の新車搬入現場に遭遇!

新幹線の車両がタイヤの上に載っているというのはほとんど見ることが出来ないぞ〜
思わぬサプライズに感動した二人は、守衛所のおじさんに「川越から来たの?」と大歓迎されながら新幹線総合車両センターへ入る。なんとここは無料!受付に名前を書くだけで入れる。

そして展示物は・・・

蒸気機関車
3両、交流電気機関車6両、

961型新幹線高速試験車、954型新幹線高速試験車、
200
系初代東北新幹線などなかなかのレア車ばかり!
さらに961型試験車は運転席までは入れてしまうので、青梅鉄道公園で0系の運転台で感動していた「ゆっき〜」は再び感動!

設計年次の違いによる機器の違いもお勉強!ちなみに・・・・ボタンは全て押す・・・・おこちゃまかい!
()

1号車の車内は普通座席になっているので・・・旅行気分で窓を眺めたりする

2号車はイベントスペースになっていて、E2系の座席モケットを使った椅子が並んでいる。そこでは食堂車気分で黄昏(笑)

そして展示ルームにはプラレールやら子供が好きそうなおもちゃがわんさか!
もちろんNゲージとプラレールのジオラマもある。
スタンプだって新幹線全種類のものが完備されている・・・子供と取り合ってスタンプを押す2人
()

さらに「ゆっき〜」は帽子を借りて記念撮影!このシーン、鉄道博物館でも見たような・・・

他にも廃車になったドクターイエローの車号が切り取られて展示してあったり、かつてのポスターなども展示されている
お!あと46人で30000人じゃない!

そして午後4時、なんと館内閉館のアナウンスが・・・そうなのだ!ここは16時で終わりなのだ!鉄道博物館は入館料1000円で17時まで、青梅鉄道公園は入館料100円で16時半まで、新幹線総合車両センターは無料で16時までってわけね()
まあ、GLAYのライブ客にもみくちゃにされる事態はこれで回避された()
最後に新幹線と「ちゅ〜」


帰りの道で発見した電気自動車?の廃車体・・・本当にこれ、電気自動車なんだろうか?恐るべし利府!
さて、利府駅まで戻った二人はこの近くにある鉄道公園に行って見る事とする。

知る人ぞ知るこの公園には、国鉄交流電化の初代機関車
ED91型の11号機が保存されているのだ!まあ、レア中のレアなので観光客が行く可能性は0.0001%程度か?

妙に鉄づいてしまったこの日の観光はここまで。仙台に戻ろうと言うことになるが・・・なんと次の電車は17:02までない!

そこで駅の隣にある「りふ横丁」なる場所で、たった一軒開いていた喫茶店でコーヒーを飲んで時間をつぶす。
ちなみにこの横丁でも「ゆっき〜」は「ホタテ貝焼き、ホタテ貝焼き」とつぶやいていた。残念ながら開店は17時半・・・笑。


利府駅から仙台に向かう車内ではちょっと小腹が空いたので、松島で買った「牡蠣カレーパン」を食べる。「ゆっき〜」は「夜のために」食を押さえようと「半分でいいよ」() よほど朝のマグロ三色丼のヘビーさが尾を引いているらしい(爆)結局2人で1個食べただけでやめにしておく。

往路は混雑した車内で撮影できなかった新幹線車両基地を思いっきり撮影!

夕日に映える新幹線をじっくりと楽しみつつ仙台まで戻る。
なんだか・・・
「ゆっき〜」の撮影画像のほうがゲージツ的かも!

さて、仙台からは仙山線で北仙台へ向かう。北仙台到着は
17時半。なぜ北仙台か?それは
仙台浅草があるから!
「ブラッディー」が仙台で勤務している出張先の会社は北仙台にあり、毎日この横丁を通っているのだ。この仙台浅草の中でも常連化している「いっぷく」で今夜の飲みと食べを満喫すると言うわけ。

「いっぷく」の店内はこんな感じ。工事現場風で面白い!そしてお店の店長、
M浦氏がめちゃめちゃノリが良くて、とにかく注文していないものまで「サービスです」とばしばし出てくる!
残念ながら「ゆっき〜」ご要望の「ホタテの貝焼き」はもちろんなく、「ゆっき〜」が大好きな「たこわさ」もなかったがどの料理もおいしい。んで、「ブラッディー」は残った1個の牡蠣カレーパンを
M浦さんに進呈!松島に住んでいたこともあるM浦さんながら、牡蠣カレーパンは初めて食べたとのこと!
かんぱ〜〜い!


なんだか頼んでいるものが全部オヤジっぽい(爆)

最後に会計してみると・・・またしても2人で6000円行かない!本当に儲かってるの?M浦さん!
最後に店の前で記念撮影!
さて、飲んだし食ったしもう帰るか!?とならないのがこの二人。またしても火付け役は「ゆっき〜」
「ホタテ食べられなかったし、たこわさ食べたい・・・」
やっぱりそこか!(爆)
ということで二人は地下鉄に乗って勾当台公園へ。ここは国分町の北の外れに位置する。向かったのは「ブラッディー」がかつて行ったことのある280円飲み屋!どんな料理でも飲み物でも基本的に280円と言う安さ。そこに

あった!たこわさ!・・・・ってことで二次会開始!結局量は飲まなかったものの、国分町で飲むという仙台の名物をもう一つ制覇!
大満足でこの日の観光旅行を終えたのであった。

これは広瀬通駅の星座オブジェ!  そして仙台市営地下鉄の車内。なんで7人がけの真ん中にポールが?
隠れた仙台の名所、ここでも満喫・・・・


2月22日(日)8:00起床〜バスで作並温泉へ〜作並温泉「岩松旅館」〜ニッカ仙台工場見学〜青葉城見学〜関東へ

前日も早寝をしたこともあってこの日も8時に起床!早速行動を開始する。
ホテルをチェックアウトして荷物を仙台駅のコインロッカーに預け、
身軽になった二人は・・・ずんだもちを購入!

仙台の名物と言えばこれも欠かすわけには行かない。しかし・・・枝豆ともちと言うなんとも微妙な組み合わせに、購入したのは「ミニカップ」という
135円の小さいやつ1個だけ(笑)
さて、この日向かったのは作並温泉。仙台周辺には秋保温泉と作並温泉という2つの有名温泉街があるが、鉄道も通っていて便利のいい作並を選んだわけ。

市バス9番乗り場から作並温泉行きのバスは出発する。発車は9:30.所要時間1時間10分と言う長距離バスなので、「路線バスの旅」の真似をして一番後ろの席に陣取る。
仙台市内を抜け、愛子までの区間はかなりのワインディング。広瀬川を左に見ながらバスのワインディングという状況を楽しむが・・・「ゆっき〜」はこの峠道でも撃沈zzz(笑)

でも、途中の有名なトレッスル橋である熊ヶ根鉄橋などの景色はしっかりと観光!次第に雪景色に変化する車窓を見ながら終点作並温泉元湯に到着したのは10:10

バス停の目の前に有名旅館「岩松旅館」がある。ここは渓流が流れる横にある岩風呂が有名。作並温泉の中では最も泉質も景観もいい温泉なのだ。
日帰り温泉受付が10:30までなので、それまでは館内の展示物を散策。


朝ドラ「マッサン」が放映されていることもあって、近くにあるニッカウィスキー仙台工場に関する展示や、創業者竹鶴政孝に関する紹介パネル有!

そしてここで朝ごはん代わりにずんだもちを食べてみる。
枝豆をすりつぶしたあんこにもちを絡めて食べるのだが、これが甘すぎずになかなか良い感じ。でも1個でいいかな(笑)
そして10:30、日帰り温泉受付開始!実はここ、日帰り温泉でも平日1200円、土日は1500円とやたら高い!まあ秋保も作並も全体的に高いので仕方ないのだが・・・
受付を済ませたら早速タオルを受け取って岩風呂へ。ここは高いだけあってバスタオルは無料で貸してくれるし、フェイスタオルは岩松旅館ロゴ入りのものをもらえる。
そしていざ岩風呂へ!と向かったが、脱衣所手前で「ゆっき〜」が固まる。「ゆっき〜」の視線の先にはフルチンのおじいさん(爆)
「ここ、混浴って一般の人も一緒に混浴するの?」と「ゆっき〜」
「そうだよ、当たり前だろ」平然と「ブラッディー」
どうやら「貸切混浴露天風呂」を予想していたらしい。つまり本当の混浴露天風呂を体験するのは初なのだそうな(大笑)
実は女性専用の露天風呂もあるので、そちらに行くか確認したのだが、本人曰く「ここまで来たんだから入る」!何事も経験は必要だ(笑)

さて、この露天風呂は「美人の湯」とも言われていて、無色透明ながら入っていると肌がつるつるになる。温度は40度前後とぬるめながら、長く入っていると芯から温まる。もちろん「ゆっき〜」以外の若い女性は見当たらず、周囲のおじさんたちが目のやり場に困っていた。
しかし、そんな中で一人の男性が「ブラッディー」に話しかけてくる。福島県在住のこの方と温泉談義や仙台周辺談義で盛り上がる「ブラッディー」。この男性、息子さんが本日受験で送迎のために仙台まで来たのだが、試験時間中暇なので15時まで時間をつぶすべく作並温泉に足を伸ばしたのだとか。
そんな話をしているとこの男性が一言。
「ニッカの工場は行きました?」
「いえ、足がないので行き帰りが大変で断念しました」
「なら、ご一緒しませんか?」
なんと!旅は道連れ世は情け!ありがたくその提案に乗っかることにする。

ということでひょんなことから念願のニッカ仙台工場までいけることになってしまった。
ちなみにこの男性、お名前を伺ったのだが失念・・・仮の名前を
LEXUS」さんにしよう()
ニッカ仙台工場までの道のりでいろいろ話を聞くと、年齢は「ブラッディー」の2つ上。娘さんと息子さんの年齢は「ブラッディー」の子供と同じ年。本当は南相馬に家があるのだが、東電事故で帰宅困難地域になっていて、4年間仮住まいなのだとか。しかし人当たりも良くて話好き、明るい人で本当に楽しい。
なお、「ゆっき〜」が岩風呂に入ってきたとき「勇気あるなあ〜」と思ったんだとか!何がきっかけになるかわからん()

さて、ニッカ仙台工場に到着したのは12:10ごろ。池が凍り付いているのにはびっくらこいた!
「マッサン」人気で混んでいたのだが、昼食時だったためか
12:30の見学ツアーに入れてもらえることに。

待合室には「マッサン」ポスターや「ウイスキーが出来るまで」などの展示がたくさん。

さて、12:30になるとガイドの方が現れてツアー開始。最初は工場操業に関する説明を待合室で受ける。ちなみにこのガイドさんは小野寺さん。「マッサン」の養女役の優希美青さんが「あまちゃん」では宮城代表のアイドルを演じていて、そのときの名前が「小野寺」ちゃん!う〜ん、「LEXUS」さんの名前を覚えずに「小野寺」さんの名前だけ覚えてしまった()
なお、「ニッカ」と言う名前は前身の「大日本果汁株式会社」から取ったそうで、この仙台工場の近くを流れる「新川(にっかわ)」とは縁もゆかりもないそうな・・・へぇ〜〜

さて、いよいよ工場見学に出発!        まずは大麦を乾燥させる工程。

この工程でピートと呼ばれる泥炭を使って麦にスモーキーフレーバーをつけるわけ。設備内には入ることは出来ない。

続いては発酵。乾燥させた大麦を発酵させてアルコール分を作り上げる。
ちなみに・・・匂いはかなり臭い
()
そして有名なポットスチルのある蒸留工程。

TVで毎朝のように見る設備には見学者たちも興味津々。仙台工場と余市工場でポットスチルの形状が違うんだそうな。

蒸留されたウィスキーは最低
5年の熟成期間に入る。それを保管するのが貯蔵庫。

熟成中にウィスキーはどんどん量が減ってゆくのだが、それを「天使の分け前」と呼ぶのだそうな。蒸留直後、
5年後、10年後のウィスキーの色の変化と香りの変化を体験することも出来る。
ちなみに香りを嗅いだ[ゆっき〜]は・・・「おぇっ!」笑


さて、工場見学はここで終わり!

いよいよ試飲タイム!
とは言っても「
LEXUS」さんはハンドルキーパーなのでもちろん飲めないし、「ゆっき〜」は・・・

ああ、いい香り・・・・・・・・・・・・・・・・・・じゃなくって「おえっ!」
どうしてもウイスキーの香りは好きになれないらしい。

今回は宮城峡12年と鶴17年を試飲。やっぱり鶴の17年は美味しい!たった2杯なのに大満足してしまうわけだから、意外と安いともいえるのかな?
歴代の銘柄が全て展示してある!

試飲後はお土産タイム。「ブラッディー」は樽だし51度のミニボトルを購入。「ゆっき〜」はお父さんへのお土産で竹鶴12年を購入!
工場見学が終わったのは13:30.「LEXUS」さんは東北福祉大学まで息子さんを迎えに行くとのことで、仙山線の東北福祉大駅まで乗せて行って頂く事にする。本当に何から何までお世話になりっぱなしで、助かってしまった。よく考えたらニッカの工場でウイスキーのお土産をお渡しすればよかった・・・

さて、東北福祉大駅に到着した二人は朝からずんだもちしか食べていないため腹ペコ。時刻は14時過ぎ。もはや腹は限界になっていた。そこでランチをどこで食べるか思案する。
思いついたのは「マーボー焼きそば」。最近、仙台B級グルメとして有名になりつつあるメニュー。マーボー焼きそばを食べるのであれば広瀬通沿いのお店「とんとんラーメン」がお勧めなので、
仙山線で北仙台へ向かい、地下鉄に乗り換えて広瀬通へ向かう。

そしてとんとんラーメンに到着!        そしてこれがマーボー焼きそば。
カリカリに焼いた焼きそばの上に麻婆豆腐があんかけとして載っている。マーボー飯のあんかけ焼きそば版といえばわかりやすいか?これには初体験の「ゆっき〜」もかなり満足したらしい。

マーボー焼きそばを食したことで、これで牛タン、海鮮、牡蠣カレーパン、ずんだもち、マーボー焼きそばと仙台のグルメ有名どころは全て制覇!これぞ食い倒れツアー!

さて、予約した新幹線は18:18発なので3時間ほど時間がある。広瀬通沿いのディズニーショップをちょっと覗いたが、別に観光で買うものでもないのでスルー。お土産を買う時間も欲しいので仙台市内の名所を頭に浮かべて考える「ブラッディー」。
思いついたのは青葉城。しかし前日もこの日も相当歩いているので、仙台市内観光バス「るーぷる仙台」のバス停から山登りはきつそう。そこで仙台市交通局のバスナビでチェック。するとちょうど良い時間に市営バスがあることが判明。仙台城址南で降りれば山登りをしなくてすむのだ。

ということで地下鉄に乗って仙台駅まで戻り、
バスターミナルから市バス719
系統に乗り込む。
東北大学の広いキャンパス内を通過して、青葉城に到着したのは
16時。

早速城址公園内を散策。しかし、現在仙台城址公園は改装工事中で、見るものは

「昭忠碑」と・・・・・・・・・・・・・「伊達正宗像」しかない()
まあ、伊達政宗の銅像を見たと言うことで仙台観光の締めはOKか?左の
「昭忠碑」は東日本大震災で脱落してしまったもの。これも修復するのかなあ。
おっと!土井晩翠さんを忘れちゃいけねえ・・・
そして

青葉城からは仙台市内が一望できるので、広瀬川が曲がりくねっている姿も良くわかる。
さて、仙台観光もこれで終了!バスの時間までお土産屋さんで時間をつぶすが・・・何と「「ブラッディー」はここで日本海軍と海上自衛隊の艦船側面図クリアファイルを見つけてしまった!もちろんゲット!何で仙台で買うの?()
「ゆっき〜」は1個づつ売っていた笹かまぼこに目を奪われる。そう言えば仙台名物で食べていなかったものがここにもあった!とプレーンとチーズ入りを一つづつゲット!
ということで帰りも市バスで仙台駅へ戻る。「仙台まるごとパス」がなかったら、交通費だけで一人4000円くらいかかっていたところだった。
仙台駅ではお土産タイム!まず目に付いたのは駅構内で限定開催されている東北ご当地食材即売会場!ここで「ゆっき〜」が目に付けたのは・・・「三陸産たこわさ」なんとお値段1000円以上!試食して美味しかったからつい・・・
さらに萩の月などの銘菓をお土産に買った後で・・・
はやぶさ&キティちゃん靴下を発見!即ゲット!
前日抑えていた購買欲にもはや歯止めが利かない()
買い物も終わり、新幹線に乗るまでの待ち時間があったので、新幹線ホームでしか販売していない「伊達の牛タン」のB級グルメ

「牛タンライスバーガー」「牛タンソーセージドッグ」「牛タンスモークドッグ」を一つずつ購入。


早速待合室で食べ比べ!「ゆっき〜」はやはり「ブラッディー」お勧めの牛タンライスバーガーが最も美味しかった模様。結構腹に溜まるので、結局この後夕飯を食べることはなかった。

これで仙台食い倒れツアーの締めが完成!これでほぼ制覇したといってよいであろう()

そして乗り込んだのは「はやぶさ104号」。「ゆっき〜」が往路はこまち号のE6系に乗車したので、帰りははやぶさ号のE5系にしてみた。

名物TV塔のイルミネーションを見ながら仙台を後にする
さあ、320km/hを楽しもう!と思いきや・・・白石蔵王を通過するころには二人とも撃沈zzz。目が覚めたのは栗橋通過後だった。うとうとしている間に埼玉についているこの速さに「ゆっき〜」の頭はついてゆけない()
大宮到着は19:46!お疲れ様でした〜

その後二人は買ってきた笹かまぼことたこわさで一杯!
しっかしこのたこわさ、たこが3cmくらいに切ってあったりして、我々が一般的に知るたこわさとは別物!わさびもめちゃくちゃ利いていて、超美味!さすが高いものはうまい・・・

ということで終了した抱腹絶倒の仙台食い倒れツアー。食だけでなく、観光有、出会い有、体験有、移動の楽しみあり!まさにてんこ盛りの48時間であった。
二人分の旅費&お土産代で10万円程度かかってしまうが、まあ、これだけ楽しめればOKでしょう。15万円なんて安い安い!
何よりも思い出と知識、経験が手に入るからねえ〜。

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