Bloody's Tea Room
Team SPIRITS Web Master 「Bloody]の趣味の世界へようこそ

2018/02/18 15:32更新 

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〜「ブラッディー」と「ゆっき〜」の下町博物館めぐり!〜

GW初日、夜に学生時代の同窓会が予定されていた「ブラッディー」は当然遠出をするわけにもいかなかった。しかしせっかく都内に出るなら何か見に行きたい!
そこで前から「ゆっき〜」が行きたがっていた東武博物館へ行ってみることに!ついでに下町博物館めぐりと言うことで両国の江戸東京博物館も行ってしまおうということで朝から行動開始!
浅草、向島、亀戸、両国と回るツアーに出かけたのであった!


5月2日(土)11:00川越〜12:30浅草〜14:00東武博物館

例によってゆっくり目覚めてのんびり支度した二人。とはいっても午前中に川越を出るという目標は果たした(笑)
当初は直接東武博物館に向かう予定だったので、川越から東武東上線で池袋に出て、池袋からはJRを乗り継いで北千住。北千住から東武伊勢崎線で東向島に行く予定だった。
しかし、考えてみれば到着予想時刻は12時過ぎ。ってことは腹が減る。そこで思いついたのは、最初に浅草に行って喜多方ラーメン「ばんない」でランチを食べようという企画。ついでなので浅草までは地下鉄丸ノ内線と銀座線に乗って、地下鉄創世期のお勉強もしてみようというわけ。
池袋から丸ノ内線に乗って銀座まで向かった二人。途中本郷台地の複雑な地形の中をどうやって地下鉄が走っているか車窓から確認することができるのだ。
銀座からは日本初の地下鉄、銀座線に乗って浅草へ。しかも今回は

新型車両1000系のトップナンバー車両がやってきた!2013年のブルーリボン賞受賞だぞ。

銀座線の浅草駅は日本最古の地下鉄駅なので見どころが多数!鉄骨造りの駅の構造物や、開業当初からある入口なども見物!
もちろんこの日は快晴!
半袖一枚でも暑いくらいの陽気の中、軽く散歩して
ばんない浅草店に到着!
ここは柔らかいチャーシューが有名な喜多方ラーメンのチェーン店。喜多方の本店の味が気軽に食べられる。この日はなぜかガラガラ・・・

「ブラッディー」は焼豚ラーメン、「ゆっき〜」は喜多方ラーメンを注文
もちろん餃子も(笑)
実はこのGWに会津地方に旅行に行く予定にしているので、今回はその予習(笑)。喜多方ラーメン初体験の「ゆっき〜」に喜多方ラーメンのスタンダードな味を体験してもらったわけ。もちろん二人とも汁まで完食!満腹になったとところでいよいよ東武博物館へ向かう。
東武博物館がある東向島までは浅草から東武伊勢崎線でたった3駅!東武浅草駅に到着してみると・・・

なんと1編成4両しかない特急スカイツリートレインがいた!これはラッキー!舐めまわすように観察して、我々は各駅停車北千住行きに乗り込む(笑)
東向島までは隅田川を渡ったり、スカイツリーの横を通ったり、東武業平橋車庫の横を通過したり、地下から突如出現する半蔵門線の電車に驚いたりして7分ほどで東向島に到着!

駅の真下にある東武博物館に早速入館!入館料はなんと200円!安い!入口ではソラカラちゃんがお出迎え!
実はここ、東向島付近を高架にする際に、その高架下の利用を考えた東武が博物館にしてしまったという経緯がある。よって博物館そのものはかなり狭く細長いのだが、かなり工夫を凝らして作ってあるのが特徴!

最初に目に入るのが5号機関車!蒸気機関車特有の石炭の匂いなどが楽しめる

こちらは東武最古の電車モハ1型。モハ5が復元して展示してある。戦前東武の特徴、5枚窓が見事に再現されている。
室内も忠実に再現!白熱灯や明り取り窓が優雅

こちらはドイツをイメージしたNゲージのジオラマ。ドイツ各地の名城を忠実に再現しているのだが・・・なぜドイツ?
しかも走っている車両はスペーシアだったりする(笑)
東武の全路線と車両が描いてある床
東武鉄道は関東民鉄最大の総延長営業路線を持っていて(日本一は近鉄)、保有車両数は民鉄日本一なのだ!総保有車両数は2000両を超える。「ブラッディー」のNゲージ保有両数もかなわない(爆)

こちらは中庭に展示されている5700系電車。通称「ネコひげ」。5700系は戦後最初に製造された日光・鬼怒川行きロマンスカー用の車両で、40年間も日光方面の優等列車に使われていた。

室内には転換式クロスシートが整然と並ぶ。この車両は鉄道友の会から「エバーグリーン賞」を受賞しているのだ。
ちなみに5700系の現役末期はこの顔で活躍していたのだが、東武博物館に展示されることになって、「ネコひげ」の顔をわざわざ金型まで作って再現したのだ!
こちらはED101型電気機関車
イギリスから輸入された機関車で100年以上前の製造
館内にはスペーシア個室の実物大モックアップも展示されている
ゆったりとした個室で鬼怒川温泉へ!とかいいねえ〜
博物館の外からも見ることができる1720系デラックスロマンスカー
展示スペースの関係で半分にぶった切られてしまっている

この室内には館内から入ることが出来る!

このシートピッチを見て!登場当時は国鉄のグリーン車よりも乗り心地がいいと言われたらしい。

こちらは元日光軌道線のモハ200型連接車。こちらも館内からは室内に入ることができる

こちらは模型運転シミュレーター。実際の電車のマスコンとブレーキで模型を運転することができる。そういえば[SOU]君が脱線転覆事故を発生させたとか「るしふぁ」さんが言ってたなあ(笑)

こちらはED5015型電気機関車。東上線の貨物輸送に活躍していた。屋根の上が見られるのは博物館ならでは!

電車だけではなくてバスもある!このバスはキャブオーバー型と言う形を初めて採用した日産ディーゼルのバス
運転台横にエンジンとミッションが搭載されているのが特徴。

台車やパンタグラフも目の前で見るとでかいでかい!台車はミンデンドイツ式FS356型台車。パンタグラフは一時期大流行した下枠交差型パンタグラフ。

館内の休憩スペースが東武8000系電車の室内そっくりに作られていて、ドアを通って反対側へ回ると車体まで再現されているのには笑える!
これ、なんと東武伊勢崎線の線路そのもの!
東向島駅の真下なので、ホーム下にこういう部屋が作られていて、レールのジョイント部分が見られるのだ。目の前を電車が走る光景は大迫力!
ということでたっぷり2時間楽しんだ東武博物館、最後は「ゆっき〜」が
こんなものを見つけたのでお土産に購入!
キティちゃんと東武のコラボピンバッジ!定価850円のところ500円で大安売り!

15:30:東武亀戸線〜江戸東京博物館
さて、東武博物館を後にした二人が次に向かったのは江戸東京博物館。両国までの経路として選んだのは

東武亀戸線!この電車、東上線では引退してしまった8000系だし、何よりも2両編成と言う都会ではありえない短さの電車!
曳舟から亀戸までたった5駅を結んでいる。もちろんワンマン電車。ここが東京であることを忘れてしまう。
亀戸で総武線に乗り換えて両国まではさらに2駅。

両国駅はかつて総武本線の起点だったこともあって駅舎も重厚!かつて何本もあった優等列車用ホームは、現在はたった1本が残されている。

もちろん両国国技館最寄駅なので、相撲関係の展示も駅構内に多数!歴代横綱の手形まで展示してある。
横綱の背の高さと自分を見比べる「ゆっき〜」(笑)
さて、駅を出るとそこは

両国国技館!この日は何らかのイベントが行われていた模様なのだが、16時で終了とのことでもはや会場に入ることはできなかった。
そこで
当初の予定通り江戸東京博物館へ向かう
しっかし・・・東武博物館が限られたスペースで所せましだったのに比べると、圧倒的なスケール!というか無駄(笑)
この日は関ヶ原に関する特別展示もあったのだが、我々は常設展示のみ見学することにした。料金は大人一人600円。結果的にこの選択は正解だった。
常設展示室は5fと6Fの2フロアに分かれているのだが、最初は6Fから見て回ることになる。入館してすぐに出てくるのが

日本橋!この橋の左側は江戸の歌舞伎小屋、右は明治の銀座4丁目の光景が展開されている。もちろん実物大なので圧倒的スケール
6Fの江戸スペースでは江戸時代の街並みなどが精巧なジオラマで作られている。

江戸の街並みはもちろん・・・・         大名屋敷や
江戸城そのもの!

その本丸をさらにスケールアップして作られた松の廊下の模型も!ジオラマ好きにはたまらない!

もちろん家康さんのレプリカやら、徳川将軍家系付図などの歴史資料も沢山ある
大奥で使われていた篭
前に来たときには篤姫が使っていた篭があったんだけど、今回はなかったみたい。
でも、記念撮影用の篭があったのでもちろん
乗り込む「ゆっき〜」!
ちなみにこの日の「ゆっき〜」のテーマは「体験」。何でもかんでも試せるものは試す!ではその体験模様をここに紹介

水汲みの体験                   火消しの纏いを持ってみる

魚屋でい!                     千両箱だぞ〜!

明治時代のチャリ体験!高い!         三輪車!?
人力車に乗れなかったのが心残りだ・・・

さて、5Fは江戸〜明治〜大正〜昭和の時代の変遷を見ることができる展示エリア。実物大の展示も多数ある

江戸時代の町民の住宅(長屋)の再現エリアに井戸

浮世絵屋さん                    寿司屋台
南総里見八犬伝の全巻

もちろんジオラマも多数!こちらはデパートの前身越後屋

神田明神祭りのジオラマと山車の実物展示

このジオラマもすごい!

江戸時代の海運に用いられた船        玉川上水って江戸時代からあったのね〜

江戸時代最後の展示は歌舞伎!実物大の歌舞伎演舞場は圧巻の迫力!
さて、この時点で既に時刻は17時・・・18時に池袋で待ち合わせしている「ブラッディー」にはタイムリミットが迫る。そこでここからは駆け足(笑)
安藤広重展をやっていたのだが、ほぼ駆け足で見て回り、明治時代〜昭和を一気に見物
明治時代、銀座4丁目にあった朝野新聞ビル実物大再現!

そしてその銀座煉瓦街を再現したジオラマ!右の画像の角に朝野新聞がある

今も残る御茶ノ水のニコライ堂と関東大震災で倒壊してしまった陵雲閣の模型

明治時代の公衆電話に1円タクシー
昭和の日本を代表する団地の部屋

高度経済成長を代表するスバル360とダットサントラック
1964年の東京オリンピック
2020年にはもう一度東京オリンピックが開催されるけど、56年ぶりってのがなんだか信じられないなあ。
ということで最後は駆け足になってしまった江戸東京博物館。もう一度じっくり見て回りたい気もするが・・・
17時15分、両国を後にして池袋に向かった二人なのであった。

でも、午後から行動してこれだけ充実していればいいでしょ〜。交通費込で3000円程度でこれだけ遊べちゃうんだから!

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