Bloody's Tea Room
Team SPIRITS Web Master 「Bloody]の趣味の世界へようこそ

2018/02/18 15:32更新 

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〜[ブラッディー]と[ゆっき〜]の 鉄道博物館遠足下見!〜

なぜか「ブラッディー」と一緒にいるようになってから鉄道に目覚めつつある「ゆっき〜」!
鉄道博物館へは職場の遠足で行く予定があったので、当初は「いかなくていいかな〜」などと言っていたのだが、気が付けば鉄子!「下見に行こう」と言う企画が急きょ持ち上がった。
Spirtisのイベントでも社会化見学した鉄道博物館だが、その案内役が「ブラッディー」とくれば・・・それはプロ並みの解説が期待できようというもの。
かくして鉄道博物館でじっくりたっぷり下見をする休日を過ごすこととなったのであった!

いきなり鉄道博物館!

何の前置きもない!川越から鉄道博物館までは車で30分ほどの道のり。目覚めてまったりして準備が出来たら出発と言う無計画さのまま、二人は鉄道博物館へ向かう。
日曜日にもかかわらず、駐車場は待つことなくすんなりと入れた。到着時間は11時半。
博物館に入る前から早くも遠足下見は始まる。
なんせ鉄道博物館前の通路には、JR東日本の新幹線時刻表がタイルになって貼ってあるし、電車の台車やら機関車の動輪、そして

修学旅行電車167系の先頭部カットモデルまで置いてある。
修学旅行電車特有の装備であるテーブルや飲料水タンク、添乗員用補助いすなども見学!
博物館前でたっぷり10分ほどの解説後にようやく館内へ。
館内で最初に目についたのがこれ!
なんとベビーカーの駐車場!それにしてもすさまじい・・・笑
さて、本題の鉄道記念物の見学へ!まずは

戦前製の展望車マイテ39型。特急列車の最後尾に連結され、オープンデッキを備える展望車は国鉄史上最高の高級車両。
この列車は東京発下関行きの富士。下関から連絡船を介して釜山に渡り、大陸横断特急に接続していたのだという。
ちなみにこの車両の展示してあるホームは戦前のとうきゃう「東京」駅を再現したもの。他にもおちゃのみづ「御茶ノ水」駅、上野駅なども再現されている。
これは戦前製の客車オハ31型
現車が津軽鉄道で廃車になって保管されていたものなので、室内にダルマストーブがあったりする。
「ゆっき〜」は狭い座席と硬い背ずりにビックリ!でもダブルルーフ車の持つ明り取り窓などの昔の人のアイデアには感心していた。
と、この客車を出たところで館内が騒がしくなる

時刻は12時!一日2回、12時と15時しか回転させない転車台が回転するということで人が集まってくる。でも日曜日にしては少ないかな?
乗っているのが蒸気機関車C57型の135号機。この機関車は国鉄最後の蒸気機関車牽引旅客列車を引いた歴史ある機関車。

8分かけてゆっくり1周する間に汽笛のデモンストレーションが5回行われる。
その間「ブラッディー」が蒸気機関車の動力メカニズムについて解説。石炭を焚いて、水を沸かして、蒸気をためて、その圧力でシリンダーを動かし、ロッドを介して動輪に動力を伝える・・・まあ、でかい薬缶だと思ってくれと言う話(笑)
転車台デモンストレーションが終わってしばらく見学をしていると、蒸気機関車C57の横を通過できるようになった。そこで機関車の前に行ってみると、お客さんが機関士さんの帽子をかぶって記念撮影している。
それを見た「ゆっき〜」が、「いいなあ〜・・・」とぼそっとつぶやくと、機関士さんが「いいよ、撮ってあげるよ!」と気軽に声をかけてくれた。
ずうずうしく二人とも帽子を借りて撮影!笑
いやあ・・・言ってみるもんだね(爆)

さて、見学に戻ることにする。

DD13型ディーゼル機関車の1号機と、交流電気機関車ED75型700番台
国鉄最大の電気機関車EF66型
この頃から機関車の形式の読み方の勉強。Dはディーゼル、Eはエレクトリック=電気、Dは動輪4つ、Fは動輪6つなどなど。
ちなみにEF66は特別展示として室内見学ができたのだが、並ぶのは嫌いなのでパス!

上越線の特急「とき」用181系電車も、ブルートレイン「あさかぜ」の20系客車も、「ゆっき〜」が生まれる前に引退しているので興味津々。
ちなみに乗れる車両は全部車内にも乗るという徹底した見学ぶり(笑)

客車の型式の読み方とか電車の型式の読み方もバッチリ勉強・・・すげえ熱心(爆)
でもやはり一番の感動はここ
そう!東海道新幹線0系
この車両が展示してある棟は追加して建てられたもので、昭和39年10月1日の開業当時の東京駅を忠実に再現している。

室内も当時のままの転換クロスシートだし、時刻表は1時間に2本!今は1時間に13本が走る今とは大違い!
ちなみに0系の室内では0系のメカニズムや新幹線を支える技術解説もあって大人も楽しめる。

こちらは戦前製の気動車キハ41000型の運転台。もちろんディーゼルエンジンの搭載状況なども勉強する

こちらは日本最古の2両。左が木造電車ナデ、右が日本で初めて走った蒸気機関車1号機関車
1号機関車はその昔、「機関車やえもん」という子供用の絵本のモデルになったことがあるのだが、「ゆっき〜」は全く知らないらしい。

ということで展示車両エリアを見学し終わったのは13時過ぎ。ちょうどランチタイムと言うことで駅弁を買って食べることとする。
しかし・・・駅弁屋さんに行ってみるとほとんど品数がない!そこで在庫を聞いてみると
店頭にないのに牛タン弁当と焼肉弁当が奥から出てきた!
やっぱり・・・言ってみるものだ(爆)

これ、「ゆっき〜」の焼肉弁当!食べ物に目がない「ゆっき〜」はすかさず写メ!実に解り易い笑顔だ(爆)
ちなみにこの弁当を食べたのは
この189系特急電車の中
ここが一番空いているし、シートもリクライニングするし、休憩所としては最も居心地がいい。

ちなみにこのエリアには児童公園もあって、「はやぶさ」型の滑り台とか、歴代新幹線の遊具があったりして子供を遊ばせるには最適!
これはレールを走れるトラック
これって確か[Miya]さんが宇都宮から陸送してきたやつじゃないかな〜

さて、満腹になってところで見学再開!次は実車ではなく模型のほう!

2階にあるHOゲージの大ジオラマは子供でなくても楽しめる。ここはもちろん並んででも見る価値あり!
隣の部屋は模型の整備作業場になっていて、ここでの作業もガラス越しに見学できる。

そしてジオラマ隣の企画展展示室では現在は
東京駅100周年の企画展もやっていたりする。
この企画展を見てから東京駅に実際に行ってみると、竣工当時の階段や柱などがどこにあるのかわかるし、勉強になるかも!

企画展展示室の隣は資料室。ここには通常は展示していない備品類などを保管してあるのだが、それも見学することができる

各ヘッドマーク類や、駅の備品や列車の方向板

昔の新幹線の案内表示板やら、歴代の客車の座席などなど
全部が貴重品なのだが、惜しげもなく展示されているのがすごい

ちなみに博物館北側のエリアにはラーンニングゾーンと言うのがあって、電車のメカニズムや台車の構造、レールやポイント、信号機システムなどなど、いろいろな鉄道のメカニズムを勉強することができる。小学生〜中学生くらいになると面白いかもしれない。
その屋上にはパノラマビューエリアと言うのがあって

目の前を新幹線が通過する!屋上には通過予定時刻とその車両形式も表示してあるので、みんなが揃って新幹線の通過を待っている姿が笑える!

そして最後に見学したのが

ミニ運転列車!本当に列車を実物の運転システムで運転することができる体験アトラクション!
これはディズニーランドもビックリでしょう!一番「ゆっき〜」がはまったのがこれかもしれない(笑)
ちなみにここも数時間待ちっぽい雰囲気だったので断念(というよりお子様に譲るべきと言う大人な考えもある)
最後にミニはやてを見学して終了!
もちろんその後、売店でなんだかいろいろ購入したのは言うまでもない。
最近「ゆっき〜」の持つボールペンが、妙に鉄道っぽくなりつつあるのは間違いないところ(爆)
結局、二人が鉄道博物館を後にしたのは、入館後5時間を経過した16時半であった。

でも、これだけ楽しめておとな1000円っていうのは安いと思う。大人も子供も十分楽しめる鉄道博物館。定期的に行きたくなるなあ。

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